この日番組が取り上げたのは、現在大きな問題となっているホテル「メルパルク仙台」の結婚式トラブル。今年6月に行われた20代夫婦の結婚式で、1日1組のはずが別の披露宴がブッキングされていた、旧姓で呼ばないよう念押しをしていたにもかかわらず司会者に旧姓で呼ばれてしまった、ドリンクのコースが勝手に変更となっていた、引き出物の中に原価が記載された発注書が入っていたなどのトラブルが発生したといい、式に出席した夫婦の友人が6日にツイッターで告発したことで騒動に発展していた。
番組では司会の石井亮次アナウンサーがフリップを使いながらこの騒動を説明していったのだが、式場の対応のひどさにコメンテーターたちは失笑。苦笑いしながらコメントしていった。しかし、当日のホテル側の失態のひとつとして「案内係が移動する会場を間違える」トラブルがあったと紹介されると、コメンテーターたちは爆笑。石井アナは「これね、みなさん笑ってますけど、新郎新婦はふさぎ込んじゃって笑えないんですよ。だからここからは笑っちゃだめです。本当にひどい話なんですよ」と注意した。
しかし、その後も「ケーキとコーヒーの後に巻き寿司が出てきた」と紹介されるとコメンテーターたちからはクスクス笑いが。ジャーナリストの山路徹氏は「小腹が空いたころに出てきたとかじゃない?」と発言。さらに、ますだおかだ・増田英彦は、「式が押してて、『巻き出せ、巻き出せ』で間違えて巻き寿司が出ちゃったって手違いじゃない?」と茶化していた。
その後、「引き出物の中に発注書が入っていた」という話題では憤りをあらわにしたコメンテーターたちだったが、ネットからは、「笑いのネタで取り上げてるんじゃないのに、新郎新婦に対して失礼過ぎる」「石井さんが笑うなって言ってるのにみんなで笑ってるの不快すぎる。笑い話じゃないでしょ」「人の不幸笑うなよ。面白おかしく流すならやめてほしい」と苦言が殺到する事態になった。
最初にコメンテーターたちに注意した石井アナについては「よく言った!笑っちゃだめだよね」「ハッキリ言った石井アナは格好良かった」と称賛する声が集まっていたものの、他のコメンテーターには批判が殺到。被害を受けた新郎新婦がいる以上、コメンテーターたちの態度は多くの視聴者に不快感を与えかねないものだったようだ。