主催者を代表して登壇したCESA会長の岡村秀樹氏は今回のゲームショウのテーマ「エンターテインメントが変わる。未来が変わる。」について、「未来を見据えたものと」と解説。そのテーマにふさわしい、VR(仮想現実)技術を使った専用コーナーの設置や、様々なネットサービスに対応したゲームを紹介する、「ニュープラットフォームコーナー」の新設などを発表した。
また同会場では、ドワンゴが特別協力企業としてイベントをサポートすることも発表。ニコニコ生放送を中心に7月より事前特別番組を配信する他、イベント会期中の主催者および出展社の公式番組配信を行う予定だ。
海外企業の出展については、前回成功を収めた、東南アジア各国の企業出展誘致を強化することに加え、今回は東欧および中南米の企業を対象とするコーナーを設けると発表。岡村氏は「日本のエンターテインメントコンテンツを世界に発信する準備は整いつつある」とし、多数の企業に「東京ゲームショウ2016」への出展を呼びかけた。
なお、「東京ゲームショウ2016」は、CESAと日経BP社の共催のもと、9月15日〜18日の4日間(15、16日はビジネスデー)にわたり千葉県の幕張メッセにて開催する。(斎藤雅道)