来春にも着工の予定で、20年東京五輪に合わせて暫定開業を目指す。並行して走る京浜東北線も停車する。山手線の新駅は71年に完成した西日暮里駅以来で、30駅目となる。
品川〜田町間は2.2キロと、山手線の駅間では最も長く、新駅建設予定地(東京都港区港南)は田町駅から約1.3キロ、品川駅から約0.9キロの距離で、京浜急行と東京都交通局(都営地下鉄浅草線)が相互乗り入れする泉岳寺駅から、ほど近い場所にある。
山手線の新駅誕生となると、気になるのは駅名だ。JR東日本では、新駅名を公募で決めることも検討しているという。
そこで、「Yahoo!ニュース」では、「JR山手線の新駅名、どれがいい?」との意識調査を、6月4日〜14日に実施。3万4774票(男性=82.6%、女性=17.4%)の回答があった。アンケートは「Yahoo!」が選んだ9つの駅名候補と、「その他」から選択する形で行われた。
その結果、最も多くの票を集めたのは、建設予定地に近く地名もポピュラーな「芝浦」で9885票(28.4%)。2番目は京急、都営地下鉄と同名の「泉岳寺」で7025票(20.2%)となり、この2つで約過半数を占めた。
以下、3番目=「高輪泉岳寺」=4668票(13.4%)、4番目=「新品川」=3805票(10.9%)、5番目=「北品川」=2441票(7.0%)、6番目=「札の辻」=1757票(5.1%)、7番目=「港南」=1670票(4.8%)、8番目=「品川北」=432票(1.2%)、9番目=258票(0.7%)の順で、「その他」は2833票(8.3%)。
寄せられた意見を見ると、やはり、「芝浦が無難」とした声が多く、「泉岳寺」派も少なくない。ただ、「泉岳寺」はすでに京急、都営地下鉄が使用していることから、差別化して「高輪泉岳寺」などを推す声も多かったようだ。
新駅名が最終的にどんな名称になるか、興味は尽きない。
(リアルライブ編集部)