-
ミステリー 2009年08月11日 15時00分
シャンプレーン湖に出現したのはナゾの水棲獣チャンプか
アメリカとカナダにまたがる巨大な淡水湖、シャンプレーン湖で今年5月にUMA(未確認生物)が撮影された。エリック・オルセンという一般人が手持ちの携帯電話で撮影したという。その動画がYOUTUBEにアップされ、オカルトファンの間では、同湖に生息するいわれる巨大な水棲獣、チャンプではないかと話題になっている。 ネイティブアメリカンのイロコイ族(アメリカ、バーモンド州のシャンプレーン湖のかたわらに居住していた)には湖に住む怪物の伝説が残されている。その怪物とは角を持つ蛇の姿で、湖のそばを通る者を襲ったという。 この怪物と同一かは不明であるが、1609年にフランスの探検家サミュエル・ド・シャンプランがシャンプレーン湖を発見してから、数多くの目撃例が報告されているUMAが存在する。その名をチャンプという。このUMAの目撃例は数多く報告されている。その中でも特に注目されているのが、1977年にアンソニー・マンシーによって撮影されたカラー写真で、はっきりと何らかの生物らしき物が映し出されているのだ。この写真はアリゾナ大学光学センターで分析された結果、トリック写真ではないことが判明している。 また目撃証言から外見は、体長が7.5メートルから24メートルにも及び、2メートルほどの長細い首を持っており、また首の先にはヒゲの生えた馬の頭がついているという。 目撃証言だけから推測すると、チャンプの存在はかなり怪しいものとなる。シャンプレーン湖とはニューヨークからカナダに横たわる湖であるが、その広さは長さが177キロメートルで幅が94キロメートル、最大水深は150メートルである。 湖のUMAとしてはネッシーが有名だが、ネッシーの住むネス湖は長さが35キロメートルで幅が2キロメートル、そして水深が230メートルである。そのネッシーも有名な「外科医の写真」がトリックであったことや、ネス湖には巨大生物が棲息するだけの食料が無いため、存在しないのではないかとの見解が強い。 以上のことから、ネス湖よりも水深の浅いシャンプレーン湖に巨大な生物が存在しえるのかという疑点が出てくる。 正体では、とされる首長竜のプレシオサウルス説や鯨の祖先といわれているバシロサウルス説は可能性が低いといえるであろう。ではチャンプとは架空の生物だろうか。実はそうとも言い難い面がある。架空の生物であれば200件以上にもわたる目撃証言があるとは思えないし、専門家によってトリック写真ではないと判定された写真もある。ならば、チャンプの正体とは何だろうか。 今までチャンプの正体についてはチョウザメ説が根強かった。なぜならば、チョウザメとは淡水、海水両方ともで生息することが可能であり、またチョウザメにもヒゲのようなものが生えているのである しかし、最近撮影されたチャンプの映像や写真を見る限りではチョウザメとはやや判断しがたい。 筆者の見解とすると、新たに撮影された映像を見る限り、チャンプとは亀ではないかと思われる。亀であれば巨大な種類が多く存在するし、水中に潜り続けることが可能である。ほかにもネイティブアメリカンの伝承にもある海蛇説などがあり、チャンプの正体はいまだ探究中だ。UMAの代名詞、ネッシーでさえ存在が疑われている現在、チャンプ実在の可能性に数多くのオカルトファンが期待を寄せている。果たして、チャンプの正体が明らかにされる日は来るのであろうか。
-
芸能 2009年08月11日 15時00分
ユーチューブ動画「サイバー・ノリP」アクセス急増中
覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕されたものの、急転、不起訴の可能性が指摘され始めた酒井法子容疑者(38)の“お宝動画”がネットユーザーの熱視線を浴びている。大手動画投稿サイト・ユーチューブで、DJブースでノリノリの酒井容疑者を見ることのできる「サイバー・ノリPこと酒井法子バキバキDJプレイ」がそれ。11日朝、再生数は5万2000件を突破した。 やたらハイテンションな「サイバー・ノリP」動画の尺は1分15秒。都内のクラブで撮影されたものとみられ、真っ暗な場内で時折スポットに照らし出されるDJブースの女性は間違いなく酒井容疑者だ。おでこ丸出しだからよく分かる。 タイトルに「バキバキ」とあるように、のっけからノリが半端ではない。足を床に激しく打ちつけるステップに始まり、名古屋巻きのような長髪を振り乱す。そのオーバーアクションは清純派女優のイメージとはかけ離れており、今回の逮捕劇で受けたショックに近いものがある。 トランス系のクラブイベントだろうか。流れている曲はSKAZI(スカジー)の「HIT&RUN」。それっぽい重ね着で決めた酒井容疑者は首にヘッドホンをかけ、慣れた手つきでイコライザーをノリノリで操作する。腕をまわす仕草で周囲をあおったり、言葉は聞き取れないが「いくぞー」的な呼びかけをしている場面もある。終始、楽しそうな表情をしているのが印象的だ。 ユーチューブには、酒井容疑者のデビューから逮捕までをまとめたテレビ番組のVTRなど関連動画が複数アップされているが、この「サイバー」がダントツ人気。再生数は10日午後7時には4万件を超えていたが、けさ11日午前7時すぎには5万2000件を突破。急激にアクセス数が増えている。同刻までの379件の視聴者評価は、星5つで4つ半と高い。 酒井容疑者をめぐっては、夫・高相祐一容疑者(41)が、自分の持っていた覚せい剤について「外国人から買った」と供述していることが11日までに判明。 酒井容疑者は「夫と一緒に吸った」と供述しており、組織犯罪対策5課は、高相容疑者の覚せい剤が酒井容疑者に渡った可能性もあるとみて、2人の入手先を詳しく調べている。
-
芸能 2009年08月11日 15時00分
田代まさしの新メニュー始めました! 家族や子供たちのため罪償って
先週の芸能界は酒井法子さんと押尾学さんの事件の話題につきるといった感じでしたね。 オレは、押尾さんとは絡んだことはないけれど、のりピーとは昔番組でよく一緒になっていました。のりピーは収録がはじまる前におれのところまで来て「今日はどんな小道具を仕込んでるんですか?」なんて聞いてくれたりして、いい子だなというイメージを持っていただけに今回の事件はショックでした。世間的にも「まさか!」っていう感じだったでしょうね。 のりピーが渋谷警察署から移送される中継を妹とテレビで見ながら「すごい量のマスコミだなぁ〜」なんてビックリしていたら妹から「お兄ちゃんの時はもっとすごかったよ、ヘリコプターまで飛んでたもん!」と言われてしまった…。そんなにすごかったんですね。そのテレビ中継、自分では見れなかったからなぁ…。 こういう事件が起こるたびにオレの事件も引き合いに出されてしまうというのもちょっと複雑な気持ちです。一説には事件はこれだけでは終わらず、のりピーの旦那(自称サーファー)とサーフィンを通じて交流のある有名な某芸能人夫婦にまで捜査の手が伸びるとか伸びないとか聞きますが、どうなるんでしょうか。 今年に入ってからだけでも、何人もの芸能人がドラッグで逮捕されていますが、ドラッグに手を出してしまいそうになった時にどうしてオレのことを思い出してくれなかったのかな…と思ってしまいます。芸能界の第一線で活躍していたとしても、一瞬の気の迷いでお金も地位も、家族まで全てを失ってしまうということを身をもって体験したオレとしては「ドラッグなんかやったら田代みたいに今の幸せな生活が全部壊れちゃうぞ」って考えて欲しいと思います。 今回の押尾さん、のりピーおふたりとも子供がいるということなので、オレも自分の子供に辛い思いをさせてしまったことを思い出して胸が痛くなってしまいます。オレもまだまだ反省の最中だけど、おふたりもこれから家族や子供たちのためにも、きちんと罪を償って人生を全うして欲しいと思います。
-
-
芸能 2009年08月11日 15時00分
渡部建「印税を婚活資金にしたい」
人気お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建が初小説「エスケープ」の出版を記念して10日、東京・福家書店銀座店でイベントを行った。 就職が内定し、彼女もいる大学4年生が主人公。このままの人生は退屈と考えた彼は空き巣を計画。予想を裏切り続ける展開に大笑いし、最後にほろり。映画監督の堤幸彦氏も「映画化させてください」と帯に書いている。 渡部も「ベースは『アンジャッシュ』のコント。書き上げるのに2年かかったが、本当に渾身の一作です」と出来には自信満々。実際、すでに重版も決定しており、売れ行きは好調だ。 「売れて欲しい。最近は毎日、電卓しかはじいていない。印税を婚活資金にしたい」と渡部は夢を膨らませていた。
-
スポーツ 2009年08月11日 15時00分
もうひとつのクライマックス G1裏戦士
真夏の最強戦士を決める新日本プロレス「G1クライマックス」(16日、東京・両国国技館大会で決勝)の激闘が各地で繰り広げられている。しかし何も真夏の祭典を彩るのは、参戦選手だけではない。その舞台裏でも“G1裏戦士”たちによるそれぞれのアツい夏がある。 「G1」はあくまで個人戦だが、リング上では時に公式戦に参戦しない選手が試合介入し、水を差すこともある。昨年の公式リーグ戦では天山広吉がG1に参戦していない天敵の飯塚高史から場外などで執ように襲撃を受けた。そのダメージもあって、復活Vを目指していた天山は予選リーグ敗退に追い込まれた。 個人闘争であるG1に、日ごろの軍団抗争の恨みつらみが持ち込まれてしまうことも多々ある。今年は昨年数々の暴挙をはたらいた飯塚が公式戦に出場し、敵対するチームに反則攻撃を連発。本隊、GBH、CHAOSの3軍がひしめく新日マットにおいて今年もこうした懸念は拭えない。 G1裏の場外バトルが思わぬ結末を導くことも多く、G1不参加選手の動向からも目が離せない。 今年のG1期間中には本戦以外にも注目の団体対抗戦がある。それがノアとのG1裏の対抗戦だ。今大会にはノアから杉浦貴がBブロックに参戦しているが、公式リーグ戦のない13日愛知大会には青木篤志を引きつれて対抗戦に登場。これに対して新日サイドは、スーパー・ストロング・マシンと岡田かずちかが迎え撃つ。 この一戦はそれぞれの思いが交錯する。マシンにとっては杉浦から「マシンは平田だろ」と不可解な挑発をされたうっぷんをはらす闘い。ノアとの対抗戦でことごとく苦渋をなめている岡田はリベンジに燃える。 また「G1は全試合が対抗戦」を掲げる杉浦と、6月のスーパージュニアであと一歩決勝に届かなかった青木のノア勢にとっても、この闘いは負けられない。 新日VSノア番外編ともいうべき一戦。対抗戦の女神はどちらにほほえむのか。◎3週連続両国出場 G1最多記録となる5回の優勝を誇り「元祖夏男」と称される蝶野正洋だが、今年は自身の25周年記念興行となる10・12両国大会に向け「G1には出ないでコンディション作りをする」と欠場。ただ、蝶野によれば「両国の決勝の日にはなにか自分のテーマを持ったカードで出る」と最終戦には参戦するという。 思えば今年は6月の時点で早々とG1欠場を表明したが、実はそこには夏男のしたたかな狙いがあった。それが真夏の両国3週連続出場。16日の新日プロ両国大会を皮切りに、翌週23日のDDT両国大会と翌々週30日の全日本プロレス両国大会の3週連続日曜日に両国に参戦し、“サンデー蝶野”になることだ。 「夏に3回も両国に出れば、10月に両国で自分の25周年をやる上でもプラス。G1で前人未到の6回制覇の記録更新よりも、いまの蝶野には両国3週連続出場の方がメリットがある。だから今年はサンデー蝶野なんです」とは蝶野の側近。ミスターG1と称された男の夏は今年G1最終戦から開幕する。◎マスクマン頂上決戦 IWGPジュニアヘビー級王者タイガーマスクはこの夏、最強の覆面挑戦者を迎え撃つ。G1予選リーグ戦の最終日となる15日の両国大会に、CMLLトップレスラーのミスティコの挑戦を受ける。今年1・4東京ドーム大会に初参戦した時から「彼とベルトをかけて闘いたい」と言い続けてきたミスティコの願いが実現する。 タイガーにとってもこれまで8カ月、4度も防衛を重ねてきただけに「やっとメキシコの英雄とやれるのかという感じ」と思いもひとしお。G1クライマックス本戦に勝るとも劣らないアツい一戦になることは間違いないし、ルチャファン必見の闘いとなる。
-
-
その他 2009年08月11日 15時00分
競輪人国記 山口(3)
選手登録したばかりの松本は先行しても勝てず同期の仲間に2年ほど出遅れた。先行3年“お勤め”を果たした松本は追い込みに変わった。 「これなら行けると思ったのは、門司のレースで戸上守(福岡)さんと当たって競り勝ってから。西では一番のマーク屋になったと自信を持ちました」 それからは「クレージー」笹田伸二(徳島)に競り勝ち、門司では田中博(群馬)の後ろを山口国男(東京)と競って勝ったが、あまり強引に行き過ぎて失格。レース後に制裁審議会にかけられ門司競輪の1年間斡旋停止を食らったこともある。 田中博と須田一二三(三重)と松本の仲の良さは競輪界では有名だった。田中に稲村がつくなら松本も遠慮するが、同じ関東でも東京の山口、しかも後輩の競り屋には負けられない気持ちがあったのだろう。強引な体当たり戦法、競り負けるくらいなら落車してもいいという気迫は同型に恐れられていた。 「競り屋でこいつはすごいと思ったのは工藤元司郎(東京・茨城)くらい。あの人は当たりに行ってもはじき返してくるくらい重かった」 特別競輪の優参は昭和47年の大垣オールスター、47、48年の小倉競輪祭。大垣では特別制覇のチャンスがあった。福島正幸―稲村雅士の群馬ラインにG前詰め寄ったが届かなかった。「勝ち上がりの段階で落車・失格が多かった。ここと決めたらラインは関係ない。どこのラインにも競っていった」。競走形態が変わった現在、松本流の競りは難しくなったが、マーク屋同士の競りは「競輪は格闘技」と言わせ、多くのファンを沸かせたものだった。
-
芸能 2009年08月11日 15時00分
松下奈緒 身長様々
NHK朝ドラヒロインに決まった松下奈緒(24)。モデル出身のスレンダーな長身美人だが、朝ドラの主演に抜てきされたのも、この身長の高さが理由のひとつだという。ピアニストとしても活躍中の彼女の素顔に迫ってみた。 「これで、メジャーな芸能人になるチャンスをつかみましたね。すべては身長のおかげといっていいでしょう」(芸能リポーター) 来年3月29日にスタートする2010年上半期朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(月〜土午前8時15分)でヒロイン役を演じることになった松下。 「このドラマは『ゲゲゲの鬼太郎』などで知られる漫画家・水木しげる氏の妻・武良布枝さんの同名エッセイを原案にしたもの。極貧の中、漫画に打ち込む夫を支え、おおらかに生きる女性を松下が演じる」(芸能ライター) 担当プロデューサーは「ナチュラルでのびやかなイメージがヒロイン像にピッタリ」と説明したが、起用理由のひとつに“身長”があったと言われている。 「布枝さんは、当時の女性としてはかなり背が高い165センチで目立ったらしく、ずっと身長コンプレックスを持っていたそうです。174センチの松下に白羽の矢が立ったのも無理ありません」(芸能ライター) 当の松下は「決まった時はうれしくて震えがきました。昔、ヒョロっとしていて、“一反木綿みたい”と言われたことがあります」と、水木ワールドと浅からぬ因縁があったことを笑顔で話してみせた。 “一反木綿”とは体をくねらせながら空を飛ぶ白い布状の妖怪のことで、水木ワールドでも、おなじみのキャラクターだ。 「芸は身を助けるならぬ身長は身を助けるといった感が強いですが、とにかく、これからが勝負です」(芸能リポーター) 松下は兵庫県川西市生まれの24歳。妹がひとりいる。 15歳の時、スーパーモデルを数多く輩出したエリート・モデルコンテストに出場し、2000年7月の日本人大会で優勝。翌年「爽健美茶」(日本コカコーラ)のCMで一躍注目を集めるようになった。 「それでも仕事をセーブして、ストレートで東京音大に入ったほどの音楽好き。母親の影響でピアノが大好き」(芸能ライター) また身長ばかりでなく、スリーサイズの方も上から86・60・89というナイスバディーのため今回関係者から“恋愛禁止令”が出されているという。
-
芸能 2009年08月11日 15時00分
木下優樹菜 意味深なカレシ操縦術
22日公開の映画「96時間」のプレミア試写会が10日、都内で行われ、タレントの木下優樹菜らがトークショーを行った。 娘を誘拐された元特殊工作員の父親が、単身奪還に挑んでいくアクション映画。ユッキーナは、映画にちなんで父親との思い出話を語った。「昔はうざくて大嫌いだった。『お父さんの後の風呂は絶対入らない』とか言ってた」と苦笑い。これには“日本のお父さん代表”哀川翔が「オレなら『じゃあもう1個風呂作れ』って言うわな」と猛ツッコミ。 それでも最近ユッキーナは父親対策にこなれてきた様子で、「お姉ちゃんのカレシがうちに遊びに来たとき、ろくにあいさつもできないような人だったんです。そしたら父親にメチャメチャ言われてたんで、自分のカレシが家に来るときには遠回しに『あいさつはしなくちゃ』って思わせるようにしてる」と、意味深な“カレシ操縦術”を披露。 お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史との熱愛が伝えられるユッキーナだが、フジモンは無事、父親チェックの難関を突破した!?
-
芸能 2009年08月11日 15時00分
現役女子高生トリオがアフレコに挑戦!!
8月29日公開の映画「女の子ものがたり」に出演した大後寿々花・波瑠・高山侑子の現役女子高生トリオが10日、都内でテレビ東京で放送中の人気アニメ「毎日かあさん」のアフレコに挑戦した。 いずれの作品も、人気漫画家・西原理恵子が原作を手掛けていることから実現した今回のコラボレート。3人とも原作を読んでからアフレコに挑んだとのことで、原作の印象については「絵の描き方や色の使い方が独特」(大後)、「感動できる。ホロっとした」(高山)。 一方の波瑠は、「絵がかわいいのに結構ストーリーは引いてしまうことも多い」と答え、報道陣の笑いを誘っていた。 なお、色っぽい浴衣姿で登場した3人だが、やはりそこは現役女子高生。夏休みの過ごし方について聞かれると、「花火をしたい」「友達と遊ぶ」など、あどけなさを見せた。 今回の収録分は、来月16日の夜7時から放送される。
-
-
レジャー 2009年08月11日 15時00分
北九州記念 スプリント界の新星レディルージュが50キロで一発を狙う
今週は小倉競馬場でサマースプリントシリーズの第3戦「第44回北九州記念」(GIII、芝1200メートル、16日)が行われる。メンバーの大半がサマースプリント王者を目標とするなか、ここを夏の最終戦と位置づけ、目イチ勝負で挑むのがレディルージュだ。2走前でスプリント適性を証明。ようやく適鞍を見つけた3歳牝馬が停滞気味のスプリント路線に“活”を入れる。 3歳牝馬レディルージュが一気の世代交代を狙っている。 春の最大目標だった桜花賞こそ7着に甘んじたものの、短距離路線に切りかえたその後は(2)(1)(2)着と目覚ましい活躍ぶり。とくに、2走前の1000万・あじさいSはスプリント適性の高さを証明したレースだった。4角7番手から牝馬特有の切れ味で豪快に差し切り、2着に1馬身以上つけた内容はまさに強いのひと言だった。 前走・ジュライSはゴール板手前でタマモナイスプレイに足元をすくわれたが、前半に行きたがったため、最後で脚が上がってしまったもの。それでも半馬身差に踏ん張ったあたりは、目下の充実ぶりを感じさせた。 安田調教師もこの黒星をまったく悲観していない。 「千二を使った後の千四だから。普段より前めの位置になって、終いが甘くなってしまっただけ。うん、現状ではスプリント戦が一番合うと思っている」 今回はその1200メートルが舞台。しかも、この北九州記念は2005年にサマースプリントシリーズに組み込まれてから牝馬が3勝を挙げている“女”のためのレース。形の上では格上挑戦となるが、指揮官の意気込みはハンパではない。 「もともとスプリント能力は買っていましたからね。上のクラスでもと思っているし、ここを使って秋にそなえる予定なので、結果を出してほしい」 肝心の状態も文句なし。5日に行われた1週前追い切りは坂路を馬なりで流す程度の軽めの内容だったが、ラスト1Fは12秒8(800メートル54秒2)と確かな伸び脚を見せた。安田調教師も「相変わらず動きは申し分ないね。ずっといいデキをキープしているし、直前にビシッとやればOKでしょう」と満足気な表情を浮かべる。 いよいよ自分の“居場所”を見つけた若きスプリント娘が真夏の小倉で大爆発の予感だ。