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立教中高の事務局長が約8300万円を着服

 立教大などを運営する立教学院は5月7日、中高一貫校の立教池袋中学・高校(東京都豊島区)の男性元事務長(59)が、00年から11年の12年間にわたり、福利厚生資金など、計8312万7763円を着服していたと発表した。

 元事務長は発覚後の4月5日に退職したが、約5000万円の返済のメドが立っており、残額についても、弁済の確約を得て、全額回収の見込みであることから、学院側は告訴や懲戒処分はしない方針だという。

 同学院によると、元事務長は00年から、学校会計外の3つの銀行口座(福利厚生資金、諸経費、互助会)の管理を任されており、そのうちの約8300万円を私的に流用した。11年6月に他校へ異動となり、不正が発覚した。

 元事務長は着服したカネを飲食代などの遊興費や、借金を背負った親類への援助などに使ったと話している。

 同学院によると、着服が長期にわたってみつからなかったのは、学校会計外のものとして、監査体制が機能していなかったためとしている。今回、この3つの口座を廃止し、学校会計外の口座すべてを調査し、監査を徹底するという。

 また、事務長の職業倫理の欠如に大きな原因があるものの、長年にわたり同じ部署で働いていたことも不正を助長したとして、防止策として、教職員の業務管理体制を見直すとともに、政策的に人事異動の活性化を図るとしている。

 学校会計外の口座のカネだったから、長年にわたって発覚しなかったといっても、着服額は約8300万円と高額。一人に任せ切ったことも大きな原因だろう。
(蔵元英二)

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