search
とじる
トップ > レジャー > 一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(12/21) 朝日杯FS

一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(12/21) 朝日杯FS

 阪神11R 朝日杯FS

◎ブライトエンブレム

 桜花賞と同じ舞台の阪神JFとは違い、春のクラシックへの繋がりが年々薄れる傾向にあった朝日杯FS。今年から阪神競馬場へ舞台を移したということは、4か月後の皐月賞など考えずに、単に暮れの時点での2歳王者決定戦という位置付けとしてとらえればいいのか、微妙なところである。力量をはかるという点では、トリッキーな中山よりも阪神の方が明快ではあるが…。

 現時点での力量比べであるなら、新馬、札幌2歳Sと連勝中のブライトエンブレム、いちょうSの勝ちっぷり、時計が秀逸だったクラリティスカイが2強ではなかろうか。

 ブライトは、2戦ともにスタートがイマイチで後方からの競馬。しかしながら、勝負どころで大外にあっても、いい脚を長く使っての差し切り勝ち。着差以上の圧勝ぶりはG1でも十分に通用するレベルとみる。パワーを要する札幌の洋芝をクリアしていることから、今の阪神の馬場も楽にこなすイメージはある。

 一方のクラリティは2戦続けて時計勝負に強さを発揮してきた。実戦慣れする毎にレース内容が良くなっており、潜在能力はもちろん学習能力の高さもうかがえる。大跳びなので阪神の外回りは合うだろうし、時計の速い決着になっても不安は少ない。

 上記2頭に続くのが、アッシュゴールド、ダノンプラチナ、タガノエスプレッソ、ネオルミエール、ナヴィオンあたりか。

 アッシュはオルフェーヴルの全弟。人気先行とタカをくくっていたが、デイリー杯で見せた決め手は非凡。超の付く良血だけにあっさりと大仕事をやってのけても不思議はない。

 ダノンは東京に替わった2戦が強い内容であることから、広いコースの方が断然良い。ミッキーユニバースを物差しにすれば、クラリティスカイとも互角にやれる。

 レース経験が豊富なタガノ、前有利のいちょうSで鋭い末脚で追い込んだネオ、脚質に幅がでたナヴィオンも展開次第では上位に食い込む力は十分。

馬連 流し
(16)-(1)(2)(8)(9)(14)(15)

3連複 軸2頭流し
(14)(16)-(1)(2)(8)(9)(15)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ