-
芸能 2014年07月07日 11時45分
演技派カップルの熱愛発覚!
ともに演技派として知られている、俳優の林遣都と女優の中村ゆりが交際していることを一部スポーツ紙が報じている。 記事によると、10年公開の映画「パレード」で共演して出会い、当時は友人関係だったが、仲間内で食事を重ねるうちに意気投合し約1年前に交際がスタート。同じ関西出身だったことも距離を縮めたという。中村は林より9歳年上だが、互いに俳優として尊敬しているようで年齢差は気にならないようで、俳優仲間や友人には恋人として紹介しているといい、最近も互いの家を頻繁に行き来。都内のスーパーで仲むつまじく買い物する姿や、バーや飲食店でデートする姿が目撃されていたという。 林は07年に主演映画「バッテリー」で鮮烈な俳優デビューを飾り、同作品での演技が評価され日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テンなどその年の多くの新人賞を受賞。 以降、映画・ドラマに引っ張りだこで、4月期のNHK「銀二貫」に主演して時代劇に初挑戦。今月16日スタートの日本テレビ系ドラマ「ST 赤と白の捜査ファイル」にも出演する。 一方、中村はで96年に開催された歌手オーディションに合格して、友人女性と結成したデュオ・YURIMARIで98年に歌手としてデビュー。6枚のシングルと1枚のアルバムを発売したが翌99年に解散。07年公開の、映画「パッチギ!」の続編「パッチギ! LOVE&PEACE」のヒロイン役に抜擢され注目を浴びた。 今年に入り、すでに「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」など4本の出演映画が公開され、4日放送のテレビ朝日系「匿名探偵」の第1話にも出演。高視聴率をキープしている、NHK連続テレビ小説「花子とアン」で吉高由里子演じる主人公・安東はなが思いを寄せる、鈴木亮平が演じる印刷会社社長の息子で後の夫・村岡英治の前妻役を演じている。 「互いに多忙だが、スケジュールの合間をぬってデートを重ねているようだ。ただ、中村は今年で32歳と、そろそろ結婚を考える年齢になっているだけに、結婚に対する考え方が合うかどうかが、今後の交際の行方に大きく影響しそう」(芸能記者) 互いに交際が仕事にプラスになっているようだ。
-
トレンド 2014年07月07日 11時45分
佐藤聖羅 1stDVDでポロリをしちゃいました!
SKE48の初期メンバーとして人気を博し、今年2月に卒業をし、ソロでの活動がスタートした佐藤聖羅が、待望の1stDVD『インデペンデンス☆デイ〜新たな一歩〜』(イーネット・フロンティア)Iの発売を記念したイベントが、6日、都内で行われた。 初のDVDは5月に沖縄で撮影が行われた。撮影時の天候はあまり良くなかったそうだが、仕上がりを見てキレイでフレッシュに出来上がっていたので、かなり満足な様子だった。そんな撮影の中で、一番大変だったことは水着の面積が少なかったことだという。「体型がカバーできなくごまかせなかったので、食事制限とか大変でした」と話した。 ここで見て欲しいシーンについて聞いてみると「着物を着ているシーンがあるんですけど、ここでは水着も着ていなくて、攻めている感じもあるので、ここはしっかり見て欲しいです」と話した、実は攻めすぎてとんでもないハプニングもあったそうだ。「お風呂に入っているシーンで、水圧で流されちゃうシーンがあって、ここで胸を必死で押さえていたんですけど、ポロリをしちゃいました」と明かしてくれた。 SKE48を卒業して、今まで団体で行動することが多かった聖羅ちゃんだが、今回はソロでひとりで撮影に挑んだ。「メンバーとか一緒だとキャピキャピしちゃいますけど、話す相手がスタッフさんとかなので、色々なことが吸収できたと思います。そうゆうところで聖羅の作品に関わって下さっている方々の意見とか聞けて嬉しかったです。でもちょっと心細いところもありましたけど、スタッフさんとも仲良くなれて楽しく撮影ができました」と振り返った。 最後に今後の活動について聞かれると「グラビアで再出発をさせて頂いたので、もちろんグラビアを一生懸命に頑張ってきたいですけど、演技にも興味があるので、今後は演技の勉強もしつつ色々なところで活躍できたらと思います」と意気込んだ。
-
トレンド 2014年07月07日 11時45分
ゆうみ Hカップ巨乳グラドルの夢は声優になること?
ジュニアアイドルとして人気を博し、現在ポスト篠崎愛と呼ばれる注目のグラドル・ゆうみが、2枚目となるDVD『青春ハイスクール』(イーネット・フロンティア)の発売を記念したイベントが、5日、都内で行われた。 本来なら最初にDVDの内容について話しを聞くところからスタートするのだが、集まった報道陣たちが、大きな胸に釘付けになってしまい、まずは胸の成長について聞いてみる流れになった。「サイズはHカップですけど、実は最近GカップからHカップに成長したんですよ。まだまだ成長しているみたいですけど、Iカップになってしまうとブラのサイズが無くなってしまうので、ちょっと困っちゃいます」と意外な悩みを恥ずかしそうに告白してくれた。 その大きな胸が見れるDVDの内容だが、先輩と後輩の淡い恋の話しで、2人でイチャイチャしたり、スポーツをしたりと楽しんでいるという。ちょっと羨ましい展開なので、実際に先輩とこうゆう恋の経験はあるのかと質問すると、学校が女子校ということで、実際にはありえないそうだ。当たり前ですね。 ここで女子校というワードが出たことで、学校でのことを聞いてみると「学校では声優部というのに入っています。声優の松本梨香さんに憧れていて、将来は声優として活動をしていきたいです」と語った。現役女子高生で童顔巨乳が声優とは意外な夢に集まった報道陣もビックリするばかりだ。もしこの夢が実現してしまったらHカップ巨乳を封印してしまうことになってしまうので、さすがにこれは勿体無いので、できることなら二刀流として両立してもらいたいものだ。 北海道日本ハムファイターズの大谷投手のように、成功することは間違いないと思うので、胸の封印だけは勘弁して欲しい。きっとこれはグラビアファンの総意である。
-
-
トレンド 2014年07月07日 11時45分
浜田由梨 今度は自分が痴漢をしてみたいです!
日テレジェニック2013に選ばれ、この1年で最も注目されたグラドルの浜田由梨が、23枚目となるDVD『危険な果実』(エアーコントロール)の発売を記念したイベントが、5日、都内で行われた。 タイトルがちょっと怪しいので、過激な内容ではないかと思い、まずその内容について聞いてみた。「ザックリ言うと痴漢モノのDVDです。電車のセットがあるスタジオで撮りしました。痴漢だけでなく、お風呂を覗かれたりとかもしています」と過激な内容を説明してくれた。DVDの中ではあるが、痴漢体験をされてみてどうだったかを聞いてみると「とにかく面白かったです。満員電車の設定で、撮影にはスタッフさんも参加して、満員電車を作ってくれたんですよ。お腹が鳴っちゃうスタッフさんもいて、メチャ爆笑しました。そこでお尻をサワサワされちゃってますので、そこをしっかり見て欲しいです」と説明した。 ここで現実の痴漢体験について聞いてみると「今は東京に住んでいるんですけど、実家から東京に通っている時に、初めて痴漢されました。この時は私が窓際に立っていて、痴漢が窓越しに見えるんですよ。振り返ったらササッと逃げていきました。その後も痴漢されたこともあるんですけど、私って強いからバッグでメチャ押すんですよ。でも口に出して言うのはちょっと怖くて言えないんですけどね」と痴漢体験を話してくれた。 強烈なシーンが多いDVDだが、その中での一番の見どころについて聞いてみると「ドキドキ感が楽しめます。実世界では痴漢をしちゃいけないから私の映像を見てストレスを解消して欲しいです。そんなドキドキ感を楽しんで下さい」と呼びかけた。 初の痴漢DVDとなった今作品だが、次回はどのような内容をやってみたいか聞いてみると「もし需要があるなら今度は自分が痴漢をするのもやってみたいですね」とまさかの大胆な宣言が飛び出した。これは次回作品の大きな期待が持てそうだ。
-
社会 2014年07月07日 11時45分
ネットでわいせつ行為配信し1億円稼ぐ 18歳の短大生が出演
埼玉県警少年捜査課と新座署は7月1日、インターネットの動画投稿サイトでわいせつ行為を中継したとして、公然わいせつの疑いで、無職の男・A(35=同県和光市新倉)を再逮捕、広告会社役員の男・B(46=東京都江戸川区松江)と、女子短大生(18=福岡県福岡市早良区)を逮捕した。 3人の逮捕容疑は、3月6日、福岡市博多区内のマンスリーマンションで、Aと短大生のわいせつな行為を、インターネットの動画投稿サイトにライブ配信した疑い。 県警は6月にAを児童買春・ポルノ禁止法違反で逮捕し、捜査していた。インターネット上の動画投稿サイト「FC2ライブ」で、Aと短大生とのわいせつな映像を確認。Aの供述などから、Bの関与が浮上した。 同署によると、AとBはインターネット上のわいせつなサイトを通して知り合った。Bが出資する形で、12年11月頃から共謀して、動画投稿サイトにわいせつな動画を有料で配信し、視聴料を稼いでいた。 県警は、Aの銀行口座に6300万円が入金されたことを確認しており、Aは「12年11月から、150人くらいの女性と出演し、1億円稼いだ」と供述している。 動画に出演していた女性たちとは、出会い系アプリなどで知り合い、出演料を渡していた。残った利益は、AとBで折半していた。 6月に京都府警が「FC2ライブ」にわいせつな動画を配信し、約3000万円を稼いだとして、「帽子君」と名乗っていた男を逮捕したが、Aも「二郎」などと称し、視聴者の間では有名だったという。(蔵元英二)
-
-
その他 2014年07月07日 10時23分
ガルパンOVA初日舞台挨拶で「ガルパンランドを作りたい!」など大盛り上がり
5日、アニメ『ガールズ&パンツァー』(ガルパン)OVA、『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』劇場公開初日舞台挨拶が都内で行われ、主要キャラクターであるあんこうチームのメンバーを演じる、声優の渕上舞(西住みほ役)、茅野愛衣(武部沙織役)、尾崎真実(五十鈴華役)、中上育実(秋山優花里役)、井口裕香(冷泉麻子役)が登壇した。 今回のOVA劇場公開の感想について渕上は、「やっとかという気持ちと、もう来たかという気持ちが半々ですね」とコメント。井口は、「こうやって人気のまま、OVAを大スクリーンで見られるなんて、いい作品に関わらせてもらえたな、うれしいなと思います」と心境をしみじみと語った。 会場では、今回参加できなかった同作の監督、水島努氏からメッセージが届けられ、新作劇場版を鋭意制作中だと伝えられたが、登壇したメンバーは、「公開されるのは14年“18月”みたいな感じ?」「(14年)20月かな(笑)」など、こだわりすぎの戦車作画で押しがちな、ガルパンのスケジュールをネタにいいたい放題。場内の笑いを誘った。中上は今回の作品がが40分と短めだったということで、「(新作の劇場版は)もっと長めだと思うので、じっくり楽しんでいただければなと思います。私も凄く楽しみです」とコメント。尾崎は、「ガルパンの現場が初めてのアニメのアフレコで、女子校みたいな物凄い人数がいるのが基本スタイルみたいになっています(笑)。またガルパンのアフレコがあると、『あ、帰ってきた』という気持ちになるので、またアフレコできることを楽しみにしていますと」答えた。 また、舞台挨拶では、作品の舞台となっている茨城県大洗町で11月16日に行われる、「大洗あんこ祭」に今年もガルパンキャストが参加すると告知され、渕上は、「大洗に戦車を呼んだり、カフェをやったり、夢として語っていたことが8割、9割かなっている」とコメント。茅野は、戦車の振動に合わせて揺れる映画館が欲しいと語り、「ガルパンランド作っちゃいましょう!」と発言。さらに渕上が、「大洗の皆さんに期間限定でもいいのでお願いしてみよう」と大きな夢を語り、舞台挨拶は大盛況の内に終了した。 (斎藤雅道)(c)GIRLS und PANZER Projekt
-
芸能 2014年07月07日 09時00分
ベイビーレイズ ワンマンライブのポスター第3弾が公開!
7月13日に日比谷野外音楽堂でのワンマンライブを控える、「乗り込み!乗っ取り!!アイドル」ベイビーレイズのライブポスター第3弾が公開された。 このポスターは実際にネット上で話題になったベイビーレイズに対する批判をもとに制作された自虐ネタポスター。 ポスターは全部で第7弾まであり、7月4日から一週間毎日公開される。●ベイビーレイズ 日比谷野音ワンマンライブ特設サイトhttp://www.lespros.co.jp/special/babyraids/yaon/
-
社会 2014年07月06日 16時00分
木嶋佳苗被告の“有料日記”の中身
婚活サイトで出会った男性たちを次々に自殺に見せかけて殺害したという、いわゆる首都圏連続不審死事件で殺人などの罪に問われている木嶋佳苗被告(39)。'09年に発覚したこの事件で、木嶋被告は一審のさいたま地裁で死刑判決を受け控訴、続く東京高裁でも控訴が棄却され、現在上告中。しかし一方で、6月に有料ブロマガをスタートさせ話題を呼んでいる。 “ブロマガ”は、ある一定の金額を払えば特定のブログ記事を読む事ができるという仕組みだが、これに先立ち今年1月、『木嶋佳苗の拘置所日記』というブログを開設していた。 「ブログは“おじさま”とされる支援者の手を借り、拘置所から届いた手紙をブログに書き起こしていた。ところが4月2日のブログ記事で『今後当ブログは有料メルマガに移行致します』と発表され、その予告通り、有料での記事配信を開始させたのです。説明によれば、月額864円で、一週間に2回記事が更新されていくとのことです」(社会部記者) ブロマガ『木嶋佳苗チャンネル』のトップには「木嶋佳苗が拘置所生活のなかで綴った自伝的小説『礼賛』をお届けするチャンネルです」とあり、6月22日の時点で第3回までの記事がアップされている。主人公の“木山花菜”が移送中の回想シーンから始まるのが第0話、それ以降は、幼少期の思い出を小説仕立てに綴っている。 「以降の配信予定として“第6回 初潮”とありますが、木嶋被告が初潮を迎えたのは小学生の頃ですので、大人になり、幾人もの男性と性の快楽に溺れる日の様子が配信されるのは相当先の話になるでしょう。もっとも、仮に完結するまでに最高裁の判決が確定すれば未完の作になる可能性もありますが…」(同) いつまで続くことやら。
-
社会 2014年07月06日 15時00分
武力威嚇からエセ柔軟政策へ 世界が呆れる習近平の“礼束外交”
東南アジア諸国の領土、領海を武力で脅かし続けてきた中国が、ここにきて一転、札束外交に転じ始めた。 政治部記者がこう語る。 「その兆候が如実に見え始めたのが、6月16日から行われた李克強中国首相の訪英なのです。同首相は渡英直前に『エリザベス女王に謁見できなければ訪英を取りやめる』と脅迫。到着後も、空港に敷かれたレッドカーペットが『3メートル短い』と文句を付けたが、かつての大英帝国がこの非礼を容認したのは、ひとえに中国の札束攻勢に屈したからともっぱらなのです」 それも無理からぬ話というほかはない。李首相はこの訪英時に、英国企業が提供する天然ガスの買い取りを含む総額170億ユーロ(約2兆4000億円)の商談を成立させた。そのため、「金の力で英国のプライドを骨抜きにした」とも伝えられているのである。 もっとも、中国が展開する札束外交はこれだけではない。今では、世界の国々を買収し始めたと評判なのだ。外務省関係者が言う。 「李首相は訪英後、財政危機に瀕するギリシャも訪問。総額6600億円に及ぶ経済協力を約束した。また、『BRICS首脳会議』は本来、今年3月にブラジルで開催予定だったが、熱狂的サッカーファンである習近平国家主席は、ブラジルへの莫大な経済援助をエサにこれを延期。W杯の決勝戦観戦後に開催させることを承認させたのです。さらに言えば、中国は米国のお膝元ともいえるニカラグアにも投資。総額3兆円の資金を投じて新運河を造る計画を立ち上げ、同国の懐柔をも図りだしたのです」 要は、各国の横っ面を札束で張るような外交を行いだしているのだが、気になるのはなぜ今、こうした攻勢を展開しているのかという点だろう。 その理由を、前出の外務省関係者がこう明かす。 「習政権は領土、領海の強奪行為を強めてきたが、それが原因で国内外に悪評を轟かせてしまった。そのため武力行使と合わせ、これを払拭する“実弾外交”を展開しているのです」 下劣な成金国家の金満外交は、しばらく続きそうだ。
-
-
芸能 2014年07月06日 14時00分
プロフェッショナル巧の格言 第19回 福本清三(俳優) ハリウッドに認められた斬られ役一筋50年(3)
斬られ役、殴られ役中心で歩んできた俳優人生。だが、そんな福本に、この夏ついにスポットライトがあたる。71歳にしての初の主演作『太秦ライムライト』が公開されるのだ。 この映画はチャップリンの名作『ライムライト』がモチーフ。若い女優と彼女を支える道化師ならぬ老斬られ役との交流が、時代劇が衰退した太秦を舞台に哀切たっぷりに描かれている。時代劇のスターを目指す女優には新進の山本千尋(17)が抜擢され、松方弘樹、栗塚旭といった太秦ゆかりの俳優が“御馳走”で脇を固める、現場の熱気が伝わる作品に仕上がった。 主演映画製作のきっかけは、やはり“立ち回り”だった。 「以前、テレビに呼ばれたとき『昔見たチャップリンの倒れ方が印象に残っていて、それを倒れ方の演技に取り入れています』と言ったら、それを日本チャップリン協会の会長で、今回、脚本を書いてくれた大野(裕之)さんが見ていて連絡をくださり、そこからお付き合いが始まりました。『太秦〜』はそんな中から出てきた企画ですが、最初に話を聞いたときには他人事でした。私が主演なんて、そんなアホな、ですよ。長く役者をやってると、自分が主演のニンでないことぐらいわかります。そら、我々斬られ役悪役の中からでも、ピラニア軍団の川谷拓三君(故人)みたいな人も出てますが、普通はあり得ないことなんです。しかし、そこをぜひにと言われると…。やっぱり役者ですからね」 『太秦ライムライト』は斬られ役・福本にあてて書かれた作品であり、文字通りの代表作だが、これまでがセリフの少ない斬られ役。さらに元来、話下手とあって、いざ撮影が始まると、多少の混乱もあった。 「セリフが飛んでしまったり、脚本を変えてもらったり、本当に大変でした。それにしても、私なんかが主演なんて畏れ多いことです。スクリーンの隅っこでのたうち回っていたのが、ど真ん中で偉そうな顔してるんですから。ほんまによく務まったなと思います。これも皆さんのおかげです。好評ならば次回作? いや、それはないでしょ(笑)」 今、時代劇を取り巻く状況は厳しい。多くの人員と製作費を必要とすることから、映画もテレビも製作数が激減。その影響は、役者の世界にも及んでいる。福本は映画、テレビに出演する一方で、東映京都撮影所の斬られ役集団『剣会』の代表として後進の指導にあたっているが、現在の会員数はわずか16名だ。 「剣会は、昔は役者の親睦団体みたいなところもあったんですが、今は数が少なくなって、演技術としての立ち回りを保存し、伝えていくことが役目です。時代劇を志す若手俳優に、これはというのがいたらスカウトしていますが、最近はその若いのが少なくなってきました。理由ですか? 時代劇では食べていけないからです。仕事が少ないし、(東映の)社員でやっていた私らと違って、身分の保障もない。寂しい話ですが仕方ありません。でもこれで時代劇がなくなってしまうとは思えない。その意味で、今回の『太秦ライムライト』が時代劇を見直すきっかけになってくれたら、何かが変わるかもしれない。あの映画には、そんな夢も持っているのです。時代劇は必ず盛り返します。その日のために、私は命のある限り、斬られ続けますよ」 映画の惹句ではないが『どこかで誰かが見ていてくれる』の心境であろう。夢が叶うことを祈りたい。福本清三(ふくもと・せいぞう)1943年兵庫県出身。15歳で東映京都撮影所に入所し大部屋俳優になる。時代劇を中心に数々のアクション映画やヤクザ映画にも出演。'02年にはハリウッド映画「ラストサムライ」でも斬られ役を披露。今夏、初の主演映画『太秦ライムライト』が公開。