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劇団ひとりだけじゃない! 家賃収入でがっぽり稼いでいた芸人たち

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劇団ひとり

 不安定な芸人稼業では家族を養えないと判断して、サイドビジネスに手を出す。そして、成功する。そんなお笑い芸人は、少なくない。タレントとして盤石の地位を築いているかのように見えても、一家の主となった今は、安定した月収がほしいのだろう。

 キャイ〜ン・天野ひろゆきも、そんなひとりだ。スポーツ新聞の芸能記者に話を聞いた。

 「“マネー芸人”の異名を持つ天野さんは、都内に投資用不動産を保有しています。都内にマンションを2戸持っていて、1戸は他人に貸し、もう1戸は自分が家族と住んでいます。13年には、自身のマネー哲学を綴った『ウドちゃんでもわかる マネー芸人・天野っちの「アマノミクス」的蓄財術』(株式会社ロングセラーズ)を出版しており、今では、資産運用について教えて欲しいという芸能人が、テレビ局の控室で列をなすとか……。」

 ひそかに家賃収入を手にしているのは、劇団ひとり。知人を介して不動産業界に参入しており、今は大家になっている。賃貸マンション経営の気になる規模は、不明だ。驚きの副業は、所属する太田プロダクションも容認している。年内には、妻でタレントの大沢あかねが第3子を出産予定。パパとしては、さらなる資金調達に一生懸命か。

 家賃収入でさらに有名なのは、コウメ太夫。かつて『エンタの神様』(日本テレビ系)で、白塗り・着物姿の太夫に扮して「チッキショー!」と叫ぶ様で人気を博したが、今は下火。1度の結婚・離婚を経て、12歳になる息子を育てるシングルファザーだ。

 芸人として、地方営業や不定期なテレビ出演もあるが、学費もかかる愛息子を養育できるほどの収入があるかは疑問。しかし、コウメはブレイク時にマンションを購入。6部屋分の総合計36万円から、ローンや諸経費を差し引いた25万円が毎月の収入となる。

 15年の『R-1ぐらんぷり』決勝戦に彗星のごとく現れたピン芸人といえば、アメリカ出身の厚切りジェイソン。彼の場合はむしろ、芸人がアルバイトだ。本収入は、IT企業の役員。その上で、米国シカゴにマンションを持っているため、膨大な家賃収入もある。その総合計はもはや、天文学的な数字。億円プレイヤーの最強ピン芸人だ。

 増え続ける財テク芸人。厚切りジェイソンをしのぐ芸人は今後、現れるか。

(伊藤由華)

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