YGAの登場とともに観客が驚く。その原因は、なんと言っても新曲の衣装と楽曲。「ガルルル」と野性味のある呻り声とともに登場したYGAは、メイク、衣装とも本物の「狩り女」のごとく、尖りに尖っていた。
アイドルが「男を狩る」、「肉食系アイドル」という今作のコンセプトをプロデュースしたのはガレッジセールのゴリ。曲の始まりから終わりまで終始、一触即発の得体の知れない緊張感で、観客はアイドルに「狩られる」実感を覚えたと話す。曲を終えてエンディングで出てきた彼女達は、そのルックスのまま、いつもの笑顔のアイドルに戻っていた。
曲の中で圧巻のアクロバットを披露した村田は、「このとても高いヒールを履いたまま、アクロバットをすることはとても怖かったし、不安でしたが、上手くいって良かったです。こんなことを出来る機会は滅多にないので、新曲でアクロバットを披露し続けて話題を作っていきます」と話すと、メンバーの山下春花は、「この夏は、狩り女の夏にします!!」と胸を張った。
「男を狩る」アイドルとなったYGA、このアイドル戦国時代をどう戦っていくのか、注目したい。