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芸能 2014年08月07日 20時00分
ASKA逮捕のとばっちりを受けた酒井法子のドサ周り
かつてはバラエティー番組や特番ドラマなどで復活を噂されていた酒井法子(43)の近況情報が飛び込んで来た。 「運が無い。一時は決まりかけた出演話も、ASKAの覚せい剤逮捕でテレビの地上波はスポンサーが及び腰になり、全てが流れてしまったんです」(関係者) 酒井にしてみれば、ASKAの覚せい剤事件はとばっちり以外の何物でもなかったという。そのような状態で、現在はどのようにして糊口を凌いでいるのか。実は、主な収入源はパチンコ店での営業活動だという。 「日本全国のパチンコ店に営業に出向いているんです。先月は静岡、先々月は奈良、京都といった具合。月に3〜4件はこの営業の仕事が入っているようで、新装開店や店のPRなどが主な仕事です」(事情通) その具体的な仕事内容はこうだ。 「基本は一店舗当たり30分〜1時間ほど。トークショーが中心で歌は披露しません。最後に抽選会などを行いながらサインや記念写真を撮ってお客さんを喜ばせている。トークショーではアイドル時代の苦労話や子どもの話が中心で、絶対に事件のことには触れません」(関係者) 気になるのは一営業当たりのギャラ。 「通常の芸能人なら10〜30万円で大物クラスでも50万円がいいところ。でも酒井の場合は最低100万円。一日に数店をこなせば、かなりの額です」(同) 現在も女優復帰を狙う酒井にとって、唯一の希望が映画の企画だという。 「実はある大手パチンコメーカーがスポンサーに名乗りを上げている。バツイチの女性が逞しく生きていく、笑いあり、涙ありの喜劇だとか。全て事が上手く運べば公開は来春になる予定」(芸能プロ関係者) 再浮上はあるのか。
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芸能 2014年08月07日 19時00分
江角マキコの徹底イビリに“ぐるナイ”共演・平井理央が悲鳴
今年1月から『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)の人気コーナー『ゴチになります!15』の新メンバーに加わった平井理央(31)が、突然「降板する」と騒ぎ出したという。火ダネは番組で共演する女優の江角マキコ(47)。芸能界では歯に衣着せぬその物言いから“ポスト和田アキ子”と恐れられている御仁だ。 平井と江角の間に何が起こったのか。 「すべては些細な行き違いが始まりだった。この1月から収録に参加した平井が江角の楽屋に挨拶に行かなかったという一件が、その後に影響しているんです。もっとも、平井にしてみれば事前にスタッフと打ち合わせていてサプライズの意味合いもあって他の出演者に挨拶に行くことを禁じられていた。その事情を知らなかった江角が『礼儀知らないね〜』とキレたというんです」(番組関係者) 話はさらなる続きが…。 「番組スタッフのとりなしでどうにか挨拶を済ませた平井だったが、収録中に致命的なミスを犯してしまった。江角のNGワードを発してしまったのです。身長170センチの江角に対し『背が高いですね』と見たままをコメントした。実は、江角は身長のことについて触れられるのが嫌なんです。昔から“大きい”と言われた反動だとか。収録前は、スタッフから“絶対NG”ワードとして出演者に話が伝えられるはずなんですが、なぜか彼女には伝わっていなかった」(制作関係者) その言葉を発した瞬間、江角は物凄い形相で平井を睨みつけた。 もっとも、元アイドルからフジテレビの女子アナに転身し、その後フリーアナに鞍替えした平井の肝っ玉もなかなかのもの。江角に対し一歩も引かなかったばかりか、機転の利いたコメントで切り返したのだ。 「『江角さん顔が怖いです…』とボケたんです。スタジオ内は大爆笑に包まれた。でも、その後が良くないんです。平井が何かコメントを発する場面になると、江角が横から口を挟む。一方の平井も机を叩きながら『すいません。あの、いま私が話しているんですけど〜』と言い返したり、江角がある料理に高めの金額を付けると首を傾げたり…。本来は江角に寄るはずのカメラアップを横取りしていた。ある意味、女のバトルですよ。もちろん、これら一連のやりとりはOAで全部カットされた」(バラエティー関係者) 江角と平井の手に汗握るバトル。だが、日を追うごとに平井は徐々に劣勢に追い込まれていった。 「江角はレギュラーを5年も務め、スタッフとは旧知の間柄。江角は収録以外は平井を完全無視。彼女が話しかけても、相手にしなかったそうだ。収録中も余程のことがない限り平井に絡まない。ゲストが男性だと同性は江角だけ。正直、この展開は想像を超えていたようだ。平井はかなり精神的に追い詰められたようです」(番組事情通) 江角が平井を毛嫌いし、排除しようとした理由は他にもある。番組レギュラーの座を巡り、2人はライバル関係になっていたのだ。 「9月一杯で制作費削減やリニューアルのために、2人の女性出演者枠を見直そうという話が持ち上がった。だが、いきなり2人を代えると他の出演者のテンションにも影響する。結果、江角と平井、どちらか一人を残す話になった。実は、その段階でのリストラ候補の筆頭はゴチメンバーになって丸5年の江角。以前からマンネリが指摘されていたんです」(放送作家) 魑魅魍魎の芸能界。江角サイドはこの情報を事前に入手し、平井追い出しを練っていたという。 江角VS平井の降板の行方…。答えは9月末。
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その他 2014年08月07日 17時00分
おやじ雑学 静かなブーム「田舎暮らし」理想と現実(1)
田舎暮らしに憧れている都会人が増えている。そうした人々に対応する各自治体の相談窓口も、なかなかのにぎわいらしい。実際、田舎生活の経験者による講演会や現地説明会などは、毎回定員をオーバーするほど盛況のようだ。 実際、移住先で楽しく暮らしているのか。問題に直面して舞い戻る人はいないのか。費用や手順はどうするのだろう。そんな現場を取材した。 「ここへ移住して4年。店を出して3年たちました」 東京から車で中央高速を2時間余り。諏訪ICを降り、長野県茅野市街地から約20分、八ヶ岳の麓で『ポップズカフェ』を営む藤田敏明さん(54)が語ってくれた。 「田舎は確かに不便です。バスだって朝と夕方だけというところもあります。コンビニも歩いて行けるところにはありません。でも、そういう都会の便利さを捨てる気になれば、田舎にデメリットはありません。ストレスフリーの生活を堪能できますよ」 藤田さんは京都の車関連企業に20年以上勤めていたサラリーマンだった。癒やしを求め、年に5、6回、蓼科のペンションに宿泊することを繰り返していた。 2〜3日滞在し、リフレッシュしては京都に戻る。 「当時は、こういうところで暮らせたらいいねと、妻と憧れているだけでした。住むことになるとはつゆほども思いませんでした」 そんな藤田さんの人生に一大決心のきっかけをもたらしたのが、友人のペンションオーナーの一言だ。 「地元の不動産業者を紹介されたのです。冷やかし半分で八ヶ岳周辺を案内してもらいました」 そこで出会ったのが、その後カフェを建てることになった現在の土地だった。 「窓のすぐ外では鳥が鳴き、花が咲く木立もあります。京都と違って涼しくて、近所の人たちもとても穏やかに暮らしています。野菜や果物だって、地元産だから新鮮でおいしい。まさに求めていた土地でした」 今では、夫婦でスローライフを存分に楽しんでいる。 藤田さんにいくつかアドバイスをもらった。 「田舎で暮らすコツは、自分でこまめに動くことです。車も必需品ですね」 公共交通機関はないに等しいから、スーパーへの買い出しも最寄りの駅へ出るにも、車がなければ身動きがとれない。 「他にも祭の準備や、冬ならば隣近所で一斉に雪かきをするなど、都会の人には煩わしいかもしれない付き合いもあります。でも、それが住む人々の心をまとめるきっかけにもなります」 藤田さんにとっては、ストレスもプレッシャーも無縁の世界。ぜいたくはできないが、今の生活を満喫しているそうだ。
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スポーツ 2014年08月07日 16時16分
相次ぐ熱愛報道に西武ファンは閉口!? 「女遊びより、しっかり野球をやれ!」
プロ野球西武ライオンズ・野上亮磨(のがみ・りょうま)投手(27)と、元「モーニング娘。」の石川梨華(29)が交際中であることが明らかになったばかりだが、今度は同じ西武のイケメン選手・金子侑司(ゆうじ)内野手(24)と、フジテレビの看板アナ・三田友梨佳アナ(27)が真剣交際していると、各スポーツ紙が報じた。 記事によると、2人は昨年春に番組の取材で知り合い、同年秋頃に交際に発展。8月5日のソフトバンク戦では、三田アナが西武ドームに、金子の応援に駆け付けていたことから、各紙が一斉に報道するに至った。 金子は12年のドラフト会議で3位指名され、立命館大から西武に入団。昨季は内外野を守り、新人ながら94試合に出場。打率.223、2本塁打、23打点、12盗塁の成績を残した。今季は正二塁手だった片岡治大内野手(31)が巨人にFA移籍したことにより、内野手での出場機会も増え、6日現在、69試合に出場。打率.273、2本塁打、16打点で、盗塁はチームトップの17を記録しており、まさに若手の有望株。端正なルックスで女性ファンが多い。 一方の三田アナは青山学院大国際政治経済学部を経て、11年4月にフジに入社。現在は「めざましテレビ」などを担当する人気女子アナ。実家はミシュランガイドで三つ星を獲得した料亭「濱田家」を経営。父は明治座の社長で、お嬢様中のお嬢様。 ところで、野上、金子と相次ぐ若手選手の熱愛報道に、西武ファンは複雑な思いをしているというのだ。「シーズン中で本来なら、野球をしっかりやらなければならない時期なのに、女性との交際ばかりが話題になってしまって、閉口しているファンも多いと聞きます」(某スポーツ紙野球担当記者)。 というのは、西武ファンがイライラを募らせる理由には、チーム成績があるようだ。西武は6日現在、42勝53敗の借金11で5位。3位の日本ハムまでは5.5ゲーム差が付いており、09年(4位)以来、5年ぶりのBクラス転落が現実味を帯びてきて、CS(クライマックスシリーズ)進出が風前の灯となっている。 08年に4年ぶりのリーグ制覇、日本一を成し遂げた渡辺久信監督が昨季限りで退任し、今季は11年ぶりに伊原春樹監督が復帰した。しかし、開幕から不振が続き最下位に低迷し、6月3日に伊原監督が休養を申し出、同4日から田辺徳雄打撃コーチが監督代行を務めているが、なかなかチーム状態は良くならず、ファンの不満もピークに達している。 野上も金子も独身で恋愛は自由だし、遊びたい盛りの年齢。だが、こんなチーム状態での熱愛報道連発には、ファンも素直に喜べないところなのだろう。(落合一郎)
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芸能 2014年08月07日 15時30分
森脇健児 再ブレイクが本格化 在京キー局からオファー殺到!?
昨今、有吉弘行、ヒロミ、坂上忍、田原俊彦と続々再ブレイクを果たし、話題となっているが、次の再ブレイク芸能人の有力候補としてお笑いタレントの森脇健児が注目されている。 90年代、森脇は「笑っていいとも!」「夢がMORIMORI」など数多くのレギュラー番組で活躍していたが、番組の降板や終了が相次ぎ、関西へ都落ち。現在は、主に関西圏でラジオ番組に出演している。 しかし、最近では全国区のテレビ番組に出演する機会が急増。TBSドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の他に、「めちゃ2イケてるッ! 郷に入っては郷に従え裸の2時間スペシャル」、「武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ」、「ナカイの窓 芸能人100人集結!年収&恋愛&私生活 一斉調査SP」など、特番に連続出演。「ナカイの窓SP」では、「夢がMORIMORI」などに出演していた最盛期の最高年収は8000万円で、現在の年収は850万円以上、最低年収は600万円と赤裸々に告白。同番組では、東京でもう1度勝負する気はないと明言していたが、森脇に注目する在京キー局は多いという。 「ヒロミさん、坂上さん、田原さんとバブル世代のカムバックで、テレビ業界が盛り上がっている流れから、森脇さんを起用したがっている番組は多いようです。現在、過去の裏話を暴露するという企画が、テレビ番組の傾向として強いので、森脇さんはうってつけの人選なのでしょう」(テレビ関係者) しかし、森脇本人が東京再進出へ乗り気ではないため、実現は難しい気がするが…。 「今は特番での出演が目立っていますが、今後レギュラー番組として起用されるとの噂もあります。現在、京都在住のため特番だけの出演で東京に戻ってくるのは難しい選択になるので、レギュラー番組が獲得できれば東京へカムバックする可能性は高いです。早くて秋クール、もしくは来年あたりから本格的に東京で活動するかもしれません」(テレビ局幹部) 森脇が再び東京で本格的な活動となれば、新たな旋風が巻き起こるかもしれない。
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トレンド 2014年08月07日 15時30分
噂の深層 笹井氏自殺の原因は抗うつ剤だった!?
小保方晴子氏に端を発するSTAP細胞問題で、その渦中にあった理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が突如自ら命を絶ったショッキングな事件。 笹井氏は小保方氏の上司に当たる人物で、世間からの不正を招いた責任を追及する声が強まるにつれ、心理的に追いつめられていったという。 事件の真相を取材する敏腕記者によれば、自殺の直接の原因は氏が服用していた抗うつ剤にあるらしい。 「不正が発覚してからというもの、笹井氏はうつ状態がひどくなり、最近は抗うつ剤を服用していたという話がある。笹井氏が飲んでいた薬は、最近になって禁断症状の副作用が報告されるようになったそうで、服用を止めると、手足の痺れや耳鳴りといったある種、覚せい剤と同様の症状が出るらしい」(週刊誌記者) この薬は厚生労働省が「若年の成人で自殺行動のリスクが高くなる可能性」を注意喚起したこともあるものだ。果たして氏の自殺との関係性はあるのか。その真相を本人の口から語られることがなくなったことが悔やまれる。(明大昭平)
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その他 2014年08月07日 15時30分
好きなアニメ・漫画のキャラクターを口説いてみよう!「タキシード仮面様」こと地場衛
第十三回目の今回は、『美少女戦士セーラームーン』タキシード仮面・地場衛の口説き方を伝授しよう! 1992年からスタートした原作漫画、TVアニメより爆発的な人気を誇り、社会現象にもなった『美少女戦士セーラームーン』の主人公・月野うさぎの前世からの恋人であるタキシード仮面・地場衛の口説き方を披露しよう。 セーラームーンのピンチにバラを投げ、颯爽と登場するタキシード仮面。その正体は、原作設定では高校生、TVアニメの設定では、何故か大学生の地場衛である。TVアニメ開始当初うさぎは中学二年生。その年の差により、衛のロリコン疑惑が浮上したとか…。 しかし、そんな疑惑はなんのそのッ!という程、衛はモテる。TVアニメでは、火野レイ(第一期のみ)、敵であるアン(銀河夏美)や、フィッシュ・アイから熱烈な好意を向けられていた。ちなみにフィッシュ・アイは男である。他にも恋愛感情ではなくとも、原作では後輩・浅沼一等に憧れられるなど男女問わず好感度が高い。それもそのはず、衛はスポーツ万能で、将来の夢は医者である程の秀才、更には高身長・顔もイケメン。性格もうさぎと恋人同士になる前の初期の頃は、からかったり、いじわるな態度も多かったが、交際後は基本的に温厚で、うさぎを温かく見守り、浮気もなく、一途で既述の通り、ピンチの時にはタキシード仮面となって颯爽と登場するナイスガイ…好青年である。 ではそんな好青年をどこから攻略すればいいのかと思うが、衛の弱点を一つ上げるとすれば、若干…気が弱いところである。A型だし…。TVアニメ第二期後・ブラックムーン編序盤では、「衛とうさぎが結ばれれば二人に不幸が降りかかる」と語りかけられる夢を見て、うさぎを不幸な目に遭わせないためとはいえ、一時的にうさぎに絶縁を告げるエピソードがある。しかしこれが原因で、結果的にうさぎを精神的に追い詰めることに…。 また、レイの強引なアプローチに流されて、しぶしぶとはいえデートをしていたところを見ると、衛は押しに弱いことが見受けられる。このことから、ちょっと強めのアプローチが効果的だ。だが、最終的に元気で明るく心優しいが、ドジで泣き虫でちょっと幼さの目立つうさぎを選んでいるところを見ると、“衛”だけに守ってあげたくなる女性が好みなのだ。前世でもTVアニメ第一期でも、うさぎを守って命を落としているくらいなのだから…。<結論> ちょっと強めのアプローチをしつつ、守ってあげたい女性を演出しよう。 小学生の時、リアルタイムでアニメを見ていたんですが、当時タキシード仮面に憧れていた女の子が多かったらしいですね!最近初めて知りました。(失礼…?)私はセーラーウラヌスしか見えてなかったので…!(福山理絵)
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スポーツ 2014年08月07日 15時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第33R 黒人レスラーの最高峰!〈ボボ・ブラジル〉
1970年代、全日本プロレスでは『ブラックパワーシリーズ』なるタイトルの巡業が定期的に組まれていた。今だと黒人差別ともとられかねないネーミングだが、当時としては'68年メキシコ五輪における黒人差別への抗議“ブラックパワー・サリュート”にちなんだものであり、むしろ黒人の強さに対する敬意を表すものだったと言えよう。 このシリーズで主役を張ったのが、アブドーラ・ザ・ブッチャーとボボ・ブラジルである。 当初は春にブラジル、夏にブッチャーというように、それぞれがメーンの扱いであったが、最後となった同シリーズではブラジルの年齢的な衰えもあって、主役のブッチャーとそのパートナーのブラジルというポジションに収まることになる。 「リング上で手渡された花束に食らい付き、試合では反則を幾度となく繰り返す」という怪奇派イメージは、そんな晩年になってからのもので、しかしそれだけではブラジルの本領を見誤ることになる。 「ブラジルの全盛期は、初来日の'57年から2度目の来日となる'66年のあたりでしょう。このころの映像を見ると、2メートル近い巨体でありながらロープに振った相手の頭越しにリープフロッグで軽々と飛び越えるなど、その姿はまさに全身がバネ。驚異的な跳躍力で飛び上がってココバットを打ち下ろすのだから、必殺技としての説得力も十分です。古い白黒の映像越しにも黒光りする筋肉隆々の身体は、やはり“黒い魔神”の呼び名にふさわしいものがあります」(プロレス研究家) 第2次世界大戦後間もない、まだ人種差別の色濃く残っていたアメリカにおいて偏見を跳ね除けてトップの座を得たのは、そんなブラジルの実力が認められてのことに違いあるまい。初来日から2度目までの間が10年近く開いたのも、日本に来る暇がないほどに全米各地で引っ張りダコだったことの証明だ。 その人気と実力は、日本のマット界においても大いに評価を受けることになる。日本プロレス界の至宝であるインターナショナル・ヘビー級王座を2度獲得したのは、三冠ベルトに統一される以前ではブラジルの他にドリー・ファンク・ジュニアしかいない。 さらにいえば、ドリーの戴冠は王座決定トーナメントと対ブルーザー・ブロディ戦によるものであって、日本人のトップを破ってはいない。 対してブラジルは、ジャイアント馬場と大木金太郎という当時のトップを下しての王座獲得なのだから、扱いとしてはブラジルの方が上だったとも言えよう。 '68年、インター王座の連続防衛記録を打ち立てていた馬場を下したブラジル。そのリターンマッチで馬場は、32文ロケット砲の3連発という荒業を繰り出している。'65年の初披露以来、ここ一番の試合でしか使わなかったこの技を3度も出させたことが、すなわちブラジルへの評価の高さの裏付けでもあろう(他に連発はジン・キニスキー戦での2連発のみ)。 日本において、アメリカと異なりヒールの役回りを演じるのは、当時のプロレスの在り方からして当然のことではあったが、そのときにブラジルは慣れない悪役を真剣にこなす真面目さも持ち合わせていた。 ザ・デストロイヤーの自伝『マスクを脱いだデストロイヤー』によれば、ブラジルはより悪役らしく振る舞うためのアドバイスをデストロイヤーに求め、そこで提案されたのが、例の花束を噛みちぎるスタイルだったという。 そんなブラジルにも悩みの種があった。 「異母弟でハンク・ジェームスというレスラーがいて、何度か来日もしているのだけれど、これがとにかくデクノボウでどうしようもなかった。ブラジルの血縁者とあってアメリカでもそれなりに出場機会は得ていたけれど、ブラジルは何とか独り立ちさせたいと心を砕いていたようだ」(ベテラン記者) その弟がアメリカでヒール役として出場する際にブッチャーの世話になったことがあり、そのためブラジルは、日本でブッチャーと組むにあたっては、本来アメリカでははるかに格下のブッチャーの下に付くこともいとわなかったのだともいわれる。 見た目の厳つさとは裏腹に、とにかく真面目で人のいいレスラーであったのだ。〈ボボ・ブラジル〉 1924年、アメリカ出身。ニグロリーグのプロ野球選手を経て、'51年デビュー。'57年、初来日。日本プロレスで力道山と死闘を繰り広げる。'68年、G馬場を破りインターナショナル王座奪取。'98年、脳梗塞により死去。
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トレンド 2014年08月07日 14時24分
人気コント番組「LIFE!」で内村光良が村おこし
7日、NHKコント番組「LIFE!〜人生に捧げるコント」で、夏休み特別企画が放送される。 人気コント「恋のチムニー」で内村光良扮するキャラクター“竹脇みつる”が、長野県小川村からの依頼を受けて、小川村の村おこしを手伝うという企画で、竹脇とマネージャーの野田(塚地武雅)が、ミニコンサート「竹脇みつる歌謡ショー」を開催する。
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芸能 2014年08月07日 13時44分
忙しすぎて破局していたGACKT
交際が報じられていたミュージシャンのGACKTと歌手のICONIQが破局していたことを一部スポーツ紙が報じている。 2人はともに出演した11年夏の音楽イベントで知り合い、12年6月に週刊誌報道で交際が発覚。交際報道が出た後、2人はそれぞれ公の場で互いの名前こそ出さなかったものの交際を認める発言をしていた。 ところが、記事によると、破局の原因は性格の不一致と多忙によるすれ違いで、約1週間前の先月末に話し合って別れを決断したという。 GACKTは今月3日に配信したブロマガに「こうやって時間は過ぎていく。大切な人との出会いと別れだってそう。傍にあった素敵な笑顔も気がつけば自分の不甲斐なさで失ってしまうことだってある」などと、ICONIQとの破局をにおわせる文章をつづっていた。 さらに、「もっと自分に包容力があれば…。もっと自分の心に余裕があれば…。もっと自分の時間をあてがってやれれば…」と後悔し、「結局は自分の力のなさだ。ボクはまだまだガキんちょで、人を好きになる資格なんかないんじゃないかって常々思ってしまう」と破局の原因が自身にあるとも読み取れる文章をつづっていたが、恋愛しているヒマもないぐらいGACKTは多忙だったようだ。 「8日から主演・原作・脚本・演出を手がけた舞台が上演されるため、連日ハードな稽古をこなしていた。さらに、その舞台の原作の小説もGACKTが書き上げて発売しているため、いつ寝ているのか不思議なくらい。舞台の幕が開く前日の破局報道はプロモーションの一環とも思えなくもないが…」(芸能記者) GACKTの新たなお相手が気になるところだ。