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新日本ワールドタッグリーグ、ジュース&フィンレーが初優勝!広島大会事件連発!

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デビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソン

新日本プロレス
『ワールドタッグリーグ2019』最終戦
▽8日 広島・広島グリーンアリーナ 観衆 4,383人(満員)

 新日本プロレス年末恒例のタッグの祭典『ワールドタッグリーグ2019』最終戦が8日、広島グリーンアリーナで開催された。今年は史上最多の16チームが総当たりで対戦した。最終戦まで優勝の可能性を残したのは1敗で首位を独走していたEVIL&SANADA、2敗で追うIWGPタッグチャンピオンチームのG.o.D(タマ・トンガ&タマ・トンガ)、シリーズ通して安定感を見せていたジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーの3チームだった。

 まず、セミファイナルでG.o.Dが、石井智宏&YOSHI-HASHIと対戦。石井組もここまで10勝4敗と優勝争いまであと一歩の健闘を見せていた。KENTAの試合に介入を繰り返して石井のNEVER無差別級王座陥落の一要因となったG.o.Dに一泡吹かせたいところ。この日もチャンピオンチームのパワーとラフ殺法に苦戦した石井組だが、最後はYOSHI-HASHIがロアを丸め込んでカウント3。IWGPタッグチャンピオンチームに勝って締め、G.o.Dの優勝を阻止した。

 勝った方が優勝という分かりやすい構図となったメインはEVIL組とジュース組の対決。EVIL組の3連覇に期待がかかる中、試合はEVILとSANADAが主導権を握った。しかし、今シリーズ好調をキープしているジュースとフィンレーが粘り強いファイトスタイルを見せるとジュース組への声援も増えていき、最後はフィンレーがEVILにACID DROPを決めてカウント3。ジュース&フィンレーが過酷なリーグ戦を制し、初優勝を収めた。試合後にはIWGPタッグ王座(来年1月、東京ドーム大会)への挑戦をアピール。この勢いをドームにつなげたい。

 広島大会では、タッグ戦線の他にも事件が連発した。ビデオメッセージで、メキシコCMLLを退団したドラゴン・リー改め、リュウ・リーが登場。まだ決まっていない1.5東京ドーム大会での獣神サンダー・ライガー引退試合の相手に立候補した。ライガーは高橋ヒロムとも対戦する意向を示しており、タッグマッチが行われることが濃厚となった。

 また、IWGP USヘビー級王者ランス・アーチャーへの挑戦をアピールすべく、ジョン・モクスリーが登場。「レッスルキングダムはテキサスデスマッチだ」とアピールすると、両者は大乱闘。さらに棚橋弘至の試合後には1.5東京ドーム大会での対戦が決定しているクリス・ジェリコが「お前の引退試合にしてやる」とビデオメッセージを送った。来年の東京ドーム大会に向けて、いよいよ待ったなしのムードが出来上がってきた。

(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)

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