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『監察医 朝顔』、視聴率減も“人間ドラマ”に高評価 「月9で泣いたの久しぶり」の声も

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上野樹里

 月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の第2話が15日に放送され、平均視聴率が12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。第1話からは1.4ポイントのダウンとなってしまった。

 新米法医学者・朝顔(上野樹里)が、刑事の父・平(時任三郎)と協力し合いながら遺体の解剖を通じて真実を明らかにしていくストーリー。朝顔の母・里子(石田ひかり)は東日本大震災で行方不明になり、二人に暗い影を落としている。第2話では、夏の路上で凍死した男性の遺体が発見され、原因究明する朝顔らが描かれた。

 遺体の解剖がテーマになっているだけあり、事件シーンはシリアスな場面が多いものの、終盤に用意されている感動的なシーンが、話題を集めているという。

 「第2話では、朝顔が恋人である真也(風間俊介)に、自身の母が震災で行方不明になってしまったことを初めて告白。『お母さんにしてあげること何かやらなきゃって考えてたら、突然、法医になろうって思った』と明かしました。その話を聞いた真也は、号泣しながら『万木朝顔さん、僕と結婚してください!』とプロポーズ。『ここじゃないでしょうよ……』とツッコまれながらも、『どうしても今言いたくなった』と朝顔を抱きしめた真也に、視聴者からは『幸せにしたい! って想いがめちゃくちゃ伝わった。いいプロポーズ!』『めっちゃ泣いた!月9でこんなに泣いたのも久しぶり』といった絶賛の声が集まりました」(芸能ライター)

 また、朝顔と真也が交際したことを知った平の反応にも、反響が集まった。

「平とコンビを組んでいる真也ですが、平はそのことを知らず。しかし、第2話終盤で平が『桑原君と付き合ってるだろ。いくつかの事象からそうだと判断した』と朝顔に指摘するシーンがありました。真也について『頑張ってる』と評価していた平ですが、改めて、朝顔から交際の事実を聞くと、『撤回する』と不満顔。『もしかして反対?』と尋ねる朝顔に、無言を貫くというシーンがありましたが、視聴者からは『いじけるパパが可愛すぎる』『刑事のノリで娘の交際に反対する父ちゃん面白い』という声が殺到。『シリアスシーンと感動シーンのあとにちょっと笑えるシーン挟むこのドラマのセンス好き』といった指摘もありました」(同)

 法医学がテーマということで、放送前は18年のドラマ『アンナチュラル』(TBS系)と比べる声も多々あったものの、「『アンナチュラル』よりも仕事とプライベートが分かれてる感あって、こういうのもいいと思う」「こっちの方がより日常に即したヒューマンドラマって感じがする」という声も上がっていた。

 期待の声を続々集めている『監察医 朝顔』。今後の展開も見逃せない。

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