中国
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社会 2020年05月12日 06時00分
水族館が魚に文字を書いて泳がせ「動物虐待」と批判 規制緩和後の中国、反論にも批判の声
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかりつつある中国では、感染防止のための対策が徐々に緩和されているが、対策が緩和された中、再びオープンした水族館のとある展示が批判を浴びている。 中国・貴州(きしゅう)省にある水族館が、新型コロナウイルスの感染拡大防止の規制が解かれ再びオープンするも、来館者を増やすために魚に文字を書いて水槽内に泳がせ、批判を浴びていると、海外ニュースサイト『Oddity Central』が4月28日に報じた。 同記事によると、水族館のスタッフは「来館者に楽しんでもらいたい」という目的で、生きた白い魚に赤いインクで中国人の代表的な苗字である、「王」「趙」などの文字を書き、魚を水槽に泳がせたという。文字が書かれた魚の話題は中国国内のネット上で急速に広まり、「動物虐待」などと批判を浴びた。 ネット上で広く批判されたことで、水族館は「我々は魚を傷つけないように食用のインクを使用して魚に文字を書いている」という声明を出した。しかし、水族館の声明に対し、中国国内のネット上では再び、「反省していない」といった批判が多く挙がったという。 同記事は文字が書かれた魚の画像を公開しているが、文字が書かれた魚はどれも同じ種類のように見受けられ、模様がない真っ白い胴体である。魚の大きさはどれも手のひらほどのサイズで、文字は魚の体の全面に書かれている。文字が書かれた魚は縦1メートル、横1メートルほどの水槽の中に10匹ほど入れられている。5月11日現在、水族館が文字が書かれた魚の展示をやめたという情報はない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「魚を大切にすべき水族館が魚に文字を書いたことに人々は腹を立てたのだろう。インクが食用であることは関係ない」「誰か止めるスタッフはいなかったのか」「中国の動物虐待のニュースはよく見る。動物を軽視している傾向があるのか」などの声が挙がっていた。 規制が緩和された中国では、ネット上で話題になった事件が他にもある。 中国・浙江(せっこう)省にある、とある小学校で、規制緩和により再び生徒の登校が許されるも、生徒らに社会的距離を保たせるため、約1メートルの棒がついた帽子を被せ、ネット上で話題になっていると、海外ニュースサイト『NDTV』が4月27日に報じた。 同記事によると、生徒らは左右にそれぞれ約1メートルの棒がついた帽子を被り、授業を受けているという。学校側は棒のついた帽子を被ることで、生徒は互いの社会的距離を保つことができると考えているそうだ。生徒らは学校にいる間は帽子を被っていなければならない。生徒は帽子を被るほかに、マスクをつけることも義務付けられている。 この小学校の取り組みは中国国内で話題になり、中国国内のネット上では「小学生に対してはいいアイデアだと思う」「非人道的だ」「重くて授業に集中できないだろう」という賛否が集まっているという。 規制緩和後の中国では、賛否はあるものの、独自の方法でそれぞれの問題を解決しようとしているようだ。記事内の引用について「Aquarium Draws Criticism for Writing Popular Surnames on Live Fish」(Oddity Central)よりhttps://www.odditycentral.com/animals/aquarium-draws-criticism-for-writing-popular-surnames-on-live-fish.html「Students In China Return To School With Social Distancing Headgear」(NDTV)よりhttps://www.ndtv.com/offbeat/students-in-china-return-to-school-with-social-distancing-headgear-2219007
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社会 2020年03月25日 12時45分
豊川市長、中国に送ったマスク4500枚を「返してほしい」と要請 危機感のない記者会見に批判も
愛知県豊川市の竹本幸夫市長が24日 、友好都市となっている中国の都市に送った4500枚のマスクを返すよう求める方針であることが判明。その判断に怒りの声が相次いでいる。 これは竹本市長が記者会見で明らかにしたもので、豊川市は今年2月、友好都市提携している中国・江蘇省江蘇省無錫市新呉区に4500枚のマスク、防護服セット500点を送っていた。 対岸の火事と考えていたと思われる豊川市だが、3月になり愛知県で新型コロナウイルス感染者が増加。同市でも感染者が確認された上、マスク不足が深刻となり、今年5月には豊川市が備蓄しているマスクも5月に底をつく見込みだという。竹本市長は記者会見でこの件について、「4500枚マスクを送ったんですね。もし在庫があれば返してくれないかっていうね、交渉をしている最中です」と笑いながら話す。 そして、豊川市のマスクが不足する可能性がありながら中国に送ったことについて、「(新型コロナウイルスが)ガーンと来ちゃって、見通しが甘かった」「困っておれば助けてあげようということでしたけど、いざ店頭からマスクがなくなっていくという状況になってくると、見込みが甘かったのかな」などと釈明した。 記者会見の模様はインターネットで全国へと拡散され、「無能すぎるし、記者会見に緊張がない。医療機関からマスクがなくなることを危機と感じていないのか?」「ストックがないのにマスクを送ったとすれば無能としか言いようがない。豊川市民より中国の人間が大事だったのか」と怒りの声が相次ぐ。 また、「一度送ったものを返せというなんてかっこ悪すぎる」「4500枚なんてとっくに使い切っている。そんなものを返せというなんて信じられない」など、「返せ」と言い出した発想にも怒りの声が上がる。一方で、「中国が困っていたから助けただけ」「政府がなんとかするべき。安倍が悪い」「大した話ではない」という擁護もあった。 様々な声があるが、日本や自治体で使用するマスクを中国に送り在庫不足に陥ったのなら、失政と言わざるを得ないとの声が多かった今回の事態。「一度送ったものを返してほしい」と話す姿も、「情けない」と批判されている。
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社会 2020年02月08日 06時00分
強盗に首を絞められ強姦されそうになった女性「コロナウイルスに感染している」と嘘をつき、強盗は逃げ出す
国内外で、コロナウイルスへの恐怖が広がっているが、海外ではコロナウイルスに感染したふりをすることで強盗の暴力から逃れた人がいる。 中国・北京市で、25歳の男が女性を襲うも、女性がコロナウイルスに感染したふりをして男を追い払ったと海外ニュースサイト『METRO』と『Daily Mail Online』が2月4日に報じた。報道によると、1月31日、男が女性の家に押し入ったという。家には女性一人だった。 男が家に押し入った時、女性は寝ていたが、物音に気付いて目を覚まし、男の姿を見て大声を出した。男は女性の口を押さえ、首を絞めて強姦しようとした。女性は首を絞められながら咳をするふりをして「私は武漢から帰ってきたばかりで、すでにコロナウイルスに感染している。だから自宅にいて隔離されている」と言ったという。 男は女性の話を聞いて怯え、近くのテーブルの上にあった3080元(約4万8000円)相当のスマートフォンと現金80元(約1200円)を手に取り逃げた。女性が警察に通報したことで事件が発覚。警察は捜査を進めていたが、2月3日、男は父親に付き添われて自首したという。 警察によると男は「家族とけんかをして家を追い出されたが、お金がなかったので、強盗してお金を盗もうと思った」と供述しているという。男は現在、警察に身柄を拘束されている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「女性の機転は素晴らしい。コロナウイルスに感染したふりをしなければ強姦されていたかも」「女性が無事でよかったけど、コロナウイルスに感染したふりをするのは少し不謹慎」「強盗もコロナウイルスは怖かったのか。自分も感染したのではないかと恐れて自首したのかも」などの声が挙がっていた。 海外では、コロナウイルスに関連した事件が他にも起きている。 シンガポールで、コロナウイルスに対する恐怖を利用したハッキング被害が発生していると、海外ニュースサイト『The Straits Times』が2月1日に報じた。同記事によると、ハッカーは保健所や福祉サービス局を装ってコロナウイルスへの注意喚起のメールを送っているという。 メールにはファイルが添付されており、ファイルを開くとデバイスがコンピュータウイルスに感染して、個人情報を抜き取られる可能性があるという。現在までに、何台のコンピュータが感染したかなど、被害の大きさは分かっていない。シンガポール当局は、疑わしいメールのリンクをクリックしないように注意喚起をしている。 世界的に猛威を振るい、いまだに収束に至らないコロナウイルス。感染以外にも思わぬ余波を呼んでいるようだ。記事内の引用について「Woman scared off rapist by coughing and saying she was from Wuha」(METRO)よりhttps://metro.co.uk/2020/02/04/woman-scared-off-rapist-coughing-saying-wuhan-12182119/「Chinese woman scares away attempted rapist during coronavirus outbreak by pretending to cough and telling him she is from Wuhan」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-7965123/Woman-scares-away-wannabe-rapist-telling-Wuhan-coronavirus-outbreak.html「Wuhan virus: Hackers exploiting fear of bug to target computers, gadgets」(The Straits Times)よりhttps://www.straitstimes.com/tech/wuhan-virus-hackers-exploiting-fear-of-bug-to-target-computers-gadgets
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社会 2020年02月02日 06時00分
男娼を雇ってライバルを蹴落とそうとした女に刑務所行きの判決 「テレビの見過ぎ」と非難の声
シビアな競争社会で生き残るためには、競争相手に勝つことが必要だが、世界には驚くような方法で競争相手を排除しようとした人がいる。 海外ニュースサイト『Global Times』は1月7日、男娼を雇って競争相手の女性を蹴落とそうとした女に有罪判決が下り、刑務所行きを命じられたと報じた。 同記事によると、中国・湖南省に住む女が、憧れであった政府関係の仕事に応募したころ、最終候補の2人まで残ったという。しかし、最後の最後で落とされてしまった。応募した仕事を諦めきれなかった女は、採用された女性に辞退してもらおうと画策したそうだ。 女はこの件を両親に相談したようで、後日、女性は女の両親から、約1560万円を女性に支払うから、採用を辞退してくれないかと持ち掛けられたそうだ。女性はその提案を拒否して、働き始めたようだ。 次に女は、1日約16000円で男娼を雇って女性の職場に潜入させたという。男娼は女性を誘惑し、デートの名目で食事に連れ出すことに成功。しばらくして、女性の元に警察がやって来たという。女性が違法薬物に関与していると匿名で通報があったからだ。 警察が女性の机の中を調べたところ、本当に違法薬物が見つかったそうだ。血液検査の結果も陽性反応が出たという。しかし、女性は薬物に身に覚えがなく、女性が解雇されるように女が仕組んだと訴え、それまでの経緯を説明したという。後日開かれた裁判では、女性の主張が全面的に認められた形となったそうだ。女には男娼とともに有罪判決が下り、8か月の拘禁刑が命じられた。女は判決を不服とし、現在、控訴中だという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「ハニートラップを仕掛けるよりも、その執念とお金を次の職探しに向ければよかった」「ライバルを蹴落とすのにハニートラップですか?テレビの見過ぎでは?」「親に泣きついて何とかしてもらおうなんて、子供っぽい。情けない!」「女の両親にも問題がある。普通、諦めるよう説得しないのか」「金持ちのわがまま女。刑務所で反省してなさい」など女を非難する声が殺到した。 海外には競争相手を排除しようとして、さらにひどい手段に出た人がいる。 海外ニュースサイト『The Hindu』は2019年5月31日、インド・バンガロールで学校を経営する男が、競争相手の男性を殺害しようとしたと報じた。 同記事によると、男の経営する私立学校で教師をしていた男性が、1年前に同校を退職したという。退職したのは、自らの経営で新しい学校を設立するためであった。男性は、自身の人気にあやかり、男の学校に通う生徒を、男性の新設した学校に勧誘していたという。これに激高した男は、男性を殺害することを決意。殺害を実行してくれる人を複数名雇ったという。 2019年5月16日、男性の殺害計画が実行された。犯人らは、男性が乗っている車を遮り、男性に暴行を加えたという。男性の死亡を確認したと思った犯人らは、そのまま現場から逃走。しかし、男性は重傷を負いながらも生きており、自力で警察に駆け込んだそうだ。 後日、現場にあった監視カメラの映像から犯人が特定され、6人が逮捕されたそうだ。容疑者らは犯行を認めており、男性を殺害する契約を男と交わして前金を受け取ったなどと供述。この供述を受けて、警察は男の行方を追っているという。なお、1月30日現在、男が逮捕されたなどの続報はなく不明である。 ライバルを尊重し、ともに刺激し合えば、双方得られるものは大きい。誤った方法で競争相手を排除しようとすれば、その報いが自分に返ってくるのも当然であろう。記事内の引用についてWoman attempts to frame another, ends up in jail (Global Timesより)https://www.globaltimes.cn/content/1175963.shtmlSchool owner tries to kill employee-turned-rival (The Hinduより)https://www.thehindu.com/news/cities/bangalore/school-owner-tries-to-kill-employee-turned-rival/article27361058.ece
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社会 2020年01月28日 06時00分
どうしても結婚したくなかった男、逮捕される 超迷惑な結婚取りやめの手段に呆れ声
マリッジブルーという言葉があるように、結婚を前に突然不安を感じる人もいるようだが、海外には結婚を取りやめるため、罪を犯した人間がいる。 中国・上海市で、男が彼女との結婚を取りやめるため、わざと強盗を働いたと海外ニュースサイト『Republic World』と『LADbible』が1月22日までに報じた。報道によると、男は同市にあるナイトクラブに押し入り、287ドル(約3万1000円)のBluetoothスピーカーを盗んだという。ナイトクラブが警察に通報し、男は同日中に逮捕された。 男は動機について、「彼女との結婚が決まっていたが、彼女と結婚をしたくないという自分の気持ちに気づいてしまった。彼女は僕と結婚したかったようだから、逮捕されて、結婚を中止にしたかった」と話しているという。詳細は明らかにされていないが、男はすぐに逮捕されるため、証拠をいくつか残していたという。男はナイトクラブ側に負担をかけないよう、ナイトクラブにあったものの中でも比較的安価なBluetoothスピーカーを盗んだそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「結婚式前に不安になるのは分かるけど、話し合うことはできなかったのか。ナイトクラブにも迷惑」「彼女はショックかもしれないけど、こんな男とは結婚しないほうがいい。結婚が中止されたのか気になる」「強盗はいけないけど、できるだけ安価なものを選ぶあたりこの男は根がいい人なのかも」「Bluetoothスピーカーはどれくらいの大きさだったのだろうか。簡単に盗めそうな小さなサイズだったら、本当は欲しかったのではないかと疑ってしまう」などの声が挙がっていた。 海外には、結婚を中止するため罪を犯した人間が他にもいる。 ドイツ・バイエルン州で、当時40歳の男が結婚を取りやめるため、当時32歳の婚約者の女性を殺害したと海外ニュースサイト『The Local』が2014年4月に報じた。同記事によると、男は結婚式の10日前に女性の首を絞めて殺害したそうだ。男は女性を殺害後、女性の遺体を近くの川に捨てた。 殺害から5日後、同州の川で女性の遺体が発見され、遺体に男のDNAが付着していたことで男は警察によって逮捕された。動機について、男は「結婚式が近くなり、彼女と結婚することがストレスになっていると気づいた。結婚式を取りやめたいと思った」と供述しているという。男が女性を殺害した日、2人は性的関係を持ったが、男は性的興奮を覚えることができなかった。性的興奮を覚えることができなかったことも、男の結婚に対する不安を後押しし、殺害に至ったそうだ。 代償はあれど、結婚することを不安に感じて罪を犯すことは、身勝手な行動だ。記事内の引用について「Chinese Man Deliberately Gets Arrested To Avoid Marriage With Girlfriend」(Republic World)よりhttps://www.republicworld.com/world-news/rest-of-the-world-news/chinese-man-deliberately-fabricates-theft-gets-arrested.html「Man Deliberately Gets Arrested So He Doesn’t Have To Marry Girlfriend 」(LADbible)よりhttps://www.ladbible.com/news/weird-man-deliberately-gets-arrested-so-he-doesnt-marry-his-girlfriend-20200121「Groom 'kills bride' ten days before wedding」(The Local)よりhttps://www.thelocal.de/20140430/groom-kills-bavarian-bride-ten-days-before-wedding
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社会 2020年01月22日 06時00分
シンガポールから母乳23kgを持ち込もうとした女、空港で全て没収される 真の目的は?
母乳は栄養価が高いと言われているが、海外には大量の母乳を国内に持ち込もうとした人間がいる。 中国・福建(ふっけん)省の空港で、中国人の女が、シンガポールから中国に母乳23Kgを持ち込もうとしたと、海外ニュースサイト『AsiaOne』と『The Star Online』が1月18日までに報じた。報道によると、女は母乳を冷凍し、89個のビニール袋に分け、中国に持ち込もうとしたという。 女は母乳を大きな保冷バッグの中に入れていたが、バッグをX線検査装置に通した時、検査官が異変に気づいて発覚した。女は「母乳は自分の赤ちゃんのためのもの」と説明したが、検査官から「誰の母乳であるか」と聞かれるも答えられなかった。 中国では、粉ミルクを除く全ての乳製品は国内に持ち込まれる前に検疫されなければならない。女は母乳の検疫を行っていなかったことと、母乳の出どころをはっきりと明かさなかったことで、全ての母乳を没収された。女は処罰は受けず、入国は許可された。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「自分の赤ちゃんに他人の母乳を飲ませようとしたのか。私には抵抗がある」「女は母乳を売ろうとしたのではないか。衛生面が不安だが買う人がいるのか」「母乳が出過ぎる人もいる。そんな人が母乳を分けようと思うことは悪いことではない」などの声が挙がっていた。 海外ニュースサイト『South China Morning Post』は、中国で母乳を売買することは違法ではあるものの、インターネットで公然と母乳が売られていると、2017年6月に報じた。価格は250mlあたり15元(約240円)から60元(約960元)ほどで、その日のうちに搾乳された母乳は約150元(約2400円)ほどになるという。中国国内には、母乳を売買する専門サイトがいくつかあり、金銭目的で母乳を売る人もいれば、母乳が出過ぎるため、母乳を無駄にしないように売る人もいるそうだ。多くの場合、個人が販売しているが、中には仲介業者が販売することもある。 中国では近年、粉ミルクをかさ増しするため、粉ミルクにメラミンが混入され、30万人近くの赤ちゃんに、腎臓に異変が現れるという事件が起こった。粉ミルクが安全でないという認識も、母乳が広く売られるようになった要因だという。 また、海外ニュースサイト『Boldsky』は、母乳は赤ちゃんのために購入する人がほとんどだが、栄養価が高いスーパーフードとして大人が自分で飲むために購入することもあると、2017年9月に報じている。 中国では、母乳が注目されているようだが、違法である以上、売買をすべきではない。記事内の引用について「Chinese customs seizes 23kg of frozen breast milk from woman returning from Singapore」(AsiaOne)よりhttps://www.asiaone.com/china/chinese-customs-seizes-23kg-frozen-breast-milk-woman-returning-singapore「Chinese customs seizes 23kg of frozen breast milk from woman returning from Singapore」(The Star Online)よりhttps://www.thestar.com.my/news/regional/2020/01/17/chinese-customs-seizes-23kg-of-frozen-breast-milk-from-woman-returning-from-singapore「Chinese mums cash in on latest and lucrative craze: selling surplus breast milk」(South China Morning Post)よりhttps://www.scmp.com/news/china/society/article/2097293/chinese-mums-cash-latest-and-lucrative-craze-selling-surplus「Why Are These Chinese Mothers Selling Their Breast Milk?」(Boldsky)よりhttps://www.boldsky.com/insync/pulse/2017/chinese-women-are-selling-breast-milk-to-earn-quick-bucks-114475.html
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社会 2020年01月20日 06時00分
1人のご近所さんに許したら、畑中の大根が持ち去られる 被害にあった農家の対応に称賛
地球温暖化による気候変動、農業人口の減少など、農家が抱える問題は少なくない。海外では、大切に育てた作物を、驚くような形で失った農家がいる。 海外ニュースサイト『Oddity Central』は1月9日、近所の人に自作の大根を取る許可を与えた農家が、全収穫分の大根を根こそぎ取られてしまったと報じた。 同記事によると、中国・湖北省に住む農家の男性2人は、近所の住人から、「お宅の作った大根をスープに入れたら、とても美味しかった。大根を少し分けてもらえないか?」と頼まれたそうだ。農家の男性らは、近所の人だし、「数本ならOK」と大根を無料で取る許可を与えたという。 翌日、男性らの畑には、見たこともないくらいの人であふれていたという。近所の人に話した「数本無料OK」の親切が、いつの間にか「畑の全大根が無料」と話が変わってしまったようだ。どの時点で誰が話を捻じ曲げたのかは分かっていないが、SNSなどで噂は瞬時に広まり、噂を聞きつけた人が、畑に押し寄せたそうだ。農家の男性らによると、「無料大根」を求めてやってきた人は、3千人はいたという。中には120km以上遠方から来た人もいた。男性らは、全収穫分の大根500トン分(約460万円相当)の被害を被ったという。 男性らは警察に通報したものの、目の前で大根が取られていく様を見つめることしかできなかったようだ。親切心が思わぬ損害を招いたが、農家の男性らは「大根の一件は、チャリティだったと思うようにする。被害届を提出したり、損害賠償を求めることはしません」と同記事の取材に対し、語ったという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「農家の神対応に拍手を送りたい。素晴らしい人だ」「農家の心の広さに感動!」「大根を取っていった人にも問題がある。畑に到着した時点で、普通気付くでしょ。良心が痛まないのか?」「近所の人だから、デマを拡散した人の特定は容易。親切を仇で返すとは許せない」「高くついたレッスン代だ」「だから農家は皆、銃を持つべきなんだ」「中国だから起こる出来事」などの意見が上がった。 海外には他にも、思わぬ形で被害を被った農家がいる。 海外ニュースサイト『Daily Mail』は2019年6月14日、オーストラリア・サウスオーストラリア州の酪農農場で火災が発生し、納屋などが燃え、約1100万円相当の損害が発生したと報じた。 同記事によると、2019年6月14日深夜未明、酪農農場の納屋が燃えていると警察に通報が入ったという。納屋は焼け落ちて、中にあったトラクターと1トン分の餌が燃えたそうだ。火災発生直前、急いで現場から立ち去る車の音を、近隣住人らが聞いている。警察では、放火とみて捜査を進めているという。 被害にあったのは、サウスオーストラリア州でも最大級の酪農農場。農場の所有者の男性によると、火災の約6週間前にも、何者かが農場の門を開けて、100頭近い牛が逃がされる出来事があったそうだ。近年、動物の権利保護を訴える過激な団体が、農場を襲撃する事件が増えており、所有者の男性は「犯人はアニマル・ライト(権利保護)活動家だと思うが、捜査結果を待ちたい。セキュリティの強化が必要だ」と同記事の取材に対し、語ったという。 農業従事者にとって、最も警戒しなければならないのは、人間なのかもしれない。記事内の引用についてFarmers let neighbors help themselves to a bar or two of their radishes, incur $42,000 in losses(ODDITYCENTRALより)https://www.odditycentral.com/news/farmers-let-neighbors-help-themselves-to-a-bag-or-two-of-their-radishes-incur-42000-in-losses.htmlFarmers say they are living in fear from vegan activists after an explosive fire caused $100,000 worth of damage to their property(Daily Mailより)https://www.dailymail.co.uk/news/article-7141199/SA-dairy-farmer-living-fear-vegan-activists-fire-causes-extensive-damage.html
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社会 2020年01月18日 12時30分
とうとう日本でも報告された新型コロナウイルスはどんな感染症? 治療や予防法は
中国の武漢で集団感染が報告されている新型コロナウイルス感染症だが、1月16日にはとうとう日本でも感染が報告された。 連日メディアをにぎわせている新型コロナウイルスに対しては、正しく知識を身に付けることが身を守ることにつながる。一体どのような感染症なのだろうか。 コロナウイルス自体は風邪の原因ウイルスとしてよく知られており、風邪の2割程度はコロナウイルスといわれている。ウイルスにも種類があり、ヒトからヒトへと風邪を蔓延させるものが4種類、重症肺炎ウイルスとして重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)の2種類が知られていた。 今回の新型コロナウイルスをSARSやMERSと比較してみる。コウモリの風邪を引き起こすコロナウイルスがヒトに感染するとSARSを、ヒトコブラクダのコロナウイルスがヒトに感染するとMERSをそれぞれ引き起こす。 いずれも種を越えて感染することで重症化し、ヒトからヒトへの感染は限定的であるとされる。しかし、中には「スーパー・スプレッダー」と呼ばれ、一人から数十人に感染を広げるケースがみられた。 致死率はSARSが9.6%、MERS34.3%、いずれも重症化しやすいのは糖尿病などの慢性疾患や高齢者などに多いとされる。 今回の新型コロナウイルスでも感染により死亡例が出たとされているが、いまだ分からないことが多い。『NHK NEWS WEB』によると、遺伝子型がSARSと類似しているとの報告もあるというが、現時点では持続的なヒトからヒトへの感染は明らかでなく、感染力や病原性は低いという。 しかし、SARSも感染が拡大する中で効率的、持続的に感染するよう変化したと考えられるため、今後の動向に注意する必要がある。 コロナウイルスは発熱や咳、痰といった呼吸器症状など一般的な風邪の症状を引き起こす。重症肺炎ウイルスに罹患した場合にはさらに肺炎を引き起こし、死亡に至る例がある。 風邪を治す薬はないのが知られているのと同様に、コロナウイルスを治療する特効薬はない。予防が重要だ。新型コロナウイルスは今の時点でヒトからヒトへの感染は限定的とされているが今後どうなっていくか分からない。 SARSやMERSのスーパー・スプレッダーでは感染が広がったがいずれも飛沫感染だ。 手洗い、うがい、アルコール消毒や人ごみではマスクをすること、日頃から水分摂取を心がけるなど気を付けるべき対策はいくらでもある。 年度末に向けて仕事が忙しくなる人も多いだろう。睡眠をしっかりとるなど体調を整え感染を寄せ付けない身体を作ることで乗り切ってほしい。参考厚生省 新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08906.html 国立感染症研究所 https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.htmlNHK NEWS WEB 新型コロナウイルス遺伝子の型「SARS」に類似https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200116/k10012248301000.html文責:医師 木村 ゆさみ
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社会 2020年01月17日 19時00分
結婚式で新郎が新婦のとんでもない動画を公開 新居に設置された監視カメラに映っていたものは…
結婚式はおめでたい場であるはずだが、海外の結婚式で予想できないようなトラブルが起こった。 中国・福建(ふっけん)省で行われた結婚式で、新婦と新婦の義理の兄弟の浮気現場の映像を、新郎が流したと、海外ニュースサイト『Time24 News』と『Oddity Central』が1月7日までに報じた。報道によると、新郎新婦の出会いのビデオを流す場面で、新婦と義理の兄弟とのセックス動画が大きなスクリーンで約5分間流れたという。 セックス動画を流すよう、式場に指示したのは新郎だった。新郎と新婦が暮らす家はリフォーム中で、新郎はリフォームの様子を見るために家に監視カメラを設置していた。監視カメラが新婦の浮気現場を捉えたという。新婦は監視カメラが設置されていることを知らなかった。 動画が流れた後、新郎は新婦に向かって「俺が知らないとでも思ったか?」と言った。新婦は新郎の行動に怒り、新郎に花束を投げつけた。『Oddity Central』はセックス動画が流れた後の動画を公開しているが、壇上の新郎と新婦が肩の辺りを叩き合った後、数十人の招待客が止めに入っている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「浮気をするなんて新婦は最低」「結婚式で復讐をしようとした新郎も怖い」「新郎は新婦の浮気をもともと疑って監視カメラを設置したのではないか。私は、監視カメラを設置する男は嫌だな」などの声が挙がっていた。 海外では、結婚式で結婚相手に嫌がらせをした事件が他にもある。 オーストラリアで行われた結婚式で、新婦が新郎の浮気を暴露したと海外ニュースサイト『Mirror』が2018年11月に報じた。同記事によると、新婦は結婚式の前夜、新郎の携帯に送られた浮気相手からのメッセージを偶然見たという。メッセージには「あなたがいなくて寂しい」「いつもあなたに抱かれることを考えている」という内容が書かれていた。メッセージのやりとりは数カ月前から始まっており、過去のメッセージの中には新郎と浮気相手のツーショット写真が何枚かあったそうだ。 新婦は泣きながら友人に相談した。友人は結婚式を取りやめることを勧めたが、新婦は「私は別の形で復讐をする」と言った。結婚式当日、新婦が新郎に宛てた手紙を読む場面で、新婦は、「残念ながら、私は彼と結婚しません。彼は私が思っていた人とは違うからです」と切り出し、新郎と浮気相手のメッセージのやりとりを読み上げた。 新郎は、メッセージのやりとりを読み上げている途中で式場から逃げ出した。新郎が式場から逃げ出した後、新婦は「私は彼とは違う、真実の愛を見つけます」と締めくくった。 結婚式が復讐の場になることもあるようだ。記事内の引用について「In marriage, groom shows video where bride has sex with brother in law」(Time24 News)よりhttps://www.time24.news/2020/01/in-marriage-groom-shows-video-where-bride-has-sex-with-brother-in-law.html「Groom Plays Video of Bride Cheating with Her Brother-in-Law During Their Wedding Reception」(Oddity Central)よりhttps://www.odditycentral.com/news/groom-plays-video-of-bride-cheating-with-her-brother-in-law-during-their-wedding-reception.html「Bride reads out cheating fiancé's racy affair texts instead of vows at wedding」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/lifestyle/sex-relationships/bride-reads-out-cheating-fiancs-13592555
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社会 2020年01月17日 06時00分
息子たちが父親の遺体を殴り引きずり出す「死んでからも迷惑をかけるなんて」激怒の理由は葬儀代
葬儀はたいていの場合、厳かに行われるべきだが、海外では、葬儀で大胆な行動に出た人たちがいる。 中国・江蘇(こうそ)省で行われた72歳の男の葬儀で、男の3人の子供たちが、男を棺の中から引きずり出したと、海外ニュースサイト『AsiaOne』と『Daily Mail Online』が1月2日までに報じた。報道によると、男には2人の息子と1人の娘がいたが、男は40年ほど前に離婚し、子供たちは母親に引き取られたそうだ。離婚の理由は男の浮気だった。 子供たちは葬儀に参列したが、男の葬儀費用を支払わなければならないことに腹を立て、他の参列者とともに棺の周りに集まった際、男を棺から引きずり出したという。子供たちは男を棺から引きずり出す時、「死んだ後も私たちに迷惑をかけるなんて」「私たちはお前を安らかに眠らせない」と叫んだ。 『AsiaOne』は、子供たちが男を棺から引きずり出す映像を公開しているが、子供たちは勢いよく棺の蓋を開けた後、娘が男の遺体を平手で殴り、2人の息子が男を雑に棺から引きずり出して、男の遺体を地面に叩きつけている。動画がどのようにして撮られたのかは分かっていない。なお、男の友人は「子供たちは父親の資産を狙っていたが、資産を手に入れることができないと知ったので、葬儀の場で怒り狂ったのだと思う」と話しているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「理由は何にせよ、故人は敬うべきだ」「子供たちが葬儀に参列したのは、死んだ男に怒りを伝えるためだったのかも。子供たちは相当、男を恨んでいたのだろう」「男の元妻は葬儀に参列しなかったのか」「男の友人は男をかばっているが、真実は男にしか分からないだろう」「その後、男はどうなったのか。きちんと棺桶に戻され、焼かれたのだろうか」などの声が挙がっていた。 海外では、葬儀費用を巡って起こった事件が他にもある。 南アフリカ・クワズール・ナタール州で、死亡した男の家族が、保険会社が保険金を支払わなかったことに腹を立て、男の遺体を保険会社のオフィスに持ち込んだと海外ニュースサイト『New York Post』が2019年11月に報じた。男の家族は保険金が支払われないことで、葬儀代が用意できず、葬儀ができないと抗議したという。 報道によると、保険会社は事務処理に不備があるという理由で死亡保険金約2200ドル(約21万円)の即座の支払いを拒否したそうだ。9日経っても保険金が支払われないことで男の葬儀は延期せざるを得なくなった。 9日後、男の家族は再度、保険会社に保険金の支払いを求めたが、保険会社が再び支払いを待つように言ったため、男の家族は保険会社に男の遺体を袋に入れて持ち込み抗議した。男の家族の1人が保険会社に男の遺体を持ち込む様子の動画を撮影し、SNSに投稿した。動画が拡散されたことで保険会社は謝罪し、保険金を支払ったという。 費用がかかる葬儀を巡っては、故人を敬うより金を優先してしまうことがあるようだ。記事内の引用について「Chinese man's corpse dragged out of coffin and beaten up by estranged children」(AsiaOne)よりhttps://www.asiaone.com/china/chinese-mans-corpse-dragged-out-coffin-and-beaten-estranged-children「Furious siblings drag their 'bigamist' father's corpse out of its coffin before 'flogging' his body during a funeral after 'he abandoned them and their mother to start a family with another woman'」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-7844647/Furious-siblings-drags-bigamist-dead-fathers-corpse-coffin-flogging-it.html「Family drags uncle’s corpse to insurance company to prove he’s dead」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2019/11/20/family-drags-uncles-corpse-to-insurance-company-to-prove-hes-dead/
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