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芸能 2015年08月07日 15時00分
女・子供が芸人を救う!? 小島よしお再ブレイクの意外な理由
「そんなの関係ねぇ」「オッパッピー」などの一発芸でお馴染みの小島よしお(34)に再ブレイクの兆しだ。 実は小島が「オッパッピー」などの一発ギャグでブレイクしたのは約8年前のこと。現在もその芸風は変わらず。海パン一丁でいつもの決まり文句である「そんなの関係ねぇ」、「オッパッピー」を叫んでいる。そんな小島がなぜ、再ブレイクなのか!? 「2〜7歳までの子供とその母親たちから熱狂的な支持をウケているんです」と解説するのは、バラエティー番組を数多く手掛ける放送作家。実は小島は仕事が激減すると、地道に幼稚園や保育園を中心に営業で食べていたのだという。 「子供たちに小島のギャグはドンピシャにハマるようなんです。事実、某バラエティー番組で、子供たちを集めて色々な芸人に一発芸をやらせたんですが、一番、ウケていたのが小島でした。海パンという出で立ちと、誰でもできて再現しやすいギャグがツボを捉えたようです」(同) “女・子供を相手にしても…”などと決して侮ってはいけない。小島はこれらのイベント営業だけで、なんと年間約1億円近い売上を達成しているのだ。 「小島は幼稚園や保育園などのイベントで一日当たり3〜10万円程度を稼ぎ出す。しかも、多いときは一日で10数件をハシゴするんです。しかも、所属のサンミュージックには月に営業オファーが最低50本以上も来る。ちなみに小島のギャラは地上波のゴールデン&プライムで一本3万〜。プライドを捨て、イベント興行に徹した方が収入は100倍いいんですよ」(芸能プロ幹部) 若手芸人よ、小島から学べ!
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社会 2015年08月07日 14時00分
戦後70年特別読み物 「英霊たちの“墓”を引き揚げないでくれ!」 戦艦武蔵 元乗組員たちの悲痛な叫び(3)
度重なる波状攻撃で武蔵は満身創痍となった。そこを狙ってなおも執拗に敵機が殺到し、五波にわたる空爆などで魚雷11本、爆弾10発を浴びて蜂の巣状態。艦首から徐々に沈下を始めていった。 大場氏が、そのときのつらい様子を振り返る。 「私は工作班にいたので武蔵の部品や故障の修理をやっていた。だから魚雷や爆弾でやられたところを修理して浸水を防いだり、注排水して船体のバランスをとるのが仕事だった。もっとも私は指揮所の伝令役だったので上官の指示を船底で作業する仲間に伝えるため上と下を往復していました。船底に閉じ込められたまま20数名の仲間が戦死したのはそのためなんです」 10月24日の空襲は午後3時30分の第五波攻撃で終わった。最期の攻撃では艦橋に直撃弾が命中し、猪口艦長が右腕に重傷を負い、指揮官たち数名は戦死。時間の経過とともに傾斜はいよいよ増し、復原力はもはや残っていなかった。 速力も衰え、遅れをとるばかり。そのため栗田長官は武蔵を本隊から切り離し「最寄りの島に座礁して陸上砲台となれ」と引導を渡すのだった。 しかし、息も絶え絶えの武蔵には自力走行の余力もない。午後6時、猪口艦長に代わって加藤憲吉副長が「総員、上甲板に集合」の指令を発した。 ただちに全乗組員が集まった。しかしすでにブルネイを発進したときの半数にも満たない。やがて全員が挙手の敬礼をする中、ラッパ手の『君が代』が演奏され、軍艦旗が降ろされた。そしてその後「総員退艦用意。自由行動をとれ」との号令が加藤副長から飛んだ。 号令とともに全将兵が、沈みゆく武蔵から海中に飛び込んだ。そこに猪口艦長はいなかった。加藤副長に遺書を託し、豊田副武連合艦隊司令長官に届けることを伝えた後、艦長室に戻り、従容として武蔵と運命をともにするのだった。 午後7時35分、武蔵は横転し艦首から一気に海没した。かくして不沈戦艦とも称された武蔵は、初陣がそのまま死出の門出となり、フィリピン・シブヤン海に6万5000トンの巨体を沈めたのであった。 元乗組員だった中根氏や大場氏の胸中には複雑なものがある。海没する武蔵の渦に巻き込まれて溺死した戦友もいたからだ。 「私自身も渦に巻き込まれましたが、程なくして浮き上がり、九死に一生を得ました。戦死したものにとって、武蔵はいわば“墓”なんですね。引き揚げることはその墓を失うことになり、それが果たしていいのかどうか…」(中根氏) 「私はこの4月、武蔵の慰霊祭でシブヤン海に行き、上官が好きだったタバコと大福まんじゅうを捧げて供養してきました。これができるのも武蔵がそこにあるからなんです。ここはやはり引き揚げず、静かにしておきたい。これが私の願いです」(大場氏) 武蔵の乗組員のうち、沈没時点で約1300名が救助された。しかし彼らはその後マニラ防衛で玉砕、あるいは内地に転戦するなど、終戦を迎えたのはわずかに430名だった。 海に死すのが宿命とされた海兵たち−−。遺族や関係者は遺骨収集を望む気持ちもあるが、「安らかに眠ってほしい」という思いも強い。
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レジャー 2015年08月07日 13時08分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(8/8) 越後S 他
2回新潟競馬3日目(8月8日土曜日)予想・橋本 千春☆新潟11R「越後ステークス」(ダ1200メートル)◎8ペイシャモンシェリ○14アースゼウス▲3シュトラール△1ノウレッジ、4キタサンミカヅキ 千さん「連日の猛暑の最中、取材する身にとって報われるのは馬券的中が全て」 春さん「同感。ペイシャモンシェリで軸は堅い。3走前にこの条件を快勝、続くオープン特別も2着している格上の存在。降級戦の前走も2着とチャンスを逸しているけど、実力を疑う余地はない。トップハンデ57.5キロも許容範囲。素直に底力を信頼したい」 千さん「オレはキタサンミカヅキの複勝勝負。近走は(9)(7)(8)着と冴えないが、不向きの1400メートルで着差はすべて0秒9以内。悲観する内容じゃない。今回はベストの1200メートル、ハンデ55キロと好走条件は整っている。差し脚が炸裂しそう」☆新潟10R「阿賀野川特別」(芝2200メートル)◎12アルター○9キングカラカウア▲15グランドサッシュ△11ロンギングゴールド、16ディスキーダンス 千さん「同一厩舎の複数出しは、人気のない馬を狙うのが馬券の鉄則。これに当てはまるインパラトールの複勝をお薦め。菊花賞まで駒を進めた厩舎の期待馬が、休み明け3戦目で本領発揮する。ディスキーダンスは調子に? が付き危険な人気馬だ」 春さん「アルターでもう一丁いける。2着以下を0秒4差突き放し、子ども扱いした前走が地力強化の証し。これからまだまだ強くなる3歳馬で上積みも大きい。『力は即通用しますよ』と、土屋助手もきっぱり。ここは通過点とみている」☆新潟9R「ダリア賞」(芝1400メートル)◎8ペルソナリテ○3フルオブスターズ▲12ファド△1コマノドリーム、7マテラアリオン 春さん「キャリアの浅い2歳同士の闘いで、難解。新馬戦で直線鮮やかに追い込みを決めたペルソナリテを本命に推したが、正直な気持ち自信はない。課題は猛暑の最中の長距離輸送。無事にクリアすれば可能性は一番高いと思う」 千さん「未勝利の格下馬だが、マテラアリオンが不気味。前走の中京2歳S2着の実力はここでは互角以上の評価を与えられるからだ。馬券は、観戦料のつもりで単複を少々」☆札幌11R「札幌日経オープン」(芝2600メートル)◎10ヒラボクディープ○11タマモベストプレイ▲5アドマイヤフライト△4ペルーサ、7バンズーム 千さん「ここはパス。代わりに、新潟5R(新馬)の(14)ミッキーグローリーがお薦め。『身のこなしが柔らかく、スピードもある。スタートを決めればチャンスはある』と、宮田助手も色気たっぷりだった」 春さん「1戦ごとに復調の跡を示している、ヒラボクディープの出番。もともと、ダービーTR・青葉賞を快勝している実力の持ち主。調子さえ取り戻せばチャンスは十分ある。斤量56キロで闘えるのも強み」☆小倉11R「九州スポーツ杯」(芝2000メートル)◎6ハドソンヤード○5ロングリバイバル▲7レーヴデトワール△1コウエイワンマン、3ペプチドアマゾン 春さん「馬券は、春の中京開催でこの条件(小牧特別)を鮮やかに逃げ切っている、ハドソンヤード1頭軸流しの3連単」 千さん「同型ロングリバイバルとの兼ね合いが鍵。2頭軸のフォーメーションの方が確実性はある。オレはそれで遊んでみよう」※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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スポーツ 2015年08月07日 13時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈畑山隆則vs坂本博之〉
「はっきり言って強いチャンピオンではなかった」 現役引退後、畑山隆則は自身の王者時代を振り返ってそう語っている。 確かに世界王者としてはスーパーフェザー、ライトの2階級を合わせても防衛は3度。うち2度がドローの裁定で、歴代日本人王者との比較でも数字的には見劣りする。 しかし、だからと言ってその活躍が色あせることはない。 「脚を使ったアウトボクシングは“姑息”」とまで言い放ち、リングに上がればその言葉通り決して前進を止めることはない。そんな好戦的なファイトスタイルは従来ファンからの支持を受けると同時に、持ち前のイケメンぶりから多くの新規女性ファンも獲得した。 「表紙にすれば雑誌の部数が伸びるほどにアイドル的人気もあり、もちろん試合でも満足させる。ボクシング界のみならず、日本の格闘史においても稀有な存在のスター選手でした」(格闘技雑誌ライター) 1997年、初の世界挑戦はドロー判定で王座戴冠とはならなかったが、そこからの復帰戦として組まれた翌年のコウジ有沢戦が日本タイトル戦としては珍しく全国生中継となったのも、畑山人気があってのことだった。その際のファイトマネーは1000万円。一般的な日本王者のそれが100万円前後のところを、畑山はその10倍の価値を見込まれていたわけである。 同年、2度目の世界戦で王座獲得となった畑山だが、'99年には1度の防衛を経て陥落。いったんは引退を宣言する。だが、周囲からの「坂本博之との試合が見たい」との声を受けて、復帰を決意することになる。 畑山より5つ年上の坂本は、それまで3度世界に挑戦しながらいずれも敗退。それでも日本人離れしたパンチ力への評価は高く、当時日本最強との声は根強かった。 「特にパワーのある左フックが武器で、『和製ロベルト・デュラン』とも呼ばれたほどの実力者。世界を獲るのは間違いないと、ファンはみな思っていました」(同・ライター) そんな坂本との戦いは、引退後もわずかにくすぶっていた畑山の闘争心を再び燃え上がらせた。 茶髪をたなびかせながら相手の懐へ飛び込む華麗さの畑山。一方、教科書通りのしっかりとした構えから強打を繰り出す無骨さの坂本。一見すると両極端のスタイルながらも、その本質はいずれも根っからのファイターであり、両者が合いまみえれば好勝負は必至。 2000年10月11日、試合会場の横浜アリーナは1万6000人の大観衆で埋め尽くされた。 「“守り”はダセーからやめた」 復帰後、坂本戦を見据えての畑山のセリフである。その言葉通り、ゴングと同時に両者ともに激しい打ち合いが始まった。 前傾姿勢で隙をうかがいながらリードブローなしに飛び込んで左右を放つ畑山。1R早々からまぶたを切られながらもまったく怯むことなく、かつ冷静にずっしりとしたボディーを返していく坂本。 互いにクリーンヒットを放ちながら、いずれも決め手とはならず、休む間もないパンチの応酬が続く。 7R、ようやくボディーが効いてきたか、畑山の手数が減ると坂本はさらにボディーで追撃。しかしラウンド終盤、このうち一発がローブローとなったことでストップがかかり、ひと呼吸置けたのが畑山にとって幸いとなったか。 続く8R、再度気合いを入れ直した畑山のアッパーが連発で決まると、ここまで無尽蔵とも思えるスタミナと耐久力を見せてきた坂本の動きがついに鈍る。 それでもパンチを返す坂本だったが、9Rの1分過ぎ、畑山の右ストレートが決まると、それまで身体にみなぎっていた力がスッと抜けていった。 そうして10R。開始と同時にコーナーを飛び出した畑山の放つ左右の連打が坂本の顔面を捉えると、坂本はまるでスローモーションのようにゆっくりと、背中からマットに落ちていった。 セコンドからタオルが投げ込まれる。10R0分18秒、TKO。 勝利者インタビューで「次の夢は」と問われた畑山は「ありませんね」と即答した。自ら望んだ坂本戦で渾身の勝利を果たした畑山は『あしたのジョー』のごとく、真っ白に燃え尽きていた。
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トレンド 2015年08月07日 12時20分
不器用なうそをついてしまう彼女と、それをやさしく受け止める男の子の注目ムービー
株式会社アダストリアが展開するレディースブランドLOWRYS FARM(ローリーズファーム)は、展開中のキャンペーン「さがさないでくださいGRANDPRIX」に関連して、つい不器用なうそをついてしまう彼女と、それをやさしく受け止める男の子との様子を描いたWEB限定ムービー「女の子はうそつきだ」の公開を開始した。 同ムービーは、つい不器用な“うそ”をついてしまう女の子の一面を、とある男の子の視点で映像化。男の子にはなかなか理解し得ない部分を少しづつ理解し始める様子を、「女の子はうそつきだ」と捉えて表現。デート中に他の男性からの電話がかかってきて「誰?」と聞かれてしまったとき。選んでくれたレストランで食事をしていて感想を求められたとき。ショッピング中に、ほしいものを「買ってあげるよ」と言われたとき。一緒に見に行った映画の感想を聞かれたとき。様々な瞬間でつい“うそ”をついてしまう女の子と、そんな彼女の気持ちの回想を通じて気づいていく男の子の姿を描き出している。 「さがさないでくださいGRANDPRIX」は、メインキャラクターである「ハチコ」が、女の子の気持ちをなかなかわかってくれない彼氏「ハチオ」にキレて家出、全国のLOWRYS FARMスタッフやお客様が捜査員となり、ハチコの目撃情報を集めるプロジェクト。参加すると豪華な2大プレゼントが用意されている。キュンとくる写真を投稿してくれた捜査員の中からLIKE数で上位8名に、ご当地みやげをプレゼント。さらにLOWRYS FARM公式ムービーに投稿写真が使われる可能性も。また、キュンときた写真にハートマークをつけた方には、もれなくWEB STOREで使える500円クーポンとご当地壁紙がプレゼントされる。【参考サイト】WEB限定ムービー「女の子はうそつきだ」http://kiboon-lowrysfarm.jp/missing/?p=pre_movie
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芸能 2015年08月07日 12時05分
おぎやはぎ・小木 すっぴん披露した二階堂ふみを一刀両断「ブス」
6日深夜放送のラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」で、おぎやはぎの小木博明が女優・二階堂ふみのすっぴんに対して「ブス」と一刀両断した。 番組では、「二階堂ふみのすっぴん可愛すぎ」というニュースを取り上げた。7月30日に二階堂ふみは自身のインスタグラムに、顔半分のすっぴん表情をアップ。ネット上では「綺麗すぎる」「可愛すぎ」などと絶賛されていた。 二階堂ふみのことを知らないという小木。相方の矢作兼も「俺もよくわからないもん」と明かし、「このすっぴん可愛い?」と小木に疑問を投げかけた。すると小木は、「ブス」と即答。「好感度上がったよ、二階堂ふみさんの。だって可愛くないじゃん」と一刀両断した。小木は「何で可愛すぎなの!?」と理解できていない様子だった。 さらに、すっぴん画像を見ながらトークするおぎやはぎの2人。小木は「眉毛ないし、まぁ、目は可愛いかぁ」と目を褒めたが、矢作は「でも、目もメイクしてないから小さいじゃん」とチクリ。そして、小木は「だから顔半分だけなのかなぁ。全身だったらヤバすぎるんだろうな。だから半分でなんとか、勘弁してってことでしょう」と分析した。 ただ、小木はある意味「偉いよ」と褒めていた。
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その他 2015年08月07日 12時00分
【不朽の名作】新しいことをしようという意気込みは感じるが色々残念な「君を忘れない FLY BOYS, FLY!」
今年の8月15日で終戦70年目となり、第二次世界大戦(太平洋戦争)にまつわる作品がたくさん制作されているが、1995年は50年という節目でもっと扱いが大きかった。今回、その年制作された『君を忘れない FLY BOYS, FLY!』を扱いたいと思う。 この作品は、俳優陣にSMAP・木村拓哉、反町隆史、袴田吉彦、松村邦洋、池内万作など、当時注目の若手を集め、直接の上官役として唐沢寿明を抜擢するなど豪華メンバーで「神風特別攻撃隊」という題材に挑んだ注目作だった。まあ、注目作ではあったのだが、色々明後日の方向に冒険をしすぎて、残念な作品になってしまったのだが…。 同年に終戦記念映画として公開された『きけ、わだつみの声 Last Friends』、『ひめゆりの塔』は完全に「反戦」に主眼を置いたのに対し、この作品は新しいアプローチで特攻隊を描こうという姿勢が随所に見られた。まず松村を飛行機乗り役に抜擢する辺りからしてかなりの異端作だ。もちろん当時から「この時代にデブの軍人がいるなんておかしい」と叩かれていた。まあ、『きけ、わだつみの声 Last Friends』にも、敵陣に向かって織田裕二がラグビーのトライをかけるという「学徒兵の遺書が原作なのにそれはいいの?」というシーンはあるにはあるのだが、この作品は、もっと「それはいいの?」という部分が顕著だ。とにかくサークル活動のような明るさが随所に散りばめられているからだ。 まあ、そこはそれほど悪いことではないと思う。史実を元にしている部分は特攻隊の部分だけで、後はオリジナル脚本なのだから。反戦に執着しすぎて陰鬱になりがちな日本の戦争映画とは、別のアプローチとして特攻隊員の「非日常の中の日常」を描こうという姿勢は評価できる。問題は、その非日常の日常を際立たせる緊迫感が全くない点だ。 この作品はとにかく飲酒シーンが多い。しかも取ってつけたように戦況の話をしながら、ちょっと上官とのケンカを挟みつつという感じで、なにをしたいのかよくわからない。もしかすると、映像の向こうでワイワイ騒いでいるので、俳優個々のファンにとってはいいかもしれないが、これはアイドル映画ではなく、戦争映画なのだ。もう少しなんとかならなかったのかとは思う。 唯一緊迫感を煽るシーンといえば、序盤に上田淳一郎役の木村が、新任地の飛行場に緊急着陸をして、その後、飛行場が敵機の襲撃を受けるシーンくらいだ。そのシーンにしたって、藤岡弘主演で1976年公開の『大空のサムライ』のオマージュなのではと思うほど構図が似ている。具体的にいうと、片輪状態の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)が、滑走路に突っ込んで来るところや、機銃掃射を受けた場面で逃げたり、対空機銃で応戦する際のシーン演出などだ。参考にしたかは定かではないが、とにかく似ている。しかも、ただ逃げているだけで、緊迫感というとそれほどでもない。ちなみに、『大空のサムライ』は実在の海軍エースパイロット・坂井三郎の自伝的小説が原作になっており、古さはあるが、かなり完成度の高い作品なのでオススメだ。 そんな具合に、緩いシーンが終始続き、戦争の過酷さや大戦末期の絶望感というものが、この作品には一切伝わってこない。緩さを交えつつ、締めるところは締めないと、第二次世界大戦末期の特攻隊を題材にする意味がない気がする。また、よくこの作品は役者のチャラいやりとりが批判の対象になっているが、個人的にそこは気にしていない。そういう隊員がいなかったという事実は調べようもないからだ。それ以上に問題なのが、調べられるのに調べてない部分を、恥ずかしげもなく描写している点だ。 まず訓練飛行のシーンだが、コックピットの風防も開けないで会話をしている。無線で会話しているのではと思うかもしれないが、ゼロ戦の無線機は性能が悪く使えないため、軽量化の為に取り外し、空の上でパイロットは主にハンドサインで意思の疎通をはかっていた。前記した『大空のサムライ』や、2013年に公開された『永遠の0』ではハンドサインを使っているので、それらの作品を観ていれば違和感ありありのはず。無線を積んでいる機体もあったそうだが、この作品ではとても無線で交信しているようには見えない。それこそ「この人達ニュータイプなのかな?」と思ってしまうほどだ。 他にもある、三浦草太役の反町が、自身の敵機撃墜数を22機と話している部分だ。この戦績は完全にトップエースパイロットクラスだ。それなのになぜ特攻隊に配属されたのだろうか? 『永遠の0』ではエースであった宮部が、自身の強い意向で特攻隊の配属になるが、この作品ではどうも命令されて来たっぽい。おそらく、当時の戦況でもエースパイロットを生存の見込みのない特攻隊に配属するということはほぼないと思う。強く志願したとしても、新鋭機の紫電改か雷電に乗っての本土の防空に当てられるか、訓練生の教官になるはず。もしくは同じ零戦に乗って、米艦隊のピケットライン手前までの、特攻機護衛の任務を与えられることもあり得るが、どんなに扱いづらいパイロットでも、命令で「特攻機に乗れ」とはさすがにならないかと思う。他にも出撃の前に、当時のカメラで自撮りをする隊員など、気になる点は結構あるのだが、まあ仕方ないとしよう。 この作品は、なにか新しいことをしようという気持ちは全体から伝わってくるのだが、全てがダメな方向に向かってしまった典型だと思う。そもそも特攻隊という、“必死”の戦いに向かう人々を題材に選んでしまったことに問題があったとしか思えない。軽い演技、明るい表現が、全て薄っぺらいという印象になってしまった。有名俳優を揃えて、ひょうひょうとした雰囲気の演技を売りにしたいのだったら、登場人物を全てエースパイロットにして、本土防空の苦しい状況にも、最善を尽くす姿を描いた方が良かったのではないだろうか? “決死”の戦いでも戦争の絶望感や残酷さは十分表現できるとは思うのだが。やはり「特攻隊」というわかりやすい単語がないとダメなのだろうか…。(斎藤雅道=毎週金曜日に掲載)
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芸能 2015年08月07日 12時00分
新垣結衣 能年玲奈の尻拭い10月ドラマで強制シャワーシーン
新垣結衣(27)が、約2年半ぶりに連ドラ主演する10月期の『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系)で、シャワーシーンなどに挑み裸体を披露しそうだ。独立トラブルを抱える事務所の後輩・能年玲奈の尻拭いで“強制エロ演技”に臨むのが真相というのだが…。 「新垣が演じるのは、すべてをすぐ忘れてしまうのが特徴の女探偵役です。原作の同名人気小説では、この女探偵のシャワーシーンが重要なポイントで何度も出てきます。当然、新垣もドラマの中でシャワーシーンを避けて通れない。それどころか毎回のシャワーシーンを売りにするという案も出ているようです」(日テレ関係者) 新垣は少女ファッション誌のモデルを経て女優に転身。清純派イメージの一方で、これまで『関ジャニ∞』の錦戸亮をはじめ、三浦春馬、堺雅人、生田斗真、亀梨和也らのイケメンと浮名を流してきた恋多きモテ女でもある。 「身長169センチでスレンダーボディーに見られがちな新垣ですが、実はかなりの巨乳で、腰もくびれ、お尻もプリっとして肉感的。多くの写真家が“脱がせたい女優”に挙げるほど魅力的な肢体を持っているのです。シャワーシーンではおそらくお尻のワレメ寸前や巨乳の谷間、腰のくびれまでナマ肌を露出してくることは確実でしょう」(同) しかし、おじさんが期待するシャワーシーンは、決して新垣が希望したものではない模様。1月に慕っている演出家の女性らとともに、所属事務所から独立しようとしたことでモメている後輩・能年の尻拭いとの見方が囁かれているのだ。 「事務所としては、NHK『あまちゃん』でブレイクした能年が今後も映画や連ドラ主演を続けて稼ぐはずでしたが、独立の動きに激怒。能年は干されたような状態です。その代わり、先輩・新垣が多くの仕事をこなさねばならなくなったという構図でしょう」(芸能プロ幹部) 新垣はこれまで、映画『恋空』('07年)で共演した三浦春馬ほか、ラブシーンの経験は何度かある。ただ、清純派だけに肌の露出はそれほど多くない。 「ドラマ『掟上今日子の備忘録』で新垣が大胆にヌードを魅せれば、彼女の裸体の美しさが世に知れわたることになり、大人の女優としての仕事が急増する可能性もあります」(芸能プロ関係者) 新垣と能年、Wで脱いで。
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芸能 2015年08月07日 11時45分
泉谷しげるの“ギター投げ訴訟”で過激パフォーマンス自粛か
昨年6月、歌手で俳優の泉谷しげるがライブ中に投げたギターでけがをしたとして、新潟県長岡市内の女性が約300万円の損害賠償を求め、新潟地裁長岡支部に提訴。5日に第1回口頭弁論が行われたことを各メディアが報じている。 報道をまとめると、女性が負傷したのは昨年6月22に日長岡市寺泊文化センターで行われたライブ中。泉谷が弦の切れたギターを観客席方向に投げたところ、女性の額に当たり出血。女性は病院に運ばれ、3か月間治療を受けたが、額中央に長さ15ミリ、幅2ミリの三日月状の傷痕が残ったという。女性側は、泉谷側との慰謝料の話し合いが進まなくなり提訴。泉谷側は5日の第1回口頭弁論で答弁書を提出したが、代理人を指定する訴訟委任状が同支部に届いていなかったため、陳述とみなされなかったという。 泉谷側の代理人は「泉谷さんはライブでファンに楽器を渡すことがあり、投げたわけではない。事実関係や慰謝料の額では争うが、慰謝料は支払う用意がある」とコメントしているという。 「ロック系のコンサートでは今回提訴された泉谷のケース以上に過激なパフォーマンスが多いが、やられた客はまるで“勲章”のような受け止め方をすることが多く、前代未聞の訴訟となってしまった。ネット上では『もっと高額の慰謝料を請求すべき』などの賛成意見、『覚悟と細心の注意を払って参加するのが前提で訴訟はおかしい』などの反対意見が真っ二つに分かれ大激論となっている」(レコード会社関係者) 泉谷の訴訟に大きく関連しそうなのが、プロ野球観戦中に起きた事故をめぐる“ファウルボール訴訟”だという。 「プロ野球観戦中にファウルボールが直撃して失明したとして札幌市内の女性が、日本ハムなどを相手取り損害賠償の支払いを求め札幌地裁に提訴。3月の1審判決では、球場の安全策を怠ったなどとして日本ハム側が敗訴。日本ハム側は判決を不服として控訴しているが、以前、楽天が同様のケースで提訴された際は、楽天側が勝訴していた。いずれにせよ、今後、ミュージシャンたちはしばらくファンを巻き込んだ過激なパフォーマンスの自粛を迫られそう」(社会部記者) 今後の“ギター投げ訴訟”の行方が注目される。
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芸能 2015年08月07日 11時45分
とんねるず「食わず嫌い王」で珍事
6日に放送されたフジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「食わず嫌い王」で珍事が起きた。 同コーナーには、「緊急来日SP」としてレアル・マドリード所属でサッカーコロンビア代表のハメス・ロドリゲスが出演。フリーアナウンサーの滝川クリステルと対決した。 初来日となったハメス。すでにお寿司やお肉を堪能したようで、「日本食はすごく美味しい」と絶賛した。石橋貴明から「何が一番美味しかった?」と聞かれると、「寿司」と笑顔で答えた。 同コーナーは、嫌いな食べ物を当てるゲーム。相手の心理を読みながら、食わず嫌いを当てるのが最大の特徴だが、ハメスはルールを若干理解していないまま対決がスタート。 ハメスの4品は「お新香」「和牛ステーキ」「サーモンのにぎり」「フリホーレス」。クリステルは「なんでお新香が入ってるんだろう!?」と首を傾げ、1品目にお新香を指定。対決がスタートした。 「野菜から?」とちょっと面を食らったハメス。食生活の話題になり、石橋から野菜について聞かれると、ハメスは「大好きだよ。でもちょっとこれはちょっと…」と衝撃発言。石橋は「これはちょっと!?」と食いつき、さらにきゅうりをすすめると、「もっと? きゅうりは嫌だな。もう食べたよ」と本音をポロリ。一品目で負けを認めるような発言をし、まさかの珍事となった。 ハメスのサポート役だった木梨憲武は、「今、大きなフェイントかけてるところだから」と慌ててフォローしたが、きゅうりを食べ終わった後に石橋から「耳赤くなってんじゃん!」と指摘され、さらに「目がちょっと涙目になっている」と追い詰められた。ゲームが事実上終了したことに、クリステルもガッカリ気味だった。 一通り対決が終了し、最後の実食へ。当然のごとく、クリステルは「もうこれしかない」とお新香を予想。案の定、ハメスは「きゅうりとにんじんはいいけどこっちはダメ。マイリマシタ」と負けを認めた。「カブが嫌い。味がちょっと…」と嫌いな理由を明かした。
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