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芸能 2007年07月10日 16時00分
松田聖子までダシにして下半身営業を繰り返した羽賀研二の“稀代の悪”ぶり
毎週土曜日連載中の「肥留間正明の芸能斜め斬り」。先週は紙面の都合により休載。その分と言ってはなんだが、今回、今話題の羽賀研二容疑者に関して、特別編を緊急掲載する。長年、芸能界を見てきた人だけに非常に興味深い羽賀の過去のエピソードを披露してくれている。 タレントの羽賀研二(45)が逮捕されたのは6月30日だった。知人の男性を呼び出して脅迫して、約4億円の債権を放棄させた恐喝容疑で大阪府警に逮捕された。プロボクシング元世界チャンピオンの渡辺二郎(52)と山口組暴力団員と共謀して、4億円の債務を1000万円で解決しようとしたという。 それにしても羽賀の人生は、赤貧と女転がしの人生といっても過言ではない。羽賀は沖縄米兵の父親と日本人の母の間に生まれた落とし子。物心がついた時には、すでに父親はなく、苦労が悪の方向に向かった典型的な人間だった。羽賀の人生は、まさに虚飾そのものだった。羽賀は、その貧乏ゆえに詐欺的生き方を目指し、甘いマスクを売り物にして車のディーラーなどを経てタレントとして頭角を現した。 実は当時芸能界でささやかれていたのは「松田聖子に目をつけられた」といううわさだった。「聖子が俺に会いたいといっている。聖子からある場所に呼び出された」と羽賀がマスコミ関係者に話していたのは有名だった。もっとも今となれば羽賀のハッタリだったようだが…。 そして結婚寸前までいったのが“バカップル”と呼ばれた梅宮アンナとの交際だった。借金のある羽賀は、ヌード写真集を出版することによりその借金を返済しようとした。そして彼を助けたいアンナは、2人でヌードになって写真集を出版。この時立ち会った関係者は「とにかくデカイ。俺の3倍から4倍もある。あんなのを毎日ぶち込まれたら、女は何で羽賀の言いなりになってしまう」と話していたのを思い出す。 羽賀は自慢の下半身を使い梅宮家に食い込み、資産を狙っていたのは有名だ。
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スポーツ 2007年07月10日 16時00分
HERO'S “闘うフリーター”所英男にプチセレブ疑惑。本紙は本人に真相を直撃
「HERO'S 2007 ミドル級トーナメント開幕戦」で初優勝を目指す“闘うフリーター”所英男にあらぬ“プチセレブ疑惑”が持ち上がっている。9日に都内のリバーサルジムで行われた公開練習では大マジメに「とにかく頑張って…」と、闘うフリーターらしく雑草魂を垣間見せた所だが、その一方で「私生活ではジャガーを乗り回している」などとキナ臭いウワサが噴出しているのだ。本紙が直撃してみると…。 「所選手って私生活ではジャガーを乗りまわしているんでしょ!?闘うフリーターとか言われてるけど、それなら全然フリーターじゃない。もはやプチセレブ、いや、ただの成金ファイターじゃないですか!?」 そう指摘するのは某格闘技関係者だ。所といえば、マンション清掃のアルバイトで生計を立てながら、総合格闘技「ZST」のリングから地道にはい上がってきた苦労人。「闘うフリーター」というニックネームで知られ、いまやHERO'Sの人気選手のひとりとなった。 しかし、そんな所が実は“リッチマン”だったというのだ。昨年はHERO'Sのメーンイベンターとして一流選手の仲間入りを果たし、その後も本紙の取材に常々「コンビニ弁当食べて…」「移動は自転車です」などと口にしていた。それだけににわかには信じがたい話といえる。
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芸能 2007年07月10日 16時00分
上戸彩 アニメ映画「ピアノの森」で声優に挑戦
女優・上戸彩(21)が9日、都内で行われたアニメ映画「ピアノの森」(21日公開)の完成披露試写会に出席した。 演奏会に出席する衣装をイメージした赤のドレス姿の上戸は「友情だったり、親子関係だったり、いろんな角度から見られる。すべてが癒やされるので映画館に足を運んでほしい」とアピールしていた。
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芸能 2007年07月10日 16時00分
舞台「エレンディラ」で美波がヌードを披露
蜷川幸雄演出の舞台「エレンディラ」の製作発表が9日、都内で行われ、出演する女優・美波(20)、俳優・中川晃教(24)らが出席した。 ノーベル賞作家ガルシア・マルケスの短編小説が原作。 蜷川氏が「美波は裸になります。許されるギリギリのことをやります」と話すと、美波も「娼婦の役をやるからには脱がさせていただきます」と語った。 舞台は8月9日〜9月2日、彩の国さいたま芸術劇場で。
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芸能 2007年07月10日 16時00分
大沢樹生 映画初プロデュース
俳優・大沢樹生(38)が初プロデュースする映画「怪談 牡丹燈籠」(吉田剛也監督)の製作発表が9日、都内のホテルで行われた。 キャスティングや資金集めなどを初めて体験。ヒロインの女優・高木りな(28)の起用は2日間、タレント名鑑をめくり続けて決めたという。 プロデューサーとしての目標は「国内外の映画祭を狙って、レッドカーペットをローラースケートで滑ってやること。艶のあるラブストーリーに仕上げたい」と、元光GENJIらしいコメント。 公開は8月18日。
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レジャー 2007年07月10日 16時00分
新潟開幕 今年のオープニングの主役はこの馬だ!
夏の新潟競馬のオープニングを飾るのは、サマースプリントシリーズの第2弾「第7回アイビスSD」(GIII 直線芝1000m)。夏の風物詩として定着した感もある“直千”重賞に、今年もスピード自慢がズラリ。なかでも、オーシャンSで悲願の重賞勝利を収めたアイルラヴァゲインが、4カ月半ぶりながらも絶好の仕上がりを見せている。 これまでは詰めの甘さが出世を阻んできたが、5歳になり課題だった折り合い難が解消。前走・オーシャンSでは、好スタートからすんなり好位に取りつけ、直線追い出すと鋭く伸びて完勝。いとも簡単に1番人気に応え、待望の重賞ウイナーの仲間入りを果たした。 ところが、手塚師は「1月から使い詰めで少し硬さが出ていたせいか、最後はモタついて…。何とか力でねじ伏せたけど、本来の切れ味が見られなかった」のジャッジ。いずれにしても、100%の力を出せずにしてこの芸当。今まで重賞に手が届かなかったのが不思議なぐらいだ。 その後は高松宮記念には出走せずに放牧へ。「もちろん、高松宮を視野に調整してたけど、疲れが見えたしね」と師は戦列を離れる勇気ある決断を下した。そのかいあって、ラヴァゲインは心身ともにリフレッシュ。6月初旬に帰厩してからは坂路とWコースで入念に乗り込み、ここ3週は好時計を連発している。 「すこぶる順調だし、太め感もなく好仕上がりだよ」と仕切り直しの一戦に意欲を見せるトレーナーは「千二だけじゃなく、直千競馬にも適性があると思う。時計勝負は望むところだし、パワーがあるから馬場が渋っても大丈夫。スプリンターズSに向けても負けられない」と、秋の大一番へ向け、自信たっぷりの口ぶりだ。 ここを勝って、新スプリント王に名乗りを挙げる可能性は高そうだ。
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レジャー 2007年07月10日 16時00分
セレクトセール初日 あの人がアドマイヤムーンの半弟を落札
9日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで「セレクトセール2007」(初日)が行われ、1歳馬150頭が上場した。 最高額は先日、宝塚記念を制したアドマイヤムーンの半弟「マイケイティーズの2006(牡、父フレンチデピュティ)」の2億5000万円。その“ダイヤの原石”を競り落としたのは、ムーンの馬主でもある近藤利一氏。入札額が7200万円まで上積みされたところで、間髪(かんぱつ)入れず「1億!」という近藤氏の大声が響き渡ると、館内が一気にどよめいた。 近藤氏は「ムーンの弟と考えたら高いとは思わない。馬体がすごい雄大やね。(目標は)もちろん、ドバイワールドカップや」と期待を込めた。 2番目の高額馬「エアグルーヴの2006(牡、父ダンスインザダーク)」は、金子真人ホールディングスが2億4500万円で競り落とした。母、姉(アドマイヤグルーヴ)ともにGIを勝っている超良血で、6月16日には1歳上の姉ポルトフィーノも阪神の新馬戦を圧勝している。 そして、ノーザンファーム代表・吉田勝己氏が「今日のなかで一番いい馬だった」と絶賛していたのが、ジェイ・エイチ・エスが1億7000万円で落札した「エヴリウィスパーの2006(牡、父ジャングルポケット)」。馬っぷりの良さには館内からため息が漏れた。当歳は、きょう2日目から上場される。
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レジャー 2007年07月10日 16時00分
ローカル回想記 競馬の生き字引 今月いっぱいで定年を迎える長島福三厩務員
「重賞いくつ勝ったかって?覚えていないよ」長島福三厩務員(鈴木康厩舎)はそう言って笑い飛ばした。生涯重賞と縁のない厩務員が多いというのに、何ともうらやましい話である。 この道47年ということは、安藤勝騎手(47歳)が生まれた年から馬一筋の人生を歩んできた計算だ。もちろん、武豊騎手(38歳)も、横山典騎手(39歳)もまだ生まれていない。“競馬の生き字引”のような存在なのだ。 まだ福島、新潟競馬は貨車で馬を輸送をしていた時代。「給料はあってないようなもの。税務署が調査するほど給料もらってないから、税金なんてなかったよ(笑)」ウソのような本当の話だ。泉のように尽きることのない思いで話をすべて紹介するには、“長島福三物語”として連載しない限り無理。ここでは、タイトルの核心部分を紹介する。 今では福島競馬の風物レースになっている第1回福島記念(1965年)をウイステリヤで優勝した長島さんは、やはり強運の持ち主だ。「優勝賞金は確か、200万円だった」というから、まさに隔世の感がある。ちなみに現在は2歳未勝利戦でも1着賞金は500万円ある。 それから8年後、オカザキジョウで2度目の福島記念(第9回)優勝を飾っている。当日は土砂降りの雨だった。そこで、追い込み馬のオカザキジョウに対して長島さんは一計を案じた。コンビを組んだ菅原泰騎手(現調教師)に『逃げろ』とハッパをかけ、作戦は見事成功した。 84年にはヨシノエデンが春、夏の新潟で6戦4勝、2、3着が各1回と大フィーバー。有り余る勢いで、京王杯AH(芝1600m)も優勝。何と1分32秒9と驚異的な日本レコードを樹立している。 レコードといえば、ダイナオレンジも88年の新潟記念を(芝2000m)1分59秒7のレコードで優勝した。夏に活躍した馬をこれだけ多く担当した厩務員は、長島さんをおいて他に知らない。 今月いっぱいで定年を迎える(仕事は9月まで延長)長島さんにとって、「クラシックを勝てなかったことが心残り」というが、天は二物を与えなかったということか…。
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社会 2007年07月09日 16時00分
“全敗”スティール・パートナーズの逆襲!
アデランス、サッポロHD、ブルドックソースの株主総会で“全敗”した米投資ファンド、スティール・パートナーズの今後の動きに注目が集まっている。「撤退」か、それとも「逆襲」か。 市場関係者は、こう警告する。 「スティールはブルドックに敵対的TOBをかけているが、株主総会で買収防衛策が通ってしまった。東京地裁に買収防衛策の発動差し止めを求める仮処分を申請していたが却下され、控訴した。TOBの価格は1700円で、期限は8月10日。スティールはこのまま引き下がりませんよ」 ブルドックの株主総会を前に、これまでメディアに素顔をさらしたことがないスティールのウォレン・リヒテンシュタイン代表が多忙なスケジュールを割いて来日し、記者会見まで開いた。これは、日本での“本土決戦”の強い意思表示だという。 「ブルドックは7月11日に買収防衛策を発動しますが、新株予約権が買収防衛策として発動されるのは世界でも初めてのことです。スティールの名は適用第1号として歴史に残る。このことはスティールにとって今後の商売に支障をきたす。このまま引き下がれば、世間の目にはスティールが尻尾を巻いて逃げたとしか映らない。ここは一発逆転しかないでしょう」(証券会社幹部) 問題はブルドックの株価だ。TOB価格が1700円なのに対し、1560円(3日現在)。この先、TOB価格を上まわればいいが、1700円以下なら、少しでも利ざやを稼ぎたい個人投資家はTOBに流れるだろう。 もし、TOBが成功してブルドックを乗っ取ったとしても、結果的に「高い買い物」になる。スティールにとって妙味はあるのか。 「ブルドックは財務体質が良く預金や利益剰余金がたっぷりあります。土地の含み益もある。だから、経営権を握った後、外資に居ぬきで売れば利ざやが稼げます。国内の企業がホワイトナイトとして名乗り出れば、利ざやがもっと大きくなる」(市場関係者) 一部には裁判所の判断次第では、TOBを撤回するのではないか、という観測もある。 「TOBはやるでしょう。もし、ブルドックから撤退するにしても外資に売却するでしょう。もしかすると外資と共闘するかもしれません。リヒテンシュタイン代表がファイテング・ポーズをとっている以上、何が起こるか分かりません」(経済部記者) スティールの逆襲はあるのか。ブルドックの株価ともども気になるところだ。
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スポーツ 2007年07月09日 16時00分
新日本プロレス バーナード&トムコがV3に成功。今後は他団体との防衛ロードを示唆
新日本プロレスのIWGPヘビー級タッグ選手権試合が8日、岐阜産業会館で行われた。王者チームのジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコがV3。6日の開幕戦で復帰したばかりの棚橋弘至と山本尚史組の挑戦を退け、今後は外敵との防衛ロードを示唆した。 岐阜出身の棚橋、山本という“岐阜タッグ”との防衛戦に臨んだ王者チーム。完全なアウエイの中、序盤戦はフルスロットルで攻め立ててきた挑戦者チームにタジタジだった。だが、5分過ぎにバーナードが棚橋のラリアートで場外まで吹っ飛ばされると怒り爆発。棚橋の首根っこをつかみ強引にブン投げると、山本にはいきなり合体技マジックキラーをお見舞いだ。 その後は力任せのファイトを展開。終盤にこそトムコが山本のバックドロップ、バーナードが棚橋のハイフライフローでピンチに立たされたが、最後は力の差をみせつけた。バーナードが復帰第2戦で絶好調ではない棚橋を捕獲。シャットダウン式ランドスライドで20分46秒の闘いに終止符を打った。