清宮幸太郎
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スポーツ 2023年02月12日 11時00分
プロ野球、DeNA選手の“わがまま”に首脳陣激怒! キャリア終了を招いた大騒動、日本ハム・清宮も他人事じゃない?
9日に行われた練習試合・日本ハム対サムスン戦。日本ハムのプロ6年目・23歳の清宮幸太郎がサイン無視を犯したことが話題となった。 清宮は両チーム無得点で迎えた2回裏無死二塁で内角球を捉え、右翼スタンドにライナーで飛び込む先制2ランを放つ。これが決勝点となりチームは「3-0」で勝利したが、新庄剛志監督は試合後に「清宮くんに関しては、あれは進塁打のサイン」と、2回裏の打席では進塁打を指示していたことを明かしたことが伝えられた。 >>日本ハム・宇佐見、バックネット裏見上げ呆然? キャンプ打撃練習、球団OBの“大声乱入”が物議<< 同監督は「結果的にはああなったけど、まあまあプラスに考えてね。結果的に進塁はさせたから」と清宮をおとがめなしとしたが、首脳陣の指示を無視してのプレーは本来なら信頼を大きく落としかねない重大な行為。過去には指示無視を犯した選手が首脳陣から干され、その後のキャリアも閉ざされてしまったケースもある。 問題が起こったのは、2014年5月6日のDeNA対巨人戦8回表でのこと。「2-1」と1点リードのDeNAはこの回先頭の梶谷隆幸(現巨人)が出塁。続く中村紀洋(現中日二軍打撃コーチ)の打席ではスタートの構えを何度か見せ相手バッテリーを揺さぶったが、中村は3球目を引っ掛け併殺打となった。 この直後、中継画面では一塁を走り抜けた中村に対し、一塁コーチャーが一塁ベース方向を指差しながら何かを伝える様子が映る。また、その後にはベンチ内のDeNA・中畑清監督(当時/現野球解説者)が腕を組み険しい表情を浮かべている様子もアップで映ったが、この時点では何があったのかは分からなかった。 同戦はそのままDeNAが逃げ切り勝利したが、中村は試合翌日の7日に突然登録を抹消される。中畑監督は同日の巨人戦前に応じた取材で「チーム方針に従わない言動がある。懲罰的な部分がある」と、詳細は伏せつつも首脳陣の意に反する行為があったためと説明した。 一方、中村は同日に自身の公式Facebookに「打席に入っているとき 走者を場面によっては動かさず、打撃に集中させてほしいとコーチに相談させてもらいました。そうしたところ、今朝になり連絡があり登録抹消だということでした。この時点で監督には直接、お話したわけではありません。コーチに相談することが監督批判になってしまった形です」などと投稿。首脳陣から自己判断での盗塁を許可する、いわゆる“グリーンライト”を指示されていた梶谷の動きが打撃の妨げになると主張したところ、これが首脳陣への造反行為と捉えられたと弁明した。 ただ、中畑監督が伏せた内幕を自ら暴露したことでさらに首脳陣の怒りを買ったのか、中村は降格後一度も一軍に呼ばれないまま2014年オフに自由契約に。その後は新天地が見つからないまま指導者・野球解説者に転身しており、本人は正式に引退を表明していないものの、事実上の引退状態となっている。 中村は2012年にも自身の打席中に二盗を決めた選手をベンチで叱責し、中畑監督から二軍送りにされるという問題行動を起こしている。“前科”があったことも2014年のトラブルが許されなかった一要因とされているが、昨季「打て」のサインを無視して新庄監督に怒られた過去がある清宮も、今一度気を引き締め直す必要がありそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中村紀洋の公式Facebookよりhttps://www.facebook.com/nakamura.norihiro99/
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スポーツ 2023年02月03日 15時30分
日本ハム・宇佐見、バックネット裏見上げ呆然? キャンプ打撃練習、球団OBの“大声乱入”が物議
1日から始まった春季キャンプを一軍でスタートしている日本ハムのプロ8年目・29歳の宇佐見真吾。CS放送『GAORA』が2日に生中継したキャンプ練習中に見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、同日午後に行われた打撃練習でのこと。中継では打撃練習中、昨季限りで現役を引退した杉谷拳士氏(元日本ハム)が放送席に登場。中継画面に映る選手たちへの期待などを話したが、練習が終了するタイミングで突然グラウンドの選手たちへ向け「バッティング終了でーす!」とマイクで2回連呼した。 中継では2回目の声出し後にグラウンド上の宇佐見がアップで映ったが、宇佐見はバックネット裏上段の放送席を見上げながら口を半開きにするなど困惑したような表情を見せる。杉谷氏はその後にも「うぉーい!」などと大声を上げていたが、バックネット裏に近づいてきた清宮幸太郎に「杉谷さん、練習中なんで」とたしなめられると、「申し訳ございません」と謝罪していた。 >>元横浜・高木氏、日本ハム最下位を断言「どこに勝つの?」 近藤流出の穴は埋まらない? 補強の効果も今一つか<< この一幕を受け、ネット上には「今の宇佐見、明らかに杉谷にドン引きしてたよな」、「今叫んだの誰?って感じでぽかんとしてる」、「真剣に練習してるところに大声で茶々入れるのはよくないのでは」、「みんなレギュラー獲りに必死なんだから杉谷は迷惑かけないでほしいんだが」といった反応が寄せられた。 「今春キャンプの日本ハムはオープン戦前にレギュラーを固めるという新庄剛志監督の意向もあり、大多数の選手がし烈な生存競争にさらされています。昨季チーム捕手では最多の67試合に先発した宇佐見も例外ではなく、今オフFA加入した伏見寅威(前オリックス/昨季66試合先発)からレギュラーを守るために相応のアピールが求められている立場です。このこともあり、大事な時期を過ごす選手たちの邪魔になっていると杉谷氏に不満を抱いたファンも少なからずいたようです」(野球ライター) 中継内では「林コーチから…」と林孝哉一軍ヘッドコーチの差し金と示唆してもいた杉谷氏だが、突然の大声は選手・ファンからひんしゅくを買ってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月01日 17時45分
日本ハム、花火ショー動画の加藤の姿に安堵の声「新庄監督も心配してたけど…」 右人差し指骨折もメンタルは問題ナシ?
日本ハムの球団公式YouTubeチャンネルが1月31日に投稿した動画に、ドラ3・28歳の加藤豪将が登場。動画内で見せた表情が話題となっている。 日本ハムはキャンプインを前日に控えた1月31日、キャンプ地の名護・タピックスタジアム名護で新庄剛志監督主催の花火ショーを開催。本動画では球場のスタンドから花火を観賞する選手たちの表情が映された。 >>日本ハム、故障体質の田中を人的補償に選んだワケ 昨季終盤の復調以外に、杉浦の存在も判断に影響?<< 注目が集まったのは、アルカンタラ、清宮幸太郎と共にカメラに映った際の加藤の表情。3名にカメラが向けられた時、場内には福山雅治の楽曲『桜坂』がBGMとして流れていたが、清宮は左手をマイクに見立てて口パクで同曲を歌うなどおどけた様子を見せる。清宮の右隣にいたアルカンタラは「ハハハッ」と笑い声を上げ、左隣に座っていた加藤もカメラを指さしながら「(動画に)使える使える、これ」と笑顔を浮かべていた。 この加藤の表情を受け、ネット上には「加藤が意外と元気そうな様子でよかった」、「骨折で気落ちしてるんじゃないかって思ってたから安心した」、「新庄監督も心配してたけど、この調子ならズルズル引きずることもなさそうかな」といった反応が寄せられた。 「加藤は1月27日にキャンプ地・名護に先乗りして自主トレを行っていましたが、30日の練習中に右手人さし指を骨折。開幕一軍入りへ向け意欲的に調整していた中での負傷とあり、新庄剛志監督が『本人が一番悔しいんじゃないか』と心配のコメントを口にしたことも伝えられていました。ファンの間でも加藤のメンタル面を不安視する声は少なからず上がっていましたが、今回の動画内での様子・表情を見る限り本人は気持ちの切り替えができているようですね」(野球ライター) 加藤の負傷について、球団公式サイトには「1軍キャンプにこのまま帯同し、2週目以降のスローイング再開を目指します」と重傷ではない旨が掲載されている。また、各報道でも3月30日の開幕戦・楽天戦には間に合う見通しと伝えられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@FIGHTERSofficial北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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スポーツ 2022年12月30日 11時00分
日本ハム・新庄監督が清宮育成に成功のワケ 栗山前監督とは決定的違い?“悪癖”払拭で30本クリアも現実味か
新庄剛志監督が就任した今季、「59勝81敗3分」でパ・リーグ最下位に沈むも投打共に若手の台頭が目立った日本ハム。中でも大きなインパクトを残したのがプロ5年目・23歳の清宮幸太郎だった。 清宮は今季開幕一軍入りを果たすと、そこから自身初めてシーズン終了まで一軍に帯同し、「129試合・.219・18本・55打点」とキャリアハイの数字をマーク。12月2日に行われた契約更改では1600万円増の年俸3300万円(推定)でサインした。 >>斎藤佑樹氏、日本ハム新球場の欠陥を見抜いていた? 過去の視察動画に再注目、“解釈ミス”も発覚遅れの原因か<< 清宮は契約更改後会見の中で、「僕が一番ホームランを打って打点を挙げて、ボスを胴上げするつもりで今取り組んでいる」と、新庄監督を優勝監督にするためにオフの調整に励んでいるとコメントしたことが伝えられている。就任直後から辛抱強く自身を指導しキャリアを上向かせてくれた新庄監督に強く恩義を感じていることがうかがえる言葉だろう。 清宮は早稲田実業高校時代に高校通算111本塁打(歴代1位)をマークした実績を引っ提げ7球団競合の末日本ハム入りしたが、入団1年目の2018年から2021年までは「230試合・.198・21本・73打点・126安打」と今ひとつ。伸び悩みの理由については様々な要因が考えられるが、周囲の意見を聞き入れない面があることも一要因とされていた。 実際、栗山英樹前監督(2012-2021/現侍ジャパン監督)も2021年開幕前に出演したテレビ番組内で「打つことに関してはすごく頑固なところがある。どう言っても聞き入れないんだろうなって(感じもある)」、「その時(言われた時)は『分かりました!』って言っても、次(に見た時は)全然違うことをやっている。(だから)『何のために言っとるんじゃワシ』みたいな(気持ちになる)」と清宮には手を焼いている旨を明かしている。 その栗山前監督から2021年10月末に指揮官の座を引き継いだ新庄監督は、翌月の秋季キャンプで清宮にダイエットを要求するも、清宮は「やせてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖い」と渋る。ただ、新庄監督は「今もそんなに打球飛んでないじゃん」と説き伏せ、2022年2月の春季キャンプまでに10キロ減量させることに成功した。 就任早々に清宮に注文をつけた新庄監督は、2022年シーズン開幕後も「『打て』のサインを出しているのだから、結果を恐れずに一発で仕留めにいってほしかった」(4月5日・ロッテ戦)、「重盗であんなミスしてたら一生、上に上がっていけない」(5月25日・ヤクルト戦)、「これだけチャンスを与えて(打率)2割2分以下の選手は、やっぱりつかめなかったとしか判断できない」(9月12日・ロッテ戦)とたびたび清宮を酷評。それでも、二軍には落とさず一軍で使い続けた。 すると、清宮もこれに応えようとしたのか徐々に結果を出すようになり、同月26日のオールスター第1戦ではサヨナラ弾を放ちMVPを初獲得。その後も浮き沈みはありつつも数字を積み重ねキャリアハイの成績をマークする結果となったが、本人は10月上旬に「動きやすくなった実感はあります」とダイエットがプレーに好影響だったと語ったことが伝えられている。 栗山前監督は苦戦、新庄監督は成功となっている清宮への指導だが、両者の姿勢が明暗を分けたものと思われる。栗山前監督は2021年8月に同僚への暴力行為で出場停止処分を受けた中田翔の野球人生を閉ざさないため、巨人・原辰徳監督に直談判した上で無償トレードを実現させるなど情に厚い指揮官だった。 一方、新庄監督は就任1年目の2022年シーズンは使える選手を見極めるトライアウトの1年と位置づけ、時には懲罰交代も辞さないなどシビアな姿勢を打ち出している。栗山監督時代のような態度をしていては一瞬で居場所を失うと清宮が危機感を抱いたことで、新庄監督の指導が聞き入れられやすくなった面はあるだろう。また、どれだけ苦言・酷評を受けても腐らず練習・試合に取り組んでいる点を踏まえると、しかられることで伸びる反骨心のあるタイプだったともいえそうだ。 いい形でシーズンを終えたこと、来季から移転する新本拠地・エスコンフィールド北海道は前本拠地・札幌ドームより狭いことから、ファンの間では来季の清宮は入団当初から期待されていた打棒がついに覚醒するのではと期待が高まっている。新庄監督も秋季キャンプ中の11月中旬に「1年間の(札幌ドームでの)フェンス直撃の本数が12本か3本。それをプラスすると30本以上」と30本塁打クリアを期待したことが伝えられている。 新庄監督は新球場初年度の来季について、優勝以外は狙わないと以前から並々ならぬ思いを公言している。最下位からの優勝達成にはもちろん清宮の活躍も必要不可欠といえるが、「ボスを胴上げする」という言葉を実現するような数字をたたき出すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月22日 11時00分
日本ハム・新庄監督、江越獲得は清宮のため? 批判相次ぐトレード補強、“ロマン砲”増員熱望の背景は
プロ9年目・27歳の渡邉諒、プロ8年目・26歳の高濱祐仁を阪神に放出し、代わりにプロ4年目・27歳の齋藤友貴哉、プロ8年目・29歳の江越大賀の2名が加入する交換トレードを18日に発表した日本ハム。翌19日に伝えられた稲葉篤紀GMのコメントがネット上で話題となった。 報道によると、稲葉GMは同日に応じた取材の中で江越の守備・走塁、齋藤の球威に期待を寄せる傍ら、江越については「ボスからも名前が挙がっていて、気になっている選手という話は以前からあった」と新庄剛志監督の強い希望があったことを明かす。これを受けネット上には「この手の打者はもう何人もいるのに何を考えてるのか」といった否定的な意見も少なからず見られた。 >>日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度<< 江越は2015年のプロ入りから今季まで阪神でプレーし、「334試合・.189・13本・38打点」といった通算成績をマークしている外野手。過去に50メートル走のタイムで5秒台後半、遠投で120メートルを記録するなど守備走塁能力には定評がある。ただ、打撃にパワーはあるものの確実性に難があり、その影響もあってここ数年は主に代走・守備固めとしての出場がほとんどだった。 一方、日本ハムは清宮幸太郎(今季.219・18本・55打点)、万波中正(.203・14本・40打点)、今川優馬(.227・10本・39打点)と江越と同じく低打率の強打者、いわゆる“ロマン砲”タイプの打者を既に複数擁している。こうした事情もあり、現有戦力とタイプが被る江越をなぜわざわざ求めたのか首をかしげているファンもいるようだ。 「清宮、万波、今川の3名は全員、今季キャリアハイの本塁打数をマーク。ただ、新庄監督はシーズン終盤の9月中旬に『これだけチャンスを与えて(打率).220以下の選手は、やっぱりつかめなかったとしか判断できない』と、名指しこそしていないものの打率が低すぎると苦言を呈しています。そのため、新庄監督は清宮らのさらなる打撃向上を期待し、同タイプの江越を獲得し目をかけることであえて危機感を抱かせようとしている可能性は考えられます。実際、新庄監督は19日に『バッティングをつきっきりで教えて化けさせたい』と、江越の指導に早くも意欲を見せたことが伝えられています」(野球ライター) また、一部の間ではトレードと同日の18日にFA権行使見込みと報じられた、外野の絶対的レギュラー・近藤健介の去就も影響しているのではと指摘も上がっている。仮に近藤が抜けると代役補強は急務となるが、江越がベンチにいれば代役が多少、守備難でも十分カバー可能。また、今後の指導で江越のバッティングに向上が見られた場合は、そのまま江越を新レギュラーとする策もとれるが、こうした様々な選択肢を想定している可能性もありそうだ。 江越本人も「このチャンスをしっかりと生かしたい」、「若くていい選手が多い。負けられないなっていう気持ち」と気合をにじませたことが伝えられている今回のトレード。新庄監督肝いりの補強はチームにどのような化学反応をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月30日 18時45分
日本ハム・清宮に「去年までとは別人」と驚きの声 新庄監督の酷評で奮起? TVでの自己評価が話題
日本ハムのプロ5年目・23歳の清宮幸太郎が、30日放送の『イチモニ!』(HTB北海道テレビ)にVTR出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 番組ではプロ5年目のシーズンを間もなく終えようとしている清宮のインタビューを放送。清宮は「128試合・.221・18本・54打点」(29日終了時点)といった数字を残している今季の振り返りや、プライベートで仲がいい同僚選手などを語った。 >>日本ハム・清宮に「何回やらかすつもりだ」呆れ声 無人の一塁にためらいなく送球、止まらない軽率ミスに批判<< 注目が集まったのは、今季マークしている打撃成績への自己評価。打撃3部門における清宮のキャリアハイは打率が.204(2019/規定未到達)、本塁打が7本(2018-2020)、打点が33打点(2019)。今季はその全てで数字を更新しているため、プロ5年間で最高のシーズンだと評価しているファンは少なくない。 ただ、清宮自身は今季成績について「数字が全然まだまだなので、悔しいところかなとは思います」と厳しく評価。加えて「浮き沈みが激しい、打てない時はとことん打てないというのが多かった」と、数字を伸ばせなかった原因についても自己分析した。 今季の清宮は5月(.262)、6月(.246)、9月(.286)は一定の打率を残した一方、3・4月(.180)、7月(.213)、8月(.127)は低迷と安定感は今ひとつ。「調子が悪くなってきた時にすぐ戻せる技術とかメンタルを身につけたい」と、心身両面をレベルアップさせこの課題を克服したいと今後を見据えた。 この清宮のコメントを受け、ネット上には「清宮が凄いストイックな発言しててビックリした」、「えらい自己評価が辛いな、満足感あっても不思議じゃない成績なのに」、「あの清宮が自分に厳しいなんて、去年までとは別人だな」、「プロ入り当初は無安打でも感覚は良かったとかなんとか言ってたのに…人は変わるものなんだな」といった反応が寄せられた。 清宮は無安打に終わった試合後に「体重移動や間合いなどがいい感じだった」と自賛したり(2018年)、減量を勧めた新庄剛志監督に「瘦せてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖い」と反発したり(2021年)と、自分自身への認識が甘い面があることがしばしば伝えられている。これまでとは違い、自分に厳しい一面を見せたことに驚いたファンは少なくなかったようだ。 向上心がにじむ清宮の発言が話題となる中、一部からは新庄剛志監督の苦言も影響しているのではという指摘も上がっている。新庄監督は12日・ロッテ戦後に「これだけチャンスを与えて(打率)2割2分以下の選手は、やっぱりつかめなかったとしか判断できない」と、同戦終了時点で打率「.201」だった清宮も含む自軍野手を酷評。ネット上には「低打率はダメって監督の檄も効いてるのか?」、「もっと数字出さないとレギュラー獲れないって尻に火がついてるんだろうな」といった見方も散見される。 昨季は一軍未出場に終わったが、今季は開幕からここまで一貫して一軍で起用されている清宮。番組内では「これだけたくさん試合に使っていただいた。こればっかりは感謝してもしきれない」と新庄監督への感謝も口にしたが、来季は本格ブレークで恩返しすることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月18日 11時00分
日本ハム・新庄監督、清宮に最後通告?「ちょっと情けない」本人も攻守低迷に危機感か
「ちょっと数字が情けないのですけど、残りの試合で振り絞ってもっと見栄えのいい成績を残したい」 9月13日、千葉ロッテ戦終了後、お立ち台に登った清宮幸太郎のコメントだ。 この日、2本のホームランを放ち、自己最多の5打点を記録、チームの11対3の快勝に貢献した清宮。試合のヒーローとして語った言葉には、自身の成績への反省と奮起を期する意志が込められていることは明らかだ。 今季、開幕から低迷が続く日本ハムの中で、レギュラーとしての起用が続いており、プロ5年目にして、初めてシーズンを通しての出場が続くものの、その評価は決して高くはない。 期待され続ける打撃では、本塁打こそチームトップに立つ15本を記録し、長打力の片鱗を覗かせているものの、打率は規定打席到達者の中で最下位となる2割0分台という低打率に喘いでいる。中軸としては致命的な数字であり、まさに指揮官・新庄剛志監督の「我慢の起用」を続けていることが窺える。 そのBIGBOSSは今月に入り、「これだけチャンスを与えて打率2割2分以下の選手はつかめなかったとしか判断できない。これは自分のせい。来年のレギュラーは厳しい」として、名指しこそしなかったものの、「チャンスを与えた」打者に対して苦言を呈している。背番号21に向けられた言葉であることは明らかだ。 一方で守備でも、簡単なフライの落球や、ゴロ処理の不安定さも変わらないなど、チームの士気にも響く軽率なプレーが目立っている。現在までの失策数9という数字以上に、フィールディングも精彩を欠き続けている印象だ。 プロ5年目、打撃、守備とも更なる向上が求められており、今季もBクラスが確定するなど低迷が続く日本ハムを、来季以降上位に押し上げるための主力としての期待も寄せられている。今季の首位打者獲得が有力視される松本剛、清宮に次ぐ14本塁打を記録している万波中正らとともに、今後のチームの「顔」としてさらに飛躍を遂げなければならない。 残り試合数を踏まえても、自身初のシーズンを通しての規定打席クリアも可能であるものの、ここからどれだけの数字を残せるかは定かではない。1982年の巨人・山倉和博以来の「打率1割台」打者として記録が刻まれる可能性も残されている。果たして、本人が語るような「見栄えのいい成績」に少しでも近づくことは出来るだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年09月16日 11時00分
日本ハム・新庄監督、止まらない走塁ミスに激怒? 今秋キャンプは“鬼軍曹”に変貌か「気を遣うのは今年だけ」
「諦めない」。オリックスはソフトバンクとの優勝争いを、そして、BIGBOSS新庄剛志監督は若いチームを育て、作り変えていこうとしていた。 9月15日の両チームの一戦はオリックスが延長12回、サヨナラ勝ちを収めた。しかし、こんな見方もできる。新庄監督の采配が裏目に出て、日本ハム打線が流れを掴みきれなかった、と――。 「日本ハム打線はオリックスを上回る12安打を放っています。でも、盗塁を仕掛けたものの、全て失敗に終わっています」 この一戦を観たプロ野球解説者がそう評していた。 >>日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度<< 4盗塁死が響いて競り負けた、そんな感じの一戦だった。 「(相手の)キャッチャーがよく刺した」試合後の新庄監督の言葉だ。サヨナラ負けの屈辱からか、淡々と答えていた。 “盗塁死”が最も響いたのは、延長12回表。最後の攻撃機会だ。無死一塁、「バスターエンドラン」のサインを見破られた。オリックスバッテリーはバットの届かないところに投球を外し、ボールはキャッチャーから二塁へ。一塁走者はタッチアウト。勝ち越しのチャンスは潰えてしまった。 「(打球を)転がして、一、三塁にしたかった。いいゲームだったんだけどなあ…」 新庄監督がそうボヤいた。 「延長11回、清宮幸太郎も盗塁失敗でアウトになっています」(前出・プロ野球解説者) 清宮は単独スチールを決められるような俊足タイプではない。となれば、二盗はベンチの指示だろう。 チーム関係者によれば、「グリーンライトのサイン」が出ていたという。 「ランナーが『盗塁できる』と思ったら、好きに走っていいのサインです。新庄監督になってから取り入れられたもの。いや、もともとあったんだけど、新庄監督になって、重要視されています」 新庄監督は盗塁や、野手と野手の間に打球を転がして相手守備陣を攪乱させる攻撃を好む。 バスターエンドランを見破られた12回表の攻撃にしても、そうだ。成功していたら、新庄監督がボヤいていた通り、「無死一、三塁」でオリックス守備陣にキョーレツなプレッシャーを与えていた。成功すれば大量得点のチャンス、でも失敗すれば…。 新庄監督のめざす野球は、失敗した時の代償が大きい。 「秋季キャンプでバントやエンドランなどの練習を徹底的にやるそうです。成長過程の若い選手が多いし、突出した4番バッターに頼るのではなく、走者が主役になるチームにしようとしています」(前出・チーム関係者) 9回、パ・リーグ首位打者争いトップの松本剛が代打起用され、クリーンヒットを放った。故障が完全に癒えていないことと、連戦疲労が考慮されてベンチスタートとなったのだが、新庄監督は松本にタイトルを獲らせてやりたいとも話していた。 「でも、そういう気を遣うのは今年だけだからね」 機動力に活路を見出す野球に、特別扱いの選手はいらない。新庄スタイルが完成されるまで、もうしばらく時間が掛かりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月12日 15時30分
日本ハム・清宮に「何回やらかすつもりだ」呆れ声 無人の一塁にためらいなく送球、止まらない軽率ミスに批判
11日に行われ、日本ハムが「0-3」で敗れた西武戦。「6番・一塁」で先発した日本ハムのプロ5年目・23歳の清宮幸太郎のプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-3」と日本ハム3点ビハインドで迎えた8回裏無死でのこと。打席の西武・源田壮亮は、カウント「0-1」からの2球目にセーフティバントを敢行。一塁方向に転がった打球は清宮が捕球したが、捕球時点で投手・玉井大翔、二塁手・上川畑大悟の2名はどちらもベースカバーに入ることができていなかった。 にもかかわらず、清宮はちゅうちょなく無人の一塁へ送球。ボールはカバーに向かっていた玉井、上川畑の間、打走・源田の前方を通過しツーバウンドで一塁ファールゾーンのフェンスに直撃。源田は一塁で自重したが、二塁に進まれる可能性もあった悪送球となった。 >>日本ハム・清宮に「何一つ進歩がない」と批判 新庄監督が暴露、入団時からの“悪癖”はまだ治らず?<< この清宮のプレーを受け、ネット上には「なんだ今の清宮、カバー間に合ってのに投げるのは軽率すぎるだろ」、「誰も捕れずに源田に当たりかけててヒヤッとした」、「投げるなら投手、二塁手のどちらかに投げて源田と競争させるべきだったのでは」、「また変なミス犯したのか…何回不用意なプレーやらかすつもりだよ」といった呆れ声が相次いだ。 「今季の清宮は開幕から攻守で軽率なプレーが頻発していますが、ここ1か月はひときわ目立つようになってきています。8月10日・西武戦では二塁へスライディングした際に勢い余って源田と交錯し、審判団は危険なスライディングとしてセーフからアウトに判定を変更。また、同月24日・オリックス戦では一塁ファールゾーンに上がった力ない打球の目測を誤り捕球失敗、同月31日・西武戦では平凡な一ゴロにグラブを出すも空振りし後逸とそれぞれ守備ミスを犯しています。昨季一度も一軍に上がれなかった清宮は、2年ぶりに一軍でシーズンを戦う中で疲労がたまってきている可能性も考えられますが、この調子が続くようだと無駄なピンチや失点はもちろん、自身・他選手を故障させる展開も招きかねないと心配しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 疲労の影響なのか、8・9月は11日終了時点で「29試合・.135・2本・10打点」と打撃もサッパリの清宮。それでも同期間を含め今季は二軍落ち0回と、新庄剛志監督ら首脳陣から大きな期待を受け続けているが、今季残り16試合で期待に応えるような奮起を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月07日 19時30分
日本ハム・清宮に「何一つ進歩がない」と批判 新庄監督が暴露、入団時からの“悪癖”はまだ治らず?
6日に行われ、日本ハムが「6-2」で勝利したオリックス戦。「7番・一塁」で先発した日本ハムのプロ5年目・23歳の清宮幸太郎に対する新庄剛志監督のコメントがネット上で物議を醸している。 清宮はこの日2回裏無死一塁の第1打席は投ゴロ、4回裏無死の第2打席は一ゴロ、8回裏無死の第4打席は空三振とそれぞれ凡退。ただ、6回裏2死満塁の第3打席ではオリックス2番手・山田修義が投じた4球目の内角ストレートを捉え、右中間を真っ二つに破る走者一掃の3点三塁打を放った。 「3-1」と2点リードの状況から貴重なダメ押し打を放った清宮について、試合後に取材に応じた新庄監督は「『指1本分(バットを)短く持って、練習でやってみて』って伝えて(た)」、「今までは言われても7分後には元に戻っていた選手だから。どうなるかな、と思っていたら(試合でも)短く持っていた」とコメント。清宮に試合前練習で、バットを短く持ってコンパクトにスイングするよう助言を送っていたことを明かしたという。 >>日本ハム・清宮、味方のミスにニヤニヤ?「自分も失態多いくせに」杉谷の大ポカ直後の表情に批判<< この新庄監督のコメントを受け、ネット上には「1か月出てなかった長打をもたらす素晴らしいアドバイス」と称賛の声が上がったが、それ以上に「指導してもすぐ下に戻るって…まだ清宮はそんな態度してるのか」、「栗山(英樹前)監督からもダメ出しされてたのに何一つ進歩がないな」と清宮に呆れるコメントが見られた。 「清宮は高校野球史上最多本塁打記録(111本)などの実績を引っ提げドラ1で日本ハム入りした当初から、周囲の意見を聞き入れない面があることが度々伝えられている選手。プロ1年目の2018年から昨季まで清宮を指導した栗山前監督(現侍ジャパン監督)も、昨年開幕前に出演したTV番組内で『打つことに関してはすごく頑固なところがある。どう言っても聞き入れないんだろうなって(感じもある)』、『その時(言われた時)は「分かりました!」って言っても、次(に見た時は)全然違うことをやっている。(だから)「何のために言っとるんじゃワシ」みたいな(気持ちになる)』と愚痴をこぼしていました。その栗山氏から監督の座を引き継いだ新庄監督も清宮の頑固な性格にはかなり手を焼いているようで、今季は走攻守全てにおいて幾度となく苦言を呈しています。今回は8月3日を最後に6日試合前時点まで長打ゼロ、打率も『.229』から『.202』まで低下と打撃不振が深刻化していたことから清宮もすんなりアドバイスを聞き入れたようですが…」(野球ライター) 「明日から、(バットを)めちゃくちゃ長く持っていたら、びっくりしますけど」と、冗談交じりで清宮の“リセット”を危惧したともいう新庄監督。好結果を呼んだ助言の効果は果たしてどこまで継続するのだろうか。文 / 柴田雅人
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