3日間開催の中山競馬の初日。この日は、中山競馬場で一般ファン向けの「競馬教室」がありました。担当者から「ビール工場を見学してから、競馬場で教室に入ります」ということを事前に聞いていたものですから、これはこれは、相当な“呑ン兵衛”が集まるのでは…と、覚悟を決めて出向いたら、なんとなんと、ほとんどが20歳代のカップル。中には女性同士も。初めて競馬場に来たという方も何人かおられ、「先生、アナタのいうことに従います」という熱烈視線。これはこれで責任重大なのですが、まあ、メーンの紫苑Sは◎○▲の順で来たし、浦安特別が◎☆△で、最終レースも☆○◎で的中。生徒のみなさんから拍手拍手。いやあ、うれしいものですねー。気分は最高でした。
さて、本日は変則開催の阪神「朝日CC」です。人気の中心はドリームジャーニー。前走の小倉記念が圧巻でした。直線でダイシングロウを捕らえると、アッという間に3馬身突き抜け、完全復活を宣言。とはいえ、このレースは1番人気のダイシングロウが引っ掛かり気味に早めのスパート。それを直後でマークしていたドリームジャーニーは展開上の有利さがあり、相手がややバテ気味だったから、余計に勝ちっぷりが際立って見えたのも事実です。今回はダイシングロウのような存在が不在。レースはしづらいはずです。
で、アドマイヤメインの逃げ切りを狙います。
何といっても強力な同型馬が不在。昨年暮れの中山・ディセンバーSに6カ月ぶりに出てきたときはヨイチサウスと、テンからビッシリとハナ争い。2頭で後続を大きく離す厳しい流れになりましたが、最後は一杯になりながらも4着に頑張りました。
思えばダービー2着、菊花賞3着。逃げて実績を残してきました。もう当時の勢いは見られないかもしれませんが、今回は重賞でも手薄なメンバー。かつ主導権を取った場合に、4角まではどの馬も仕掛けてこない恵まれた展開を予測。さらに、阪神芝2000mは<2011>と、抜群の相性。久しぶりの56kgの別定戦。なんとかドラマチックな逃走を期待したいものです。