◎トゥザグローリー
○ナムラクレセント
▲バトルバニヤン
△エアシャトゥーシュ
△ミヤビランベリ
OP馬のローテーションとしては間隔詰めすぎ? の感があるトゥザグローリーだが、疲れをみせることもなく今週も併せ馬で元気一杯の動きを見せた。稽古駆けするニルヴァーナ(OP)と併せて終い重点ではあったがラスト1F11秒5でまとめて先着。出走間隔は詰まっていても、体調面はさらに上向き、そんな印象を受けた。前走のマイルCSでは、新馬以来のマイル戦ということもあってか、前半から流れに乗り切れずに4角17番手…そこから大外を回って勝ち馬から0.5秒差まで詰めた。強い3歳世代の中でいい競馬をしていたし、古馬とのマイルG1でも内容のある競馬。2F延長は間違いなくプラスであり、55キロなら頭から狙える。来春の大舞台へ挑戦するために、陣営もここで賞金加算をしておきたいはずだ。
一線級との競馬では脇役に回ってしまうが、G3なら、という感じの実績馬が何頭か出走しており馬券はなかなか難解。そんな中で今回魅力を感じるのは、秋2戦が案外だったナムラクレセント。菊花賞3着、春の天皇賞4着の実績を考えると2000mの小回りでは狙い難い面はあるが、混戦になればグイと抜け出してきそうな力量は十分にある。以下、バニヤン、エア、骨折長期休養明けになるも気持ちで走るタイプのミヤビを抑えに。
【馬連】流し(1)軸(3)(9)(10)(14)
【3連単】フォーメーション(1)→(3)(9)(14)→(3)(9)(10)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。