同企画は商業未発表ならばプロ・アマ問わず、マンガ、ノベル、プロット、イラストなど様々な方法でエントリーが可能。大賞受賞者には賞金100万円、作品のアニメ化が授与される。ポニーキャニオンは今年に入ってから「ぽにきゃんBOOKS」を立ち上げ出版事業に進出。今回の大賞募集は出版と映像を含んだ自社の大規模メディアミックス企画の候補作を探すために行われている。すでに6月初旬にネットでは告知され、募集が始まっていたが、イベントでの宣伝は今回が初となる。
同社のアニメ&コミック開発プロジェクト担当者は、「出版業を始めたということで、うちならではのコンテンツを探そうということになり、コンテストを行うことになりました」とコメント。応募作品も順調に増えてるいるとのことで、「ぼちぼちの滑り出しです。予想していた応募数よりきています」と話してくれた。
応募作品は条件が広いこともあり、簡単なイラストやプロットから、同人で制作したゲームをそのまま応募してくる人まで様々とのこと。さらに、「私が名前を聞いたこともあるプロの方からの応募も何点かありました」と同担当者は語っていた。やはり大賞のアニメ化という魅力は強いようだ。
同社は今回の出展で、同人で活躍する人たちに更に同賞の認知を高めることを狙い出展。受賞作発表は10月。果たして、どんな作品が大賞になるか、楽しみだ。(斎藤雅道)