本格ミュージカルは初挑戦だが、「中年の女性がまあまあの歌と踊りをしているところを見せられればいいと思い込んで演じたの」とトレーニングはしなかったことを明かした。
「悲しいとき、落ち込むとき、不安なとき、この映画のようなシンプルな音楽・人物・ストーリーにこそ幸せがある。私はアメリカで起きた“9.11”のときニューヨークに住んでいたのですが、子供たちがショックで落ち込んでいるとき、「マンマ・ミーア」の舞台に連れていったの。そうしたら、席に立って歌って、街に出ても歌っていた。そのくらい元気にしてくれる舞台の映画化だから、この映画を見て多くの人に幸せになってもらいたい」舞台を気に入り、出演者のひとりとして「マンマ・ミーア」の舞台に立ってみたいという手紙を出したことがあるメリル。作品の好きな部分を語りつつ、PRの方もしっかり行っていた。