22日のシリーズ最終戦ではパートナーとして共闘したKENTAと対峙した潮崎が逆水平チョップを繰り出せば、KENTAもミドルキックで反撃。
だが、鉄柱に右肩を激突し、負傷するとワキ固め、腕ひしぎ逆十字など、右腕を徹底的に狙われた。さらにタイガースープレックス、go2sleepをくらい絶体絶命のピンチに。
それでも力皇猛との決定戦を制し、新王者となった意地が潮崎を立ち上がらせた。豪腕ラリアートを連発し、最後は、垂直落下式変型リバースDDTで終止符を打った。
試合後、KENTAと握手を交わした潮崎。「タイトルマッチじゃないけど、何回も挑戦してきて負けてきた相手。この選手会興行でやれたってことも意味があるし。またやりたい」と将来的な再戦を熱望していた。
この先には王者として防衛戦が待ち受けている。「まだ、言えないけど(防衛戦を)やりたい相手は頭の中にある。挑戦者のつもりじゃないけど、(意中の相手に挑戦を)持ってこさせる」と指名することを見据えていた。