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ネットでは好評『コンフィデンスマンJP』視聴率は低調 過去、評判に数字が伴わなかった作品は?

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長澤まさみ

 月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の第4話が4月30日に放送され、平均視聴率が9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)だったことが分かった。前回から0.1ポイント微増した。

 月9枠と言えば、過去には最高視聴率32.3%を記録した『東京ラブストーリー』や35.7%の『101回目のプロポーズ』などが放送され、ある種の「ブランド」となるほど注目されていたドラマ枠だ。しかし、ここ数年は視聴率が振るわず、2016年ごろからは平均視聴率がほぼ1ケタ台に。

 昨年放送された『突然ですが、明日結婚します』は平均視聴率が6.7%、嵐の相葉雅紀が主演した『貴族探偵』でさえも8.6%、前回放送の『海月姫』にいたっては6.1%と、打ち切りになってもおかしくないほどの低視聴率をたたき出してしまった。

 そんな中、2ケタには達していないものの、『コンフィデンスマンJP』はまずまずの健闘ぶり。しかし、ネットでは『コンフィデンスマンJP』の視聴率に対し疑問の声が上がっているという。

 「放送終了後は毎回話題になる『コンフィデンスマンJP』ですが、その話題性の割に視聴率が反映されていない。ネットから『もったいない』という声が上がっているようです」(ドラマライター)

 近年、ドラマが低視聴化していると指摘する声は多い。ただ、ネットでの評価の高さと視聴率が必ずしも比例するとは限らない。ドラマ賞を総なめにし、2017年の“最も質の高いドラマ”として選ばれた『カルテット』(TBS系)も視聴率は8.9%と特別高いわけではなかった。

 また、平均視聴率7.7%と低視聴率に苦しんだドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)や、平均8.5%だった『医師たちの恋愛事情』、深夜に放送され、平均2.1%を記録した『鈴木先生』(テレビ東京系)なども、視聴率こそ振るわなかったものの高く評価されていた。

 しかし、いくら面白いドラマでも、記録に残りやすいのは視聴率。スポンサーが重視しているのも視聴率である。作品自体の面白さよりも低視聴率が話題になり、印象を下げてしまった作品もある。『コンフィデンスマンJP』は、ネットの評価通りここから視聴率を上げることができるのだろうか。

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