坂本勇人
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スポーツ 2021年01月14日 20時35分
広島・長野「どうやって打ったらいいのか…」阪神・青柳への苦手意識を明かす 巨人・坂本も苦戦? 攻略の糸口を掴めないワケは
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が13日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、広島のプロ12年目・36歳の長野久義がゲスト出演。強烈な苦手意識を持っている投手を明かした。 2020年12月23日に井端氏が投稿したユーチューブ動画で初出演し、今回が3本目の登場となる長野。今回の動画では「9球種プラスその他」の10項目で自身が「最強」と思い選んだ投手をそれぞれ挙げながらトークを展開したが、「その他」の項目で阪神のプロ6年目・27歳の青柳晃洋の名を挙げ攻略の糸口をつかめていないことを明かした。 長野は昨季までに「1376試合・.285・152本・562打点・1392安打」をマーク。首位打者(2011)、最多安打(2012)の獲得経験もある好打者だが、サイドスロー投手の青柳は「本当にどうやって打ったらいいか分からない」という。 青柳の攻略に苦しんでいる理由について、長野は「(速球が)曲がったり落ちたりする」とストレートが小さく不規則に変化する、いわゆるムービングファストのような球のため狙いを絞りづらいからだと説明。また、「スライダーとか変化球もすごい。背中の後ろを通ってストライクになるような(体感の)スライダーを投げたりする」と、サイドスローのため横方向の球種の変化量が大きく見える点も厄介と口にした。 青柳は球が適度に荒れるタイプの投手のため、山を張って打つことも難しいという長野。「青柳君が投げる時は一生試合に出られない(と思うほど苦手)」と、ほとんどお手上げ状態だと語っていた。 長野はこの他にも対戦した中で一番ストレートが速いと感じたというOB投手や、初対戦時に「なんだこのピッチャーは!?」と衝撃を受けた現役投手などについて動画内で語っている。 >>広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす<< 今回の動画を受け、ネット上には「タイトルホルダーの長野にここまで言わせるのはすごい」、「青柳の荒れ球はかなり厄介らしいな、坂本(勇人/巨人)も打つのに苦労しているって以前言ってたし」、「広島に来てから対戦してるイメージないけど、巨人時代から苦手なんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 これまで巨人(2010-2018)、広島(2019-)で活躍している長野と、プロ入りから阪神(2016-)でプレーしている青柳。両者は2016年から現在に至るまで共にセ・リーグでしのぎを削っている。なお、青柳は昨季まで「75登板・25勝28敗・防御率3.25」と黒星こそわずかに先行しているものの、防御率はある程度の数字を残している。 青柳とは2016年しか対戦がないが、同年は「9打数無安打・6三振」と完全に抑え込まれている長野。青柳に植え付けられた強烈な苦手意識は、最後の対戦から4年が経過する現在でもぬぐえていないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2021年01月13日 19時30分
巨人・坂本が阪神・高橋の投球を絶賛「真っ直ぐは強烈」 関本氏が証言、“巨人キラー”への大成も近い?
元阪神で野球解説者の関本賢太郎氏が、12日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神のプロ4年目・25歳の高橋遥人を今季のキーマンに挙げた。 ゲスト出演したOBが阪神選手を1人取り上げトークを展開する番組内のコーナーで、昨季までに「37登板・10勝16敗1ホールド・防御率3.31」といった数字を残している高橋の名を挙げた関本氏。その高橋を今季のキーマンに推した理由や、期待することを語った。 2017年のドラフトで2位指名を受け阪神に入団したものの、プロ入り直後からたびたび左肩のコンディション不良に苦しめられている高橋。だが、関本氏は「持ってるボールはやっぱり(すごい)」と、コンディションが万全なら一軍ローテを務める実力は十分にあると主張。また、「巨人・坂本(勇人)からも『高橋の真っすぐは強烈』というのを直接聞いたことがある」と、高橋の投球は他球団の主力打者からも一目置かれていると口にした。 その高橋を今季のキーマンに推した理由として、関本氏は昨季からカーブを持ち球に加えた点を指摘。関本氏によると、これまでの高橋は「(持ち球である)ストレート、スライダー、ツーシームのスピード差が15キロ以内ぐらいに収まっていた」ため、打者が打つタイミングを合わせるのはそれほど難しくはなかったとのこと。ただ、カーブを取り入れたことで球速差が20キロ以上となったため、「(打ち気のそらし方など)投球の幅が広がっている」ように感じられたという。 西勇輝、秋山拓巳、青柳晃洋と右の主力先発は多い一方、左の主戦投手は高橋や今季から新加入のチェンぐらいしか見当たらない現在の阪神。関本氏は「西、秋山、青柳と右のエース格はいっぱいいるので、左のエース格として自覚と責任を持ったシーズンにしてほしい」と、高橋が左のエースとしてブレークすることを期待していた。 >>「バッターボックスで笑ってる」ロッテ・澤村がマウンドで恐怖? 巨人時代から“カモ”にされている苦手打者を明かす<< 今回の放送を受け、ネット上には「去年は勝ち星は5勝だけど防御率は2点台(2.49)だった、コンディションが万全なら2ケタは固いはず」、「坂本が褒めてるのは知らなかった、対戦成績悪かったのかな(昨季は.125・0本・1打点)」、「これまで規定投球回到達もないからまずはそこを目標にしてほしい、到達できるようなら数字もついてきてるだろうし」、「昨季は対巨人3勝(リーグトップタイ)だったから巨人キラーとしての働きにも期待したい」といった反応が多数寄せられている。 プロ4年目として迎える今季に向け、チェンからツーシームを学ぶ意向であることが伝えられている高橋。関本氏、そして多くの阪神ファンの期待に応えることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月03日 11時00分
2021年のプロ野球、巨人・坂本に続く2000本安打達成者が? 有力選手は明暗分かれるか、今季中の達成を左右するカギは
セ・リーグは巨人が2年連続38度目、パ・リーグはソフトバンクが3年ぶり19度目のリーグ優勝を果たし、日本シリーズはソフトバンクが4年連続11度目の日本一を達成した2020年のプロ野球。連日行われた試合では様々な話題が生まれたが、中でも大きな注目を集めたのは巨人・坂本勇人の通算2000本安打達成だった。 プロ入りから巨人(2007-)一筋でプレーを続ける32歳の坂本は、2020年11月8日ヤクルト戦の1回裏に二塁打を放ち、右打者としては史上最年少となる31歳10カ月での通算2000本安打を達成。球界ではロッテ・福浦和也が2018年9月22日西武戦で達成して以来2年ぶりとなる大記録の誕生だった。 >>巨人・坂本の名球会入りにマエケンが闘志「自分も入りたい」レッズ・秋山も交え“88年組トリプル入会”を目指す<< 歴史的なハイスピードで到達したこともあり、ファンの間で大きな話題となった坂本の2000本安打。一方、来る2021年シーズンにも、坂本に続く記録達成の可能性がある打者が2名いる。 これまで西武(2002-)一筋でプレーしている37歳の栗山巧は、昨季までのプロ19年間で通算1926安打をマーク。これまでの安打ペースは年平均で101.4本、昨季も111試合出場で101安打と安定して安打数を稼いでいるため、極度の不振や大きな故障がない限り今季中盤から後半に記録達成の瞬間が訪れる可能性は高い。 また、栗山は2020年12月13日に球団と新たに3年契約を結んでおり、交渉の場では球団の渡辺久信GMも「1年でいけるんだったら1年でやっちゃえよ。駄目だったら次の年いけよ」と栗山に伝えたことも報じられている。今季中の達成可否にかかわらず、球団が記録へのバックアップ体制を敷いてくれたことも栗山にとっては追い風となるだろう。 一方、これまで西武(2001-2012)、オリックス(2015-2018)、巨人(2019-)でプレーし昨季まで通算1850安打を記録している38歳の中島宏之は栗山とは違い、今季中の達成は困難を極めることが予想される。中島は昨季一塁のレギュラー格として100試合に出場したが放った安打は83本。また、昨季までのプロ20年間の安打ペースも年平均92.5安打のため、今年よりは2022年シーズンでの達成を予想する方が現実的だろう。 ただ、中島はこれまでに6度(2007-2012)年間150安打をクリアした経験を持っているため、当時のバッティングを取り戻せれば今年中に記録を達成するチャンスもある。昨季の中島は6月に8安打、7月に13安打と序盤はスローペースだった一方、8月は21安打、9、10月は35安打と後半は調子を上げているため、序盤にどれだけスタートダッシュを決められるかが記録の行方を左右することになるかもしれない。 球史ではこれまで53名の選手が2000本安打を達成しているが、その一方で谷佳知(元オリックス他/1928安打)、井端弘和(元中日他/1912安打)など記録まであとわずかに迫りながらユニフォームを脱ぐことになった選手も少なくない。栗山、中島ともにまだレギュラー格としてプレーできているうちに記録を達成してしまいたいところだが、果たして2021年シーズン中に到達することはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月18日 17時00分
巨人・戸郷の新人王落選に「むしろ最高」期待の声 球団4人目の新人特別賞、菅野級のスター選手へ大成するカギは
今季「19登板・9勝6敗・防御率2.76」といった数字を残し、チームのセ・リーグ2連覇に貢献したプロ2年目・20歳の巨人・戸郷翔征。17日、その戸郷が同日に行われた「NPB アワード 2020」でセ・リーグ新人特別賞を受賞した。 今季は「18登板・10勝3敗・防御率1.91」をマークした広島・森下暢仁と熾烈な新人王争いを展開した戸郷。同日にNPB公式サイト上で発表された記者投票(投票総数313票)の結果、戸郷は9票、森下は303票と新人王には森下が選出されたが、落選した戸郷にはリーグ側から新人特別賞が贈られた。 新人特別賞は新人王に値する活躍を見せた選手が複数名いたとリーグ側が判断した場合、新人王に選出されなかった選手に贈られる特別表彰。明確な選出基準は設けられていないが、投手なら10勝前後、野手なら130安打前後をマークした選手に贈られたケースが多いため、今回の戸郷も9勝という数字がリーグ側から高く評価されたものと思われる。 >>巨人戦力外選手への“ベストナイン投票”に「ふざけすぎ」ファン激怒物議を醸す吉川大・モタへの投票、理由説明を求める声も<< 戸郷の新人王落選を受け、ネット上には「数字的には森下の方が上だけど、こんなに大差付けられての落選はガッカリ」、「戸郷は9月以降2勝しかできなかったから、この失速が森下と明暗を分けたかな」、「シーズン中から新人王意識してたし本人も相当悔しいだろうな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「特別賞もらえたのはむしろ最高では」、「過去に受賞した先輩たちはみんなスター選手になってるから凄く期待できる」、「1年投げ抜けるスタミナをつければ、前回受賞した菅野(智之)級の投手になれるはず」と落選以上に新人特別賞受賞を喜ぶコメントも複数見受けられた。 「巨人選手が新人特別賞を受賞したのは、中日・川上憲伸との新人王争いに屈した高橋由伸(1998年)、同僚の巨人・山口鉄也に賞を持っていかれた坂本勇人(2008年)、ヤクルト・小川泰弘に受賞を阻まれた菅野(2013年)に続き戸郷が4人目。過去の3名は全員チーム、そして球界を代表する選手にまで大成しており、“新人王を逃した選手”というイメージはほとんど持たれていません。戸郷はシーズン後半の9月以降『2勝4敗』と白星を伸ばせませんでしたが、8月までの前半戦は『7勝2敗』と大きく白星を先行させていました。ですので、シーズンの最後まで息切れしないようスタミナをつければ、3名の先輩たちのように大成するだろうと今後に期待しているファンも多いようです」(野球ライター) 新人王受賞はならなかったが、わずか2登板にとどまった昨季と比べると大きな成長を見せた戸郷。落選の悔しさをバネに、偉大な先輩たちのように成長することはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2020年12月16日 20時05分
巨人・坂本の名球会入りにマエケンが闘志「自分も入りたい」 レッズ・秋山も交え“88年組トリプル入会”を目指す
ツインズ・前田健太が15日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。今季通算2000本安打を達成した巨人・坂本勇人に続く名球会入りに向け闘志を燃やした。 今回の動画は坂本の2000本安打達成を記念して、東京タワーが6日にオレンジ色にライトアップされた企画に乗じて撮影されたもの。前田はレッズ・秋山翔吾と共にサプライズで坂本のもとを訪れて祝福し、その後1988年生まれの同級生同士、席を並べて対談形式のトークを展開したが、その中で前田は名球会入りの条件となる通算200勝への決意を語った。 今季最後の登板となった9月24日(現地時間23日)のタイガース戦で勝利投手となり、日米通算150勝(NPB97勝、MLB53勝)を達成した前田。秋山、坂本の両名からも祝福されたが、「150勝って(特別な)記録ではないんで。一応節目ではあるけど、(プロ入り当初から)200勝をめざしてやってきてる」と、150勝はあくまで200勝達成に向けた通過点にすぎないと口にした。 前田は続けて、「今年同級生で初めて勇人が2000本打って名球会に入ったから、改めて強く意識するというか、『自分も入りたいな』という気持ちが改めて強くなった」と、坂本が一足先に名球会入りを果たしたことに強く刺激を受けたことを告白。その上で、「あと50勝、何とか頑張りたい」と坂本に続く名球会入りに闘志を燃やした。 名球会は例年オフにハワイで総会を行うことが恒例となっているが、前田は「みんなで行けたら楽しいな」、秋山も「超モチベーション上がるな」と早くも3名全員での参加に思いをはせる。この会話を受け坂本は「早く(名球会に)来てくれよ」と前田、秋山を激励していた。 前田はこの他にも坂本と初対戦した2008年当時の巨人打線の怖さや、まだMLBでは対戦がない秋山についての印象などについて動画内で語っている。 >>巨人・坂本、サード転向なら「逆に終わりがはやい」?堀内元監督が主張、“生涯ショート”を貫くべきワケは<< 今回の動画を受け、ネット上には「同級生同士切磋琢磨して頑張ってる様子が滲み出てて素晴らしい」、「3人仲良くハワイに集まるのはファンとしても見てみたい」、「秋山も確か2000本まで残り600本ぐらいだし、将来的には全員名球会入りも十分あり得る」といった反応が寄せられている。 名球会の入会条件は投手なら「通算200勝、もしくは通算250セーブ以上」、野手なら「通算2000安打以上」だが、広島(2007-2015)、ドジャース(2016-2019)、ツインズ(2020-)でプレーしてきた前田は今季までに通算150勝(年平均10.7勝)、西武(2011-2019)、レッズ(2020-)で活躍する秋山は通算1443安打(年平均144.3安打)をマークしている。仮にこのペースを維持できれば、前田は2025年、秋山は2024年にそれぞれ200勝、2000本安打を達成する計算となる。 今季のMLBはコロナ禍の影響で本来の162試合ではなく60試合で行われたため、思うように数字を積み重ねることはできなかった前田、秋山の両名。MLBは来季も開幕延期、試合数短縮の可能性があると伝えられているが、困難に負けず坂本が待つ名球会への歩みを進めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
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スポーツ 2020年12月09日 19時30分
巨人・坂本、サード転向なら「逆に終わりがはやい」? 堀内元監督が主張、“生涯ショート”を貫くべきワケは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、8日に自身の公式ブログに投稿。巨人・坂本勇人の“生涯ショート固定”を主張した。 >>巨人・菅野に「大リーグで先発を張れる」米メディアが絶賛報道 MLB6球団が獲得検討、優先事項はとにかく“カネ”?<< 「坂本をサードにコンバートしてほしいのですが堀内さんはどう思われますか?」というブログ読者からの質問を受け、今回ブログを投稿したという堀内氏。「結論から言おう。俺はね 坂本の野球人生はショートで燃え尽きてもらいたい」とした上で、ショート固定を推す理由について語った。 2006年の高校生ドラフトで1位指名を受け巨人に入団し、翌2008年から今季までショートとして1759試合に出場している31歳の坂本。全ポジションの中で最も過酷といわれるショートを担いながら「.292・242本・865打点・2003安打」と通算2000本安打も達成しているが、堀内氏は「打ってよし守ってよし 体も大型で申し分ない」とショートとして文句のつけようのない活躍をしていると評した。 堀内氏は続けて「サードにコンバートっていうのは坂本に少しでも楽をさせてあげたい、ってことだと思う」と、今回質問を寄せたブログ読者はショート守備でかかる体への負担を不安視しているのだろうと推測。だが、「はっきり言って今、楽をすれば逆に終わりが速いと思う」と、下手にポジションを動かす方が衰えを早めるのではと反論した。 また、堀内氏は「今、坂本からショートというポジションを奪ってでも育てよう そういう選手も見当たらない」と、今の巨人には後釜として務まりそうな選手もいないと指摘。以上の点を踏まえ、坂本が自分からコンバートを望まない限りはショート固定を貫くべきだと主張していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「守備型の選手が務めがちなショートを坂本が担ってるというストロングポイントを崩すべきではない」、「サード転向が逆に攻守のリズムを狂わせる可能性もある」といった賛同の声が寄せられる一方、「今季はコンディション不良で途中交代も多かったし、本格的にガタが来るまでに動かすべき」、「ショート固定とサード転向ならどう考えても前者の方が劣化早まるだろ」といった反発も挙がっている。 一方、「守備の師匠の宮本がサード転向で苦労したからやらないだろ」、「名手宮本でもショートからサードの移動はかなり厳しかったらしいし止めといた方がいい」と、現役時代にヤクルト(1995-2013)一筋で活躍した宮本慎也氏を絡めたコメントも複数見受けられた。 「宮本氏は現役時代ショートとしてゴールデングラブ賞を6度(1997,1999-2003)獲得し、2012年1月の自主トレでは当時プロ6年目・23歳の坂本に守備のイロハを教え込んだ名球会選手。その宮本氏は2008年シーズン途中にショートからサードへのコンバートを経験していますが、名球会が11月11日に公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画にゲスト出演した際、ショートとサードでは打球との距離感や1歩目の反応が大きく異なるため適応に数年かかったと苦労を明かしています。守備の師匠である宮本氏がこれほど苦しんだことを考えれば、坂本も下手に動かすと二の舞になるのではと危惧しているファンも少なくないようですね」(野球ライター) プロ野球史上2番目の最年少記録となる31歳と10カ月で2000本安打を達成したため、過去に張本勲氏(元東映他)しか達成者がいない3000本安打達成も期待されている坂本。慣れ親しんだショートを最後まで全うさせるのか、それともサードなど別ポジションにコンバートするのか。巨人首脳陣も今後大いに悩むことになるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年11月25日 11時05分
巨人・原監督の采配はアマチュア以下? “ノープラン”での惨敗は今オフの補強にも影響か
“2年連続ストレート負け”の可能性が出てきた。福岡ソフトバンクは4年連続日本一に王手をかけ、原巨人は昨年に続いて「1勝」もできないまま敗れるとなれば、「セ・リーグってこんなに弱いのか!?」の声はもちろん、伝統球団のメンツも丸潰れだ。 「巨人がオフに予定していた補強の内容も変わってきそう。投手の補強を一番に考えていると聞いていたが、バッターも補強しないと…」 日本シリーズ第3戦を現地視察したプロ野球解説者がそう言う。 >>巨人、今オフの狙いは投手と強打の外野手?「国内FA市場にも参戦するつもり」決戦の裏で外部補強は進行中か<< 8回表、左のリリーバであるモイネロがマウンドに上った。一死一、二塁とチャンスを掴み、1番・吉川尚に打順が回った。吉川尚と次打者の2番・松原は左バッターだ。原辰徳監督は「代打攻勢」に出たが、打席に立ったのは、同じ左打ちの田中俊、重信。右打ちの中島、ウィーラーをスタメンで起用していたため、「右打ちの代打要員」が残っていなかったのだ。 「吉川尚、松原の1・2番が当たっていません。第3戦は9回2アウトまでノーヒット、1・2番の出塁率が悪い上に、坂本、岡本、丸の中核を担うバッターが揃って不振なのは痛い」(前出・プロ野球解説者) 左ピッチャーに対し、左バッターの代打を投入。プロとアマチュアを同等に語るのは乱暴だが、同日、福岡入りしていたメディアにも高校球界の名将・木内幸男氏の訃報が届いた。木内氏は取手二、常総学院を率いて甲子園春1回、夏2回の優勝、通算40勝を挙げている。来季からDeNA二軍監督となる仁志敏久氏など多くのプロ野球選手も輩出しているが、同じ高校野球の監督となった教え子も少なくない。 その木内監督が現役の指導者だった頃、教え子の率いる私立高校との対戦を取材したことがあった(茨城県大会)。試合は師匠の“貫禄勝ち”だったが、衝撃的だったのはベンチを引き上げた後のシーン。木内監督は教え子のいる相手校の控え室に出向き、「勝敗を分けた選手交代」の場面を叱った。 走者が得点圏に進んだ後、木内監督率いる常総学院の主力左バッターが打席に立った。教え子はそこでエースを諦め、左投手を救援に送ったのだ。その左バッターが救援投手を打ち砕いたわけだが、木内監督はその場面を指して、 「左対左なんて単純な交代をやるな。どんな投球で相手を仕留めるのか、その投球ができるのなら、右も左も関係ないんだよ」 と教えた。 選手を活かす起用。それが、木内監督の野球哲学でもあったようだ。 プロとアマチュアは、スケールもレベルも大きく異なる。日本の最高峰を争う試合に学生野球を重ねて見るのは失礼ではあるが、数少ない得点チャンスで代打起用された田中俊、重信は「攻略のプラン」をきちんと持っていたのか、疑問だ。 日本シリーズ第3戦の終了後、巨人・坂本勇人がベンチに座ったまま、しばらく動けないでいた。グラウンドの方を見つめ、何かを考え込んでいた。攻略のプランを明確にし、セ・リーグ覇者の意地を見せてもらいたいものだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月19日 19時30分
「坂本の時代が来る」元中日・井端氏が感じたのはプロ2年目? 2000本達成のはるか前に見せていた片りんとは
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が18日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身を驚かせたという巨人・坂本勇人の打撃を明かした。 今回の動画で井端氏は8日のヤクルト戦で通算2000本安打を達成した坂本について、思い出話や今後期待することなどをテーマにトーク。その中で、自身が驚いたという若手時代の坂本のバッティングを明かした。 >>巨人・坂本、昨シリーズの“悪夢”再び?藤川引退の裏でスタメンを外れたワケ<< 2006年のドラフトで1位指名を受け巨人(2007-)に入団し、今シーズンを含め「1785試合・.292・242本・865打点・2003安打」といった成績をマークしている31歳の坂本。数字だけを見ると強打の選手という印象が先行するが、井端氏は「出始めの頃は変化球を(体が)泳ぎながら前で引っ掛けて、サード、ショートへの内野安打が多いバッター」というイメージの方が強かったという。 坂本がプロ入りした当時の井端氏は中日の遊撃レギュラーを務めていたが、巨人との試合では“走り打ち”でヒットをもぎ取ってくる坂本に度々驚かされたという井端氏。そのため、三塁レギュラーの森野将彦と共に、「坂本が泳ぎながら打つのは(一塁到達まで)めちゃくちゃ速いから(送球には)気をつけないかんな」と常に警戒していたという。 普通のバッターは体を泳がせてゴロを打つと走り出しが遅いというが、坂本は「泳ぎ出した時点で一歩目を踏み出していた」と明確な違いを見せていたという井端氏。坂本がプロ2年目・19歳の2008年に行われたオールスターで初めてまともに喋る機会があったというが、その時点で既に「ここからは坂本の時代がくるな」という予感があったと語っていた。 井端氏はこの他にも自身が巨人に移籍した2014年にあった坂本とのエピソードや、今後さらに成績を積み上げていくために大切なことなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「色んな選手の打球捌いてゴールデングラブも複数回獲ってる井端を驚かせるのは凄いな」、「確かに若い時は俊足巧打って感じの選手だったから、今みたいにホームラン量産する選手になるとは思わなかった」、「同じグラウンドにいる選手もなんか一味違う奴が出てきたなって思ってたんだな」、「足でヒット稼いだことが早くからのレギュラー定着、そして31歳での2000本達成に繋がった一因なのは間違いないだろうね」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)で活躍した45歳の井端氏と、巨人(2007-)一筋でプレーしている坂本。両者は2007年から2013年にかけ敵同士、2014年から2015年にかけては同僚としてセ・リーグで戦っている。 プロ野球史上2番目の若さとなる31歳10カ月で通算2000本安打を達成したことで、NPBでは過去に張本勲氏しか達成者がいない通算3000本安打、そしてその張本氏が持つ日本記録「3085安打」の更新を期待されている坂本。球史に名を残しつつある名打者は、プロ入り当初から大器の片りんをのぞかせていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年11月10日 20時30分
マエケン、巨人・坂本への“不義理”エピソードを明かす 「うわっ!やらかした!」NPB時代に目の前で犯した失態とは
ツインズ・前田健太が9日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。1988年生まれの同級生である巨人・坂本勇人にまつわる失敗談を告白した。 >>マエケン、指名漏れなら社会人入りだった?「社会人野球のあるチームに…」ドラフト会議直前、森本氏らOBも思い出投稿<< 今回の動画で前田は、8日の対ヤクルト戦で通算2000本安打を達成した坂本を祝福。その話の流れで、NPB・広島時代に坂本からもらったバットを折ってしまったエピソードを披露した。 動画内で具体的な時期は明かされていないが、ある巨人戦で坂本から数日前にもらったバットを使用していた前田。同戦まではそのバットのおかげですごく打撃の調子が良かったというが、同戦ではスリーバントを失敗するミスを犯してしまったという。 バント失敗で「めちゃくちゃ自分的にフラストレーションがたまってしまった」という前田は、坂本からもらったバットということを失念し、怒りに任せてバットを地面にたたき付けてしまう。すると衝撃でバットが折れてしまったという。 バットが折れた瞬間に我に返ったという前田は、「うわ!やらかした!」と後悔しながらベンチへ。「やべえやらかした。(坂本)怒ってるかな」と思いつつ遊撃を守る坂本を見ると、坂本も自身の方向を見ていたため、すぐに「ごめん!」と手を合わせながら謝罪したという。 「もらったバットを(わざと)折ってしまったっていう、申しわけないというかやらかした話がありました」と苦笑いで振り返った前田。試合後の坂本の様子については明らかにしていないが、すぐに新しいバットをくれたと明かしていた。 この他にも前田は坂本と初めて言葉を交わした時期や、2000本安打達成を祝って坂本に贈ったプレゼントなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「初めて聞いたエピソードだ、広島でバリバリのエースだった時はそんなところ見たこと無いし若手時代の話かな?」、「道具大事にしてるって常々言ってるマエケンがバットに八つ当たりしたっていうのは意外だな」、「折られた直後の坂本の表情が気になる、『それ俺があげたバット…』って感じだったのかな」、「目の前でバット折られたのにまた新しいのあげるって坂本は懐が深いな」といった反応が多数寄せられている。 これまで広島(2007-2015)、ドジャース(2016-2019)、ツインズ(2020-)で活躍している前田と、巨人(2007-)一筋でプレーしている坂本。両者は2007年から2015年にかけセ・リーグでしのぎを削っているが、前田のNPB時代から球場内外で親交が深いことが知られており、坂本からバットをもらったこと自体は過去に報道などでも明かされている。 坂本からもらったバットが手になじんだことから、そのモデルを元にアレンジしたバットを今でも使用しているという前田。その大事なバットを本人の目の前で“粉砕”してしまったという逸話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
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スポーツ 2020年10月07日 21時30分
「巨人軍の坂本は真似するな」 元西武・石毛氏の指導方針に賛否 「なぜいけないか理由も言うべき」と反発の声も
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言をきっかけに、ネット上のプロ野球ファンの間で議論が巻き起こっている。 今回の動画で石毛氏は、現役時代の自身と同じく西武で正遊撃手を務めている源田壮亮をテーマにトーク。源田を「日本のプロ野球界のショートの中で一番うまい」と高く評価した石毛氏は、「(ショートは)捕ることもさることながら、相手の胸に正確に強いボールを投げられる者がうまい(選手になる)。それが源田」と評価の理由を明かした上で、今後求められる要素などについて語った。 議論のきっかけとなったのは、その源田と同じショートの巨人・坂本勇人を比較した発言。石毛氏は解説業やユーチューブ活動のかたわら野球教室で子どもを指導する機会もあるというが、その際は常々「巨人軍の坂本は真似するな。ショートの守りだったら源田さんを参考にしなさいよ」と子どもたちにも伝えていることを明かした。 >>巨人・若林、守備妨害を招いた接触に疑惑の目「また演技したな」ファンの間で物議に、中畑元監督も「上手く転んだ」<< この石毛氏の発言を受け、ネット上には「『源田さんを真似しなさい』だけでよくない?なんでわざわざ坂本を引き合いに出すの?」、「源田を真似しろっていうのは分かる、でも坂本を真似するなっていうのは分からない」、「確かに源田の守備は一級品だと思うけど、それを伝えるのに坂本を下げる必要は無いだろ」といった批判が多数寄せられている。 一方、「坂本は毎年エラー数多いから真似するなっていうのも仕方ない気はする」、「坂本は派手なプレーの裏で凡ミスも目立つ選手だから、真似するとその子が痛い目を見るって思いもあるんじゃないの?」といった擁護のコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「石毛氏が名前を挙げた坂本はプロ入りした2007年から一貫してショートを守り、昨シーズンまでにベストナインを5回(2009,2012,2016,2018-2019)、ゴールデングラブ賞を3回(2016-2017,2019)獲得。2017年にプロ入りした源田は昨シーズンまでベストナイン(2018-2019)、ゴールデングラブ賞(2018-2019)共に2回の獲得なので、タイトル数で見ればむしろ坂本の方が上ではないかと石毛氏に反発しているファンは多く見受けられます。ただ、坂本はショートとしてリーグ最多失策を通算6度(2008-2011,2013,2014)記録しており、華やかなファインプレーが目立つ一方で平凡なゴロをファンブルする場面も少なくありません。一方、源田は派手さこそありませんが堅実なプレーでとれるアウトは確実にとる選手ですので、石毛氏は坂本よりは源田を参考にした方が守備力の向上につながりやすいと考えているのかもしれません」(野球ライター) 今回の動画内で石毛氏は坂本を真似すべきでない理由は語っていない。この点についても、「坂本は参考にするなっていうなら、なぜ参考にしてはいけないか理由も言うべきだ」と反発の声が挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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