「いわゆる『タニマチ事件』ですね。2015年4月に『週刊文春』(文藝春秋)に報じられたもので、番組スポンサーの元会長の男性から上重アナが気に入られ、約1億7千万円を無利息で借り入れたほか、マンション購入、元会長名義の高級外車を乗り回すといったものです。違法性はないとはいえ、コンプライアンス的に問題があり、レギュラー出演していた『スッキリ!』(現・スッキリ)を翌年3月末に降板しています。最後の挨拶で、融資は15年9月に全額返済したと表明するも、約半年で1億7千万円を返したことになり、今度は『どれだけ高給取りなのだ』と批判を集めてしまいました」(芸能関係者)
上重アナと言えば、名門PL学園で活躍した元高校球児であり、日テレ的には期待の星だったと言える。ただ現在は、目立った活躍がない。
「古巣の『スッキリ』は、降板後に頭角を現したハリセンボンの近藤春菜が着実に結果を残しており、戻る場所はないと言えるでしょう、現在の定期的な出演番組は土曜の情報番組『シューイチ』と、午前中の情報番組『バゲット』のみであり、入社15年以上クラスのアナウンサーとしては物足りないポジションです。年に一度の音楽中継番組『THE MUSIC DAY』でも、脇役のレポーター担当でした。やはりスポンサー絡みのやらかしを行ったため、テレビ局的に扱いづらい存在と言えるかもしれません」(前出・同)
局内での冷遇に加えて、破局が重なれば、上重アナのメンタル面も心配になるところだ。なんとかくじけず頑張ってもらいたいものだ。