井口資仁
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スポーツ 2020年11月04日 17時00分
ロッテ・石川、敗戦は“日差し中断”のせい? 斎藤氏も指摘「不運だな」、ハプニング直後の炎上に反響相次ぐ
3日に行われたロッテ対ソフトバンクの一戦。試合は「4-3」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが“日差し中断”だった。 中断が発生したのは、「3-0」とロッテ3点リードの5回裏2死。直前の打席で空振り三振を喫したロッテ・清田育宏や、ソフトバンク捕手・甲斐拓也が日差しで球が見えづらいと訴えたため、審判団は西日による視界不良との理由で試合を約14分中断。同球場では10月31日のロッテ対楽天戦でも選手が日差しの強さを訴え試合が約1分中断しているが、この時は公式記録には中断と記録されず。そのため、今回の中断はプロ野球史上初の珍事となった。 すると、この中断が影響したのか、5回まで無失点を続けていたロッテ先発・石川歩が直後の6回表に4失点と炎上。一気に試合をひっくり返されたロッテはその後の回で得点を挙げられず、逆転負けを喫する結果となった。 >>ロッテ・田村に「擁護しようがない」ファン激怒サヨナラを招くミスに立浪氏ら苦言、「益田にも責任があるだろ」の声も<< 同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)では、元巨人・斎藤雅樹氏や元広島監督・達川光男氏など複数の球界OBが日差し中断についてコメントしている。番組に生出演した斎藤氏は「いつ始まるか分からないという中断はなかなかない。雨だったら(中断時間は)大体分かりますから」、「そういう意味では(石川は)不運だなという感じがする」とコメント。今回の日差し中断は、石川にとっても想定外の出来事だったのではと指摘した。 番組に電話で生出演した達川氏は、斎藤氏の後に話を振られ「(5回までの石川とは)明らかにボールが違った。井口(資仁)監督も悔やんだと思う」と発言。試合を暗転させた中断は石川の投球だけでなく、井口監督の継投策も大きく狂わせたのではと推測した。 今回の日差し中断を受けてネット上にも「5回まで普通に抑えてたのに、6回はポコポコ打たれて別人みたいな投球だった」、「史上初なのは知らなかった、確かにコロナが無ければもうシーズン終わってる時期だしな」、「石川のまさかの炎上はチーム事情を考えても痛すぎる」といった反応が多数寄せられている。 「同戦で敗戦投手となった石川は、今シーズンソフトバンクに対し試合前時点で『2勝1敗・防御率1.38』と抜群の相性を誇っていた投手。その“お得意様”が相手だっただけに首脳陣も勝ちを計算していたはずですがまさかの敗戦を喫し、チームはとうとう3位西武に同率2位タイに並ばれてしまいました。石川本人は6回の炎上を日差しのせいには一切していませんが、5回まで合計で『被安打3』、6回は『被安打4』と中断前後の投球内容があまりにもかけ離れていることを考えると、中断により集中力の低下や指先の感覚の乱れなど悪影響がもたらされた可能性も。そのため、日差し中断さえなければ順当に勝利していたはずだと悔やんでいるファンも多いようです」(野球ライター) 試合後、ロッテ・井口監督も「丁寧に放っていただけに、あの回だけ追い込んでからいかれた」と石川の乱調を嘆いた同戦。ロッテ、西武ともに残りは5試合だが、場合によっては今回の日差し中断がCS争いの明暗を分けることもあり得るかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月21日 17時00分
ロッテ、「今季一番お粗末な負け方」? サヨナラを招いたマーティンのエラー、昨シーズンの二の舞を危惧する声も
20日にメットライフドームで行われたロッテ対西武の一戦。試合は「2-1」で西武が勝利したが、同戦でロッテ・西巻賢二、マーティンの両名が見せたプレーがネット上のロッテファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-1」と両チーム同点の9回裏2死二塁で飛び出たプレー。ロッテはこの回から登板していた3番手・益田直也がピンチを招いていたが、ここで打席の西武・山野辺翔を平凡なフライに打ち取る。打球は二塁手と右翼手の間に上がり、二塁手・西巻は左手を挙げアピールしながら落下地点に入ろうとした。 ところが、西巻のアピールに気付かなかったのか、右翼手・マーティンも落下地点に接近し両者は交錯。打球はどちらのグラブにも収まらず地面に落ち、この間に二塁走者が本塁に生還。マーティンにエラーが記録されたこのプレーにより、ロッテは痛恨のサヨナラ負けを喫する結果となった。 内外野の間に上がったフライの捕球は前進して落下地点に入ることができる外野手が基本的には優先されるが、実際にどちらが捕るかは声や動作でのアピールによる部分が大きい。今回の場合は西巻が先にアピールしていたが、マーティンは落下地点に入るまで終始上空を見ていたため西巻に気付かなかった可能性は高い。 このサヨナラ落球を受け、ネット上には「今季一番お粗末な負け方、9回表に追いついたのが完全に無駄になった」、「記録はマーティンのエラーだが、打球を背走し過ぎた西巻にも責任はある」、「深追いした西巻もアピールに気付かなかったマーティンもどっちも猛省しろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「昨シーズンも同じような負け方したのがフラッシュバックした」、「去年みたいにここから失速しそうで心配でしかない」といったコメントも複数見受けられた。 >>ロッテ、密かに本拠地マウンドを改造?敵投手が見せた違和感はV争いにも影響か<< 「今回サヨナラ落球が物議を醸しているロッテですが、実は昨シーズンの9月15日に同球場で行われた対西武戦でも同様の形でサヨナラ負けを喫しています。この時は『5-5』で迎えた延長11回2死から木村文紀が放った左中間への打球を、左翼・加藤翔平、中堅・荻野貴司が交錯しどちらも捕れず(記録は加藤のエラー)。打球が転がる間に木村が一気に本塁に生還しサヨナラを許しました。当時のロッテは試合前時点で3位につけていましたが、同戦から同月24日の最終戦まで『3勝5敗』と失速。この結果、同期間に『6勝3敗』をマークした4位楽天に抜かれCS進出を逃す結果となっています」(野球ライター) 試合後、井口資仁監督も「最後は声の連係。しっかりとやっていかなければならない」とため息をついた今回のプレー。2位ロッテは同戦の敗戦により首位ソフトバンクと6.5ゲーム差、3位の西武・楽天とは5ゲーム差となったが、痛恨のミスから失速した昨年の二の舞は防げるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月16日 19時30分
ロッテ・井口監督に「意味不明」批判の声 不発に終わった“代打鳥谷”、「球数稼がそうとした?」憶測飛び交う
15日に行われたロッテ対西武の一戦。試合は「4-3」で西武が勝利したが、試合結果以上に話題となったのがロッテ・井口資仁監督の代打策だった。 注目が集まったのは、「3-4」とロッテ1点ビハインドの9回裏1死で見せた采配。あと2アウトで敗戦のロッテは、ここで2回にタイムリーを放っていた藤岡裕大に打席が回る。ただ、井口監督は藤岡をベンチに下げ、代わりに鳥谷敬を代打に送る策に打って出た。 しかし、鳥谷が二飛に倒れたためこの代打策は成功せず。その後ロッテは2死二塁とチャンスは作ったものの、西武の抑え・増田達至から得点を奪うことはできず連勝が3でストップする結果となった。 >>ロッテ・二木の珍プレーに「二度としないで」ファン冷や汗 予想外の“足技”に賛否、過去には大怪我に繋がったケースも<< 井口監督の“代打鳥谷”に、ネット上には「打率0割台(.095)なのに鳥谷を代打に出したのは意味不明」、「藤岡をそのまま打たせた方が絶対打つ確率は高かった」、「鳥谷が最後に打ったの1カ月以上前(7月25日西武戦/二塁打)だぞ?本気で打つと思ったのか?」といった批判が噴出している。 一方、「後続につなげるために球数稼がそうとしたのでは?」、「結果はアウトだけど球数投げさせた点は評価していいと思う、実際次の佐藤(都志也)はツーベース打ってるし」といった擁護のコメントも複数見受けられた。 「今回代打起用された鳥谷は、現役の中では最多となる通算『1047四球』を記録している選手。今シーズンはここまで1四球しか記録していませんが、井口監督は鳥谷の選球眼や粘りに増田攻略の活路を見いだそうとしたのではないでしょうか。実際、鳥谷は打ち取られはしましたが増田に7球を投げさせるなど粘りを見せており、この間に球を長く見られた影響からか後続の佐藤は二塁打を放ちチャンスを演出しています」(野球ライター) 鳥谷を代打起用した理由について、井口監督は試合後に特にコメントしていない。結果が出ず批判が集まる結果となったが、「そこまでたたかれる采配ではない」と考えているファンも一定数いるようだ。文 / 柴田雅人
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