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スポーツ 2015年10月31日 16時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈世界戦連敗を止めた偉業〉
日本人の現役ボクシング世界王者は現在9人(今年10月時点。女子の7人を含めれば計16人)。よほどのマニアでなければ、その全員の名を挙げることはできないだろう。そんな近年の“王者ラッシュ”の一翼を担うのが、元WBC、WBA世界ミニマム級王者の大橋秀行(大橋ボクシングジム会長)だ。 大橋は現役引退後、自身のジムで川嶋勝重、八重樫東、現WBOスーパーフライ級の井上尚弥、10月22日に防衛戦を控えるWBA女子ミニマム級の宮尾綾香と、4人の世界王者を育てた名伯楽。同時に近年では、日本プロボクシング協会会長と同コミッション理事を務め、プロアマ協力体制での業界発展を主導してきた。 大橋がジム会長として、選手の育成だけでなく、世界王座獲りに至るまでのノウハウを確立できたのは、自身の経験に寄るところも大きいようだ。高校2年時のインターハイでモスキート級制覇。強打と絶妙のカウンター技術から、プロデビュー時には具志堅用高の“100年に1人”を越える“150年に1人の天才”のキャッチフレーズが冠せられた。 そんな周囲の期待に違わず、順調にプロとしてのキャリアを積んでいった大橋は、1986年、7戦目にしてWBC世界ライトフライ級王座に挑戦した。相手は最強とうたわれた“韓国の英雄”チャン・ジョング。だが、このときの試合場は敵地の韓国で、4万人の観客が王者に熱狂的な声援を送るアウェイの洗礼を受け、大橋はなすすべもなく5回TKOで敗れた。 '88年に今度は後楽園ホールで、同じチャンに挑むも計7度のダウンを奪われて8回TKO負け。それでも途中、ドンピシャのタイミングでカウンターの右を放ち、王者を大きくぐらつかせる場面もあって、次戦への期待を抱かせる内容ではあった。 そこで大橋は1階級下げる決断をする。 中学の頃から世界王者を目指し、軽量級で闘うために1日1食の生活を続け、健康に不安を抱く学校側から指導が入っても、「自分の夢のためにやっていることだ、邪魔するな」と、これを貫いてきた。 「そうやってギリギリでやってきた大橋が、さらにライトフライ級からミニマム級に下げるとなると、わずか1〜2キロのこととはいえ、もはや一般人には想像が及ばない領域です」(ボクシング記者) しかし、世界奪取は大橋自身の夢であると同時に、当時の日本ボクシング界、そしてファンの要請でもあった。 '88年に井岡弘樹が王座陥落してから1年以上、日本人世界王者の不在が続き、日本人による世界挑戦の失敗は、このとき連続21回にまで達していた。そんな中にあって、大橋は“最後の切り札”とまで期待を集めるまでになっていた。 自身だけでなく日本国民のためにも、どんなかたちであれ世界を獲る。その信念があったからこそ、過酷な減量に耐えられたという側面はあっただろう。 '90年2月7日、後楽園ホールに集まったファンは、主催者発表で3300人! 席数1403、収容最大人数2005人の会場に、消防法無視の大観衆が立錐の余地もないほど集結した。すべては世界王者誕生の瞬間に立ち会うためである。 対するWBC世界ミニマム級王者のチェ・ジュンファン(韓国)は、すでに37歳のベテランではあったが、井岡を倒したナパ・キャット・ワンチャイから王座を奪取しており、決して容易な相手ではない。 試合開始から8Rまでは両者互角の攻防が続く。だが9R、大橋の放った左ボディーブローが王者を捉えてダウンを奪う。辛うじて立ち上がった王者を、ボディーの追撃で再度キャンパスを這わせると、そのまま10カウントが数えられた。 「勝利の決まった瞬間から会場はバンザイの大合唱。隣同士で抱き合って泣いているファンもいたほどでした」(同) この勝利はもちろん、翌日の一般朝刊紙でも大々的に取り上げられた。そのため、いつも通り東横線に乗った大橋を乗客が幾重にも取り囲み、パニック状態となって電車がストップする騒ぎまで起きた。 大橋の劇的な勝利は、ラグビーW杯の日本代表にも似た歓喜のフィーバーを、国民全体にもたらしたのだった。
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芸能ニュース 2015年10月31日 15時43分
足立梨花、競馬の「差した」「抜いた」に興味津々
女優の足立梨花が30日、都内で行われたスマートフォン向け競走馬育成ゲーム「ダービーロード presented by みんなのKEIBA」の新CM発表会に競馬評論家の井崎脩五郎と出席した。 本ゲームにも秘書役で出演する足立はディープインパクトの勝負服で登場すると、「なかなか着る機会がないので恥ずかしいです」と照れ笑い。競馬との接点についても「馬自体には会ったことがあるんですけど、生で競走馬を見たことはまだないんです。普通の馬と全然違うと聞くので実際生で見てみたいです」とにっこり。 競馬自体はまだ勉強中だといい、特に競馬用語に悪戦苦闘。「『最後差した』っていうけど差したってなんだろうって思います。普通『抜いた』って言いますよね」とコメント。馬券も買ったことがないといい、「馬券のこと自体がわからないです。三連単ってなんですか」と井崎らを前に興味津々。 ゲームでは秘書として馬の配合理論の助言を行ったりするが、「勉強中のわたしがサポートするのもあれなんですけど、知っている人にもわかりやすく、知らない人にもこういうことだというのをわかってもらえるようサポートします」と改めて意気込み。 途中、スクリーンでG1騎手の安藤勝己や武豊、オリビエ・ペリエらも本ゲームにメッセージを送ったが、「わたし、競馬に詳しくないわたしでも武騎手の名前だけは知っています。わたしが育てた馬には武豊騎手にぜひ乗ってほしいです。武騎手に断られないように強い馬を育てたいです」と話していた。 新CMでは場末の喫茶店を舞台に、足立がスマホで競馬を分析する客に、井崎がマスターに扮して競馬ゲーム談義をするという内容。新CMは31日の深夜から放送される。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ネタ 2015年10月31日 15時37分
ロバート秋山「新宿コズミックセンターは聖地!」
お笑いトリオ、ロバートの秋山竜次が30日、新宿コズミックセンターでアルバム『オモクリ名曲全集 第二集 秋山竜次(ロバート)編』のリリース記念イベントを行った。 公共施設である同センターでなぜイベントを開催したのか、その理由を秋山はアルバムに収録されている「TOKAKUKA」という曲に、印象的にフレーズとして入っているからと説明。「さいたまスーパーアリーナや日本武道館からもオファーがありましたが全部断りました。新宿コズミックセンターにしか興味がない。なぜなら区がやってるから!」とファンに打ち明け、場内の笑いを誘っていた。さらに、本人の中では同会場は特別になっているようで、「渡辺美里さんの聖地が西武ドームなら、私はコズミックセンター!」と叫んだ。 「TOKAKUKA」の歌詞では他にも、東京芸術劇場、浅草公会堂、葛西臨海水族園など、様々な施設に対して秋山が「都か?」「区か?」と運営先を問うており、一部ネットでは“秋山が二重行政問題に切り込んだ”と噂されていた。しかしその噂を秋山は「母親が気にするタイプの人で…。よく『ここの施設の管理は区? 市?』って聞いてきて、ただ母ちゃんがいってただけ」とキッパリ否定。 また、MCからはNHKの紅白歌合戦からオファーが来た場合どうするのかという質問があったが「あれは“国”営放送だから断る」と宣言。他の収録曲の解説については演歌歌手の八代亜紀とデュエットした「おいら土下座の半三郎」に言及し、「土下座して、一発やらせてくださいという曲なんですが、八代さんは『なんか変な曲ね』といいながら、引き受けてくれました」と解説した。 会場では、「TOKAKUKA」をライブで熱唱。本来はこの1曲のみの限定ライブの予定だったが、勢いに乗った秋山は、大きな音がしなければ、この会場でも大丈夫だと他にアルバム収録曲の「願い」も披露した。 なお、今後も秋山は「あきる野ルピア」、「都立秋留台公園」、「福岡市役所ふれあい広場」など、地方自治体が運営する施設を中心にツアーをする予定とのこと。ちなみに、このツアーには地方自治体の施設ではない、“民間”の「イオンモール幕張新都心」がふくまれていたが、その理由を秋山は「さすがに(アルバムのPRとして)入れないと怒られるので」と説明し、爆笑を誘っていた。(斎藤雅道)
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アイドル 2015年10月31日 15時33分
AKB48 職業コスプレでハロウィンイベントに乱入
AKB48の指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀、横山由依、松井珠理奈、渡辺美優紀が30日、都内で行われたサマンサタバサ ハロウィンイベントにサプライズで登場し、「ハロウィン・ナイト」を披露した。 サマンサタバサのスタッフのみが参加する内輪のパーティーにAKB48メンバーが突然の乱入。500人のサマンサタバサスタッフからは大歓声が湧き上がり、指原は議員風、渡辺麻友はウェイトレス、柏木はキャバ嬢、横山はCA、松井は宝塚風、渡辺美優紀はバレリーナ風のコスチュームでサマンサタバサスタッフ500人と共に「ハロウィン・ナイト」を歌い踊った。 指原は「むちゃくちゃ盛り上がりました。以前サマンサタバサさんのCMに出た事があります。できればもう一回出演したいですね」と猛アピール。(アミーゴ・タケ)
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社会 2015年10月31日 14時00分
達人政治家の処世の極意 第二十三回「吉田茂」
GHQの幹部を相手とせず、マッカーサーとの直談判がなかったら現在の日本はなかった。 個性の強さからくる「ワンマン」の異名の一方で、戦後の日本再興へのレールを敷いたのが吉田茂元首相であった。第2次大戦の敗戦で荒廃した占領時代に、国民を飢餓から救うため経済復興に尽力、独立と国際社会への復帰を築いた吉田は、一方で批判の声はあるものの戦後宰相の中で第一人者であることは認めざるを得ない。 戦後間もなくの昭和21年5月、外交官だった吉田に、旧憲法下、天皇の大命が下り、第1次吉田内閣を発足させた。時に67歳、外交官一筋で政治経験ゼロだった吉田は、この内閣でまず大きく3つの使命を果たしてみせた。1つは新憲法制定の議決、2つは民主化を進めるための大地主の権利縮小、対して小作農民の権利拡大という農地改革法の成立、3つは食糧危機への対応のためGHQ(連合国軍総司令部)を説得しての小麦の緊急輸入であった。 2つ目の農地改革は、その後の保守政治の核となっていった点で特筆に値した。すなわち、農村部がその後の保守勢力の票田となり、一方の都市部の労働者が革新勢力を支えるという構図がこの時期つくられたということである。 そうした中で、吉田のリーダーシップが発揮されたのは、新憲法施行前の改正選挙法での初の総選挙で、衆院の議席を得た後の第2次吉田内閣からであった。ここで、吉田は政治生命を賭けた。大戦後の講和条約を参戦国すべてと「全面講和」を結ぶか、個々の国々と「単独講和」を結ぶかであった。対日賠償など各国の要求条項が異なり、その後の国際関係の中での日本の在り方などをにらめば、極めて難しい決断の場であった。 吉田は講和とはあくまで戦勝国と敗戦国の間で個々に結ぶものとして、最終的に「単独講和」を決断した。ここで吉田一流の交渉術の決め手、すなわち「当事者能力のある者と交渉する」が全開したのだった。当事者能力のない者といくら交渉しても、しょせんは“小田原評定”に陥ることを読み切っていたのである。それが、表記の言葉になっている。吉田はGHQで当事者能力ある人物をGHQ最高司令長官のマッカーサー元帥1人に定め、他の幹部との交渉は一切断ったということだった。 こうしたマッカーサーとの交渉は、直接折衝としての会談75回、書面でのそれは131通にも上った。 結果、昭和26年9月8日、吉田は米サンフランシスコで48カ国との「単独講和」条約の調印にこぎ着けた。 ちなみに、吉田はそれまで米ソ冷戦時代に入ったことで、日本を極東の防壁としたい米国の強い再軍備要求を受け「戦力なき軍隊」として警察予備隊、海上保安庁、保安隊の設置でお茶を濁してきた。だが、昭和25年6月に勃発した朝鮮戦争で米側の再軍備要求がさらに強まったため、やむなく日米軍事同盟としての日米安保条約も講和条約の場で同時に調印している。この安保条約も、巧みな呼吸合わせで当事者能力を持つダレス国防長官に絞った形で交渉、ギリギリの落着で手を打ったのだった。講和条約調印まで好物の葉巻を断っていた吉田は、調印直後に米側から贈られた高級葉巻一箱の封を切り、その夜、なんともうまそうに“解禁”の1本をくゆらせた。 その吉田は委員会審議のさなか「生意気なことを言うな」「無礼者、バカヤロー…」などと何とも傍若無人、強気の発言で政権運営を行ったが、この「バカヤロー」がたたって解散に追い込まれた。結果は敗北。かろうじて第5次内閣を組閣したものの7年2カ月の長期政権にピリオドを打ち退陣、政界引退を余儀なくされた。5次にわたった吉田内閣の閣僚数はじつに104人。わが国政治史上最多の大臣“大量製造”であった。一方で人も育て、「吉田学校」の名の下にその後のわが国をけん引した池田勇人、佐藤栄作、田中角栄といった人材を輩出させている。 引退後の吉田は相変わらず生臭く、元気そのものであった。敷地1万1千坪、その名も人を食った『海千山千楼』と命名した神奈川県大磯の邸宅で、夫人を亡くした後、吉田の身の回りの世話を続けてきた元新橋芸者の名妓「小りん」と生活を共にした。また、政界への影響力も保持し、政変のたびに自民党の実力者が次々と足を運び、これは「大磯詣で」とも言われた。昭和42年10月20日、心筋梗塞のため89歳で死去。戦後初の国葬が行われた。 交渉事はすべからく、当事者能力のある者は誰かという見極めで成否が分かれる。リーダーはその“眼力”を磨けと、吉田は教えている。=敬称略=■吉田茂=第45、48、49、50、51代内閣総理大臣。東久邇宮内閣、幣原喜重郎内閣の外相などを歴任。戦後の混乱期にあった日本を盛り立て、再興の礎を築く。その風貌から「和製チャーチル」とも呼ばれた。小林吉弥(こばやしきちや) 永田町取材歴46年のベテラン政治評論家。この間、佐藤栄作内閣以降の大物議員に多数接触する一方、抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書多数。
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その他 2015年10月31日 12時00分
【不朽の名作】サラリーマンの痛快な逆転劇が魅力! 「集団左遷」
バブル崩壊直後、いち早く損害を受けだしたのは不動産業だった。この頃からニュースなどで、「リストラ」といった文字が踊りだし、終身雇用の終焉が叫ばれた。今回紹介する1994年公開の「集団左遷」はそんなバブル崩壊後のリストラに立ち向かう作品となっている。 内容としては、企業ドラマモノの映画で、リストラの名の下に行われる会社の理不尽な仕打ちに対し、自らの意地と誇りをかけ立ち向かっていく、サラリーマンたちの姿を描くというもの。大量の不良物件と余剰人員を抱える太陽建設は、「特販部」という大層な名前の左遷部署を創設して、無茶な営業利益を命令し、柴田恭兵演じる滝川晃司や、中村敦夫演じる篠田洋など、以前に上司と問題があったり、無気力社員と断定された者達を退職に追い込もうとする。しかし、そこで問題社員たちが自分の働き方見つめなおし再起をはかる。この逆転劇が本作の見どころとなっている。 ストーリー前半は、滝川などの他企業からのヘッドハンティング組と、生え抜き社員組との衝突や、和解してからの奮闘を描く。とても単純な構成で、まるで団体競技の弱小校を強豪校にするような、スポ魂展開で進んでいく。後半は、度重なる妨害にもくじけない、左遷社員たちの戦いを描く。この後半の展開は、左遷社員たちが、困難に断つ向かうヒロイックな存在となっており、これまた、単純で非常にわかりやすい。最終的には決算報告会での逆転劇に向かっていくのだが、この脇道にそれず一本道に目標に進んでいく展開が本作の娯楽性の高さとなっている。 悪く言えば規定路線から外れない、「お約束」の詰まった作品ではあるが、だからこそ、こういった作品は価値があるのだ。最近ではドラマ『半沢直樹』などで、虐げられた企業戦士の逆襲というのが評価を得ている。なぜこういった作品が評価をウケるかと言えば、おそらく、これまで苦渋を舐めさせられてきた人々が、公然と立ち向かい、嫌な上司を痛快に倒すからだろう。普段言えないことを、架空の人物であっても代弁してもらえれば心はスカッとするものだ。今回の作品もそのジャンルと同じだと言って間違いない。 しかし、この作品の公開は94年と、『半沢直樹』の20年以上も前に、この結論に到達していることに注目して欲しい。同時期の企業モノといえば織田裕二主演で94年放送のテレビドラマ『お金がない!』などもあったが、こちらは、企業での痛快なサクセスストーリーがメインとなっている。そう考えると、まだ世間では、今ほど不況の閉塞感もなかったと言えよう。その時点で、これほど過酷な状況での逆転劇を題材としたのが、この作品を価値あるものとしている。 このジャンルで重要なのが、軟派な恋愛劇など入れている暇はないと言わんばかりの、徹底的なお上との対決姿勢と、困難に、知恵と体力を振り絞って向かっていく汗臭さだが、若干知恵の部分は足りないかもしれないが、概ねこの作品でもよく表現できている。 また、こういった企業を題材とした作品を作る際は、会議などで、多数の役職や、専門用語などが入り混じり、混乱する場合が多いので、わかりやすい役どころというのが必要となってくる。それは単純に「こいつが悪いヤツだ!」と感じられるような、テンプレートな悪役の存在だ。 この作品では、津川雅彦演じる横山輝生副社長がその役割を担っている。それはもうやり過ぎだという位に、本来副社長には取るに足らない存在であるはずの特販部の左遷社員に、ムキになって妨害工作を入れてくる。裏工作で、特販部の取ってきた契約を反故にするなどもちろん、時にはヤクザを雇っての物件破壊。さらには、弱みを握った特販部社員を利用しての物件への放火行為など、もうやりたい放題だ。次期社長のイスがかかっているとはいえ、自社の物件を破壊するなど、これはもはや異常な領域だ。津川もこの狂気の副社長になりきっており、滝川や篠田に、強烈な憎悪をぶつけてくる。この効果は絶大で、現代劇でありながら、時代劇のような勧善懲悪劇パターンに近い印象を受け、建設業界の事情をわからずとも、すんなりと話の展開についていけてしまう。 あと、この作品はバブル崩壊の影響が出始めの頃に制作された映画なので、今では別の部分も見どころになっている。リストラされる側の社員の退職金が数千万単位で「おお、すげえ、まだ金あったんだな」などと感じることもあるかも。他にも「自分たちで仕事をしたい。仕事に対して誇りを取り戻したいんです!」という滝川の言葉なども、派遣社員が多い現在の状況や、ブラック企業問題が顕著の現在ではそう簡単に言えない言葉だろう。あと、バブル崩壊後、余剰の土地となった場所にヘリコプターを飛ばして見に行くシーンなども、今となっては浮世離れした描写に映るはずだ。 他にも、伊東四朗演じる電気量販店社長の現金即金払い主義で札束を持ち歩いている設定などが、当時度々テレビに出演していた、城南電機の宮路年雄社長のようで、当時を知っている人は、思わずニヤリとしてしまうだろう。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能ネタ 2015年10月31日 12時00分
フジ期待のルーキー宮司愛海アナ本格始動 正統派と汚れが両立できれば“ご褒美”か?
いよいよフジテレビの大型新人が本格始動する。研修を終えた宮司愛海アナウンサー(24)が秋から『めざましテレビ アクア』と『さまぁ〜ずの神ギ問』の2番組でレギュラーを担当することになった。入社して半年ほどの宮司アナには、凋落著しいフジテレビの救世主として大きな期待が掛けられている。 「局内では2008年入社の加藤綾子以来の 大型新人と言われており、期待も大きい。宮司の武器は、何と言っても万人受けする、フジの女子アナらしい美貌です。局員だけではなく、上層部にも大いに気に入られていることから、今後は猛プッシュを受けることになるでしょう」(フジテレビ関係者) そんな宮司アナのレギュラーとして選ばれた2番組は、あまりにも対照的だ。爽やかなイメージが重視される早朝のニュース番組の『めざましテレビ アクア』と、深夜バラエティーの『さまぁ〜ずの神ギ問。中でも注目されているのは『さまぁ〜ずの神ギ問』の方だ。さまぁ〜ずは、特に三村マサカズが下ネタやセクハラ攻撃を得意としている。ここをうまく切り抜けることができれば、来春には大きな“ご褒美”が待ち構えているのだという。 「特にさまぁ〜ずとの共演は注目です。最近の三村は、下ネタはもちろん、ときにはパイタッチするなどセクハラが芸風になっている。ここに宮司を持ってきたということは、セクハラOKということです。これをかわいらしくかわすことができるかに、今後の宮司の運命がかかっていると言っても過言ではない」(制作会社関係者) ちなみに宮司アナは同番組の制作発表会見で「(下ネタは)基本的にはウエルカムですよ」と強気に言い放っている。 これからしばらく宮司アナは、早朝のニュース番組で女子アナの王道を歩みつつ、深夜番組では下ネタに対処するという、あまりにも両極端な仕事が要求されそうだ。だが、それを両立できた場合には大抜擢があるという。 「『めざましテレビ』のメインキャスターの座ですよ。現職のカトパンは来春に退社することが濃厚で、水面下では後任レースが激しくなっている。この半年で実力を証明できれば、宮司を使って新しい色を出したい、というのが局の意向です」(フジテレビ局員) 9月に『さまぁ〜ずのご自慢列島ジマング』内で、カエル倒立を披露して、見事なまん丸ヒップラインを見せつけた宮司アナ。これならエロネタにも抵抗はなさそうだ。
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アイドル 2015年10月30日 22時25分
TEPPEN 2015秋の陣の芸能人ピアノ部門優勝はHKT48の森保まどか「うれしいです。でも実感がないです」
「芸能界特技王決定戦TEPPEN 2015 秋の陣」(フジテレビ)のピアノ部門で、HKT48の森保まどかが、元AKB48の松井咲子を破り優勝した。 演奏前に、松井咲子が95点を叩きだし、それを超えなければ優勝できないと説明され、自信を聞かれた森保は、「あります。頑張ります」と緊張しながらも笑顔で答えた。そんな森保が選んだ曲は松任谷由実の「真夏の夜の夢」。弾き終えた森保は、「楽しかったんで、いいです」とコメント。 結果は97点で松井を破り優勝。ピアノ部門のTEPPENとなった。感想を聞かれた森保は、「うれしいです。でも実感がないです」とほほ笑んだ。敗れた松井は、「納得の点数だし、結果だと思います」と森保を称えた。
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芸能ネタ 2015年10月30日 21時00分
熱愛報道があったおのののか 実はやたらに業界関係者に評判がいいワケ
タレントのおのののかが、20代後半の会社員の男性と熱愛中であることを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じ話題になっている。 おのののかといえば、東京ドームでビール売りのアルバイトをしていたこともある苦労人で、決してスター街道を駆け上がってきたタイプではない。しかし、徐々に階段をのぼり、現在は多くのバラエティ番組で活躍している。そんな、おのは、テレビ番組の関係者から非常に評価が高いという。 テレビ業界関係者によると、おのは、番組収録ではとりあえず、周りが苦笑いするくらい全力。それも度を超しているとか。その様子を、「小学校の授業でどんな先生からの問いにも“はいはい!”手を挙げる子っているでしょ、まさにそんな感じ」とも説明する。もはや、「空気を読む」とか、そんなものは関係ない。結局、番組としてカットされるかどうかは別として、とりあえず、数を撃てば当たる方式で、どんなトークにもバンバン攻めてくるという。 「ある誰でも知っているような話題のアイドルと横並びで出演した時、そのアイドルが一言も言葉を発することができないくらい、トークを強引に持っていきました。その必死な姿にタレント、関係者とも苦笑いでしたよ」(テレビ業界関係者) 同じクラスにいれば、「うざい奴」「あざとい奴」なんて思われて嫌われてしまうかもしれないが…そこはまったく別次元の芸能界の世界。彼女のその姿勢は業界の関係者からは好評だ。 「そんな彼女の姿を苦笑いしながら見ているものの、結局はまた使ってしまう。友達になりたいかは…別として(笑)、仕事をしてもらう上であの必死さは、頼もしい存在ですよ。頭が下がります」(同) どうやら、苦労人・おのののかは現在、恋と仕事も順調なようだ。
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アイドル 2015年10月30日 20時40分
AKB48 柏木由紀のキャバ嬢姿にTOKIOとタモリが大興奮
アイドルグループ、AKB48が「ミュージックステーション」(テレビ朝日)に登場、ハロウィンということで、“職業コスプレ”で登場して、「ハロウィン・ナイト」を披露した。それぞれの衣装は総合プロデューサーである秋元康氏がイメージして決めたという。 それぞれ、指原莉乃(HKT48)は政治家、高橋みなみは女子高生、そして柏木由紀はキャバ嬢のコスプレを披露。柏木のキャバ嬢コスプレは、秋元氏がどのメンバーよりも最初に提案したようで、そんなキャバ嬢姿の柏木に、同番組で共演したTOKIOの松岡昌宏は、「リーダー(城島茂)がざわついちゃって、タクシー代あげたいって」と発言。城島は、「その前に指名したいなって」とコメント。MCのタモリも「似合ってるよね」と褒めていた。
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レジャー
確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
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芸能ニュース
みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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1980年09月26日 22時06分
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1970年09月27日 12時20分
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1970年09月26日 22時43分
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1970年09月26日 22時28分
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1970年09月26日 22時10分