『ヒルナンデス!』のハンドメイド特集といえば、これまでに何度も番組内で放送されている人気コーナーだが、その一方でハンドメイドの材料費の安さをフィーチャーするような取り上げ方が問題に。実際、ハンドメイド作家がツイッター上で、「顧客から材料費が低いのだから値下げしてくれと頼まれた」という告発も相次いでおり、問題視されていた。
そんな中、7日にも「ドケチ隊 副業で稼ぐ!」として、オードリー、松本明子に加え、女優のキムラ緑子が登場してハンドメイドでの副業特集が放送。出演者がハンドメイド作家の指導のもと、生花アクセサリーや流木インテリアづくりに挑戦していた。しかし、炎上中にもかかわらず、番組内では作品について「材料費12円で販売価格700円」「材料費78円で販売価格2700円」などと紹介。さらに、生花については作家自身が花を育てて作っているとのことで、流木についても作家が地元の海で拾ってきたものだとしていた。
放送後、ネット上からは「炎上してるのになんで放送するの!?」「人件費と手間代無視して原価のように放送するのってどうなの?」「花育てるのにもお金掛かるし、流木拾うのにも労力が要るんですが…」という声が噴出。また、番組の中で「材料費、原価」としているものの中には、生花アクセサリーで使用したレジン液の価格は入っていないのでは、との指摘もあり、「レジン液って高いのに、その値段入れなきゃ正確な原価はとても出ない」「原価ってパーツ代だけじゃないんだけど…」といった声も見受けられた。
以前から番組側に抗議したというネットユーザーの声も聞かれていたため、今回、内容を変えずに放送したことに対し、「がっかりした」という声も見受けられた。果たして、今後も『ヒルナンデス!』はこのハンドメイド特集を続けていくのだろうか。注目が集まる。