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衣装もメイクも滑りまくりのロック王子? 迷走時代のDAIGOはまるで“ものまね歌合戦”【有名人の消し去りたい“黒歴史”】

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DAIGO

 歌手でタレントのDAIGOが、今夏の参院選に出馬する可能性が一時期報道されていたが、いまだにその噂は消えないようだ。現在の政治は、次なる参院選が今後の安倍政権の行方を占う最大の山場となる。選挙結果は、安倍晋三首相が目指す憲法改正や政権運営を左右するといわれ、与野党の激しい激突が予想されるであろう。

 DAIGOというと、母方の祖父は第74代内閣総理大臣の故・竹下登氏。現状、自民党第3派閥竹下派(旧・経世会、現・平成研究会)は、会長の竹下亘氏の体調が芳しくないという非常事態である。勢いのない派閥故に、なんとかDAIGOを担ぎ、盛り返しを見せたいところだ。DAIGOにどれほどの政治観があるかは不明であるが、大した影響もないのも事実である。

 そんなDAIGOは中学3年の時、兄が所持していたBOØWYのCDをきっかけに音楽に目覚めた。その後、地道にライブハウス等での活動を続け、憧れだったボーカルの氷室京介に才能を見出され、氷室自らがプロデュースを志願した。2003年7月『MARIA』を発表し、DAIGO☆STARDUST(略称は“D☆S”)としてメジャーデビューを果たした。

 アーティスト名の由来だが、DAIGOが、愛して止まないロック・ミュージシャンのデヴィッド・ボウイの代表作『ジギー・スターダスト』がルーツ。「火星から来た蜘蛛の群れ」をコンセプトとしたボウイのアルバムを引合いに、DAIGOは「宇宙からやって来たロック王子」という設定を徹したのだ。そして、カメレオンのように変化していくパフォーマンスに惹かれ、ボウイを崇拝していた。

 また、当時のDAIGOは、「竹下登の孫」である七光りを活かさずに、自力で高みを目指した。その志は立派であったが、結果的には“黒歴史”として刻まれてしまったようだ。

 「ビジュアル系特有のナルっぽさが強調されていて、ボウイの面影は微塵もなかったようです。ライブではボウイを真似て、4mにも及ぶマントを身にまとったド派手な衣装や、“ぬりえ”メイクで観客を魅了させようとはしていたのですが、憧れだけが空回りして“ものまね歌合戦”状態でした。グラム・ロックを貫く姿勢でいたようですが、曲自体は素人に毛が生えたレベルでしたね」(芸能ライター)

 奇矯なメイクや衣裳で注目された70年代前半のグラム・ロックブームをけん引していたボウイ。その後も同じスタイルにとどまらず、過去とは違う方向性を求め変容し続けた魅力は、今でも多くのアーティストに刺激を与えている。その影響は日本でも強く、布袋寅泰やTHE YELLOW MONKEYを始めとするミュージシャンらもボウイへのリスペクトをよく口にしており、オマージュ作品を発表している。

 しかしDAIGOは、稀代のロック・スターとして名プロデューサーに御膳立てしてもらったものの、期待を裏切るかのよう全く話題にもならず、悲願のデビュー以降は開店休業状態だったのだ。

 「この寒さに撃沈したDAIGOは、これまでリスペクトしてきたボウイを封印し、3人組ロックバンド・BREAKERZとして活動を開始。同時にDAIGOに改名し、これまで公表を伏せていた『竹下登の孫』であることを解禁した。すると、グループの知名度も上昇し、めでたくタレント・DAIGOが誕生。『困ったときのおじいちゃん』の力は、没後でも十分通用したようだ」(芸能関係者)

 2016年1月に女優の北川景子と結婚を発表、同時に夫婦で会見を行った。だが、おめでたい席での裏で、敬愛なるボウイの訃報が飛び込んできたのだ。

 「今でこそ、売れっ子のバラエティタレントに成長したが、アーティストとしての才能は“鳴かず飛ばず”という表現が的確なのでは。その証拠に世間は、DAIGOの代表曲といったらランドセル『天使のはね』(セイバン)の歌がピンと来るだろう」(芸能ライター)

 冒頭のように、国会議員への転身を期待されているDAIGOだが、実はさらなる野望であるのだろうか。参院選の出馬表明が楽しみである。

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