まずは、今年ブレイクしたタレントの一人であるMatt。2018年3月1日にインスタグラムを開設した当初は、Matt自身の自撮り写真の投稿が多かったが、今年7月7日に、新しい地図の3人を加工した写真を投稿したところ大きな話題となった。この写真アプリの機能を使って、あごを小さく、おでこを狭くし眉毛を少し下げるといった加工は「Matt化」と呼ばれ、若い女性を中心に流行。Mattは2019年12月現在、フォロワー数も25万人を突破するなど一気に知名度を上げた。Mattのインスタには、デヴィ夫人や渡辺直美、斎藤工、バナナマンなど、多くの有名人がMatt化した姿で登場し世間を楽しませた。
また、これまでSNS嫌いを公言していた氷川きよしが11月18日に公式インスタグラムを開設したことも大きな話題となった。11月25日には、ウェディングドレスのような純白のドレスに身を包んだ写真を投稿し「お姫様みたい」「美しすぎる」といった声が多く寄せられた。これまで見ることのできなかった氷川の新たな一面に世間は大きく注目し、2019年12月現在、フォロワー数も10万人を突破するなどさすがの存在感を発揮した。氷川によると、インスタグラムに写真を投稿していることに母親も喜んでいるようで「やるんだったら、徹底してやったら」と激励されたと語っている。2020年も新しい氷川の一面をのぞかせる写真を投稿していくと思われる。
そして、お笑い芸人のしゃかりきの光が、自身のインスタグラムで展開している「頑張るお母さんシリーズ」も世間の注目を集めた。ボケの光が演じる熊本弁の光ママと、ツッコミのおっくんが演じる愛息ヒロちゃんとのやりとりを収めた動画を1月からアップし始めたところ、ツボをついた「お母さんあるある」ネタで子育て世代の女性たちから共感を集め、面白いと話題になった。6月には『スッキリ』(日本テレビ系)で取り上げられ、一気に注目度を上げるとフォロワー数も2019年12月現在、68万人を突破。しゃかりきは一躍人気インスタグラマーの仲間入りを果たすこととなった。
2019年も多くの話題を呼んだ芸能人のSNS。果たして2020年はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。