今回、実写版『ゆるキャン△』の主人公・志摩リン役に選ばれたのは福原遥だ。福原は2019年7月から9月からかけて『ゆるキャン△』と同じく漫画が原作の『コーヒー&バニラ』で主演を演じている。
「『コーヒー&バニラ』で福原さんは白城リサという等身大の大学生の役を演じていました。しかし、今回の『ゆるキャン△』の主人公は女子高生。グッと設定年齢が下がる形になります。福原さんは現在21歳なので高校生役としてはギリギリかと思います。」(某週刊誌記者)
『コヒバニ』に続きヒット漫画の主演を射止めた福原だが、最近彼女には芸能ファンの間である異名が付き始めているとう。それは土屋太鳳に次ぐ『実写化女王』である。
福原は『コヒバニ』以前も杉山美和子原作の大ヒット漫画『4月の君、スピカ。』の4月に公開された実写劇場版でも主演しているほか、同じく4月に公開された河本ほむら原作・尚村透作画による漫画の実写化『賭ケグルイ』の劇場版でも助演しており、主要キャストに選ばれる際は漫画原作モノが非常に多い。
事実、福原は2009年からNHKで放送された子供向けの料理・食育番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』の主人公の柊まいんを声、実写パートと共に務めて注目を浴びた経緯があるためか、世間で言うところの「オタク層」のファンが付いており、漫画原作の作品が実写化される際にはよく名前が挙がる女優なのだという。
「土屋太鳳さんがかつて人気漫画の実写化作品に多くキャスティングされていた理由は『女子高の制服がよく似合う』ということでした。ですが、土屋さんも既に24歳で女子高生役を演じる厳しくなってきた。なので今は少し下の世代の福原さんや浜辺美波さんなどが需要が高まっているそうです。ですが、土屋さんをはじめオタクコンテンツの恩恵を受けて売れた人は、少しイメージと違う演技をしてしまうと、その分、手のひら返しも早いです。土屋さんは今はメジャーシーンに行っていますが、福原さんも数年間のうちに土屋さんのようにメジャーな舞台に行けるかは、この数年間にかかっていると思います」(某週刊誌記者)
『実写化女王』の異名を踏み台にし飛躍できるか……