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中国が大学教授を拘束!? 相変わらず何も動かないノー天気国家「日本」

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提供:週刊実話

 北海道大学の岩谷將教授とみられる人物が中国で拘束されている問題について、中国外務省の華春瑩(ホァ・チュンイン)報道局長は、あくまで法律に基づいた対応で日中関係には影響しないとのコメントを発表した。

 華局長は去る8月20日、日中韓外相会談に出席した河野太郎外相(当時)が、同日付のツイッターでツーショット写真公開して物議を醸した美人だ。

 岩谷教授は中国政治や近現代史が専門で、防衛省防衛研究所や外務省で勤務した経験がある。
「岩谷教授は9月上旬に北京を訪れた後、スパイ容疑を掛けられ中国当局に拘束されているようです。22日の即位礼正殿の儀に王岐山国家副主席が列席していた最中の発表ですが、これまで中国が“冤罪”で拘束した日本人は14人に及んでいます。いつもながら、日本は沈黙のみです」(中国ウオッチャー)

 レバノンのような小国でも、北朝鮮に同胞を拉致されたときは軍を動かしている。普通の国なら軍事力を後ろ盾に迅速な釈放を要求するなり、経済制裁を示唆したりし取り戻すのだろうが、日本は何もしない。
「日本は『スパイ防止法』のない世界でも稀有な能天気国家です。このため中国人が産業スパイを働こうが、軍事機密を盗み出そうが不法滞在しようがやりたい放題です。せいぜいペルソンノングラータ(好ましからざる人物=外交用語)として国外追放、また不法滞在者をまとめて拘束し強制送還(費用は日本持ち)するなどが関の山です」(軍事アナリスト)

 日本国内に学院が15カ所、教室が8カ所開設されている「孔子学院」は、孔子の名を冠しているが、儒学教育機関ではなく、中国語語学教育で、実質は中国共産党が命令伝達している。米国FBI(連邦捜査局)では「スパイ機関」として捜査対象として次々に閉鎖されているが、日本は朝鮮総連や過激派のアジトの捜索などはやるのに、孔子学院については全くの手つかずだ。

 来年春に国賓として習近平国家主席が来日するが、日本政府は、日本人拘束への抗議のプラカード1枚も掲げさせてくれないだろう。

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