日本でもNHK衛星放送やCS放送でお馴染、アクターズ・スタジオの副校長、ジェームズ・リプトンがホストを務める番組で、今回のゲスト、ジェームスを迎えたエピソードは、番組が始まって以来記録的な観客の動員になり、スタジオに入りきれなかった観客もいたようだ。
番組関係者は、「ジェームスは、番組を取り終えてもなお1時間30分も余分にそのまま居てくれて、彼と直接話したかった学生やファンとおしゃべりしていました。ポール・ニューマン以降は、どの俳優達もしなかったことを、ジェームスはそこまでしてくれた本当に最初のゲストです」と語った。
リプトンは、ジェームスとのインタビューの最中に、ひとりのファンの女の子が叫び声をあげたことで、撮影を一旦中止せざるを得なかったことを語った。
「17年間やってきて、初めての出来事でした」
ジェームス・フランコの出演するアメリカ人気トークショー『アクターズ・スタジオ・インタビュー』の来年1月に全米で放映される。
またジェームスは、リラックスするのが苦手なのだという。ジェームスは、現在大学で勉強をしていて、最近ではアート・エキシビジョンを開き、製作会社も所有し、先月短編小説本を出版するという多忙なスケジュールをこなして、人生において様々なことを達成したい一方で、生活におけるプレッシャーから頭を切り替える趣味を見つけるのが難しいと語る。
「ただ趣味を持つっていうのが、僕にとっては難しいんだ。2つくらいの趣味はあると言えるかな」「卓球かな。卓球をやる時は、オリンピックを目指そうなんて思わないからね」「僕が人生においていろいろやっているのは、興味のあることがたくさんあるからなんだ。どれか1つを取って、これが本当の自分だと言えるかは分からないね。僕ってちょっと間抜けなところがあるけど、学校は好きだよ」
俳優としての成功しているのも拘らず、ジェームスは学校のクラスで特別扱いをされたことはないと語る。
「みんな素晴しいよ、僕を特別扱いしないんだ」「アメリカではイエール大学の英語課程っていうのは国で最高峰だから、みんな自分の分野ではスーパースターみたいな人ばっかりなんだ」