日本相撲協会
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スポーツ 2022年01月27日 19時35分
大相撲、鶴竜親方コロナ感染で北の富士氏に心配の声 ファンのSNS動画が話題「腕組んでたけど大丈夫か」
大相撲・陸奥部屋の部屋付き親方を務める鶴竜親方(元横綱)。26日、日本相撲協会が新型コロナ感染を発表しネット上に心配の声が寄せられている。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 協会公式サイトはこの日、鶴竜親方と行司1名(氏名・所属は未公表)について「両名ともに今朝、発熱や風邪症状がみられたため、医療機関にて抗原検査を受検したところ、陽性が判明しました」と発表。また、「年寄鶴竜は、陸奥部屋所属員との濃厚接触はなく、当面は自宅待機とし、居住地の保健所や感染症専門家の指示に従う予定です。行司については部屋居住のため、当面は別室に隔離し、今後、居住地の保健所や感染症専門家の指示に従う予定です。また、該当部屋の所属員全員を外出禁止とし、PCR検査を実施する予定です」と今後の対応についても掲載している。 鶴竜親方は先の1月場所(同月9~23日/東京・両国国技館)では、館内警備などの親方業務を千秋楽まで普段通りに担当。また、17日の場所9日目にはNHK大相撲中継に解説として出演しているが、この時も体調面で特に変わった様子は見られなかった。 鶴竜親方の感染発表を受け、ネット上には「1月場所中では普通に仕事こなしてるように見えたからビックリ」、「感染判明が場所中じゃなかったのがせめてもの救いかな、お大事にしてください」と心配の声が相次いだ。一方、「その鶴竜と接触してた北の富士さんのことも心配」、「北の富士は鶴竜とウキウキで腕組んでたけど大丈夫なのか」と、NHK大相撲専属解説者・北の富士勝昭氏への影響を懸念するコメントも多数みられた。 「北の富士氏は23日の1月場所千秋楽中、国技館内で鶴竜親方との2ショット写真を撮らせるファンサービスを行っていたことが分かっています。一部ファンは動画、写真付きで2ショットをツイッター上に投稿していました。動画では館内警備中の鶴竜親方と遭遇した北の富士氏が『捕まえた~』と言いながら鶴竜親方と腕を組んだ後、周囲に居合わせたファンに『はい、いいですよ~』と撮影を許可。両名が並んだのは7秒ほどだったのですが、この間にウイルスをもらってしまった可能性もあるのではと不安を募らせているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) 存命中の歴代横綱では最高齢となる79歳の北の富士氏。27日午後6時時点ではコロナに感染したとは特に伝えられていないが、このまま何事も起こらないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本相撲協会の公式サイトよりhttps://sumo.or.jp/
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スポーツ 2022年01月25日 21時30分
大麻解雇の元貴源治、賭博力士の処分に「法律犯しても解雇にならないw」貴乃花の味方が解雇になると指摘? 疑問の声も
昨年7月に大麻使用が発覚し日本相撲協会から解雇処分を受け、同年12月に格闘家に転身した元貴源治(元幕内/現在の活動名は貴賢神)。自身の公式インスタグラムに投稿した内容がネット上で話題となっている。 >>横綱・白鵬に貴乃花親方が激怒「一番後ろに行け!」 大麻解雇・貴源治が巡業中のトラブルを暴露、その後も遺恨は残り続けた?<< 注目が集まっているのは、元貴源治が25日にインスタストーリーに投稿した内容。元貴源治は昨年12月に違法賭博関与疑惑が発覚した木瀬部屋の英乃海(幕内)、紫雷(十両)への処分案を伝える『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版/25日付)記事のスクリーンショットを添え、「俺と何が違うの? 協会が法律なんか?」と疑問を呈した。 さらに、元貴源治は直後にもストーリーに投稿。「解雇になった人間殆ど貴乃花親方の味方だった人達。今の上の奴らの一門や部屋の奴らは法律犯しても解雇にならないんやなw 俺の時コンプラ委員会の奴らが法律に触れてるからとか言ってたけど今回のは触れてなかったのかな~ 流石です 相撲協会」と、自身と比べて処分差がありすぎると主張した。 『日刊スポーツ』を含めた各メディアの報道によると、両力士の賭博問題を調査していた協会コンプライアンス委員会は、両名がどちらも不起訴処分になる見通しであることなどから、24日までに英乃海を1場所出場停止、紫雷を処分なしとする答申をまとめたとのこと。これを受け、協会は27日に開催予定の定例理事会で正式に処分を決定するというが、元貴源治は処分内容が軽すぎると強く不満を抱いているようだ。 この元貴源治の投稿を受け、ネット上には「確かにどちらも法律に反してるのに処分差が生じるのはおかしい」、「元貴源治は(昨年10月に)不起訴が決まる前に解雇されてるから納得いかないのも当然だな」と同調する声が挙がった。一方、「怒る気持ちは分かるが、薬物使用には違反者は基本的に解雇って規定があるだろ」、「一門うんぬんじゃなくて、単に協会規定があったか無かったかってだけの話では?」との指摘も多数みられた。 「協会は2008~09年にかけ若ノ鵬(当時幕内)、露鵬(同幕内)、白露山(同十両)、若麒麟(同幕内)と力士の大麻使用が相次いで発覚した問題を受け、同年2月に薬物使用禁止規定を制定。同規定では違反者は原則解雇とされており、これが元貴源治が解雇処分を受けた主要因とされています。一方、賭博行為については同様の規定はないため、規定の有無が元貴源治と英乃海・紫雷の明暗を分けたのであり、一門の違いなどは関係ないとみるファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) なお、協会は2010年に勃発した野球賭博問題では全24名の力士を処分しているが、このうち解雇となったのは賭け金・常習性が突出していた琴光喜(当時大関)のみで、その他は1場所謹慎が18名、処分なしが5名とほとんどが軽い処分にとどまっている。そのため、一部からは「今回の処分案は12年前の前例を踏襲して決めたのでは」という見方も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について元貴源治の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/takakenshin97/
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スポーツ 2022年01月08日 11時00分
2力士の賭博疑惑、「実際は5、6人いる」 貴闘力氏が裏情報暴露し衝撃、沈黙続く協会に苛立ちの声も
元大相撲力士の貴闘力氏(元関脇)が4日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で貴闘力氏は、昨年12月22日に日本相撲協会の発表で明らかとなった幕内・英乃海、十両・紫雷(ともに木瀬部屋)の違法賭博問題をテーマにトーク。埼玉県内の違法カジノ店に出入りしていたとされる両名への妥当な処分案や、自身も現役時代に裏カジノ店を訪れた経験があることなどを語った。 >>幕内・英乃海らの賭博疑惑が志摩ノ海の婚約に飛び火? 不祥事の“余波”に心配の声、協会側も今後の展開を危惧<< その中で、貴闘力氏は「(発表では)2人って言ってるけど、実際は5、6人いるみたいだよ」と暴露。情報源については触れていないが、今回の賭博問題には前述の2名以外にも該当者がいると話した。 続けて貴闘力氏は、「実際に分かってるのに、早く(名前や処分案)出してキッチリしてやってくれよ」と、相撲協会に該当者公表・処分案決定を訴えた。 貴闘力氏の発言を受け、ネット上には「名前出てる2人以外にもやってた奴いるのか」、「これ別部屋の人間だったりしたらさらに問題が大きくなるのでは」と驚く声が出た。一方「前回の賭博問題みたいに親方衆が複数絡んでる可能性もありそうだな」、「野球賭博の時は10人以上の親方が関与してたから、今回も1、2人くらいは関与してる親方いるんじゃないか」と、過去の賭博問題を絡めた推測コメントも多数挙がった。 角界では2010年5月、一部週刊誌が大関・琴光喜の関与を報じたことをきっかけに野球賭博問題が勃発。この問題により琴光喜、貴闘力氏(当時は大嶽親方)の2名が解雇された他、力士18名、親方12名がそれぞれ謹慎などの処分を受けている。このことから、今回貴闘力氏が暴露した「5、6人」の該当者には、12年前と同じように親方衆も含まれているのではとみているファンも少なくないようだ。 なお、相撲協会は発表当日に芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が「詳細については現在、調査中」と説明したが、同日以降、特に発表などはない。もちろん、現在まで慎重な調査が続いている可能性はあるが、一部からは「もしかしてこのままうやむやにしようとしてるんじゃないだろうな」と厳しい声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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スポーツ 2021年12月31日 11時00分
幕内・竜電、前代未聞の不倫騒動は今も尾を引いている? 2021年に続出、不要不急の外出で厳罰を受けた力士・親方
昨年はコロナ禍の影響で9年ぶりに本場所が中止(5月場所)される事態に見舞われたが、今年は全6場所が滞りなく行われた2021年の大相撲。鶴竜(現鶴竜親方)、白鵬(現間垣親方)の両横綱の引退、照ノ富士の横綱昇進と、角界の勢力図が塗り替えられつつあることが印象的な1年となった。 角界では一部制限が緩和された11月場所最終盤を除き今年も1年の大半で、力士・親方ら協会員は協会の新型コロナ対策ガイドラインに基づき不要不急の外出が固く禁じられた。昨年は平幕・阿炎が7月場所中にガイドラインに違反しキャバクラ通いを繰り返したとして3場所出場停止(2020年9月~2021年1月場所)、50%の減給5カ月という処分を受けたが、今年も同様の違反行為で処分を受けた協会員がいる。 1月場所中にガイドライン違反が発覚し物議を醸したのが時津風部屋の師匠・時津風親方(元平幕・時津海)。同親方は同月10~24日の場所期間中、雀荘や歓楽街を訪問するため不要不急の外出を複数回繰り返していたと同月27日に複数メディアが報道。同親方は2020年9月にゴルフコンペや居酒屋での会食に興じ「委員」から「年寄」への2階級降格処分を受けたばかりだったこともあり、ネット上には「去年処分食らったばかりなのに何考えてんだ」と批判や呆れ声が数多く挙がった。 同親方は外出報道が出た同じ日に、「どんな処分が出たとしても退職する気持ちに変わりはない」として協会側に退職届を提出した。協会側は翌2月22日に退職勧告、退職金30%減額処分を下した上で退職届を受理。同時に、時津風部屋付き親方の間垣親方(元前頭土佐豊)が時津風の名跡と同部屋を継承することも決定した。 >>雀荘通い発覚の時津風親方に「クビにした方がいい」ファン激怒 昨年に続く不祥事、過去の素行不良から呆れ声も<<https://npn.co.jp/article/detail/200010827 5月場所前に協会からガイドライン違反、同場所全休が発表されたのが幕内・竜電。同月7日の発表からしばらくは違反内容の詳しい詳細は不明だったが、同月19日に一部週刊誌が、竜電が不倫関係にある女性と会うために不要不急の外出を繰り返していたこと、その女性を妊娠・堕胎させていたことを報道。また、同月27日には他メディアからも、竜電は2020年3月から2021年1月にかけ特定の女性と会うため25回にわたって不要不急の外出をしていたという報道が出された。 コンプライアンス委員会の調査で事実確認を行った協会は、同月27日に竜電に対し3場所出場停止(2021年5月~同年9月場所)処分を下すことを決定。処分により平幕から幕下まで番付を落とした竜電は、処分が明けた11月場所で幕下優勝を果たすなど幕内返り咲きへ再始動しているが、「どの面下げて土俵に上がってるんだ」という批判の声は今もくすぶっている。 >>幕内・竜電に「昨年の悲劇を忘れたのか」ファン失望 ガイドライン違反で処分は不可避? 付き人を失った力士の不祥事が波紋<<https://npn.co.jp/article/detail/200013220 大関・朝乃山は前述の竜電と同時期にガイドライン違反が発覚しファンを騒然とさせた。朝乃山は5月場所前に複数回外出しキャバクラに通っていたことを同月19日に一部週刊誌が報道。翌20日には協会側が前日18日に朝乃山へ事情聴取したところ本人は事実無根と主張したが、翌19日に一転して事実を認めたと伝えられた。 これを受けた協会は朝乃山が他力士の模範となるべき大関という立場にありながら違反行為を繰り返したこと、事情聴取に対し虚偽の報告を行ったことなどを重くみて、翌6月11日に6場所出場停止(2021年7月~2022年5月場所)、50%の減給6カ月の処分を下すことを決定。なお、11月場所時点で平幕まで番付を落としている朝乃山は、処分明けの2022年7月場所の番付は三段目上位、もしくは中位になるとみられており、仮に復帰後全勝を続けても再入幕は2023年になる可能性が濃厚となっている。 >>キャバクラ通い発覚の朝乃山、このまま現役引退か 虚偽報告に協会激怒、“前例”と同じ手も使用不可能?<<https://npn.co.jp/article/detail/200013483 協会のガイドラインに違反する不要不急の外出で、それぞれ重い処分を受けた上記3名。2022年は軽率な行動で厳罰を受ける力士・親方が1人も出ないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月23日 15時30分
幕内・英乃海らの賭博疑惑が志摩ノ海の婚約に飛び火? 不祥事の“余波”に心配の声、協会側も今後の展開を危惧
11月場所(同月14~28日)では幕内に在位し、「8勝7敗」と勝ち越した木瀬部屋所属の英乃海。22日、同部屋の幕下・紫雷と共に違法賭博に関与していた疑いがあると日本相撲協会が発表したことを複数メディアが報じた。 >>横綱・白鵬に貴乃花親方が激怒「一番後ろに行け!」 大麻解雇・貴源治が巡業中のトラブルを暴露、その後も遺恨は残り続けた?<< 報道によると、両名は埼玉県内の違法カジノ店に出入りしていた疑いがあるといい、師匠・木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)の判断で来年1月場所(同月9~23日)は休場。また、協会・芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が「この2人だけの調査なのか、それにまた含まれている者がいるのか。2人だけに限るのかもまだ分からない」、「行っちゃいけないというのは師匠もわれわれも十分に言っている。だけどそういうところに行っているとなれば手に負えない」と困惑のコメントを口にしたことも伝えられている。 角界では2010年5月、一部週刊誌が大関・琴光喜の関与を報じたことをきっかけに野球賭博問題が勃発。琴光喜と大嶽親方(元関脇・貴闘力)が解雇、他にも大量の力士・親方が処分を受ける事態となっている。過去のケースを踏まえると、英乃海、紫雷も関与が事実なら厳しい処分は避けられなさそうだ。 両名の賭博疑惑浮上を受け、ネット上には「過去に大騒動になってるのになぜ賭博に手を染めたのか理解に苦しむ」、「英乃海は今年幕内定着、紫雷も次場所で新十両と結果出してたのにこれで全部台無しだ」と失望するコメントがある一方、「同部屋の志摩ノ海も話題消されて可哀想過ぎる」、「直前に婚約発表した志摩ノ海は今相当複雑だろうな…」と、同部屋力士の志摩ノ海への同情コメントも数多く挙がった。 「志摩ノ海は22日、先代井筒親方(元関脇・逆鉾)の長女で元タカラジェンヌの福薗清香さんと婚約したことを発表。同日に木瀬部屋で行われた婚約会見では『支えてくれる相手ができたので、相撲に集中できる。幕内に定着したんですけど、しっかり三役、上をめざして稽古に精進して頑張っていきたいと思います』と今後の抱負を述べたことも伝えられていました。ただ、この直後に報じられた同僚らの賭博問題により、婚約の話題は完全にかき消される形になってしまっています」(相撲ライター) 芝田山親方も危惧しているように、他にも関与力士がいる可能性も考えられる今回の賭博問題。一部からは「万が一志摩ノ海も関与してたら婚約は確実に白紙になるのでは」と今後の展開への懸念も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月22日 11時00分
横綱昇進の照ノ富士、口上内容が物議 白鵬の影響で「品格」強調?「横審の注文も踏まえたのか」の声も
綱取りがかかった大相撲7月場所(4~18日)で「14勝1敗」と優勝次点の成績を残し、21日の日本相撲協会臨時理事会で第73代横綱への昇進が正式決定した照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)。同日に行われた昇進伝達式には多くのファンの注目が集まった。 理事会後に協会の使者として伊勢ヶ濱部屋を訪れた高島親方(元関脇・高望山)、浅香山親方(元大関・魁皇)から昇進を伝えられ、「謹んでお受けいたします。不動心を心がけ、横綱の品格、力量の向上に努めます」と口上を述べた照ノ富士。その後の会見では「みんなの見本と基本になるような横綱でいたいなと思っています」と今後への抱負を語った。 照ノ富士は2011年5月場所で初土俵を踏むと、4年後の2015年5月場所後には大関の座をつかみ横綱昇進も時間の問題と目されていた力士。しかし、2015年9月場所で右ひざ前十字靭帯断裂の大怪我を負うと、2017年7月場所では左ひざ半月板も損傷。さらに、糖尿病、C型肝炎、腎臓結石といった内臓疾患にも苦しめられ、2019年3月場所前には序二段まで転落していた。 >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< しかし、照ノ富士は同場所から7場所連続勝ち越しを決めると、14場所ぶりに幕内に復帰した2020年7月場所で自身2度目の優勝(13勝2敗)を果たすなど復調。迎えた今年は3月場所(12勝3敗)、5月場所(12勝3敗)を連覇するなど安定感を増しており、7月場所も優勝次点の成績を残したことから横綱昇進が実現した。 どん底から番付最高位の横綱まで上り詰めた照ノ富士に対し、ネット上には祝福や今後への期待が数多く寄せられた。一方、「自分が横綱の品格を上げるって口上は初めて聞いた」、「白鵬みたいにはなるなっていう横審の注文も踏まえたのか?」と、口上の文言についての驚きや推測コメントも見られた。 「角界では平成以降に横綱昇進を果たした力士が照ノ富士を含めて11名いますが、そのほとんどは『横綱の地位を汚さぬよう』、『横綱の名に恥じぬよう』と、横綱の価値を下げないように努力するという旨の口上を述べています。一方、今回の照ノ富士は他10名が誰も用いていない『品格』という文言を交えて横綱の価値を上げられるように努めると口上で述べましたので、この口上に至った背景について気になっているファンは少なくないようですね」(相撲ライター) 近年の角界では横綱・白鵬が“優勝一夜明け会見で審判団を批判(2015年1月場所)”、“行司の判定に物言いをつけ1分以上抗議(2017年11月場所)”、“優勝インタビュー後に勝手に三本締めを行う(2019年3月場所)”といった振る舞いから、横綱としての品格がないと協会上層部やファンからしばしばやり玉に挙げられている。「15勝0敗」で制した先の7月場所でも“仕切り線から大きく下がっての立ち合い(14日目・正代戦)”、“かち上げや張り手を連発し勝利後にガッツポーズ(千秋楽・照ノ富士戦)”と物議を醸す取組が相次ぎ、19日に行われた横綱審議委員会(横審)の会合では「見苦しく、どう見ても美しくない」、「勝てばいいものではない」、「長い歴史と伝統に培われてきた大相撲が廃れていく」と批判が噴出した。 一方、同会合では満場一致で横綱推挙が決まった照ノ富士に対し「白鵬のようにはなってほしくない」という声も挙がったことが伝えられている。照ノ富士は今回の口上を師匠・伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)や部屋の女将と相談して決めたというが、昨今の白鵬の立ち振る舞いや横審からの言葉も「品格」を盛り込む一因になったのかもしれない。 協会・八角理事長(元横綱・北勝海)からも「綱の重みをしっかりとかみしめて、立派な横綱になってくれることを期待している」と今後を期待されたことが伝えられている照ノ富士。令和初の横綱として、誰もが認める活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月20日 21時35分
十両・貴源治の大麻使用発覚で「八角理事長の首が飛ぶ」? 角界騒然の不祥事で“北の湖の悲劇”再びか
4~18日にかけ行われた大相撲7月場所で「6勝9敗」と負け越した十両・貴源治。20日、その貴源治が同場所中に大麻を使用していたことを日本相撲協会が発表したと複数メディアが報じた。 報道によると、14日目の17日に「貴源治が大麻を使用しているのではないか」という話が力士間でささやかれているという情報が協会に寄せられた。これを受けた協会が18日の千秋楽後に事情を確認すると、貴源治は「大麻成分が含まれているCBDオイルという痛み止めを使用している」、「あがり症を抑えるために食べているグミにも大麻成分が入っていると聞いた」などと説明し意図的な使用を否定したという。 ただ、翌19日に行われた尿検査で大麻陽性判定が出たため、協会側は再度貴源治を聴取。すると、場所中に宿舎近くの道路で大麻たばこを1本吸ったと本人が認めたことから、協会はただちに警察に通報。貴源治は警視庁で事情聴取を受けた後、現在は師匠・常盤山親方(元小結・隆三杉)の指示で謹慎しているという。 現在24歳の貴源治は2013年3月場所で初土俵を踏むと、今年7月場所までに十両に20場所(十両優勝1回)、幕内に2場所在位している若手力士。確かな実績を残す一方で、2019年9月に双子の兄・貴ノ富士(元十両/現格闘家・スダリオ剛)が引退につながる付け人への暴行問題を起こした際、自身も弟弟子らに理不尽な指導などを行っていたとしてけん責処分を受けた過去もある。 貴源治の大麻使用発覚を受け、ネット上には「ニュース見て思わず『は?』って口に出るほど驚いた、マジで信じられない」、「白鵬の優勝、照ノ富士の横綱昇進のめでたさに水を差す愚行だ」、「貴源治って場所序盤で炎鵬にアッパー食らわせてた奴か、乱暴な取り口には大麻使用も影響してたんだろうか」、「これはさすがにクビは免れないだろう、兄弟揃って不祥事で力士人生を断たれるとは…」といった反応が寄せられている。 >>十両・貴源治が炎鵬を“アッパー”でKO! 不戦勝をもたらした張り手連発が物議、「兄の貴ノ富士のような暴力」と批判も<< 一方、「これ貴源治以外にも大麻使ってる力士がいたらマズいよな」、「これから抜き打ち検査とかで他にも大麻使ってる奴が判明したりするんだろうか…」、「昔あった大麻問題では北の湖(元横綱)理事長が辞任したし、今回も場合によっては八角理事長(元横綱・北勝海)の首が飛ぶかも」と今後の展開を懸念するコメントも複数見受けられた。 「角界では2008年8月18日に若ノ鵬(当時幕内)が大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕され同月21日に解雇されると、9月2日には協会の抜き打ち尿検査で露鵬(当時幕内)、白露山(当時十両)に陽性反応が出て再検査でも同じ結果だったため同月8日に共に解雇。さらに、2009年1月30日には若麒麟(当時幕内)が大麻取締法違反(所持)の疑いで神奈川県警に逮捕され同月31日に引退届を提出し引退と、わずか数カ月の間に関取4名が相次いで大麻絡みの不祥事を起こし土俵を去っています。また、露鵬・白露山の解雇と同じ日には、当時の北の湖理事長が協会の歴史上初めて理事長職を引責辞任したことも多くのファンに衝撃をもたらしました。こうした過去を踏まえてか、今回も万が一、貴源治以外に大麻を使用している力士が今後出てくるようなら、八角現理事長も責任を取らされる展開になるのではと考えているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が「自分も今日初めて聞いてびっくりした。残念極まりない」と語ったことが伝えられるなど、協会内部にも激震が走っている貴源治の不祥事。今後は協会コンプライアンス委員会による調査を経て、理事会で正式に処分が決まる見通しとなっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月20日 17時00分
全勝優勝の横綱・白鵬に「勝てばいいものでは無い」横審の批判が物議 異例の振る舞いは進退を迫られたことも影響?
4~18日にかけ行われた大相撲7月場所を「15勝0敗」で制した横綱・白鵬。その白鵬に対する横綱審議委員会(横審)の指摘が、ネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 19日に定例会合を開いた横審だが、報道によると昨年11月場所後から白鵬に対し継続していた「注意」の決議を取り下げたとのこと。「注意」は横審の内規で定められている決議の中で2番目に重い決議で、最も重い決議である「引退勧告」を出す前の最後通告と位置付けられているが、横審は全勝優勝という結果を評価し「注意」を取り下げたという。 横審・矢野弘典委員長も「けがを乗り越えて全勝優勝という結果を示してくれた」と無傷での優勝自体は評価。ただ、同会合ではそれ以上に「見苦しく、どう見ても美しくない」、「勝てばいいものではない」、「長い歴史と伝統に培われてきた大相撲が廃れていく」と、白鵬の取り口に対して批判が噴出したという。白鵬は14日目・正代戦で見せた仕切り線から大きく下がっての立ち合い、千秋楽・照ノ富士戦でのかち上げ・張り手連発などがファンの間でも物議を醸していたが、横審もこれらの相撲内容を問題視しているようだ。 なお、報道では会合に出席していた日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が、今後白鵬に厳重注意する意向を示したとも伝えられている。具体的な日時などは不明だが、正代戦の立ち合い・照ノ富士戦のかち上げの双方について厳しく追及するとみられている。 >>横綱・白鵬、物議を醸すガッツポーズ釈明も批判「受け入れられない」 力技連発の取り口に解説や協会上層部も苦言<< 白鵬の取り口を批判した横審の姿勢を受け、ネット上には「確かに照ノ富士戦のかち上げは見るに堪えなかった、上体を起こすのではなく顔面を破壊しにいってた」、「正代戦の立ち合いもまあ酷かった、ルールの範囲内とはいえ横綱がやるような奇襲ではない」、「八角理事長もきっちり白鵬を締めとかないと、次の9月場所でも汚い相撲が頻発しそう」といった反応が寄せられている。 一方、「進退迫って追い込んだ身分で言うことじゃない、これ以上無い結果を出したのに変なケチをつけるな」、「白鵬がなりふり構わず勝ちにいったのは、横審が引退を迫ってたことも原因だと思うんだが」、「白鵬自身も引退の圧力が相当負担だった的なこと言ってたしなあ」といった横審への苦言や批判も複数見受けられた。 「横審は昨年11月場所後に休場の多さ(同場所まで3場所連続休場)を理由に白鵬に『注意』決議を出しましたが、この際矢野委員長は『横綱が出場しない場所をあまり長く続けてはいけない』と、改善が見られないなら進退を考えるべきだと発言しています。この影響もあってか白鵬は連続休場が5場所に伸びた今年3月場所後、故障を抱えていた右ひざを手術し7月場所で進退をかける意向を表明。ただ、結果次第では引退という状況にかなりの重圧を感じていたようで、同場所の優勝一夜明け会見では『引退という2文字がどんと近づいて、本当に隣にきていた。だから今まで以上に自分を奮い立たせた』と場所中は苦しい心境だったと語っています。こうした経緯もあってか、白鵬が物議を醸す取り口を選択したのは進退を迫った横審側にも責任があり、文句を言えるような資格はないと反発しているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 白鵬への批判を伝える報道の中では、矢野委員長が「今後も言動には注目する」と口にしたことも伝えられている。全勝優勝でひとまず引退は遠のいた白鵬だが、次場所以降も取り口や振る舞いを横審に徹底マークされることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月28日 19時30分
日本相撲協会に「処分が甘すぎる」ファン激怒 キャバクラ通いの阿炎より軽い? 不倫外出・竜電への不可解裁定に反発相次ぐ
新型コロナウイルス感染予防の協会ガイドラインに違反したとして、5月場所(9~23日)を全休していた30歳の幕内・竜電(高田川部屋)。27日、日本相撲協会はその竜電に対し3場所出場停止処分を下したと複数メディアが報じた。 報道によると、竜電は協会が2020年3月から本場所中や場所前の外出禁止を定めている中、同月から2021年1月にかけ特定の女性と会うため25回にわたって不要不急の外出をしていたとのこと。これを受けた協会は27日の理事会で竜電に3場所出場停止、師匠・高田川親方(元関脇安芸乃島)に20%の減給6カ月の処分をそれぞれ言い渡したという。 今回の出場停止処分には全休した5月場所も含まれていると伝えられているため、竜電の出場停止期間は9月場所までとなる。ただ、竜電は5月場所時点で東前頭14枚目と幕内下位の番付であるため、復帰予定の11月場所では幕下まで番付が降下することは確実とみられている。 >>キャバクラ通いの朝乃山、師匠もルールを破り外出か 貴闘力氏が暴露、協会側も違反行為を把握済?<< 今回の処分を受け、ネット上には「女の人と会うために25回もルール破ったとか狂ってる」、「週刊誌では竜電は既婚者なのに独身女性と不倫してて、相手に中絶を迫ったとも報じられてるし本当に救いようがない」、「付き人の勝武士さん(元高田川部屋所属力士/当時三段目の2020年5月にコロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で逝去)も天国で泣いてるぞ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「4回キャバクラに行った阿炎より悪質なのに同じ処分とはどれだけ甘いのか」、「実質2場所出場停止って考えたら阿炎より処分軽いじゃないか」、「今場所全休したから反省してるって判断したのか? もしそうなら本当に処分が甘すぎる」、「そもそも出場停止処分に意味があるのか、阿炎も特に苦戦せず番付戻してるし」と協会への苦言や批判も複数見受けられた。 「現役力士では2020年7月に当時東前頭5枚目だった阿炎が、7月場所中に複数回キャバクラに足を運んでいたことが発覚しています。同場所を途中休場した阿炎は、師匠・錣山親方(元関脇寺尾)を通じて協会側に引退届を提出。協会はこの引退届を反省の意思の表れと判断した上で、受理はせずに出場停止3場所と50%の減給5カ月の処分を下しました。そのため、不倫相手と会うために阿炎を大きく上回る外出を重ねた上、引退届も提出していない竜電が阿炎と同程度の処分にとどまったのはおかしいと不満を抱いているファンは少ないようです。また、処分明けの阿炎が先場所、今場所と幕下で全勝優勝し来場所の関取復帰を決めたこともあってか、出場停止処分自体への疑問も多く見られます」(相撲ライター) 不信感を抱いているファンも多い協会の処分内容。一部では「竜電がこんな大甘処分なら、キャバクラ通いがバレた朝乃山(大関)への処分も大したことはないんだろうな」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月26日 21時15分
キャバクラ通いの朝乃山、師匠もルールを破り外出か 貴闘力氏が暴露、協会側も違反行為を把握済?
元関脇・貴闘力氏が25日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で貴闘力氏は協会が5月場所(9~23日)前に定めていた外出禁止期間中に、高砂部屋の大関・朝乃山が複数回キャバクラに通っていた件をテーマにトーク。朝乃山が当初、協会側の事情聴取で事実無根と主張していた背景や、処分として予想される出場停止への異議などについて語った。 >>キャバクラ通い発覚の朝乃山、このまま現役引退か 虚偽報告に協会激怒、“前例”と同じ手も使用不可能?<< その中で、貴闘力氏は朝乃山の師匠である錦島親方(先代高砂親方/元大関朝潮)も外出禁止期間中に外を出歩いていたことを暴露。情報源や具体的な日時については触れていないが、貴闘力氏によると錦島親方は「(部屋の)若い衆を連れて近くの居酒屋でご飯食べたり(してたらしい)」といい、「それを外出禁止の時に行ったのが協会にバレちゃって(るらしい)」と協会側も違反行為を把握しているという。 貴闘力氏は続けて、「親方がそういうことをやってるのに、朝乃山(だけ)がそうなる(罰を受ける)のはかわいそうな話。(だから)朝潮さん、多分処分されると思うね」と錦島親方も協会から処分を受けるのではないかと主張。また、具体的な処分内容として「65~70歳までいられる契約期間が切られる可能性がある」と、再雇用制度(65歳の定年後も5年間親方として協会に残ることができる制度)の打ち切りも考えられると推測していた。 貴闘力氏の発言を受け、ネット上には、「朝乃山に『裏切られた』とか言ってたのに自分もやってたのか」、「師匠がこんな緩い感じだから弟子のタガも外れたということなんだろうか」、「貴闘力の話が本当なら協会は今すぐ公表してしかるべき罰を与えるべきだ」、「協会は何も発表してないがまさか隠そうとしてるのか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「今一つ信用ならないな、本当なら今頃週刊誌にすっぱ抜かれててもおかしくないぞ」、「協会が何も発表してないってことは、そんな話はどこにもないってことじゃないのか?」、「貴闘力がホラ吹いてる可能性もあるし、何かしらの続報が出ないと判断はできない」と信ぴょう性を疑うコメントも複数見受けられた。 「錦島親方は2002年2月~2020年11月まで高砂親方として高砂部屋を率い、朝乃山をはじめ朝青龍(元横綱)、朝赤龍(元関脇/現高砂親方)といった力士を育て上げた親方。2020年12月からは定年に伴う再雇用制度の適用により先代錦島親方(朝赤龍)と名跡を交換し、同部屋の部屋付き親方として活動中です。その錦島親方は朝乃山の不祥事について、5月場所終盤に『何であんな行動をしたのか理解しがたい。入門から昨年まで師匠として、そんな指導はしていないし期待を裏切られた思いでいる』と苦言を呈したことが伝えられていました。ただ、今回の貴闘力氏の話が本当ならば、錦島親方は自分の不祥事を棚に上げて朝乃山を叱責していたということになります」(相撲ライター) 愛弟子・朝乃山と同様の違反行為を行った疑惑が浮上した錦島親方。今回の貴闘力氏の暴露を受け、今後何らかのコメントを出すようなことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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キャバクラ通いの朝乃山、師匠もルールを破り外出か 貴闘力氏が暴露、協会側も違反行為を把握済?
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