レベルの高いメンバーが集結する中央場所(阪神)で新馬勝ちしているのは、この馬だけ。しかも、最内の窮屈な場所をこじ開けて矢のように突き抜けた瞬発力と、勝負根性は特筆されていい。
身上の切れ味は、新潟の高速馬場でさらに威力を増すはず。オークス4着馬アニメイトバイオの妹で、血統的にも一本筋が通っている。
ここを目標に一旦、放牧。ジックリ時間をかけて調整してきた無理のないローテンションも吉と出そうだ。
1F延長も血統とセンスの良さから、全く心配無用。無傷の2連勝で頂点を極める。
◎9ホーマンフリップ
○6サイレントソニック
▲4クリーンエコロジー
△2リーサムポイント、18キッズニゴウハン
10R「飯豊特別」(芝1200メートル)は〈3010〉とメンバー屈指のコース実績を誇る、マヤノロシュニで九分九厘勝てる。
短期放牧を挟み、渾身の仕上げで勝ちにきた陣営を信頼したい。
相手は実績馬のケンブリッジエルだが、乗り違いで不発に終わったトーホウカイザーの巻き返しも十分ある。
◎2マヤノロシュニ
○1ケンブリッジエル
▲3トーホウカイザー
△8ジニオマッジョーレ、10アイスカービング
9R「出雲崎特別」(芝1800メートル)は休み明け2戦目で走り頃の、メイショウジンムに白羽の矢。
久々の分、もうひと伸びできなかったが0秒2差3着は実力の証し。1度使われた効果は絶大。内田騎手に鞍上強化され、必勝の布陣が整った。
◎17メイショウジンム
○3ブレイクナイン
▲6ローテレジーナ
△7フライバイワイヤー、13ヴィーヴァブーケ
札幌メイン「札幌日経オープン」(9R、芝2600メートル)は特別2連勝中と、破竹の勢いのトウカイメロディをイチ押し。
444キロと小兵ながら、決め手はメンバー有数。全身はスタミナの塊だ。3連勝で菊花賞に名乗りをあげる。
◎6トウカイメロディ
○3ルールプロスパー
▲2ホクトスルタン
△10ゴールデンハインド、12モンテクリスエス
小倉10R「小倉2歳ステークス」(芝1200メートル)はブラウンワイルドが、フェニックス賞2着のリベンジ。
レコード勝ちした直後に楽をさせた、前走とは一転。ハードな調教を消化し、万全といえる態勢が整った。
◎8ブラウンワイルド
○14シゲルキョクチョウ
▲17バラードソング
△3モアグレイス、12ドレッドノート
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。