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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(10/4阪神)

 今週デビューの注目馬は、10月4日(日)阪神第5R芝1400m戦に出走予定のエスカラード。馬名の由来は「スイスのジュネーブで開催される戦勝を祝う祭り。父名より連想」。牡、鹿毛、2013年3月27日生。栗東・鈴木孝志厩舎。父ナカヤマフェスタ、母ザッツザウェイ、母父フサイチコンコルド。生産は新ひだか町・岡田スタッド、馬主はノルマンディーサラブレッドレーシング。愛馬会法人・ノルマンディーオーナーズクラブの募集馬で総額1400万円。伯父にはダートの短いところで5勝を挙げたレッツリヴラージ(父フサイチコンコルド)がいる。本馬は筋肉量豊富な馬体をしているが、だからと言って動きに硬さがあるわけではなく柔らかみのある歩様をしている。スナップの利いた走りをしており、フットワークは軽く芝向き。距離はマイルくらいが良さそうだ。なお、鞍上には幸英明騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、同じく10月4日(日)阪神第5R芝1400m戦に出走予定のゴールデンスランバ。馬名の由来は「黄金の眠り。曲名より。母名より連想」。牡、黒鹿毛、2013年5月14日生。栗東・木原一良厩舎。父バゴ、母ゴールデンハピネス、母父Sanglamore。生産は浦河町・宮内牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額1000万円。半兄にはダート短距離で3勝を挙げたヒシサンダー(父サンダーガルチ)や、半姉には芝・ダートで4勝(地方2勝含む)を挙げているデンファレ(父フジキセキ)がいる。本馬は体高こそあまり高くはないが、バランスの取れた好馬体をしている。動きには柔軟性があり、ストライドを伸ばしたフォーム。5月生まれと遅生まれなこともあり完成するのは来年秋以降だろうが、キャリアを重ねていくことで良さが出て来るだろう。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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