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スポーツ 2009年09月07日 15時00分
イチロー2000安打達成 次の“獲物”は夢の4割
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(35)が7日(日本時間)オークランドコロシアムで行われたアスレチックス戦でメジャー通算2000本安打を達成した。前日あと一本と迫っていたが、この日の初回、2球目をライトに弾き返し、デビュー9年目での達成は史上最速記録となる。こうなると来季、日本球界復帰が有力(本紙既報)といわれるイチローだけに、日本で狙う夢の大記録が期待されることとなった。 イチローは6日(日本時間)のアスレチックス戦で内野安打を含む3安打の固め打ちで2000本安打まであと「1」とする“イチロー・ショー”を展開、敵地オークランドコロシアムを沸かせた。 4連戦の最後の試合でイチローはいきなりヒットを打ちメジャーデビューから9年目で達成というメジャー最速記録を打ち立てた。この2000本安打は試合数でいくと2位だったG・シスラー(元ブラウンズ)の1414試合を上回った。 イチローが狙っている、もう一つの大記録、9年連続200安打もあと5本となり、時間の問題である。イチローには、メジャーには敵なしといえる。 そのイチローに、ここへ来て来季は日本球界に復帰するという爆弾情報が米シアトルを中心として飛び交っている。イチローに近い情報通は、今回の記録を達成したことで、その根拠をこう証言する。「イチローにとって2000本安打は通過点とは考えていないでしょう。その年齢(35)を考えれば、ここら辺りがメジャー挑戦へのケジメと思っていますよ。“そろそろ日本に帰ってきてもいいかな”とつぶやいた通り、イチローの心中では腹を決めていると思いますよ」。 本紙特捜班では、その情報に基づき取材を進めていくと、日本球界復帰の第1候補は恩師の故仰木さんがいたパ・リーグのオリックスが有力であるとの結論に達した。 ではイチローが日本球界復帰して狙う”獲物”は何かが注目されることになる。首位打者とか年間最多安打数は、もはや世界のイチローには目標が低すぎるのではないか。もちろん、それらの記録も大変な偉業ではあるが、それよりいかにもイチローらしい「夢の記録」を狙ってしかるべきだろう。 それは夢の4割打者への挑戦である。これまでR・バース(当時阪神)の0.389が最高でイチローは0.387どまりで打率0.400を達成した選手はいない。これこそイチローが日本球界復帰して狙う獲物にふさわしいのではないか。「イチローなら日本で十分に狙える記録でしょうね。打率4割打者は野球人としてのドリームです。もしかするとイチローは狙って日本球界に帰るんじゃないですかね」(前述の情報通)。 さらに、もう一つのドリームは年間サイクル安打(単打、2塁打、3塁打、本塁打を1試合で記録すること)を2回以上達成することだ。ホームラン数が少ないことがネックとなるとの声もあるだろうが、イチローの場合は「メジャーでも狙って打つホームランが結構多い。その集中力は並のモノではない」(日本プロ野球関係者)であり狙う夢としては実現不可能な記録ではない。 日本球界の記録では年間1回は多数いるがイチローなら2回以上を狙う力量は十分である。日本プロ野球担当記者は「もしイチローが日本に復帰するなら彼の性格としても、人が成し得ない夢の記録達成を狙うだろうね。その可能性は十分ある。試合数もメジャーと比べると少ないのも味方するはず」と語る。 メジャーの記録を次々に塗り替えてきたイチローは全世界に“凄い日本人”をアピールしてきた。 いまこそイチローに国民栄誉賞の声は当然上がるはず。前回は辞退したが、さて今回は? 世界のイチローが数多く“世界記録”を引っ下げて日本球界に復帰する日が待ち遠しい限りではある。
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レジャー 2009年09月07日 15時00分
新潟2歳S(JpnIII、芝1600メートル、6日)末脚一閃 シンメイフジが優勝
今年も岩田だ。新潟2歳チャンピオンを決める「第29回新潟2歳S」(JpnIII、芝1600メートル、6日)は岩田騎手が騎乗した1番人気のシンメイフジが直線で上がり3F32秒9の豪脚を繰り出して快勝した。勝ちタイムは1分34秒4。同騎手は昨年のセイウンワンダーに続いて連覇を達成した。2着は15番人気のフローライゼ、3着には2番人気のクロフォードが入った。 まるで昨年のセイウンワンダーの再現を見るかのようだった。道中は最後方を進んだ1番人気のシンメイフジが直線、外から豪快に伸びて、先に抜け出していたフローライゼを4分の3馬身差し切った。 「去年といっしょやったね。確かな能力を感じた」と見事に連覇を達成した岩田騎手。主戦場の北海道からスポット参戦。この馬に乗ったのはレース直前の返し馬が初めてという、まったくのテン乗りで答えを出すあたりはさすが百戦錬磨の仕事人だ。 それでも、道中は少しヒヤッとしたという。「スタートして進んで行けへんねん。これは腹を決めて直線勝負にかけるしかないなと」。4角手前で気合をつけられると、上がり3F32秒9の2歳馬離れした末脚を繰り出し、力強く伸びた。 「返し馬で物見をしていたから、そこだけ気をつけていた。直線では案の定、遊んで、観客席を見ていたね。でも、それだけ余裕があったということ。無事にいってくれればいいところを狙えそうだよ」 この夏は函館2歳Sをステラリードで制しており、まさに両手に花といったところ。「いい夏になったね。(1番人気のアンライバルドで12着に敗れた)日本ダービーの悔しさをバネにしてやってきた。秋も頑張りたい」と笑顔で締めた。 一方、「物おじしなくて、どっしりしている。だから、あの脚が使えるんだろう」とは安田景助手。「おとなしいし、普段の調教なんかもすごくやりやすい。牝馬らしくないのがいいところ。入厩当初から完成度が高くて、適性は短いところかと思っていたが、道中であれだけ遊びがあれば、距離が延びても大丈夫そうだね」 この後は放牧でひと息入れて実りの秋に備える。阪神JF、来春の牝馬クラシックの有力候補として迎える次走は目が離せない。
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レジャー 2009年09月07日 15時00分
京成杯AH(GIII、芝1600メートル、13日)古豪マイネルスケルツィ 得意の右回りで完全復活だ
いよいよ今週から開幕する秋の中山。オープニングを飾るのは「第54回京成杯AH」(GIII、芝1600メートル、13日)だ。主役を務めるのは13番人気の関屋記念で3着と激走したマイネルスケルツィ。苦手の左回りで見せた粘りが右回りなら威力倍増。前残りが圧倒的に有利な開幕週で、ベストのマイル戦なら、3つ目の重賞に手が届く。 ベストマイラーへの道が、再び見え始めた。3年前にはGIIのニュージーランドTを制し、一昨年はGIIIの京都金杯を勝った。マイル路線で確固たる存在感を示していたマイネルスケルツィだが、それ以降は徐々に影が薄くなっていた。 そのあたりは前走、関屋記念の13番人気という前評判にも表れていた。実績の乏しい左回り。加えて「放牧明けで仕上がり途上だったし、もともと暑さには弱いタイプですから…」と、担当の桑原調教厩務員でさえ弱気になってしまう状況だった。 ところがレースでは2番手から積極的に流れに乗ると、持ち前の粘りを発揮。スマイルジャックとヒカルオオゾラには差されたが、皐月賞馬キャプテントゥーレの猛追はクビ差しのぎ切り、3着に踏ん張った。 「正直、自信がなかっただけに、よく走ってくれたと思います。精神面で成長し、競馬がさらに上手になった。左回りもそうですが、直線の長い外回りでしっかり走れたのは収獲でした」と振り返った。古豪の意地を十分に見せつけた。 その後は京成杯AHを秋初戦に定めて、熱心に乗り込まれてきた。2日の1週前追い切りは、美浦南のポリトラック。800メートルから55秒8→39秒8→12秒3をマークした。 「テンの入りが遅かったので、ゴール板を過ぎても1角までビシッとやりました。前走は八分の仕上がりだったけど、今回は九分以上。心配な点は何もないですね」。自ら騎乗した桑原調厩員は笑みを浮かべた。 条件はすべての面で好転する。デキは良化、舞台はGII勝ちのある最も得意な中山。しかも開幕週で、馬場状態は先行馬に圧倒的に有利だ。外差しが決まる馬場だった関屋記念当時の新潟とはまるで違う。 「初騎乗だった乗り役(石橋脩騎手)とは相性がいいようだし、何より前走で手の内に入れてくれたでしょう。変に脚をためず、早めに動いて押し切る競馬をすれば、チャンスは十分ある」 マイルCSに胸を張って挑むためにも、ここは勝って賞金加算が条件。遠のきかけたGIの夢に再び挑む。
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レジャー 2009年09月07日 15時00分
セントウルS(GII、芝1200メートル、13日)真打ちスリープレスナイトが復帰
いよいよ今週から秋競馬に突入。阪神開幕のメーンは、サマースプリント最終戦「第23回セントウルS」(GII、芝1200メートル、13日)だ。夏場に活躍した馬がそろったが、注目は昨年のスプリント女王スリープレスナイト。目標はGIのスプリンターズSでも、順調さを欠いた春に比べるとデキははるかにいい。格の違いを見せつける。 待ち望んでいたパートナーとの再会。上村騎手は5カ月ぶりの実戦を前に、スリープレスナイトの感触をじっくりと味わった。 「高松宮記念よりずっといい。休養明けだけど動きはかなり良くなっている」 2日に栗東坂路で行われた1週前追い切り。800メートルを51秒4、ラスト1F12秒4(一杯)の好時計をマークした。もともと調教は動くタイプだが、体の張り、毛づやともに休養していた馬とは思えない。 前走の高松宮記念は2着。逃げたローレルゲレイロをあと一歩捉え切れず、秋春のGI連覇は幻に終わった。しかし陣営は、この踏ん張りでスリープレスの底力を改めて見直したという。 レース前にジンマシンを発症し、予定していたステップレースすら使えず。仕上がり途上のぶっつけ本番となってしまっただけに、惨敗すら覚悟したほどだった。それでいてあの速さ、粘り。 「ジンマシンで悩まされたのに、本当によく走ってくれたよ。その後はじっくり休ませてリフレッシュしたし、影響や反動はまったくない。ケイコも十分に積めているからね」と橋口調教師はうなずいた。もう春のようなひ弱さはない。 この秋、最大の目標はもちろん次走のスプリンターズS連覇だ。しかし夏場をじっくり休養に充てただけに、休み明けのここから全力投球の構えでいる。 「本番を見据えて戦うという部分はもちろんあるけど、能力からいけば負けていられない。GI連覇を目指すためにも、ここでちゃんとはずみを付けたい」と上村騎手は言葉に力を込めた。 昨年より数段パワーアップした僚馬カノヤザクラなど、手ごわい馬がそろった。だが鞍上は、スリープレスの底力を信じている。不動のスプリント女王へ、いきなり貫録を見せるつもりだ。
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レジャー 2009年09月07日 15時00分
小倉2歳S(JpnIII、芝1200メートル、6日)ジュエルオブナイルが押し切る
夏の小倉競馬の追尾を飾る「第29回小倉2歳S」(JpnIII、芝1200メートル、6日)は鮫島良騎手が騎乗した2番人気のジュエルオブナイル(牝2歳、栗東・荒川厩舎)が優勝。勝ち時計は1分9秒0(良)だった。 1番人気のサムエル(4着)がスタートの際、ゲートにもぐり込み、外枠発走となるハプニング。しかし、仕切り直しのゲートインにもジュエルは動じることなく、ポンと発馬を切ると3番手を手応え良く進んだ。迎えた直線も余力十分。外から猛追してきたダッシャーゴーゴーをクビ差振り切り、ゴールに飛び込んだ。 「出たなりの位置で競馬を進めるつもりだったけど、思った以上にスタートが良くて自然とあの位置に。4角でも手応えも良かったし、(2着馬に差を詰められた)最後もしのげる自信はありました」と鮫島良騎手。 デビュー2戦で手綱を取った川田騎手から受けたバトンを最高の形で結果として残した。「川田騎手から力はあると聞いていましたからね。まだ幼い面はあるけど、馬が大人になってくればもっと良くなりますよ」。父は遅咲きのスプリンターだったデュランダル。成長力のある血筋から今後、短距離路線での活躍が期待される。
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レジャー 2009年09月07日 15時00分
新重賞今昔物語 2000年京成杯AHを勝ったシンボリインディ
栄枯盛衰は世のならいとはよくいうが、競走馬の牧場経営ほどリスキーな世界もあまりないだろう。「名門」と言われた牧場が短期間で倒産に追い込まれたり、有力な外国資本に買収されたりする話は珍しくない。 かつては社台グループをしのぐほどの隆盛と伝統を誇っていた超名門シンボリ牧場も、1980年代の中盤以降、長い低迷期を経験している。 古くは有馬記念2勝などGI級競走を4勝したスピードシンボリ、ディープインパクトが出現した今も「史上最強馬はこっち」という人が多い皇帝シンボリルドルフ、ダービー馬シリウスシンボリなど名馬を多数輩出。緑地の勝負服やシンボリの冠名には威厳さえ漂っていた。 ところがルドルフの引退後、反動のように冬の時代が訪れる。輸入種牡馬が相次いで失敗、また生産馬が欧州の血脈に極端に偏っていたため、レースのスピード化への対応も遅れた。 そんな状況を打破するきっかけとなったのが、2000年の京成杯AHを制したシンボリインディ。先代の総帥・和田共弘氏が見向きもしなかった米国血統を見染めたのは息子の孝弘氏だった。 起死回生をかけて、1995年のキーンランド繁殖セールでエーピーインディの仔を宿したゲーリックチューンを15万ドルで購入した。翌1月に産まれたインディは、馬があまりに見栄えしたため一時は米国デビューからケンタッキーダービーを目指すことも検討されたが、結局、藤沢和調教師に預けられた。 99年にはNHKマイルCを制覇。シンボリ牧場にとってルドルフの有馬記念(85年)以来、実に14年ぶりのGI勝利となった。その後、ケガの影響もあって不振に陥ったが、その流れを断ち切ったのが、マイルC以来1年4カ月ぶりのVとなった京成杯だった。 道中は5、6番手の絶好位から、先に抜け出していたトロットスターをクビ差抑えた。騎乗した岡部騎手にとって重賞150勝目のメモリアルにもなった。 この復活劇でさらなる躍進が期待されたが、2001年4月のダービー卿CTのゲート入りの際、暴れて右下腿骨開放骨折を発症。安楽死の処分が取られた。快速血統ダンチヒの肌に名馬エーピーインディを父に持つ日本向きの良血。種牡馬としても期待が大きかっただけに、残念な幕切れとなってしまった。
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スポーツ 2009年09月07日 15時00分
“変態”記者を撃退した風香に密着24時
アイドルレスラー風香の一日密着は新聞名を変えたばかりのリアルスポーツ編集局への表敬訪問から始まった。 「おはようございまーす」。憧れの風香サマは青白のボーダーシャツにデニムのホットパンツ姿で颯爽と編集局にやってきた。 訪問を終えると、秋服を買いに一路お台場へショッピングに。洋服を選ぶ時はなるべくステージなどでも着られる派手めなものを選ぶ。 ショッピングをしていると携帯から着信音が。「さては男か」と一瞬勘ぐったが相手は引越業者。「今度引越するんですよ」。是非新居に記者も連れてって! その後、昼食。おいしい食事に話が弾む。最近は仙台に温泉旅行に行ってきたのが思い出だという。「忙しい日常から解放されました。ずっと寝てました(笑)」。その時の旅館で食べたカツオのたたきが絶品だったんだとか。 腹ごしらえも済んだところで気合を入れて浜辺で特訓開始。現地時間26日にメキシコで行われる『ルチャ・ファンフェスタ』に向けての走りこみを敢行した。メキシコシティは標高2240メートルに位置する高地のためトレーニングが欠かせない。 熱が入るのも無理はない。往年のスター選手であるテリー・ファンクとミル・マスカラスとの3ショットのポスターがこのほど完成。現地のファンに注目されること間違いなしなのだ。 2時間ほどの特訓が終了。着替えシーンを想像し、ムラムラしてしまった記者は風香の背後から覗き込もうとするも…。そこはレスラー、しっかりと持っていたカバンで撃退されてしまった。あぁ、無念。 失態もなんとか許してもらい、気を取り直して新小岩のシーザージムへ移動。ここではシュートボクシングの練習をするかたわら、子供達に指導もしている。 この日指導したのは熊谷春香ちゃんという小学1年生の女の子。風香の大ファンで「大会で優勝すればタッグを組めると思っている」とお母さん。シャドーボクシング、ミット打ち、そしてスパーリングと本格的な練習メニューだ。 そして、リングアナウンサーのRICAさんと「風香祭11」(10・25新木場1stRING)の打ち合わせ。今回のテーマはハロウィン。元気のない日本にエールを送りたいという。他のパフォーマーと共に4人でチアリーディングも披露する予定だ。 打ち合わせで今回の密着は終了。風香と別れた直後、聞き忘れたことがあったため、後を追いかけることに。背後から忍び寄る記者。 2007年2月に帰宅途中に痴漢被害に遭っている風香。背後からの嫌な空気を察知したのか、記者が近寄るやいなや虫除けスプレーを発射し、記者を撃退。その後、気持ちを切り替えた風香は悠々と帰宅の途に着いた。そして、記者は複雑な胸中のまま撤退した。 風香追跡・後記 アイドル女子レスラーだけあって、風香の行く先々で人垣が出来るのはさすが! 最近ではキックの特訓を連日行っており、強さも備わってきたのは頼もしい。最後はまったく下心はなかったのに、カン違いされ、スプレー攻撃にあった。これは私の不覚。それにしても動きが素早いのは風香らしい。これからも私は風香の“追っかけ”をしそうな気になってしまった。
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社会 2009年09月07日 15時00分
鳩山代表 20年前の歌手デビューレコードが高額落札
次期首相就任が確実となった民主党の鳩山由紀夫代表(62)が、約20年前に“歌手デビュー”したレコード「Take HEART 翔(と)びたて平和の鳩(とり)よ」がネットオークションに登場し6日夜、3万5012円で落札された。話題性バツグンの高額落札には音楽業界も大注目。デビューの裏には、本人が熱望しながら幻に終わった「鳩山音頭」の存在があり、首相就任後に再デビュー争奪戦に発展する可能性が出てきた。 まさか鳩山氏がレコードを出していたとは…。オークションには入札が殺到。タイムリミットの深夜0時、3万円オーバーで競り落とされた。 鳩山氏の25年来の知人でデビュー曲「Take HEART」を作詞作曲した北海道室蘭市の歯科医、浅沼晃明さん(65)は「この歌にスポットが当たる日が来るとは」と感慨深げに話している。 浅沼さんは当時、趣味で音楽活動をする一方、鳩山氏の後援会に所属。87年夏ごろ、衆院議員になって間もない鳩山氏から「『鳩山音頭』を作ろうと思っている」と相談を受けた。しかし、祖父は元首相、父は元外相という名門鳩山家のプリンス。都会的な雰囲気を兼ね備えるだけに、音頭は似合わないと思い「イメージソングの方がいい。歌ってくれるなら作りますよ」と提案、鳩山氏も喜んで承諾したという。 「広く雄々しき北の空 熱き思いを胸に秘め…」で始まる曲はグループサウンズ風。誰もが歌えるよう比較的狭い音域に仕上げた。レコーディングでは、すぐにOKが出た。浅沼さんは「だいぶ歌い込んでいるようでした」と振り返る。 浅沼さんは地元紙の取材に「今ならそんな提案絶対できません」などと答えている。条件さえ整えば、本人が当初熱望した「鳩山音頭」が日の目をみる可能性は高い。 「現職首相が歌手で再デビューすることになれば間違いなくレコード会社の争奪戦になる。名門出の鳩山さんが大衆音楽の『音頭』を歌うという意外性もいいし、暗い世相を吹き飛ばす明るさがある。へたな景気対策より即効性がありそうなので、ぜひ振り付けつきでお願いしたい」(音楽業界関係者) あとは鳩山氏の決断待ちか。自慢のノドを披露してほしいものだ。 デビュー曲は1988年、限定約100枚を浅沼さんが自費で制作。後援会関係者に寄贈した。 「HEART」は「鳩」にかけた。曲名は訳すと「勇気づける」。浅沼さんは「歌詞に込めた、みんなを幸せに導くという思いをぜひ実現してほしい」と願っている。
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トレンド 2009年09月07日 15時00分
「必勝パチンコ守山塾」 地中海 三度目の正直なるか!!
8月28日(金) 今日はスカパー!モンド21「パチンコ激闘伝!実戦守山塾」のロケ日です。対戦ホールは東京都中野区のコンサートホール野方店(2.5円換金)さん。そして達人ゲストは実戦守山塾の監修を勤めてくれている最強攻略編集部のシゲキさんです。本当はパチンコ必勝ガイドのライターさんに来てもらう予定でしたが、急遽出演できなくなってしまって…シゲキ先生の登場です。「え〜! また代役ですかぁ…ふぅ!」といった感じにため息を吐きつつも喜んでセクハラギリギリの指導をしてくれました…(笑)。それでは前半戦の模様をお届けしたいと思います。 3人揃っての開店入場を果たすと、私は2階に設置されている新台「甘デジ花の慶次」へ一直線。まぁ今が旬な台ですからね。勝ちに行くなら積極的に打ちたいパチンコ台! しかし慶次の人気はすごくて最後の1台をキープするのが精いっぱいでした。 一方アシスタントの初美ちゃんは、スーパー海物語IN地中海のミドルタイプを選択。そして命クギの大きく見えた一台に着席です。「塾長〜! 実収支で私2番手に浮上したんですよ〜! 今日勝ったら1番かも〜」ということを私に教えてくれました。今シーズンの収支結果は達人枠が1番手。そして前回実戦で勝利を収めた初美ちゃんが私を抜いて2番手に浮上! うーん…パチンコは期待収支を伸ばさないと最終的には勝てませんからねぇ。それでも現在5連勝中の初美ちゃんは自信に満ちた雰囲気でとてもたくましく感じましたね。この調子でぜひがんばってもらいたいです。 そして達人シゲキ先生は、おぼっちゃまくんコーナーから一台を選択。「各コーナーに1〜2台くらいずつ命クギの広い台がありますねぇ!」というコメントを残してくれました。それから各コーナーを丁寧に見て歩くと確かに各コーナーに命クギの広い台を発見! そうなると他の出演者たちの様子を見ている場合ではありませんよね。早速、2階に戻って甘デジ慶次を打ち出すと2000円で39回転の1000円19.5回転レベル。もちろん下ムラの可能性もありますけど、もう1階の優秀台が気になってしまって台移動を決意! そして地中海コーナーから寄り調整と命クギの良く見えた一台に着席です。 そして移動から投資1000円でカメとタコさんがテンパイしてミラージュチャンス突入のチャンス! これがまぁ奇跡的に当たってしまったからホントにもうビックリしましたねぇ(笑)。しかもこの確変が10連チャンもしてくれてドル箱は9箱! これまで地中海では2連敗中なんですが…今日は3回目の挑戦で初めて勝てるかもしれませんね。そしてこの大連チャンを4台隣りで恨めしそうに見つめる初美ちゃん。今回は随分苦労しているみたいです…。 また後半戦では初美ちゃんが台移動を決意するんですけど、初美ちゃんのヤメた台が他のお客さんが座ったとたんに大当たり! この時のコメントが実に恨めしそうでした…。そのコメントはぜひオンエアで聞いてあげてください。そして最後にお知らせがあります。今回から実戦守山塾は60分番組となりました!! 前後編なしの1本勝負です。これからは月に2回の激闘実戦をお楽しみください! プロフィール 守山アニキ(もりやま・あにき)「納税するパチプロ」として業界ではつとに有名。スカパー279chモンド21の「パチプロ奥義伝承! 実践守山塾」や専門誌「パチンコ必勝ドリームス」(総合図書)などメディア露出多数。 また、HP「熱闘!守山塾」(http://pachibaka.blog88.fc2.com/)で公開される数々の立ち回り術は全国のファンに注目されている。 ペンネームの名付け親は有名パチプロ・安田一彦氏。
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トレンド 2009年09月07日 15時00分
リアスポかわら版 「歌手に歴史あり」 ある歌姫の「涙のものがたり」
演歌歌手の市川由紀乃(33)が6月10日、新宿・京王百貨店内にある天ぷら屋「新宿つな八京王店」で、新曲「花の咲く日まで」の発表会を開催した。 新曲発表会といえば普通はホテルの宴会場など相応の場所が多く、デパート内の、それも一テナントで行われることは極めて稀。だが市川にとって、この店で開くことにこそ極めて重要な意味があった。 市川は16歳の時、埼玉新聞社主催のカラオケ大会で優勝し、1993年に「おんなの祭り」でデビュー。翌94年には各歌謡賞の新人賞を、96年には「NHK新人歌謡コンテスト」で優秀賞を受賞するなど、演歌歌手として申し分のない船出を飾った。2001年には文化放送「走れ!歌謡曲」のパーソナリティーにも抜てきされ、演歌界の次代を担う新星として衆目の一致するところとなった。 ところが、好事魔多し。周囲から一身に寄せられる期待の大きさに、生来の生真面目な性格が災いしたか、次第に精神的にも肉体的にも追い詰められていく。そして本来ならデビュー10周年を華々しく飾っていたはずの02年4月、市川は歌手活動を突如休止してしまう。 かといって何か他にするアテがあったわけでもなく、その後しばらくは来る日も来る日もボーッと過ごしていたそうだ。しかし、そんな日々がいつまでも続こうはずもない。ある日「何かやらなきゃ」と、ようやく重い腰を上げた。 歌手への思いに多少の未練は残っていたが、かといって自分から飛び出た以上、今さら戻れるはずもない。取りあえず市川は求人誌を手に取り、未経験者でも可能なアルバイトを探した。 そこで、たまたま目に止まったのが「新宿つな八京王店」の求人広告。調理は無理でも接客ならできるだろうと面接を受けに行き、さっそく採用された。(後編につづく)
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