アメリカ
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社会 2020年10月08日 06時00分
図書館で働く男12年間備品を盗み転売、被害総額は1億円超え 市民から怒りの声
知恵を絞り、卑怯な手段で詐欺を働く犯罪者は国内外にいるが、とある国では職場の物品を盗み、盗品を長年に渡り転売し続けた人間がいる。 アメリカ・テキサス州の図書館で働く中年の男が、図書館のプリンターのトナーカートリッジを約12年間、盗み続け、盗品のトナーカートリッジを転売していたことが発覚したと、海外ニュースサイト『KUT』と『CBS』が10月5日までに報じた。 >>ディズニーワールド元従業員の女が窃盗疑いで逮捕 相次ぐキャストの不祥事に「夢の国を壊さないで」の声<< 報道によると、男は同州にある公立の図書館で経理担当として働いていたという。男は図書館の備品を購入する担当でもあった。 2007年10月から2019年7月の間に、図書館で使用する名目で男は約150万ドル(約1億5800万円)分のトナーカートリッジを購入し、そのうちの130万ドル(1億3700万円)分のトナーカートリッジを盗んでインターネットなどで転売していたそうだ。業務用のトナーカートリッジの値段は1つ20〜40ドル(約2100〜4200円)ほどである。 男は何らかの理由でトナーカートリッジを転売している疑いが持たれ、警察の捜査によって犯行が発覚。警察は何らかの証拠を掴んだことで10月5日、男を窃盗の疑いで逮捕した。 図書館側は今回の事件を受け、「問題が二度と起こらないようにすることを約束し、市民の信頼を取り戻せるよう努力します」という声明を発表している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「12年間も職場のものを盗み続けるなんて悪質」「男は最低だけど、それができる職場の環境もどうなんだ。12年間、犯行に気がつかないなんて、管理体制が甘すぎる」「数年に渡って合計約150万ドル分のトナーカートリッジが届くことを不審に思う人が職場にいなかったことも驚き」「公立の図書館ということは、税金を盗んでいたのと同じ。きちんと市民の税金を返してほしい」などの声が挙がっていた。 海外には、長年に渡り盗みを働き、盗品を転売し続けていた人間がほかにもいる。 アメリカ・テキサス州で、63歳の女が約19年間、万引きをし続け、盗品をインターネットオークションサイト「eBay」で転売していたと、海外ニュースサイト『NTD』が10月3日に報じた。同記事によると、女はアメリカ国内を旅行した際に各地で高級ブランドバッグなどを万引きし、万引きした商品を「eBay」で転売していたという。女は2000年8月から2019年4月にかけて約19年間、犯行を続け、転売によって得た金銭は、約380万ドル(約4億0100万円)に及ぶそうだ。 女の犯行を疑った連邦捜査局(FBI)が捜査を続け、連邦捜査局(FBI)が何らかの証拠を掴んだことで女は逮捕された。女にはこの度、54か月の刑務所行きが確定したという。 自分の立場を利用したり、悪知恵を働かせたりして詐欺を働く犯人の罪は重いが、巨額の金を長年に渡り騙し得ることができる仕組みも見直されるべきだろう。記事内の引用について「Former Austin Library Employee Accused Of Stealing A Million Dollars' Worth Of Printer Toner」(KUT)よりhttps://www.kut.org/post/former-austin-library-employee-accused-stealing-million-dollars-worth-printer-toner「Former Austin Public Library worker bought, stole at least $1.3 million in printer toner」(CBS)よりhttps://cbsaustin.com/news/local/former-austin-public-library-worker-bought-stole-at-least-13-million-in-printer-toner「A Woman Who Stole Goods for 19 Years and Sold Them on eBay Has Been Sentenced to Prison and Ordered to Pay $3.8M」(NTD)よりhttps://www.ntd.com/a-woman-who-stole-goods-for-19-years-and-sold-them-on-ebay-has-been-sentenced-to-prison-and-ordered-to-pay-3-8m_514238.html
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芸能ニュース 2020年10月07日 17時00分
玉川徹氏、アメリカは“感染症を科学の問題だと思っていない”? トランプ大統領の非科学的姿勢を批判か
7日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)での同局社員の玉川徹氏のアメリカに対する評価が、視聴者の間で疑問の声を集めている。 >>玉川徹氏、トランプコロナ報道で「ウイルスは忖度しない」発言で物議 「陰謀論レベルの発言」の声も<< この日、番組では新型コロナウイルスに感染し、5日には軍医療センターを退院したトランプ大統領について取り上げ、トランプ大統領が入院中に専用車で外出した際、密閉された車内で運転手に運転をさせたり、退院後にマスクを外してスタッフと会話したりなどの行動を紹介した。そんな中、玉川氏は「ウイルスの感染とか、どうやったら感染が防げるのかっていうのは純粋にサイエンスの問題なんですよ」と前置きし、「ところが、こういう風な今回の一連のトランプ大統領の行動が『いい』って言っている共和党の支持者が8割もいる」と指摘した。 この現状に、玉川氏は「この状況は一体、何なんだ」と問題提起しつつ、「実はアメリカ人の4割はいまだに進化論を信じてないんです。人間は神が作ったと思っているんです。猿から進化したと思っていない人が半分近くいるんですね」とアメリカ人の4割が創造論を支持していると指摘。「だから、そういう風な国なので。日本では誰も、4割がそんなこと考えたりしないじゃないですか。やっぱり感染症はサイエンスの問題だって国民的なコンセンサスになっている国とアメリカは違う、と。そういう側面もこれを見てて思わないといけないですね」と話していた。 2015年11月に米ピュー・リサーチ・センターが発表した調査によると、約6割が進化論派、約4割が創造論派を支持しているとのことだが、創造論の背景にあるのは、アメリカに信者が多くいるキリスト教の影響。宗教的思想と科学を結び付けた玉川氏の発言に視聴者からは、「進化論信じていない=科学を全く信じていないって断罪するのは安易」「熱心なキリスト教徒は科学を信じてないって言ってるのと同じだよ」「進化論信じないとかで批判して馬鹿にするのは宗教の自由を侵害してると思う」といった批判の声が集まっていた。 新型コロナウイルスは、玉川氏の言う“サイエンスの問題”とは言え、アジアと欧米で感染状況が全く異なることなどはいまだ解明できていない。決めつけるような言い方に違和感を指摘する声が殺到していた。
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芸能ニュース 2020年10月07日 16時30分
おぎやはぎ小木「アメリカ人なんてみんなこうやる」馬鹿にしすぎ? 坂上忍も厳重注意
7日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で新たな火種だ。 この日は新型コロナウイルス感染からわずか3日で退院し、復活をアピールしたアメリカ・トランプ大統領について特集。同大統領は退院した日からツイッターを20回も連続投稿。そんな渦巻く健康不安説をとにかく打ち消し、再選を狙うトランプ大統領に対し、最も悪ノリしているように見えたのが、おぎやはぎだった。 >>坂上忍「大人しくしてくんないか」トランプ大統領のコロナ感染“ウソ説”を紹介した『バイキング』が物議 << 小木博明は大統領の一連の言動に対して、「強気でこの人は言っているわけでしょ」と一蹴。さらに、「コロナに3日で打ち勝ったって広めたいって言うんだったら、ここでオバマ大統領が使ったような『ウィー、アー、キャン』…なんだっけ」と、うろ覚えのフレーズを繰り出し、坂上忍から「そこ間違えないで!」とダメ出しを受ける一幕も。 続けて小木は、「『イエス・ウィー・キャン』を使って、みんなばーっと盛り上がれば」と切り出しながら、「相手側(今回は前副大統領であるジョー・バイデン候補)の民主党の言葉じゃないですか、『イエス・ウィー・キャン』なんて。あれを使って、みんなでこうやれば」と高々と手を挙げながら、「アメリカ人なんてみんなこうやるんだから、手を挙げれば」とあっけらかん。 これには、さすがの相方・矢作兼も「アメリカ人なんて、じゃない」と注意していたのだが、そんな矢作も、こんな言葉を放っていたという。 「トランプ大統領はバイデン候補とのテレビ討論で、司会者から『税金を十分に納めていないじゃないか』と指摘されると、『何百万ドルも納めている』と明言。これについて今回、スタジオに来ていた専門家が『トランプさんは法人税と個人の所得税のことをきっと、ごっちゃにしているのでは』と推察しました。 このことに関して、坂上が『堂々とはっきりと間違ったことを言い切ったら普通は、ただの“おたんこなす”になっちゃう』と矢作に話題を振ると、矢作は『でも、それが通用するのがアメリカなんでしょ』と、アメリカ人そのものを間接的に批判するような発言をしたのです」(芸能ライター) すると、小木も後半、「(トランプ大統領が)ここから逆転するには補佐官かなんかに首根っこを持たれて、人前に連れていかれて無理やり、『半沢直樹』みたいに土下座をしたらみんなアメリカ人みんな大喜び」と脱線トーク。 これには、さすがの坂上も苦笑いしながら、おぎやはぎの2人に「あなたたちさ、さっきからアメリカ人なんてとか、アメリカなんてとか……デーブさん言い返した方がいいですよ!」と、デーブ・スペクターに反論を求めていた。いずれにしても、お笑い芸人としては仕事をきっちり果たしたと言えるが、適度にとどめておいた方がいいだろう。
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社会 2020年10月07日 06時00分
人食いザメと海で泳いだ男性が噛まれる 動画が拡散され真相に驚きの声
ちょっとした勘違いが思わぬ事故を招くことはあるが、海外には、勘違いから人食いザメと泳ごうと海に飛び込んだ男性がいる。 アメリカ・カリフォルニア州で、とある若い男性が人食いザメを大人しいサメと勘違いして、一緒に泳ごうと海に飛び込んだ動画が話題になっていると海外ニュースサイト『UNILAD』と『7NEWS』が9月29日までに報じた。 >>サメに噛まれたまま海から出た男性、笑顔の動画が拡散される 気になる怪我は<< 報道によると、男性は友人の男性とともにボートに乗っていたという。2人は1匹のサメがボートの周りにいることに気がついた。男性はウバザメだと確信したそうだ。『UNILAD』によるとウバザメとは、1匹当たり約6トンの大きなサメだが、プランクトンなどを食糧にして生きている、人を食べないサメだという。ウバザメは尖った上あごを持ち、幅1メートルほどの空洞状の口を持つ。 男性は、サメがウバザメだと確信した後、友人に自身が泳ぐ姿を動画で撮影するように頼み、サメと一緒に泳ごうと海に飛び込んだ。男性は飛び込んだ後、なんらかの理由でサメはウバザメではなく人を食べる可能性のあるホオジロザメだと気づいた。 『7NEWS』によると、男性はパニックに陥り、船に戻ろうとしたが、サメに体を噛まれたそうだ。男性の怪我の詳細は分かっていない。友人は、男性が襲われる様子の動画を自身のTikTokに投稿。動画は4日間ほどで86万回以上再生されたという。同記事によると動画には、男性が「サメに触った」と叫んだ後に、サメが人を食べる可能性のあるホオジロザメだと気づき、船に引き返したものの、サメが勢いよく男性を襲おうとしている様子が映っていたそうだ。動画は現在削除されている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「サメが人食いザメでないとしてもサメと泳ごうとするのは馬鹿げてる」「男性はよく海に行っていて、サメに詳しかったのかも。でもその自信が悲劇を招いた」「友人に撮影を頼むあたり、注目を浴びたかったのは明らか」などの声が挙がっていた。 海外には、他にもサメとともに映る動画を友人に撮影させ、話題になった人がいる。 アメリカ・フロリダ州で、とある男性が海でサメに右腕を噛まれたまま沖に上がった動画が話題になっていると海外ニュースサイト『Miami Herald』が9月4日に報じた。同記事によると、男性が海で泳いでいると、水中で体長1〜1.5メートルほどのサメが男性の右腕に噛み付いてきたそうだ。男性はサメを振りほどこうとしたが、離れなかったため、サメに腕を噛まれたまま沖に上がった。 男性は友人の男性にサメに噛まれている自身の姿を動画で撮影するように依頼。男性は救急隊によって手当てを受けた。沖に上がってから手当てを受けるまでの一連の様子を友人が動画に撮影し、男性はその動画を自身のFacebookに投稿した。投稿は拡散され、投稿されてから1週間ほどで820万回以上再生されたという。動画は現在、削除されている。 なお、男性は軽傷で、入院などは必要なく、ビーチで救急隊員から手当てを受ける程度で済んだそうだ。 サメを見て興奮してしまう人もいるようだが、危険な行動に出るべきではなく、ましてやサメとともに動画を撮ろうなど考えるべきではないだろう。記事内の引用について「Guy Dives In Water To Swim With ‘Harmless Shark’, It Was Not Harmless」(UNILAD)よりhttps://www.unilad.co.uk/viral/guy-dives-in-water-to-swim-with-harmless-shark-it-was-not-harmless/「'That's not a basking shark, dude': Man swim with 'harmless' creature takes terrifying turn」(7NEWS)よりhttps://7news.com.au/entertainment/viral-weird/thats-not-a-basking-shark-dude-man-swim-with-harmless-creature-takes-terrifying-turn--c-1351460「A shark latched onto a Florida man’s arm and decided to stay awhile, video shows」(Miami Herald)よりhttps://www.miamiherald.com/news/state/florida/article245494040.html
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社会 2020年10月01日 06時00分
グミのような菓子を食べ過ぎた男性、突然心停止を引き起こし死亡 原因とされる甘草が含まれる食品は?
好物をつい食べ過ぎてしまう人はいるだろうが、海外にはとあるお菓子を食べ過ぎたことで命を落とした人がいる。 アメリカ・マサチューセッツ州で、54歳の男性が、甘味菓子の「リコリス」を食べ過ぎたことで死亡したと、海外ニュースサイト『the Guardian』と『The Independent』が9月25日までに報じた。リコリスとは、主に欧米で人気の黒色をした甘味菓子で、グミのような歯応えのお菓子である。 >>血が乳白色に変色した男性、その原因は“月餅”? 毎日大量に食べた続けた結果に驚愕の声<< 報道によると、男性は、1袋約170グラム入りのリコリスを毎日1袋半、数週間にわたって食べ続けたそうだ。リコリスを食べ続けて数週間後、男性は、ファーストフード店で昼食を食べている時に突然心停止を患い倒れた。昼食を食べている時は、リコリスは食べていなかった。 近くにいた人が救急車を呼び、男性は病院に運ばれ、一時は一命を取り留めたが、男性は病院に運ばれた翌日に死亡した。医師によると、男性が心停止を引き起こしたのは低カリウム血症が原因だという。リコリスは甘味として甘草が使用されており、甘草に多く含まれるグリチルリチン酸が低カリウム血症を誘発させた可能性が高いそうだ。男性に持病があったという情報はない。 男性が食べていたリコリスを販売する「ザ・ハーシー・カンパニー」は、リコリスにどれほどの甘草が含まれているかは明かしていないが、今回の事件を受け、「当社のすべての製品は安全に食べられる。どのような食品も適度に楽しむことが重要である」という声明を発表している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「私もリコリスが好きでよく食べる。1袋半を食べ続けるのは多いけど、食べられない量ではなく誰にでも起こり得そうで怖い」「リコリスは好きじゃないけど、何事も食べ過ぎはよくない」「そんなにお菓子を食べるなんて、男性は元から食生活に問題があったのかもしれない」「リコリスの販売会社の声明がなんだか冷たい。甘草の危険性を訴えるとか、もっと対策を取ってほしい」などの声が挙がっていた。 今回は海外で甘草の大量摂取による事件が起きたが、日本でも甘草は身近なものに使われていることが多い。 日本では、甘草が醤油や味噌、漬物などに甘味料として使用されることがよくあり、また甘草には消炎作用があるため、のど飴やハーブティーに含まれることもある。さらに食品だけではなく、化粧品や入浴剤、シャンプーなどにも使用され、パッケージに「甘草由来成分」「甘草エキス」と表記されている。 海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が9月23日に報じた内容によると、甘草に多く含まれるグリチルリチン酸は、過剰に摂取することで、高血圧を引き起こしたり、心臓発作のリスクを大幅に高めるそうだ。『アメリカ食品医薬品局(FDA)』は、公式ホームページで甘草が多く含まれる食品の大量摂取を控えるように呼びかけており、特に40歳以上の人が1日2オンス(約56グラム)の甘草を2週間以上食べると、不整脈を患う可能性があると伝えている。 海外ニュースサイト『AP NEWS』が9月23日に公開した記事によると、アメリカ食品医薬品局は、グリチルリチン酸の含有量は食品の重量の最大3.1パーセントまでに抑えなければならないと警告している。しかし、現在市場に出回っている甘草を使った製品のほとんどは、1製品あたりにどれほどのグリチルリチン酸が含まれているか明らかにしていないのが現状で、最大含有量が守られているかどうかは不透明だそうだ。なお、日本の甘草を使用した製品も、どれほどのグリチルリチン酸が含まれているか記載されていないことが多い。 一見、何も害がないと思えるようなお菓子でも、大量に摂取することで大きな弊害を及ぼすことがあるようだ。記事内の引用について「Man dies after eating bag of licorice every day for a few weeks」(the Guardian)よりhttps://www.theguardian.com/us-news/2020/sep/24/man-licorice-dies-massachusetts「Man dies after eating a bag and a half of licorice every day」(The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/news/world/americas/licorice-death-potassium-candy-blood-pressure-b571337.html「Killed by LICORICE: Construction worker, 54, died after eating a bag and a half of the black candy every day for weeks causing his heart to stop, report reveals」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8765907/Too-candy-Man-dies-eating-bags-black-licorice.html「Black Licorice: Trick or Treat?」(アメリカ食品医薬品局)よりhttps://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/black-licorice-trick-or-treat「Too much candy: Man dies from eating bags of black licorice」(AP NEWS)よりhttps://apnews.com/article/health-featured-us-news-oddities-licorice-04cf918055b735ea69483dd00e281253
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社会 2020年09月26日 19時00分
凄惨な虐待跡が残る身元不明少年の遺体、半世紀後に警察しか知りえない情報を証言した謎の精神病女性の正体とは【未解決事件ファイル】
1957年2月25日、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアにある農道で、少年の遺体が発見された。推定4歳~6歳と見られる少年の遺体は、全裸のまま毛布に包まれた状態でダンボール箱に入れられていたという。栄養失調の上、痣だらけだったことから、虐待の末に死亡したと見られたが、結局少年の身元は分からずじまいに終わる。一体、何が起きたのだろうか。 >>一家を惨殺した後に味噌汁をすすり4長女を待ち構えたストーカー男、警察が身柄を捉えられないまま訴訟に発展した理由とは【未解決事件ファイル】<< 第一発見者は近所に住む男性。マスクラットと呼ばれるネズミ科の生物を駆除するための罠をしかけていた所、不審なダンボールを発見したのだという。後に、近くにある女子校を覗く最中に発見したことが判明するが、特に事件との関係性は見られなかった。 警察は捜索願が出されているリストを調べたものの、遺体と一致するものは見つからず、その後も家族から捜索願が提出されることは無かった。遺体の顔写真を公開し、街中に張り出して情報提供を求めたが、有力な情報は出て来なかった。 警察は犯人の足取りや手がかりを捜索したが、こちらも重要な証拠はほとんど見つからず、捜査は困難を極めたという。当時のアメリカでは超能力者に捜査協力を求めることも少なくなかったが、この事件においても一人の女性霊能者に捜査協力の依頼が出された。霊能者は捜索ポイントとして、近くにあった児童養護施設を示した。そこでは、遺体が入っていた段ボールを使用しているショップの商品が見つかったほか、少年を包んでいたものに酷似する毛布が発見されたそうだ。施設のオーナーと義理の娘の関与が疑われたが、警察の事情聴取の結果、「事件とは無関係」という最終判断が下され、養護施設への捜査は切り上げられた。 それからも様々な仮説、一般人からの証言が集まったものの、大半は事実無根なものばかりであった。唯一、マスコミ・警察の双方から有力な証言として注目を集めたのは、事件から約半世紀後に届いた女性からの証言である。その女性は自らをMと名乗り、遺体で見つかった少年について、警察以外が知りえない情報を話した。少年の名前は「ジョナサン」といい、事件の3年前にMの母親が養子として一人の女性から買ったのだという。Mの母親は虐待癖があり、ジョナサンは凄惨な虐待を受け続け、遺体が発見された年に殺害されてしまったそうだ。そして、養母はジョナサンの遺体を捨てに行くのだが、その際に頭を刈り取った。そして、現場にあった段ボールにジョナサンの遺体を捨てたところ、通りがかったオートバイの男性に、「大丈夫ですか」と声を掛けられたという。 実は、1957年にMの証言と合致するオートバイで通りがかった男性から、目撃証言が寄せられていた。さらに、ジョナサンの遺体は確かに頭が雑に散髪されており、身体には髪の毛が付着していた。この二つの証言は一般公開されていなかったため、Mの証言には大きな注目が集まった。しかし、警察がMの実家や近隣住民に話を聞いたところ、当時Mの家に男の子はいなかったという証言が集まった。また、Mには精神病を患っていた病歴が判明し、近所の住民たちも「彼女の話はでたらめ」と否定した。結局、有力な物証も見つからず、捜査は再び暗礁に乗り上げた。警察は少年の遺体に残されたDNAを分析し、国が管理するデーターベースとの照合を試みているそうだが、2020年9月現在も事件に進展は見られていない。 アメリカでは、毎年多くの子供が行方不明となっている。しかし、被害者の身元すら掴めないケースは非常に稀だ。霊能者の意見、そしてMの証言。真実は一体どこに隠されているのだろうか。
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社会 2020年09月22日 06時00分
危険な道を歩かされたのはグーグルマップのせい? アメリカで起きた“ドン引き訴訟”
訴訟大国と言われるアメリカだが、アメリカには、日本では考えられないような理由で訴訟に発展した事例がいくつかある。 オレゴン州で、当時26歳の男が、ナイキの靴を履いてとある男性の顔を踏みつけ逮捕されたが、その原因はナイキの靴にあるとしてナイキ社を訴えたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が2014年1月に報じた。同記事によると、男は2012年、売春婦を雇ったが、売春婦に支払いをしなかったため、売春婦を斡旋した男性と揉み合いになったそうだ。揉み合いになった際、男はナイキの靴を履いた足で、男性の顔を何度も踏みつけた。男は駆けつけた警察によって逮捕された。 >>障害者生活手当など1億3千万円以上を不正受給した女が有罪判決 「刑が軽すぎる」の声も<< 男は逮捕されてから7か月後、事件が起きたのは「ナイキの靴に“この靴を履いて人を踏みつけてはいけない”という警告文が書かれていなかったことが原因」だとしてナイキ社に対し、1億ドル(約106億円)の損害賠償を求めて訴えを起こした。裁判の判決はまだ出ていない。 訴訟のきっかけとなったのは靴だけではない。多くの人が使用しているであろうアプリのせいで被害を被ったとして訴えを起こした人もいる。 海外ニュースサイト『Next City』は、ユタ州に住むとある女性が、グーグルマップのアプリに従って自宅まで徒歩で帰った際、グーグルマップが示した道が危険だったとしてグーグル社を訴えたと、2010年5月に報じている。同記事によると、女性はグーグルマップのアプリに自宅の住所を入力してグーグルマップが示した道順通りに帰宅したが、その際、車通りの激しい道を通ることとなり、車にぶつかられたそうだ。 事故の程度は明かされていないが、女性に大きな怪我はなく無事だった。しかし、女性は「グーグル社が、安全が確認されていない道を提供したせいで自分は危険な目に遭った」としてグーグル社に対し、10 万ドル(約1060万円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。しかし、裁判所は「アプリの使用は個人の自由であり、グーグルマップのアプリが必ずしも安全な道を示す義務はない」として女性の訴えを退けた。 多くの人が予想できないような理由で、人気テーマパークが訴えられた事例もある。 フロリダ州在住の当時57歳の女性が、ユニバーサルスタジオにある「ハロウィン・ホラー・ナイト」というお化け屋敷で、精神的苦痛を受けたとして訴えを起こしたと、海外ニュースサイト『People』が1998年11月に報じた。同記事によると、女性は当時10 歳の孫と一緒に、ユニバーサルスタジオにある「ハロウィン・ホラー・ナイト」を訪れたそうだ。 「ハロウィン・ホラー・ナイト」は、お化けに扮したスタッフが客を驚かせるというアトラクションだが、女性は孫とともに同アトラクションを体験した際、お化けに扮したスタッフに追いかけられた。 女性はお化けに扮したスタッフに追いかけられた際、つまずいて転んだが、転んだ後もお化けに扮したスタッフが女性を怖がらせ続けたという。女性は転んだにも関わらず、お化けに扮したスタッフに怖がらせ続けられたことがトラウマとなり、精神的苦痛を味わったとしてユニバーサルスタジオに対し、1万5000ドル(約159万円)の損害賠償を求めて訴えを起こした。裁判の結果、女性は1万5000ドル(約159万円)の慰謝料を勝ち取っている。 アメリカほど訴訟が身近でない日本人にとっては、アメリカの訴訟事例には常識外れと感じるものもあるかもしれないが、アメリカでは小さなことに焦点が当てられ、訴訟に発展することもあり得るようだ。記事内の引用について「Pimp sues Nike for $100m because they didn't warn him about dangers of using Air Jordans to stomp on man's face」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-2537889/Pimp-sues-Nike-100m-not-warning-sneakers-weapon-used-Air-Jordans-stomp-mans-face-refusing-pay-prostitute.html「Woman Sues Google for Faulty Walking Directions」(Next City)よりhttps://nextcity.org/daily/entry/woman-sues-google-for-faulty-walking-directions「A Halloween Suit」(People)よりhttps://people.com/celebrity/a-halloween-suit/
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社会 2020年09月20日 06時00分
交際相手の男性が娘の裸写真を所持、刃物で刺した母親が逮捕される 母親に同情の声も
子どもに危険が迫ったら、親なら身を呈して守ろうとするだろう。このほど、子どもに身の危険を感じた母親が、交際相手に重傷を負わせる事件が発生した。 海外ニュースサイト『New York Post』および『CT Post』は、アメリカ・マサチューセッツ州に住む母親が、娘の裸体写真を見ていた交際相手の男性を、包丁で複数回刺した疑いで逮捕されたと9月1日までに報じた。 >>8歳の娘にそっくりなとんでもない商品がネットに? 母親は「ショックで毎日泣く日々」顔の形や服装も酷似<< 記事によると、31歳の母親は8月29日午前4時頃、目を覚ましバスルームに行くと、交際相手の男性がいたという。男性は携帯の画面を見ており、そこには9歳の娘の裸体写真が写っていた。母親が男性に詰め寄ると、男性は母親の顔面を繰り返し殴打したそうだ。母親は台所にあった包丁を2本取り出して、男性を10回ほど刺したという。 警察が駆け付けたときには、男性は自宅外の歩道に座っており、ひどい出血をしていたという。男性は病院に搬送されたが重体で、現在も病院で治療を受けている。警察は自宅にいた母親を逮捕。警察の取り調べで、母親は男性を刺したことを認めているが、男性が大男で、正当防衛だったと主張しているという。母親は第一級の暴行罪で起訴され、保釈金(約790万円)が設定された。保釈金の決定を受け、母親の家族はクラウドファンディングを通して、「母親は娘を守ろうとした。家庭内暴力の被害者」と訴え、保釈金の支援を呼び掛けている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「娘の裸写真持っているなんて絶対危険!母親はよくやった」「男性は幼児性愛者だ。少女の裸体写真を所持していたら逮捕される。なぜ逮捕されない?」「報道内容が正しければ正当防衛。母親は釈放されるべきだ」「私もDVの被害者。寄付します」「男性側の主張も聞いてみたい。寄付するかはそれ次第」「顔を殴られたからといって、包丁で刺すのは、やりすぎだと思う」「MeTooムーブメントの影響か、女性よりの人が多い」といった声が上がった。 子どもが母親の交際相手や義理の父親から、性的暴行を受けるケースは後を絶たない。今回のニュースが報道されると、驚きの声が上がっている。というのも子どもが、母親の交際相手や義理の父親から性的暴行を受けていて、母親がその事実を知っていても、彼らを止めるのではなく、むしろかばうニュースが過去に多く報じられているからだ。 2019年9月7日付の『SUN』によると、イギリス・バッキンガムシャーの王立裁判所が、娘(当時28歳)に性的虐待を加え続けた義理の父親(同44歳)に禁固刑20年、その事実を知りながら、何もせず隠匿した母親(同50歳)に禁固刑4年の判決を下したと報じている。同記事によると、母親と義理の父親は2000年に結婚。結婚当初から、父親は当時10歳の娘を性的に虐待していたという。娘は母親に助けを求めるも、母親は「嘘つき」「注目を集めたいだけ」などと言い放ち、虐待の事実を隠匿。結果、娘は17歳で家を出るまで、3度妊娠、中絶を繰り返した。娘は大人になってから虐待の事実を警察に届け出て、両親に裁きが下った形だ。 他にも直近では、グッチ創業者のひ孫で35歳の女性が、義理の父親から性的虐待を長年受けたとして、義理の父親、母親、祖母3人を相手取り、アメリカ・ロサンゼルス地裁に損害賠償を求める訴えを起こしたと9月9日に『The New York Times』などが報じている。同記事によると、女性は、6歳のときから16年もの間、義理の父親から性的虐待を受けており、母親や祖母はその事実を知りながら、何もせず隠匿したと主張。義理の父親は女性の訴えを認めず。母親と祖母は虐待の事実を認めて謝罪をしているが、隠匿は否定。裁判はこれから進んでいくという。 子どもを守るのは親の役目だ。性的虐待を加えるなど言語道断だが、それを見て見ぬふりする親も罰せられてしかるべきであろう。記事内の引用についてWoman stabbed boyfriend for looking at nude photos of her daughter: cops(New York Postより)https://nypost.com/2020/09/01/woman-stabbed-boyfriend-for-looking-at-nude-pics-of-daughter-cops/Police: Woman stabbed man for allegedly looking at nude photos of her daughter(CT Postより)https://www.ctpost.com/news/article/Police-Woman-stabbed-boyfriend-for-looking-at-15528346.phpFree trysh brown(クラウドファンディング Go Fund Meより)https://www.gofundme.com/f/3awdy-free-trysh-brownMONSTER PARENTS: My mum let my stepdad rape me from age ten and get me pregnant three times(Sunより)https://www.thesun.co.uk/news/9882279/mum-let-stepdad-rape-daughter/Gucci Heir Alleges Child Sexual Abuse(The New York Timesより)https://www.nytimes.com/2020/09/09/style/gucci-family-lawsuit.html
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社会 2020年09月18日 06時00分
サメに噛まれたまま海から出た男性、笑顔の動画が拡散される 気になる怪我は
サメが海水浴場に出没したというニュースが報じられることは稀にあるが、海外では、サメに噛まれた様子を動画に撮って、話題になった人がいる。 アメリカ・フロリダ州で、とある男性がサメに腕を噛まれ、サメが腕を噛んでいる様子を動画で撮影したと、海外ニュースサイト『ClickOrlando』と『Miami Herald』が9月4日までに報じた。 >>ユーチューバー、ファンに銃で撃たれた直後にライブ配信 地面でもがく様子を撮影し「迷惑」の声も<< 報道によると、男性は同州にあるビーチで泳いでいたという。男性が泳いでいると、水中で、1〜1.5メートルほどのサメが男性の右腕に噛み付いてきたそうだ。男性はサメを振りほどこうとしたが離れなかったため、サメに噛まれたままビーチに上がった。ビーチに上がると、ビーチの監視員が男性がサメに噛まれていることを知り、すぐに救急隊員に連絡したそうだ。 男性は一緒に来ていた友人に頼み、サメに噛まれている自身の姿を動画で撮影するように頼んだ。友人は男性がビーチに上がってから、救急隊がサメを解放するまでの一連の様子を動画で撮影。男性はその後、動画を自身のFacebookに投稿し、動画は拡散された。9月17日現在、動画は約6.5万回再生されている。 『ClickOrlando』は動画の一部を公開しているが、動画にはサメが男性の右腕の関節のあたりを噛んでいる様子が映っている。男性は、痛がったり、慌てたりする様子はなく、サメを赤ちゃんを抱くようにして抱えて冷静にビーチに立っている。男性の周りには、10 人ほどの人が集まり、男性を見守ったり、スマートフォンで男性の写真を撮影したりしているが、男性は時に笑顔を浮かべながら撮影に応じている。男性の腕から血は出ていない。 駆けつけた救急隊員はサメにアルコールを飲ませ、酩酊状態にすることでサメを男性の腕から解放することに成功したという。男性は、海の中から合計で約45分間サメに噛まれていたそうだ。 男性は入院するほどの怪我はなく、ビーチで救急隊員から手当てを受ける程度で済んだという。サメは一度噛み付いたら強く噛み付いて、離れないため、男性のように大きな怪我につながらなかったケースは珍しいそうだ。なお、サメにも大きな怪我はなく、その後、海に戻された。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「サメに噛まれても冷静でいられることがすごい」「男性は、人が集まって有名人みたいになってアドレナリンが出ていたのかも。だから痛みをあまり感じなかった」「サメに噛まれて大怪我をしないなんてあり得るのか」「サメが小さかったから大怪我にならなかった可能性がある。歯もまだ発達していなかったのかも」「野次馬の撮影に応じるサービス精神がすごい。でも写真を撮るのは失礼な気もする」などの声が挙がっていた。 海外には、サメに噛まれた様子を動画で撮影した人が他にもいる。 アメリカ・フロリダ州で、とある男性がダイビング中に足を噛まれるも、その様子を水中カメラで撮影したと、海外ニュースサイト『Orlando Weekly』が2017年6月に報じた。同記事によると、男性は同州の海でダイビングをしていたが、突然、約8フィート(約2.5メートル)のサメが襲いかかってきたという。 サメは男性の左足首の辺りを噛んだ。サメは男性の足首からしばらく離れなかったが、男性はサメを振り解いて逃げることに成功し、船の上にいた友人に助けを求めた。男性は、その後、病院に運ばれ手当てを受けたそうだ。男性は、サメに噛まれたことで1リットル以上の血液を失い、足首を56針縫う怪我を負ったという。 男性はサメが襲いかかってきた時、とっさに水中カメラを構え、サメが襲いかかるところから、自身が船に引き上げられるまでの様子を動画で撮影した。男性はYouTubeアカウントを作成し、その動画をアップ。その後、動画は拡散された。動画は9月17日現在、820万回以上再生されている。 海で危険な目に遭う経験をした際、とっさに動画に残そうとする人もいるようだが、必ずしも助かるとは限らない。まずは自身の身の安全を第一に考えて行動するべきだろう。記事内の引用について「Video: Shark latches onto man’s arm at Florida beach」(ClickOrlando)よりhttps://www.clickorlando.com/news/2020/09/03/video-shark-latches-onto-mans-arm-at-florida-beach/「A shark latched onto a Florida man’s arm and decided to stay awhile, video shows」(Miami Herald)よりhttps://www.miamiherald.com/news/state/florida/article245494040.html「Video shows diver in Florida Keys getting attacked by 8-foot shark」(Orlando Weekly)よりhttps://www.orlandoweekly.com/Blogs/archives/2017/06/08/video-shows-diver-in-florida-keys-getting-attacked-by-8ft-shark
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社会 2020年09月16日 06時00分
1年間駐車場に住み着いたホームレスの女性、驚きのシンデレラストーリー?「映画みたい」の声も
どん底の状態から這い上がるシンデレラストーリーは、映画やドラマの中ではよくあるが、海外では、そんな映画やドラマのような出来事が実際に起きた。 アメリカ・テネシー州のスーパーマーケットの駐車場で寝泊りしていた46歳のホームレスの女性が、自身が寝泊りしていたスーパーマーケットに雇われ、職を見つけることに成功したと、海外ニュースサイト『USA TODAY』と『NEWS18』が9月10日までに報じた。 >>物乞いする女性と食べ物を配った男性が恋に落ちる 「コロナ禍で生まれたおとぎ話」と話題に<< 報道によると、女性は薬物乱用により前職を失って金銭を得ることができなくなったため、同スーパーマーケットの駐車場に自身の車を止め、車の中で寝泊りしていたという。女性は約1年間、同スーパーマーケットの駐車場で過ごす生活を送っていた。 同スーパーマーケットの駐車場で過ごして約1年後、女性はスーパーマーケットの採用担当者の女性と偶然駐車場ですれ違った。女性は以前、とある就職フォーラムに参加した際、スーパーマーケットの採用担当者の女性を偶然見ていたため、顔を覚えていたそうだ。 女性は採用担当者の女性に自身を雇ってもらえないかと相談した。採用担当者の女性は就職説明会に参加するように言い、女性は就職説明会に赴いた。女性が就職説明会に現れた際、採用担当者はその場で女性の採用を決めたという。 女性を雇った理由について、採用担当者は『NEWS18』のインタビューで「この仕事は1か月で辞めてしまう人も多く、そういう人は話せば分かる。しかし、彼女の働きたいという熱意はすごかった。それに彼女は誠実にも見え、この仕事をしたいんだろうなと思ったから雇った」と明かしている。 現在、女性は同スーパーマーケットに勤務して約8か月になるが、精力的に働き、同僚や客からの評判は高いという。女性は『USA TODAY』のインタビューに対し、「チャンスさえあれば、仕事に熱中するのは簡単。私はひどい生活をしていたけど、私のことをいじめるような同僚はここにはいない。私は今、人生で初めて平和を手に入れた気がする」と語っている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「映画のような話。女性はチャンスを得られて幸せだと思う」「スーパー側がホームレスが1年寝泊まりしても追い出さなかったことにも驚く」「女性を雇ったスーパー側の器もすごい」「なんて訴えたのかは分からないけど、女性の気持ちが採用担当者の女性に伝わったのだろう」「女性はもう薬物を使っていないと思うけど、これからも手を出さないで欲しい」などの声が挙がっていた。 海外には、他にも突然、就職のチャンスを得たホームレスがいる。 イギリス・タイン・アンド・ウィアで、当時25歳のホームレスの男性が、小銭を乞った相手である当時40歳の塗装会社の社長の男性から仕事のオファーを受けたと、海外ニュースサイト『BBC』が2018年7月に報じた。 同記事によると、男性はとある事情で仕事を失い、その後、約2年間、路上で生活していたという。男性は、ある日、偶然路上を歩いていた社長の男性に金銭を恵んでもらえないかお願いした。社長の男性は、男性に20ポンド(約2700円)を与え、その後、男性と話をしたという。 男性と話をしたことで、社長の男性は「男性の笑顔がよく、誠実な人間に思えた」ため、自身の会社で働かないかと提案した。男性は社長の男性に感謝するとともに、提案を受け入れたという。同記事によると、男性は、その後、楽しんで仕事をしており、社長の男性も男性の仕事ぶりに満足しているそうだ。 どん底の生活をしていたとしても、ちょっとしたことがきっかけで人生が180度変わることもあるようだ。記事内の引用について「'We'll take care of you': Tennessee Kroger gives job to woman who slept in the store's parking lot」(USA TODAY)よりhttps://eu.usatoday.com/story/news/nation/2020/09/02/nashville-kroger-employs-woman-who-slept-parking-lot/5690106002/「US Supermarket Offers Job to Woman Who Had Been Sleeping in Their Parking Lot for a Year」(NEWS18)よりhttps://www.news18.com/news/buzz/us-supermarket-offers-job-to-woman-who-had-been-sleeping-in-their-parking-lot-for-a-year-2865209.html「Businessman's on-the-spot job offer to homeless man」(BBC)よりhttps://www.bbc.com/news/uk-44794255
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