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社会 2019年10月23日 12時00分
橋下徹が関西電力「原発マネー還流」問題糾弾で政界殴り込み
関西電力役員らが福井県高浜町の森山栄治元助役(3月に90歳で死去)側から3億2000万円の金品を受け取っていた原発マネー還流問題。今後の焦点の一つは政治家への還流がなかったかだ。 橋下徹元大阪市長と関西電力筆頭株主でもある大阪市の松井一郎市長は、この問題に徹底して切り込む姿勢を打ち出した。背景には自民党政権では出し切れない関電闇マネーの“膿”を洗い出すこと。そして、「未来の日本を託せるのはポエム小泉進次郎ではなく、ケンカ橋下徹しかいない」という橋下待望論を巻き起こすのが狙いだという。 「関電マネー疑惑が発覚すると、大阪市の松井市長は即座に盟友で弁護士の橋下氏を事件検証する第三者委員会メンバーへの送り込みに言及し、大ナタを振るう姿勢を猛アピールした。だが、関電はかたくなに拒否、最終的に橋下氏はメンバーから外された。しかし、橋下、松井両氏は関電側が断るのは織り込み済み。つまり、断ることによって原発マネーの闇が相当根深い証拠となった。関電は橋下氏が入れば、関電解体と原発ストップの可能性にブルったわけです。それまで、八木誠会長、岩根茂樹社長は辞任を拒んでいたが、橋下氏を第三者委員に入れない替わりに、自分たちは引責辞任で幕引きの方向に切り替えた。橋下氏らの第1弾のジャブは大ヒットしたのです」(維新関係者) 全国紙政治担当記者が続ける。「実は、こうした作戦は周到に練られてきた。というのは、橋下氏や松井氏らは有権者の選挙動向の潮目が変わりはじめたのを統一地方選、参院選でヒシヒシと感じ始めたのです。『れいわ新選組』などの大躍進に見られるように、今はネットやSNSで政治活動をアピールする時代。地盤、看板、カバンの“3バン”はもう選挙の三種の神器ではない。事実を発信しないと、有権者の支持はもはや得られないと痛切に感じ取ったんです。そんな折の今年前半ですよ、松井氏や橋下氏側に関電闇マネー疑惑を告発する匿名内部文書が送られてきたのは」 内部告発文書を元に橋下、松井氏らは極秘調査を開始。関電や国税周辺に独自のディープスロートを得ることに成功し、その闇の深さに愕然、全容解明に向け肚を括ったという。「同時に徹底追及することで、政党として全国的に足踏み状態だった維新の信頼、存在感をMAXに高められると捉えたわけですよ。また、橋下氏を前面に出すことで、政界復帰を有権者に認識させられるツールとしたのでしょう」(同) 維新は安倍政権にパイプがある。仮に与党議員が原発マネーに絡んでいても、大阪市が関電の筆頭株主であることを盾に次の3つの方針を確認したという。(1)橋下氏が第三者委員会に入り実態解明。入れない場合は筆頭株主の大阪市が株主代表訴訟で徹底追及する。(2)国会で日本維新の会が疑惑を取り上げる。(3)橋下氏はメディア、ブログ、街頭等で疑惑を暴く。「実は関電内部では渦中の森山栄治元助役が3月に死去したのをいいことに、金品受領問題はウヤムヤに終わらせられるとタカをくくっていたフシがある。というのも、監査役に土肥孝治元検事総長(6月退任)、佐々木茂夫元大阪高検検事長など錚々たる関西検察トップクラスのOBを揃え、手を打ってきたからだ。だが、関電は問題をなめすぎた。森山氏は膨大なメモ帳を残していた。昨年の金沢国税局査察で森山メモが押収され、中身流出を押さえきれなかった」(司法記者) メモには大判小判の類から現ナマ、数千円単位の菓子折りまで、いつ誰に贈ったか克明に記されていたという。いわゆる関電版『黒皮の手帖』(注・松本清張の小説。架空預金者リストが記された手帳)だ。その一部が関電隠ぺい工作に怒る内部告発者から流れ、共同通信社の大スクープとなったようだ。「東京地検特捜部も『森山メモ』の完全版を手にしたそうです。同特捜部が俄然、内偵の気配を強めるのは政治家の影が見え隠れするため」(同) どんな政治家の名前があるのか。まず疑惑発覚後、名前が挙がったのは、高浜原発のある福井県出身の稲田朋美幹事長代行だ。「森山元助役は警備会社『オーイング』の取締役を務めていた。その関連会社『アイビックス』会長は稲田氏の元後援会長です。稲田氏には合計146万円を献金していた」(夕刊紙記者) 他に、安倍首相の側近である世耕弘成参院幹事長の資金管理団体は森山元助役が相談役の兵庫県のメンテナンス会社『柳田産業』社長から600万円の献金を受けていた。福井選出の高木毅元復興相が代表を務める支部は、前述の『オーイング』に警備費用などを支払う関係にあった。 「いずれの献金も政治資金収支報告書に記載するぐらいだから違法性はないだろう。問題は闇の金です。他にも東日本大震災後、原発再稼働に関して裏金は動いていないのか。菓子折りの下の金貨を手にした政治家や官僚はいないのか」(前出・全国紙政治担当記者) 与党関係者の話。「東京地検特捜部はどう動くのか。また、橋下氏の出方も気になる」“黒皮の手帖”の詳細なリストと中身に心底怯えている黒幕は果たして誰か。展開次第では安倍政権崩壊のアリの一穴になる可能性もあるだけに、自民党内も戦々恐々としている。
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芸能 2019年10月23日 12時00分
木下優樹菜、学園祭の出演中止 “タピオカ騒動”姉のインスタ投稿も話題?「謝罪は拒否された」発言に批判も
タレントの木下優樹菜が出演する予定だった神戸学院大学祭の中央実行委員会が22日、木下の出演を取りやめることを発表した。 学園祭公式ツイッターは22日に「第52回神戸学院大学大学祭135festival 木下優樹菜トークショー中止のお知らせ」という文書を発表。その中で、11月2日に予定されていた木下優樹菜の出演が中止になったとし、理由については「セキュリティ上の問題」とし、チケット払い戻しの案内もされていた。 木下と言えば、姉が働いていたタピオカ店とトラブルになった際、オーナーに「弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」「週刊誌に姉がこういうめにあったって言える」などと恫喝のような文章を送っていたことが判明し、物議に。その後、今月9日にインスタグラムを通じ謝罪していたものの、いまだ好感度は下がったまま。今回の学園祭出演中止についてもネットからは、「身から出た錆だよね」「当然の判断だと思う」「子どもや夫、事務所にも迷惑かけてるんだから本気で反省してほしい」といった声が上がっている。「いまだ大バッシングが続いている中、実はネット上では、姉本人のインスタグラムポストも話題になりました。12日までに投稿されていたそのポストの中で、姉は給与明細をアップし、騒動について謝罪しつつも、精神的に弱っていたところにオーナーからタピオカ店に誘われたこと、資本金を折半すると申し出たが断られたこと、オープン準備が進むについて内装が勝手に進められることが多くなり、『パート感覚でした』とつづられていました。その後、木下のインスタグラムでの宣伝を経て、『姉がオープンさせたタピオカ店』といった週刊誌記事にオーナーが苦言を呈したこと、次第にシフトが減らされ、オーナーとの溝が深くなり、給与トラブルに発展したことなどをつづっていました。さらに、『妹がDMを送って相手に威圧感を与えてしまった事に関しては妹が謝罪をするべき。だから色々と冷静に考えて謝罪をしに行こうと試みる姿勢をとりましたが謝罪は拒否されたそうです』と木下の様子も明かしつつ、オーナー側がSNSで騒動を広げていることに苦言を呈す一幕もありましたが、その後、インスタグラムは非公開になったあと、アカウントは削除。ネットからは『この期に及んでまだ自分が被害者…?』『何も言わなきゃいいのに』といった呆れ声を集めていました」(芸能ライター) 泥沼化しているタピオカ店騒動。木下の好感度は復活するまでにはまだ時間が掛かるかも知れない――。記事内の引用について神戸学院大学大学祭135festival公式ツイッターより https://twitter.com/135Fes
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芸能 2019年10月23日 11時50分
のん「中学生の時は1食6合でぽっちゃり体型」ヒット映画きっかけで料理に目覚める
女優・のんが10月21日、都内で行われた「ご当地タニタごはんコンテスト」アンバサダー就任発表会に出席し、好きな料理と食生活について語った。 2回目を迎える同コンテストでは、全国5ブロックから予選を勝ち抜いた各3チームが、グランプリを目指してオリジナルの郷土料理レシピをプレゼンする。郷土料理について、兵庫県出身ののんは、「姫路おでんを食べます。生姜醤油につけて食べるのがおいしい」とご当地グルメを紹介した。 映画『この世界の片隅に』で主人公の声を担当したのんだが、料理に目覚めたきっかけも同作。「実家にいた時はご飯当番で毎日作らないといけなかったので、『美味しく食べるために作る』という感覚がなかった。一人暮らしになって自由にやっていたけど、最近は家で食べる自炊がこんなに美味しかったんだと幸せを感じるようになりました」と充実の表情。作るのは「カレーやグラタン」。「グラタンの簡単レシピを見つけて、それがめちゃめちゃ美味しかった」と満面の笑みで話した。 「お米が好き」と言うのんは、一番多い時で「中学生のときは、1食で6合食べていて、ぽっちゃり体型でした。お米だけで、おかずなしでも食べられる」と白米好きをアピールした。現在は食事に気を使っているそうで、「お菓子を制限しています。ポテトチップスやチョコレートは大好きだけど、ごほうびに取っておいて普段は食べない」とのこと。健康を維持するため、「体重は毎朝チェックしています。バレエやダンスをやって整えています」と語った。 事務所移籍以降、露出機会が減ったのんだが、ここ最近の芸能事務所による民放テレビ局への圧力問題を受けて、CM出演や『あまちゃん』(NHK)の配信再開など復活の兆しが見られる。本人も「(自身が主催する)『のんフェス』のVol.2をやりたい」と話し、2020年4月からラジオのレギュラーが決定したことを報告すると、集まったファンからさかんな拍手が送られた。
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スポーツ 2019年10月23日 11時30分
オリックス高卒3年目の岡崎、58試合出場の鈴木昂ら4人に戦力外通告
オリックスは22日、黒木優太投手、山崎颯一郎投手、鈴木昂平内野手、岡崎大輔内野手と来季の契約を結ばないと通告した。 球団は「まだ何とも言えない状況」とのことだが、黒木と山崎は今年トミー・ジョン手術を受けてリハビリ中なだけに、育成での再契約が濃厚である。 鈴木は2015年、三菱重工名古屋からドラフト7位で入団。守備、走塁、バント、右打ちのスペシャリストとして、4年目の今年は58試合に出場、打率.227、出塁率.333はキャリアハイだっただけに、今回の発表はファンの間からも驚きの声が上がっている。今年はスタメン起用もあったので、それも当然だろう。 また、2016年に花咲徳栄高からドラフト3位で入団した岡崎も戦力外になってしまった。この年は山本由伸がドラフト4位だったことからも、球団が岡崎に期待していたのは言うまでもない。岡崎は花咲徳栄のキャプテンを務めていたこともあり、オリックスは将来のキャプテンを見込んで岡崎を獲得した。ルーキーイヤーから1軍に昇格すると、「高校の時は打てなかった」東北楽天の藤平尚真(横浜高)からプロ初安打を記録。「高校じゃ歯が立たなかったのにプロでヒットが打てるなんて不思議なもんですね」と笑顔で話していたのを思い出す。現在は外野手登録となっている宗佑磨とは、「将来は2人で二遊間を守ろう」と寮で誓い合うなど、チームの近未来を考えていた選手なだけに、2年目以降1軍出場がなかったのは残念である。 オリックスは昨年ドラフト1位で太田椋、今年ドラフト2位で紅林弘太郎と高校の内野手を上位指名している。“打てる”“守れる”内野手の育成は、ここ数年のチームにとって課題となっているが、鈴木のような“スペシャリスト”や、岡崎のような“キャプテン能力”を備えた選手も今後育成していかなければならない。黒木や山崎が育成契約したとしても、支配下登録が確約されているわけではなく、まだまだ伸びしろがある各選手には次のステージを頑張ってもらいたい。(どら増田)
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社会 2019年10月23日 10時10分
青木氏、即位礼正殿の儀前の『モーニングショー』で天皇制に苦言「よかったですねと言えない」に批判の声
22日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、ジャーナリストの青木理氏が天皇制の在り方について苦言を呈し、天皇陛下の即位について、「おめでとうでいいのか」などと批判した。 青木氏は天皇陛下の即位礼正殿の儀について、 「皇室の行事ってのは、こういう形でその外交の機会になるって言うのは、これは皇室制度を持っている一つのメリットではあるんですよね」 と皇室の行事は外交に利用できるメリットを持っていると話す。また、青木氏は天皇制の在り方について、 「ただ、こういう機会に僕ら常に考えないといけないのは、天皇制とか皇室の在り方ってことを考えなきゃいけなくって、そもそも世襲で身分を継承するのが果たしていいのかっていう議論もあるし、国民の多くがこの天皇制ってのを、支持しているんだけれども、今の在り方でいいのかと。かなり閉鎖的であるとか、男系男子だけで継承してっていいのかと。果たして今後どうなるんだろうかとも考えなくてはいけない」 と、疑問を投げかける。さらに、 「今日これからやるんですけれども、皇室の絡みの行事ってことになってくるとついつい、おめでとうございました、よかったですねって、なっちゃうんだけれども、憲法上問題が生じるような政教分離とかっていうことですね、裏腹なので、おめでとうございます、よかったですねって、言うだけでは言えないところがたくさんある」 と話す。そして、即位礼正殿の儀を利用して、「韓国とどう関係を改善するのか最大の注目」と結んだ。 この発言に視聴者から、「天皇陛下が即位する日に天皇制を腐すのはありえない」「天皇陛下を貶めたいと思うような発言」「日本人なら天皇陛下を敬うのは当然。意味がわからない」という声も挙がった。 さらに、「政教分離と言いながら皇室の政治利用を認めている。支離滅裂なコメント」「なぜ韓国と関係を改善する話が出てくるのか」と、コメントを疑問視する声も並ぶ。一方、普段から天皇制を批判する層からは、「その通り」「天皇制を廃止するべきだ」などの声も出た。 天皇制については様々な意見があるのだろうが、即位礼正殿の儀が行われる朝に、公共の電波で「祝えない」とも取れる発言をすることに、違和感や怒り、そして残念に思う人が多かったようだ。
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スポーツ 2019年10月23日 06時30分
新日本KENTA「顔がジャニーズ系だから好きじゃない」石井と再戦決定!
「俺、ここ数日、あの彼の風貌?何か好きになれねぇなぁって。何でかなと思ったら、彼って顔がジャニーズ系じゃない?だからああいうタイプは好きじゃないんだよね。会社もSHO&YOH&TOMOで売り出そうというのが垣間見られるしさぁ。YOSHI-HASHIはブスだから嫌いになれないんだよね」 NEVER無差別級王者KENTAはこう言った。14日の新日本プロレス、東京・両国国技館大会で、ジェイ・ホワイト、高橋裕二郎とのバレットクラブトリオで、後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHIのCHAOS勢と対戦したKENTAは、その前にコメントを出したジェイについて「アイツなげぇなぁ」と注文をつけた。「みんな疲れてるでしょ。座りましょうよ」と報道陣に語りかけその場であぐらすると、ジェイに負けない長さで、試合後に控室前で大乱闘を繰り広げた前王者の石井について「俺は大人だから」と冷静に分析している。 8月末のイギリス大会でバレットクラブの介入により、石井から王座を強奪したKENTAに対する石井の怒りは尋常ではない。控室前での乱闘も、一度引き揚げたにもかかわらず、再び出てきて怒号が飛び交った。KENTAは石井を馬鹿にしたスタンスを崩していない。ただ、あの乱闘をしたことで、再戦を受けざるを得なくなったのは事実だろう。 KENTAは「彼の思いが成仏できないのは分かるよ。だから彼が次、やるべきなんじゃないの? ファンのみなさんと彼が一丸となって、これを取り返してくれよ、頑張って」と挑戦を受諾。新日本は『POWER STRUGGLE 〜スーパーJr. タッグリーグ2019〜』11.3大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会での再戦を発表した。 バレットクラブに入ったKENTAだが、リーダーのジェイにも小言を言える立ち位置をキープしており、利用することはあっても利用されない(されたくない)という気持ちはヒシヒシと伝わってくる。正攻法のスタイルでも石井とは合うはずだが、セコンドを巧みに使いながらNEVERのベルトを死守し、東京ドーム大会にチャンピオンとして臨みたいところ。石井の怒りをあざ笑うKENTAの余裕を石井が丸のみできなければ、今のKENTAから勝利を収めるのは厳しいだろう。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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社会 2019年10月23日 06時00分
〈企業・経済深層レポート〉 高齢者や女性から大好評 急成長するプロテイン市場
筋肉増強手段のために飲む印象の強い「プロテイン」市場が活況だ。プロテインのトップブランド「ザバス」を展開する株式会社明治によると、プロテイン全体の市場規模は、’17年で360億円、’18年は前年比13.9%増の411億4300万円、’19年は同比16.7%増の480億円と2013年以降、毎年2ケタ増で拡大している。 プロテイン市場が急成長し始めた要因を業界関係者はこう分析する。「過去のプロテインの利用者は、ボディービルダーやプロのアスリートなどが主で、今までは“筋肉増強”という目的のために利用されることがほとんどした。最近は“健康維持”という面から、幅広い層が利用するようになっています」 例えば、高齢者だ。 厚労省の『日本人の食事摂取基準(’15年版)』によると、高齢化社会到来とともにタンパク質不足で筋肉量が極端に減少する「サルコペニア」に陥る高齢者が増えると予想。その結果、人体機能低下、いわゆる寝たきりや要介護者の増加危機が高まることが懸念されている。「サルコペニアを予防するには、一般成人(体重60キロ)の場合、1日に50〜60グラムのタンパク質が必要ですが、今の高齢者の食事だけでは最適量には2割ほど不足しています」(医療関係者) そこで注目されたのがプロテインだった。「最近は医師や栄養士が高齢者に『タンパク質補助に、うってつけはプロテイン』とお勧めするほどです」(同) 新たにプロテインを使用するのは高齢者だけではない。女性の間でもプロテイン使用者が増えているという。「みずみずしい肌の潤い、髪の毛のつやを保つためには、タンパク質は不可欠。しかし、タンパク質を食事のみで摂取すると、多量のカロリーも一緒に摂取してしまいます。それを避けるために、女性でもプロテイン人気が高まったのです」(管理栄養士) 女性人気が高まったことを象徴するように、最近のプロテイン市場にも変化が現れている。そもそもプロテインは大きく、乳由来のホエイプロテインと、大豆由来のソイプロテインに大別される。「日本国内で売れているプロテインはホエイプロテインです。ソイプロテインに比べ、匂いや舌触りがよく、飲みやいのが特徴です」(同) しかし、女性が注目するのはソイプロテインだ。「ソイプロテインはホエイプロテインよりも腹持ちがよく、ダイエット効果も期待できます。気になる匂い、舌触りも格段に緩和され、売上げがジワジワ上がっています。今後はソイプロテインが主流となるかもしれませんね」(プロテインメーカー関係者) こいった高齢者や女性の利用者が増えたことで、現在のプロテイン市場は活況を呈している。 また、市場が伸びている要因はこれだけではない。前出のプロテイン製造メーカー関係者は「プロテインが手に取りやすくなった」と分析する。「大容量の粉末タイプだけでなく、ゼリー、バー、飲料などといったタイプのプロテインが増えました。こういったタイプは粉末タイプのように摂取するまでの手間暇が掛からないので、手に取りやすいのです」 タイプが増えたことで、プロテインの販路も拡大している。「粉末タイプは、スポーツショップがメインの売り場でした。それが手に取りやすくなったことで販路は広がっており、特に飲料系のプロテインは、食品スーパーやコンビニエンスストアにも並ぶようになりました」(同) 身近な存在となったプロテイン。市場は、今後も急拡大する見込みだ。「米シンクタンクによれば、プロテイン市場が6000億円の米国でも、これから15年間は伸びると予測しています。日本は米国の10分の1以下の規模ではありますが、’65年には4人に1人が75歳以上の超高齢化社会が到来します。サルコペニアはまだまだ一般認知度は低いですが、高齢化が進むほどに認知度も高くなり、自分自身の症状の程度や栄養摂取状況を理解し、プロテインでタンパク質を補おうとする人も多くなるでしょう」(経営コンサルタント) 国内市場のトップを走る明治は、今年、180億円を投じて岡山県に新工場を稼働させる。市場の伸びを予測した上での動きだ。 業界内でも拡大が見込まれているプロテイン市場だが、懸念の声もある。「プロテインでタンパク質を一度に取りすぎると、腎臓などに負担がかかるので要注意です。使用前に栄養士や医師などによく相談してから摂取することをお勧めします」(前出・医療関係者) 手軽になっただけに、使用法には要注意だ。
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社会 2019年10月23日 06時00分
損失額は1億円? 有名チェーンの店内で「アキラ100%」風の動画を撮影したバイト、現在は 【世間を騒がせたバイトテロ】
勤務するアルバイトが不適切な行為をした上、それを楽しそうにSNSにアップし炎上するバイトテロ。最近は動画投稿SNSティックトックの出現で、件数が増えているとの指摘がある。 そのようなバイトテロが起こると、当然企業は痛手を受けることに。そんな被害企業の中でも最高レベルと言われるのが、外食大手チェーン店の大戸屋だ。 事の発端は2019年2月、マスクを被った店員と思われる男性が、店内でお笑い芸人・アキラ100%が見せる下半身全裸で局部をお盆で隠す芸を行う様子を、撮影していた女性と見られる店員がInstagramに投稿したもの。 例によって、本人たちはごく内輪に向けて投稿したものと思われるが、一気に拡散。また、食べ物を口に含み、それをダバーっと出すような動画も発見され、「気持ちが悪い」「大戸屋の店員がこんな事するなんて」と怒りの声が上がり、「もう大戸屋で食事はしたくない」などと、批判が殺到することになる。 大戸屋は即座に反応し、数日後に公式サイトで謝罪するとともに、当該店舗と従業員を特定し、事実確認を進めていると発表する。その後、全店を休業とし、従業員教育と清掃を行う日を設けることを公表。同社は客離れが深刻化しており「追い打ち」となっただけに、異例の措置を取った。 さらに、影響はこれだけなく、全店休業発表と同時に、経営責任として社長や常勤取締役5人の報酬を1か月10%減額。そして、営業利益についても1億円下方修正する。この件については、バイトテロだけが理由ではないとの見方もあるが、著しいイメージの低下や衛生面で顧客に不安を与えたことは事実で、無関係とは言い切れない。 なお、大戸屋と当該従業員の「その後」については、9月の『モーニングショー』(テレビ朝日系)で玉川徹氏が追跡しており、関与した3人は退職させ和解したことがわかっている。そして、損害賠償請求などの措置は、未成年であることや管理監督責任があることなどから取らなかったそう。そして、3人は現在他の飲食店でアルバイトしているのだという。 大戸屋の寛大な措置に救われた形の3人だが、世間の目は厳しい。仮に別の飲食店が彼らが大戸屋でバイトテロをした人物と知れば、退職させることもあるだろう。今後もそのような目、声と戦いながら、人生を送ることになる。文 櫻井哲夫
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芸能 2019年10月22日 23時00分
南キャン山里、結婚で帳消しに? しずちゃんが相方の「クズ行為」を許せたワケ
今年、話題のコンビと言えば、南海キャンディーズだろう。山ちゃんこと山里亮太が6月に女優の蒼井優と電撃婚を発表し、恋のキューピッド役が蒼井の親友であった相方のしずちゃんであることも話題となった。結婚会見には2人に加え、しずちゃんも出席し、話題となった。 だが、これによって無かったことになっているのが、山里のクズぶりであろう。結婚発表の約半年前の2018年12月放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)において、山里がしずちゃんに数々の陰湿な仕打ちを行い、現役のコンビであるにも関わらず、しずちゃんが山里に「共演NG」を出していたと告白していたのだ。 これは、しずちゃんのキャラばかりが注目されることに山里が嫉妬したものであり、蒼井としずちゃんが知り合うきっかけとなった映画『フラガール』出演すら難癖を付け妨害しようとしたほか、番組で共演してもトークを振らない、ツッコミを入れないといった嫌がらせを行っていった。トーク番組で事前に渡された台本を熟読し、しずちゃんのトーク部分を消したこともあったという。 さらに、しずちゃんが友人と香港旅行で出かけると知ると、飛行機の時間を調べ、出発直前のタイミングで、「今そんな休みを取るのはおかしい」「エピソードトークを100個作ってきてください」といったメールを送りつけた。しずちゃんは旅行先で、山里風のメガネ人間を見るたびに気が滅入ったようだ。こうした行為が繰り返されることに嫌気が差し、しずちゃんは山里へ「共演NG」を出していたことを番組で告白した。 結婚話にかき消されているが、この番組が放送されてから1年も経っていない。さらに、放送の5年前にも同様のオファーがあったが、まだ話せる関係にないと断ってもいたほどヘヴィーな案件だった。 番組では、山里の「今までごめんなさい」と涙ながらの謝罪を、しずちゃんが受け入れ入れていたが、普通なら許されるものではないだろう。ただ、しずちゃんもボクシングに挑戦する中で、「山ちゃんも漫才にストイックだったのだ」と気づいたようだ。いわば寛大な心をもって許したと言える。その後、親友を紹介し結婚をアシストした、しずちゃんイイ人伝説はもっと知られるべきだろう。
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スポーツ 2019年10月22日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「小林邦昭」日本を_熱狂させた“虎ハンター”の軌跡
初代タイガーマスクの三大ライバルとしてダイナマイト・キッド、ブラック・タイガーと並び称される小林邦昭。 マーシャルアーツ風の赤いパンタロン姿で回転蹴りを放ち、禁断のマスク剥ぎにかかるその姿は、今もなお多くのファンの記憶に刻まれている。※ ※ ※ 悪役レスラーほど善人が多いというのはプロレス界ではよく言われることで、確かに根っからの悪人が凶器を持って暴れたときには、傷害事件にもなりかねない。「反則攻撃などで観客をヒートアップさせつつも、相手に大ケガをさせるような試合に支障をきたさない程度のギリギリの線を狙う。性格の善し悪しはともかく、最低限の常識なり配慮が求められることは間違いないでしょう」(プロレスライター) そのためファンの間でも「実はあの選手がいい人で…」というような噂話がよくされるが、そんな中でも“善人確定”と言えそうなのが小林邦昭だろう。 国民的ヒーローだった初代タイガーマスクのライバルとして、マスク剥ぎをもっぱらとしていた頃は、タイガーのファンから目の敵にされていた。脅迫状やカミソリ入りの手紙が頻繁に届き、それで手を切ってかなりのケガを負ったとの逸話もある。 しかし、引退後は新日本プロレス道場の管理人となり、料理をふるまうなど新人たちの面倒を見ていて、それが10年以上にわたって続いているという。 一時期はスイーツ作りに凝っていたため、練習生たちが太ってしまったという女子力高めのエピソードからは、昭和の時代に“虎ハンター”として憎まれていた頃の姿はうかがえない。 マスク剥ぎも本当に素顔を露出させれば終わりなわけで、そのあたりの程のよさも小林の人間性を表しているようではある。 1972年、高校を中退して旗揚げ直後の新日に入門した小林は、翌年の栗栖正伸戦でプロデビューを果たしたものの、長らく前座生活が続く。特別に体が大きいわけでもなく、ルックスも特段よくもなければ悪くもない。空手をやっていたというが、これもプロで実績を評価されるほどではない。入門時に16歳と若かったことを思えば、じっくり修行を積むのも当然の成り行きではあった。 だが、厳しい前座生活の中で、後輩に追い抜かれるとなると話は違ってくる。小林の入門から3年後に入門した佐山聡(初代タイガーマスク)は、170センチそこそこの小柄でありながら練習熱心で、めきめきと実力を上げていった。総帥のアントニオ猪木にも目を掛けられ、小林に先立って1978年に海外武者修行へ出ることになる。「のちに小林は、当時の佐山に嫉妬していたと話しています。そういうことを素直に言えるのも、また善人である証拠なんでしょうが…」(同) 佐山に遅れること2年、小林も海外遠征のチャンスをつかむ。メキシコではアンドレ・ザ・ジャイアントのタッグパートナーに抜擢され、アメリカのロサンゼルス地区ではNWAアメリカス王座を獲得している。 同王座は、かつてボボ・ブラジルやドリー・ファンク・ジュニア、ミル・マスカラスもベルトを腰に巻いた伝統あるもので、小林が遠征した当時のロサンゼルスは低迷していたというが、それでも若手にとっては堂々の勲章と言えよう。★かませ犬事件で自らも一念発起 だが、1982年10月に帰国した小林に対して、華々しい舞台が用意されることはなかった。久々となる日本での試合は、木戸修と組んでの二線級外国人たちとのタッグマッチ。日本初披露となった新技、フィッシャーマンズ・スープレックスで勝利しても反応はいま一つであった。 この時、ファンが待ち望んでいたのはタイガーマスク…小林の1年先に帰国して一大ムーブメントを巻き起こしていた佐山であった。 この格差に暗たんたる思いでいた小林がメインイベントのリングに目をやると、そこで日本プロレス史に残る大事件が起きていた。やはりこの日にメキシコから凱旋帰国した長州力が、藤波辰爾に食ってかかったのだ。いわゆる“かませ犬事件”である。 年齢は長州のほうが上だが、ほぼ同期ということもあり、その姿に感銘を受けた小林は一念発起する。タイガーのライバルとして名乗りを上げたのだった。そうして大阪でシングルマッチが組まれ、小林は禁断のマスク剥ぎを断行する。 それまでタイガーのライバルだったダイナマイト・キッドやブラック・タイガーが純然たるヒールでなかったこともあり、小林の悪役人気は沸騰。勝ちっぱなしだったタイガー打倒への期待もあってか、すぐに組まれた蔵前国技館での再戦では、タイガーへの声援と変わらぬほどの小林コールも起きている。 翌年8月にタイガーが電撃退団したため、実際の抗争期間は1年足らず。シングル6戦はタイガーの全勝(反則4、リングアウト1、フォール1)でありながら、今なおファンの記憶に残る名勝負を繰り広げることになったのだった。小林邦昭**************************************PROFILE●小林邦昭(こばやし・くにあき)1956年1月11日生まれ。長野県小諸市出身。身長183㎝、体重105㎏。得意技/フィッシャーマンズ・スープレックス。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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尾木ママ 大激論繰り広げた佐藤ママに恐怖「超苦手」「好きになれません」
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芸能
リベンジなるか!? 第66回NHK紅白歌合戦の紅組司会は綾瀬はるか
2015年11月26日 21時30分
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芸能
第66回NHK紅白歌合戦 出場歌手が発表 乃木坂46が念願の初出場
2015年11月26日 20時45分
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アイドル
第66回NHK紅白歌合戦でアイドル業界に明暗 選ばれた乃木坂46、NMB48、出場しないももクロ、SKE48、HKT48
2015年11月26日 20時33分
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芸能
周りが見えなくなった“暴走”したKAT-TUN・田口淳之介
2015年11月26日 17時45分
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スポーツ
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈格闘王vs人類最強の男〉
2015年11月26日 17時00分
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芸能
芸能人女性の落とし方(48)〜好きな人が出来たことがないAKB48 谷口めぐ〜
2015年11月26日 17時00分
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芸能
『市川海老蔵 GRAND JAPAN THEATER』製作発表記者会見「より一層、気が引き締まる思いです」
2015年11月26日 17時00分
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アイドル
ももクロ 初のゲレンデライブを映画館&ライブハウスに生中継
2015年11月26日 16時03分
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社会
民主党解党を首謀 前原誠司、細野豪志みんな呆れる「政治音痴」ぶり(2)
2015年11月26日 16時00分
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アイドル
ベイビーレイズJAPAN初の映画館上映が決定!
2015年11月26日 16時00分
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芸能
次期フジ“月9”ドラマで、有村架純と高畑充希が“女のバトル”を展開!
2015年11月26日 15時35分
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スポーツ
プロ野球トライアウト密着取材 戦力外通告から這い上がる選手たち(1)
2015年11月26日 14時00分
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芸能
エド・はるみ 慶應義塾大学院の推薦合格説を否定「口頭試問っていう厳しい面接もあって…」
2015年11月26日 13時32分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分