間によると、昨年12月にトルコで前立腺がんの早期発見の検査をして判明。現地の医師らと検討の結果、注射と薬でがん細胞の活動を抑えるホルモン療法をしながらマラソンを継続することになったというが、「ひょっとしたら死ぬんかなあと思った。でも、この病気と走ることは別もんやと聞いた。一日も早くゴールして、病気を治すように頑張って帰ります」とコメントしているが、すでに還暦を迎えている間にとってあまりにも過酷なチャレンジだった。
「同マラソンは昨年12月に大阪をスタートし、陸上2万キロ、海上1万6000キロをランニングとヨットで11年春まで約2年半かけてノンストップで地球を横断。12年に迎える所属の吉本興業の創業100周年記念事業だから、間は何があってもゴールするつもり。会見や日々更新するブログからは決死の覚悟が伝わって来る」(芸能記者)
所属する吉本の“お家事情”のみならず、他にも間が走り続けなければならない理由があるというのだ。
「とてつもなく金がかかるビッグプロジェクトだから、トヨタ自動車がハイブリッドカーを提供したり、KDDIが位置確認システムを提供したり、名だたる企業がスポンサーについている。もはや、スポンサー企業の意向が無視できず、間ひとりの意志で挑戦をやめるわけにはいかない。『走っている』のではなく、『走らされている』のが現状」(広告代理店関係者)
まだゴールまでは1年以上。治療によって回復しながらゴールしても、その後の間の体調が心配だ。