井納翔一
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スポーツ 2021年05月20日 19時00分
巨人・井納の大炎上で原監督に批判「使う方が悪い」 誤算続きのリリーフ起用に反発相次ぐ
19日に行われた巨人対広島の一戦。「10-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ9年目・35歳の井納翔一の大炎上だった。 井納は「1-5」と広島4点リードの6回表1死満塁で4番手として登板。巨人はこの回先発・高橋優貴が無死満塁から中村奨成に2点タイムリーを浴びると、1死二、三塁で後を受けた2番手・大江竜聖も田中広輔に2点タイムリー二塁打を打たれ失点。その後、3番手・田中豊樹も1死満塁のピンチを招いて降板となったため、これ以上の失点を食い止めることが求められていた。 しかし、井納は先頭の鈴木誠也にタイムリーを浴びると、続くクロンにまさかの満塁弾を被弾し5失点。登板前に出塁していた走者を全てかえしてしまう大炎上を喫し、打線もその後1点しか返せずチームは大敗した。 井納は開幕から19日終了時点で4試合に登板していたが、9日・ヤクルト戦以外の3試合でいずれも失点。5失点を喫した19日の試合を含めた今季防御率は「14.40」と、チームでは平内龍太と並びワーストの数字となっている。 井納の炎上を受け、ネット上には「何回同じことやるんだ、出てくるたびに失点してたら使いどころが無いぞ」、「ちゃんと抑えてたら4点差だから追いつける可能性もあったのに」「打たれるだろうなと思ったらやっぱり炎上、もう期待する気も失せた」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「原監督が不慣れな中継ぎで使う方が悪い」、「先発が本職の井納を原が中継ぎで使うからこういうことになるんだ」、「原さんがリリーフ起用しなければ、さすがにここまで打ち込まれることも無かったのでは」と、チームを率いる原辰徳監督を絡めたコメントも複数見受けられた。 「井納はDeNA(2013-2020)でのプレーを経て昨オフ巨人がFAで獲得した右腕で、通算168登板のうち144試合は先発として起用されている投手。しかし、入団会見で『井納君は先発ローテの一角として中5日、中6日、時には中4日で回ってほしいと思います』と口にしていた原監督は、3月31日の試合で先発起用した井納が『1.0回4失点・被安打5』と早期降板すると即座に二軍に落とし、5月4日の再昇格以降はリリーフとして起用しています。そのため、井納が失点続きと不振に陥っているのは、不慣れなポジションで起用している原監督にも責任があるのではと考えているファンもいるようです。原監督は3月の試合で先発としての井納には早々に見切りをつけたともいわれていますが、リリーフで振るわない以上先発に戻すのも一手なのかもしれません」(野球ライター) >>巨人・原監督の決断に批判! 井納の“デビュー即二軍落ち”は背信投球だけじゃない?「故障離脱を根に持ってるのか」と指摘も<< 試合翌日の20日、田中と共に一軍登録を抹消された井納。先発に再転換するのか、それとも引き続きリリーフとして調整させるのか。原監督の決断は今後大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月01日 19時55分
巨人・原監督の決断に批判! 井納の“デビュー即二軍落ち”は背信投球だけじゃない?「故障離脱を根に持ってるのか」と指摘も
3月31日に行われた巨人対中日の一戦。「5-3」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人・原辰徳監督の“非情決断”だった。 同戦は昨オフにDeNAからFA加入したプロ9年目・34歳の井納翔一が移籍後初先発したが、「1.0回4失点・被安打5」と炎上し早々にKO。後を受けたリリーフ陣はその後1点しか許さなかったものの、打線が2回以降無得点に封じられ開幕5試合目で初の黒星を喫した。 試合後の報道によると、井納は「先発の役割を果たせず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と背信投球を猛省したとのこと。ただ、原監督は「ちょっと調整不足かな」、「あれだけポンポンポンポン(打たれる)というのはね」と井納を切り捨てると同時に、即座の二軍落ちを決断したことを明言したという。 原監督の決断を受け、ネット上には「井納を即二軍送りにしたのは意外、序盤から燃えたとはいえまだ1試合投げただけなのに」、「打たれた投手はリベンジの名目でもう1試合はチャンスもらえることも多いだけど、原監督はそれすらしたくなかったのか」、「2億出して獲ったのにこの体たらくだから、『二軍で出直してこい!』って感じで激怒したのかな」、「開幕直前の故障離脱を根に持ってるのか?」といった反応が多数寄せられている。 「昨季年俸6100万円(推定/単年)を大きく上回る2年総額2億円(同)という条件で昨オフ巨人入りした井納はDeNA時代(2013-2020)に『168登板・50勝60敗10ホールド1セーブ・防御率3.94』といった数字を残した投手。巨人でもローテ投手としての活躍が期待されていますが、開幕前の3月15日に練習を行っていた球場内で頭部裂傷を負った影響で、実戦登板を1回飛ばすなど不安要素も抱えていました。そのため、原監督は今回の炎上だけでなく、先の負傷も含めて『調整、自己管理がなっていない』と判断した可能性はあるでしょう。また、二軍に畠世周(二軍防御率1.29)、平内龍太(同0.00)といった有力な代役候補が複数いることも、井納の二軍再調整が実行しやすくなった一因なのではないでしょうか」(野球ライター) >>巨人・井納の”恥ずかしい”負傷が憶測呼ぶ 原監督もあ然のアクシデントに「相変わらずの宇宙人ぶり」の声も<< 試合翌日の4月1日、原監督の言葉通りに一軍登録を抹消された井納。二軍登板で結果を出し、原監督の信頼を取り戻すことはできるだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月16日 20時30分
巨人・井納の”恥ずかしい”負傷が憶測呼ぶ 原監督もあ然のアクシデントに「相変わらずの宇宙人ぶり」の声も
昨季までDeNAで「168登板・50勝60敗10ホールド1セーブ・防御率3.94」といった数字を残し、今季から巨人に加入しているプロ9年目・34歳の井納翔一。17日・中日戦の登板を回避した理由が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 井納は登板2日前の15日、ジャイアンツ球場での練習中に頭部裂傷を負い数針縫うアクシデントに見舞われたと複数メディアが報道。病院で手当てを受けた後に練習に復帰したとのことだが、当初は打者が放った打球が直撃したのではと多くのファンから心配の声が挙がっていた。 ところが、続報によると井納はグラウンド内ではなく、建物に頭をぶつけて頭部裂傷を負ったとのこと。負傷の詳しい状況は不明だが、原辰徳監督が「恥ずかしくて言えないぐらい」と意味深なコメントを口にしたことも伝えられた。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 今回の一件を受け、ネット上には「数針縫うくらい頭ぶつけたってどういうこと?」、「離脱に至ってないのは安心だけど、なんで負傷したのか経緯が凄く気になる」、「恥ずかしくて言えないって一体どんな怪我の仕方なんだ」、「風呂場で滑って転んだとかそんなレベルなのか?」といった反応が多数寄せられている。 一方「他投手なら『大丈夫か!?』ってなるけど、井納だから『らしいな…』って感じで捉えてしまう」、「井納は奇天烈エピソードには事欠かないから、今回の負傷もなぜか納得してしまう」、「巨人に行っても相変わらずの宇宙人ぶりだな」といったコメントも複数見受けられた。 「今回話題となっている井納は昨季まで所属したDeNA時代に、“新人合同自主トレ中、突然グラブを2つ並べて『バナナのたたき売りだよ!』と叫び周囲が困惑”、“コーチに試合前『やるべきことは分かるな?』と激励されるも、『何かあるなら教えてください』と逆質問”、“愛車故障中に借りた代車を気に入り3週間で4000キロを走行”といった珍エピソードを複数残し、ファンの間では『宇宙人』とも称された選手。そのため、一見不可解な今回の負傷についても心配の声が寄せられるかたわら、『井納ならやりかねない』という感想を抱いたファンは少なくないようです。ただ、原監督としては2年総額2億円(推定)で獲得したローテ候補の予期せぬ負傷は頭が痛いところでしょうが…」(野球ライター) 長期離脱には至らず16日にも練習に参加したが、一部メディアでは開幕ローテ入りに暗雲が立ち込めているという見方もされている井納。今後の実戦登板で首脳陣の信頼を取り戻すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月19日 11時00分
巨人の“ベテラン軽視”に「何たる仕打ちか」ファン激怒 亀井・陽は命拾いも…FA補強が仇となった大騒動
14日にDeNAからそれぞれFAで獲得した梶谷隆幸、井納翔一の入団会見を行った巨人。同一リーグ球団からの‟ダブル引き抜き“はプロ野球ファンの間で大きな話題となったが、同時にDeNA側に提出する人的補償のプロテクト名簿にも注目が集まった。 人的補償が必要なBランク選手である梶谷を獲得した巨人は、NPBが梶谷と巨人の契約を公示した14日から2週間以内までに人的補償のプロテクト名簿(28名)をDeNA側に提出する必要がある。一般的にプロテクト名簿の中身が明かされることはないが、巨人ファンの間では2018年オフに長野久義(当時34歳/広島に移籍)、内海哲也(当時36歳/西武に移籍)がプロテクトから漏れて結果流出したケースをもとに、今回も亀井善行(38歳)、陽岱鋼(33歳)といったベテランがプロテクト漏れするのではとの見方が広まっていた。 >>ポスティング中の巨人・菅野、DeNAがまさかの強奪?球団首脳は“1枠分の無駄”を覚悟か<< DeNAが18日に田中俊太を人的補償選手に選択したことを発表したため亀井、陽は命拾いした形となったが、12球団でも屈指の選手層を誇る巨人は人的補償に限らず、実績のあるベテラン選手を簡単に放出するケースが少なくない。過去にはFAで獲得した選手とポジションが被るベテランを解雇しようとして大騒動を巻き起こしてしまったこともある。 騒動が起こったのは、巨人が2年ぶり28回目のリーグ優勝を果たした1996年オフ。当時巨人は42歳・落合博満が一塁のレギュラーを務めていたが、チームはその年のオフに西武からFA宣言した一塁手・清原和博の獲得を画策。同年11月13日に清原と初交渉を行うが、この際に球団幹部が一塁を空けるため落合を解雇させると口にしていたことが報道により発覚してしまった。 これを受け落合は当然「失礼な話だ。俺が要らないなら10月でクビを切ればよかったんだ」と激怒。慌てた球団側が解雇を否定しても態度を軟化させず、逆に「飼い殺しはごめんだ」、「最初はクビで次は残留。FAで来るときには散々いいことを言って、手のひらを返したようにポイか」と球団批判を展開した。 その後巨人は同年11月24日に清原の入団を発表したが落合との関係はこじれたままで、25日には巨人のオーナー企業・読売新聞の渡邉恒雄社長も「礼儀正しい態度じゃない」と怒りをあらわにする始末。各メディアの間でも残留か退団か論調が分かれる中、事態の収拾を図るため27日に長嶋茂雄監督が落合と会食の場を設けた。 落合と約4時間にわたり話し合った長嶋監督は、「ウチに残るなら来季は代打やベンチが多くなる」として退団した方がいいのではと説得。プロ入り前は長嶋監督のファンだったという落合は、これを受け入れついに退団を決断。翌28日に行われた退団会見では「清原と私の起用で悩む長嶋監督の顔を見たくない」と、これ以上長嶋監督に迷惑をかけたくはなかったという旨を涙ながらに語った。 同年は42歳ながら「.301・21本・86打点」といった数字を残していた落合は退団後ヤクルト、日本ハムから獲得オファーを受け、同年12月12日に日本ハムに入団。ただ、日本ハムでは2年間で計5本塁打と結果は残せず、1998年オフに現役を引退した。 巨人でプレーした1994~96の3年間は4番として2回のリーグ優勝(1994,1996)、1回の日本一(1994)に大きく貢献していたため、当時のファンからは「功労者に対して何たる仕打ちだ」、「選手を使い捨てる球団に未来はない」といった反発の声も多く挙がったという落合の退団劇。“血も涙もない球団”というレッテルを貼られないように、今後のプロテクト名簿作成にも細心の注意を払う必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月13日 11時00分
巨人入り決定のDeNA・井納、リリーフ起用なら一巻の終わり? 過去10年で1名のみ、成功例乏しい“Cランク投手”が活躍するカギは
2012年ドラフトで3位指名を受けDeNAに入団し、今季まで「168登板・50勝60敗・防御率3.94」といった数字を残しているプロ8年目・34歳の井納翔一。今季終了後の11月27日に国内FA権を行使したため、その去就に多くのファンが注目している。 権利行使直後に巨人、ヤクルトの2球団が獲得に手を挙げた井納は、6日にそれぞれの球団と交渉。報道によると、ヤクルトは2年総額2億円規模の条件と背番号「15」、巨人は年俸1億円規模の複数年契約と背番号「21」と互角の条件を提示したと伝えられている。 >>DeNA・三浦監督、FAの梶谷・井納は引き留めない?巨人へのダブル流出は決定的、狙いは人的補償か<< 実績はもちろん人的補償が不要なCランク選手ということもあり、ネット上には獲得成功を願うヤクルトファン、巨人ファンの声が多数寄せられている井納。ただ、過去10年の間に他球団にFA移籍したCランク選手を見ると、実は活躍した選手はそれほど多くない。 2011年オフに西武からオリックスに移籍した許銘傑は、西武でプレーした12年間で「263登板・49勝46敗29ホールド1セーブ・防御率4.13」といった成績を残したリリーフ投手。当然オリックスでも勝ちパターンの一角としての活躍が期待されたが、いざ迎えた2012年は開幕直後から打ち込まれる場面が目立ち2度の二軍落ちも経験。結局、同年は「37登板・0勝3敗10ホールド1セーブ・防御率5.29」と不振に終わり、さらに翌2013年は一軍登板が1試合のみと全くいいところがなかったためこの年限りで戦力外となった。 プロ入りした2005年から2013年まで中日で「186登板・61勝51敗16ホールド1セーブ・防御率3.57」といった数字をマークした中田賢一は、同年オフにソフトバンクに移籍。翌2014年は「25登板・11勝7敗・防御率4,34」と2ケタ勝利をクリアし、その後も2015年から2018年までは毎年20試合前後に登板するなど先発の一角としてチームに貢献した。 だが、2019年に一軍登板が1試合のみと不振に陥ると、球団は同年オフに中田を無償トレードで阪神に放出。阪神1年目の今季は3試合登板で未勝利に終わるなど思うような成績は残せていない。 2015年オフに中日から阪神に移籍した高橋聡文は、前年まで中日で14年プレーし「401登板・17勝14敗99ホールド1セーブ・防御率3.38」を記録したリリーフ。阪神加入後の2年間はいずれも50試合以上に登板し、2017年は防御率「1.70」と活躍を見せた。ただ、その後の2年間は計16登板と成績が大幅に落ち込み、2019年限りで現役を引退している。 2007年から2016年までソフトバンク一筋でプレーした森福允彦は、同年オフにFA宣言し巨人入り。ソフトバンク時代に「384登板・16勝14敗125ホールド18セーブ・防御率2.45」という成績を残していたため加入当初は期待も高かったが、翌2016年は「30登板・1勝3敗6ホールド・防御率3.05」と微妙な成績に。その後2018年は2登板、2019年は7登板にとどまったことから同年オフに戦力外通告を受けそのまま引退している。 加入後長期にわたって活躍したのは中田のみとなっているここ10年のCランク投手だが、中田以外の3名は全員リリーフであるため、移籍前球団でのプレーでたまっていた勤続疲労が移籍先でさらに蓄積され低迷を招いたという見方ができる。井納は先発・リリーフどちらもこなせる選手だが、移籍先では先発の座をつかみにいった方がいいかもしれない。 また、唯一の活躍例である中田は2016年に右前腕を痛めたこと以外は目立った故障がなかった。井納は2018年シーズン終盤に右ひじのクリーニング手術を受けているため、同箇所の故障を再発させないようコンディション管理に気を配ることも重要だ。 巨人有利とする報道も複数あった中、12日に巨人入り決定と報じられた井納。来季35歳を迎えるベテラン右腕は、果たしてどれだけの成績を残すのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月11日 17時00分
巨人の梶谷・井納両獲りに他球団ファン大ブーイング ヤクルトファンも激怒? 過去にもあった“強奪劇”の末路は
これまでDeNA(2013-)でプレーし、今季終了後の先月27日に国内FA権を行使していたプロ8年目・34歳の井納翔一。11日、巨人がその井納の獲得を確実にしたことを複数メディアが報じた。 権利行使直後に巨人、ヤクルトの2球団が獲得に手を挙げ、6日にそれぞれの球団と交渉していた井納。どちらの球団も年俸1億円規模の複数年契約を提示したとみられていたが、報道によると井納は10日までにヤクルト側に断りの連絡を入れ、その後巨人側へ入団の意思を伝えたという。 巨人は前日10日にDeNA・梶谷隆幸の獲得が決定的と伝えられており、これで同一チームからのダブル補強が実現。手薄な外野手、先発陣の底上げはもちろん、ここ3年で「35勝38敗」と負け越しているDeNAの戦力をそぐことも狙いとみられている。 >>元横浜・駒田氏、巨人と“喧嘩別れ”の真相を明かす「黙って横浜へ行け」決断を後押しした意外な人物とは<< 今回のダブル獲得を受けネット上には補強成功を喜ぶ巨人ファンの声が多数寄せられているが、一方で他球団ファンからは「投打の主力を同時に引き抜くとは、これでますます巨人が嫌いになった」、「移籍は選手の自由だが2人も引き抜かれるのはやっぱり腹立つ」、「どうせ獲るなら(日本シリーズで)8タテ食らったソフトバンクの選手を狙えよ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ラミレス、グライシンガーを両方引き抜かれたあの時のウチと同じだ」、「13年前の強奪劇は結果につながらなかったから今回も二の舞になればいい」と憤るヤクルトファンのコメントも複数見受けられた。 「巨人はリーグ優勝したもののCSで中日に敗れた2007年オフ、ヤクルトから主砲のラミレス、助っ人エースのグライシンガーを同時獲得。横浜から引き抜いた守護神・クルーンを含めた“助っ人トリプル補強”を敢行しましたが当時のファンからは大ひんしゅくを買い、中日・落合博満監督(当時)も『巨人の選手だって「なんでだろう」と思っている選手はいるはず』と疑問を呈していました。なお、同一リーグ相手の大補強を敢行した結果翌2008年の巨人はリーグ2連覇を果たしましたが、日本シリーズでは西武に敗れ日本一はなりませんでした。そのため、今回のダブル補強も同じ末路をたどるのではと予想しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 外野は丸佳浩以外レギュラーが不在、先発はエース・菅野智之がポスティングでのMLB移籍模索中というチーム事情を考えると理にはかなっている巨人のダブル補強。批判も多い戦力底上げは果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月07日 11時00分
DeNA、新庄氏の電撃獲得が急浮上? 首脳陣との意味深接触、トライアウトの狙いは他にも
ファンフェスティバルが行われた12月6日、その会場である横浜スタジアムからフリーエージェントの交渉場所へ。DeNA・井納翔一投手が、東京ヤクルト、巨人と交渉した。 「来年35歳で、(FAを)持っててもしようがないからさあ~」 井納は自虐的な口ぶりで吐き捨てたが、移籍の意思がなければ、DeNAの公式行事会場から、他球団との交渉を同日に入れるようなことはしないだろう。 どうやら、井納とDeNAが“オフの主役”となりそうだ。 「新庄剛志氏が『12球団合同トライアウト』を受験します(12月7日)。その数日前、DeNAの坪井智哉打撃コーチと会っているんです。ひょっとしたら…」(球界関係者) 先発投手の頭数が足らない巨人、東京ヤクルトが経験豊富な井納に興味を示すのは当然だろう。また、東京ヤクルトは慰留説得を続けているが、先発タイプでは小川泰弘投手もFA権を行使した。 「北海道日本ハムは有原航平投手が米球界に挑戦します。井納、小川のいずれかが獲得できれば、有原の抜けた穴も埋まるんですが」(プロ野球解説者) 先発投手の補強をFA市場で…。そう考えている球団は少なくないようだ。 その両投手の獲得に失敗した球団が、トライアウトを受験する巨人・宮國椋丞投手を獲るというのが、大方の予想だ。しかし、こんな声も聞かれた。 「DeNA・三浦大輔監督の育ての親と言っていい小谷正勝元投手コーチですよ。小谷氏はヤクルト、旧横浜、巨人、ロッテでたくさんの好投手を育てました。その小谷氏が宮國の才能を買っていました。小谷氏が教え子の宮國を思って、三浦監督に連絡を入れているかもしれません。三浦監督自身も今年、二軍を指揮していたので、二軍調整中だった宮國を見ています」(前出・関係者) DeNAだが、梶谷隆幸外野手もFA権を行使した。すでに巨人入りが決まったような報道もされており、このまま行けば、井納を含めた投打の主軸2人を同一リーグの巨人に流出してしまう可能性もある。 「井納は人的・金銭的補償の発生しないCランク。梶谷は発生しますから、仮に両選手とも巨人に行くようなことになれば、DeNAは選手を1人しか補填できません。でも、宮國を獲得すれば互角になります」(前出・同) 一部報道の通り、梶谷が巨人に移籍するのなら、人的補償のプロテクト名簿が届けられる。巨人から“強奪”するのは投手か、それとも…。 >>DeNA・三浦監督、FAの梶谷・井納は引き留めない?巨人へのダブル流出は決定的、狙いは人的補償か<< 三浦体制を支える意味でも大型補強は必要だが、今のところはその気配もない。しかし、2006年オフ、FA選手を巨人奪われた後、人的補償で工藤公康投手(現ソフトバンク監督)を指名し、球界を驚かせたこともあった。「高額年俸だから手が出せないだろう」とあえて名簿から外したベテランを、だ。三浦監督の狙いはプロテクト名簿で巨人にプレッシャーをかけることかもしれない。 坪井コーチが接触に成功した新庄も獲得してくれたら、さらに盛り上がるのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月27日 20時30分
FA宣言のDeNA梶谷・井納に「どうせ巨人行き」早くも諦めの声? 行使選手はほぼ移籍も、過去には予想外の展開が
今季「.323・19本・53打点・140安打」をマークしたプロ14年目・32歳の梶谷隆幸と、「6勝7敗・防御率3.94」といった数字を残したプロ8年目・34歳の井納翔一。27日、共にDeNAに所属するこの両名がそろって国内FA権行使を表明したと複数メディアが報じた。 報道によると、両名はこの日それぞれ横浜市内の球団事務所を訪れ、FA権利行使に必要な申請書類を球団側に提出したとのこと。また、梶谷が「他球団の評価も聞きたいというところで宣言しました」、井納が「35歳で(FA権を)持っていてもしょうがないという部分もありますし、三原(一晃)球団代表に宣言残留を許可していただいたので」とそれぞれ行使の理由を語ったことも伝えられている。 今季終了直後からFA宣言すれば複数球団による争奪戦になるとみられていた中、他球団の権利保有選手に先んじて権利を行使した両名。これまでに梶谷は巨人、井納は巨人、ヤクルトが本格的に獲得調査を進めていると伝えられているが、DeNA側はマネーゲームに応じない意向のため慰留失敗を予想する見方は強い。 >>大補強浮上の巨人に「短絡的すぎる」と反発「ソフトバンクみたいに…」育成への注力を切望する声も<< 今回の一件を受け、ネット上には「先陣を切って表明なんてどちらも出ていく気マンマンにしか見えない」、「どうせ2人とも大金くれる巨人行きだろ、さようなら」、「もうこの2人は出ていくものとみなして来季の編成を進めた方がいい」といったDeNAファンからの批判や諦めの声が多数寄せられている。 一方、「まだ行使しただけで宣言残留も認められてるのに諦めが早い」、「三浦(大輔)新監督みたいに残る可能性もあるだろ」と批判に対し苦言を呈するファンも複数見受けられた。 「国内・海外問わずFAは宣言選手が移籍に至るケースが圧倒的で、ここ5年も宣言した30名中23名が移籍。移籍しなかった7名のうち5名は残留を前提とした宣言、残り2名はメジャー移籍を断念した結果の残留ですが、これを除けばFA選手が元の球団に残留したケースはありません。こうした背景に加え、他の権利保有選手がまだ悩んでいる中で真っ先にFA宣言したこともあり、梶谷・井納は“移籍確定”と決めつけているファンは多いようです。ただ、DeNAは今オフ新たに就任した三浦新監督が、現役・横浜時代の2008年オフに阪神への移籍を悩んだ末にチームに残留した経緯がありますので、12年前の残留劇の再現に望みをかけているファンも少なくありません」(野球ライター) 梶谷・井納は両名ともチームの主力であるため、今後の残留交渉では三浦新監督が直接説得にあたる可能性は濃厚。12年前の自身と同じように、両名をチームに引き留めることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月26日 17時00分
大補強浮上の巨人に「短絡的すぎる」と反発 「ソフトバンクみたいに…」育成への注力を切望する声も
25日に行われた日本シリーズ第4戦・ソフトバンク戦に「1-4」で敗れ、今シリーズ4連敗で終戦となった巨人。敗戦から一夜明けた26日、今オフの大補強を狙っていることを複数メディアが報じた。 >>ロッテ・澤村、トレードの原因はプロ2年目にあった?「どうしたのこの体」川口元コーチが投球を狂わせた誤算を明かす<< 報道で名前が挙がっているのは、FA権を保持するDeNA・梶谷隆幸(Bランク)、井納翔一(Cランク)、ヤクルト・小川泰弘(Bランク)、西武・増田達至(Bランク)、日本ハム・西川遥輝(Aランク)の5名に、助っ人のDeNA・ソトを加えた計6名。ポジションは梶谷、西川の両名が外野手、井納、小川、増田の3名が投手。残るソトは内野手登録だが外野も守れるため、巨人は外野手、投手を今オフの補強ポイントと位置付けているようだ。 巨人は今季終了時点で支配下枠が69名(上限70名)だったが、ドラフト指名選手(7名)、戦力外・引退選手(13名)を差し引きすると現在は63名。FA補強に関し、A・Bランク選手の獲得は原則2名までという条件があるものの、枠を考えればどの選手も獲得に向け支障はないといえる。 大補強策の浮上を受け、ネット上には「日シリであれだけ惨敗したんだから補強するのは当然」、「どの選手も魅力的だけど、先発・リリーフ両方できる井納が一番欲しい」といった賛同の声が寄せられる一方、「外部補強で一気に強くなると思ってるなら短絡的すぎる」、「外から獲っても場当たり的な効果しか望めない、どうせ金使うならソフトバンクみたいに育成に投資した方がいい」と反発も少なくない。 同時に、「獲得を狙うのは自由だが、そもそも今の巨人に来てくれるのか?」、「去年1人も補強できなかったから今年も厳しい気がする」といったコメントも複数見受けられた。 「今シリーズで巨人を負かしたソフトバンクは十数年前から支配下の若手や育成選手を鍛え上げる環境の整備に力を入れており、現在でも三軍の運営費だけで年間約3億円のコストをかけていると言われています。その投資が直近5年で4度、10年では7度の日本一という結果につながっているので、巨人もソフトバンクにならい育成面に資金を注ぐ方を優先させるべきではと考えているファンは多いようです。実際、ネット上には『太田(龍)や横川(凱)みたいな有望株を本腰入れて育てた方がいい』、『今季の松原(聖弥)みたいな選手を安定して輩出する環境作りに励んだ方が長期的にはメリット』と、選手の具体名を挙げたコメントも散見されます。また、巨人は毎オフ積極的にFA補強を敢行する球団としておなじみですが、昨オフは楽天・美馬学(現ロッテ)、ロッテ・鈴木大地(現楽天)の獲得に失敗。一昔前とは違いどの選手からも憧れを持たれるような球団ではなくなってきている上、日シリの惨敗によるイメージダウンも必至なため、今オフも手を挙げたところで入団してくれる選手はいないのではとの見方も根強いようですね」(野球ライター) 今シリーズでソフトバンクに敗れたことで、それまで7年(1974-1980,1982-1988)だった球団史上最長ブランクを更新する8年連続日本一なしとなった巨人。復権に向けては、外部補強以外の部分も求められているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月20日 17時30分
DeNA、“困った時の井納翔一”がチームを救う! 大人のマウンド捌きでベテランが復活
34歳になったベテラン右腕・井納翔一が元気だ。18日敵地でのカープ戦に先発し、6回わずか4被安打無失点で「ストレートの状態が良く、スライダーも前回よりコントロール良く投げられた。いい形でリリーフ陣に繋げることができた」と本人も納得のピッチングで勝利投手となった。 手術明けの昨シーズンは一軍と二軍を行き来し、プロ7年目でワーストの15試合登板で4勝5敗の成績。それでも、「70イニングは投げられた。来季につながる」との思いを胸にしっかりと調整し、上茶谷大河のケガの穴を埋めるべく開幕ローテーション入り。ラミレス監督もベテランと言う事とデータを加味して、登録抹消をやりくりし、ここまで7試合全て先発登板で、4勝3敗ながら防御率は2.21と素晴らしい数字。QS率も5.71で、最低でも5イニングを投げる安定性もチームにとってありがたい存在だ。 井納のコメントで目に付くのは「一球一球集中して」との言葉。今まで、乗っている時はテンポ良くスイスイとピッチングするも、一端崩れ出すと止まらない面もまま見られた。しかし、今年は雨の中でも集中力を切らさず、ピンチでも動じない姿が頼もしい。 先週末、本拠地・横浜スタジアムでのスワローズ戦、土曜日には小川泰弘に屈辱のノーヒットノーランを食らい、日曜には今シーズン開幕からローテーションを守り、8回全てのゲームでクオリティスタートをマークしていた平良拳太郎が乱調で連敗。しかも、エース今永昇太が左肩違和感で登録抹消され、打撃陣もケガ人続出と、悪いニュースばかりが目に付いたベイスターズ。チームの嫌な雰囲気と連敗を、大人になった“宇宙人”が変えて見せた。 Twitterで、子どものためにキャラ弁制作、寮で元チームメイトの筒香(現タンパベイ・レイズ)の試合を観戦しレポート、母校の木更津総合高校の千葉大会優勝などをアップし、人気を博している。球団史に残る4000勝と5000敗を共に記録するなど、不思議な能力を持つ男が、苦しむチームもフォロワー数も上昇させていく。写真・文 /萩原孝弘
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