今回、学校の先生や会社の上司から「帰れ!」と言われても、実際は帰ることができないという考えのもと、同説を検証。怒ることが苦手な芸人・タレントらが「説教早帰らせ選手権」に挑んだ。
鈴木奈々が、ターゲットにしたのは事務所の後輩で元AKB48の西野未姫。鈴木がエゴサーチをすると、「西野が鈴木奈々に似ている」と書かれていることがあると振り返る。鈴木は「それがストレス」と言い、「かぶっている喋り方を変えてほしい。分からないなら帰って」と促した。しかし、なかなか帰らない彼女にあせった鈴木は、最終的に声を荒げる手段に出ていた。
「スタジオでは、鈴木の詰め寄り方を見た出演者が“結構うまい”、“怒り慣れている感じがする”と演技力を絶賛していましたね」(エンタメライター)
ネタばらしした後、西野は号泣し「めっちゃ怖かった」と回顧。ネットでは「キレるのがウマすぎる」「素だとめっちゃキレイだな」「女優としても成功しそう」などと鈴木の演技力や美貌を称賛する声がある中、「説教系は不快なだけ」「何が面白いの?」「トラウマがよみがえる」などのつぶやきがあった。
同番組では、これまでも「サムギョプサル食ってる時に説教食らったら、以降サンチュ巻けない説」や、「説教食らった後、派手な言い間違いされても指摘しづらい説」など、“説教”に関する説を数多く検証し、そのたび物議を醸してきた。
「今回の説教シリーズのように、説によっては炎上するものもあります。それでも、番組は自分たちの信念を曲げずに、面白いと思ったものをやっているので、このまま変わらずにいてほしいものです。文句を言っている人は観なければいいだけの話なんですけどね」(同上)
来週の予告の中に、ある芸人コンビが新元号を当てるまで帰れないという企画を実施中との報告があった。こちらは早くもネットがザワついており、放送日にはまたも賛否の声があるだろう。番組には、“否”の声に負けずに頑張ってほしいものだ。