開幕週はレコードラッシュに沸いたが、最終週を迎え馬場状態も変化した。この点を踏まえて検討したい。そこで浮上するのが3歳牝馬のマイネエポナ。意外にもまだ1勝しかしていないが、フェアリーSは重賞メンバー相手にクビ差2着、続くアネモネSはパララサルー(紫苑S勝ちを最後に故障で戦線離脱)の2着と確固たる実績がある。自己条件のここでは互角以上の評価が与えられる。
不良馬場のアネモネS2着を持ち出すまでもなく、道悪は鬼の部類。荒れて力の要る今の馬場はまさに願ったり叶ったり。ハンデ52キロ+枠順も3枠4番と理想的で逃げ切りが決まると見た。
◎4マイネエポナ
○9ランリョウオー
▲7ラインジェシカ
△10ミヤビファルネーゼ、13サトノタイガー
☆中山10R「茨城新聞杯」(ダ1200メートル)
準オープンの安定勢力、スノードラゴンに期待する。このクラスで再三勝ち負けしてきた実績と、実力は最右翼。中山ダ1200メートルも、<2001>と滅法得意にしている。課題はスタート。休み明けでテンションが上がり出遅れないか。スタートさえ決めれば自ずと結果は付いてくると確信する。
◎8スノードラゴン
○10ゲンパチメジャー
▲2クランチタイム
△1ウッドシップ、14ワールドエンド
☆中山9R「習志野特別」(芝2000メートル)
菊花賞を目指す大器、ジョングルールで今度こそ。前走の白井特別は惜しくも2着に終わっているが、休み明けと距離不足が響いた。1度使って状態は確実に上昇カーブを描いている。1F延長もアドバンテージ。まず、余程のことがない限り勝てるだろう。
◎9ジョングルール
○12サトノアポロ
▲8バンザイ
△7フェイルノート、13ネオブラックダイヤ
☆阪神11R「シリウスステークス」(ダ2000メートル)
長期休養明け3戦目の阿蘇Sを圧勝、完全復活をアピールしたGI馬(ジャパンダートダービー)グレープブランデーでもう一丁いける。前走から1キロ増のハンデ58キロも、能力に影響することは考えられない。
◎10グレープブランデー
○4メイショウタメトモ
▲16グラッツィア
△1インバルコ、2ナイスミーチュー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。