10月30日に開かれた判決公判では懲役6月、執行猶予3年が言い渡されたKenKenだが、そんな中、翌31日にミュージシャンの佐藤タイジが公式ツイッターなどを通じ、自身の全国ツアーの水戸公演、宮城公演にKenKenを出演させることを報告。判決が出たため活動復帰に向かうと思われたが、この突然の復帰に、KenKenが所属していたDragon Ashのドラム・MAKOTO SAKURAIはツイッターで「愕然」とコメント。「全く聞いてないし、俺らの事なんてどうでもいいのか」と、Dragon Ashに対し無断での復帰に苦言を呈す事態となった。
実はDragon Ash、現在ツアーを行っており、佐藤タイジの水戸公演が行われる前日の2日にはDragon Ashの広島公演が、宮城公演と同じ4日にはDragon Ashの熊本公演が行われる。ツアーが告知されたのは逮捕前の4月で、KenKenの逮捕を受け、Dragon Ashは急遽サポートべースを用意したという形になっていたこともあり、佐藤のツイッターには「ただの裏切り行為では?」「また自分の積み上げてきたものを自分で台無しにしてしまいましたね」「筋を通すところにも通さず、こんなの誰も観に行かない」といった批判が殺到。また、SAKURAIのツイッターにも、「KenKenは仲間思いの人だってずっと思ってたからこれはショック」「裏切りでしかないですね」「順序が違うし、まずは誠意を見せて欲しかった」というファンからの声が集まっていた。
「KenKenはもともとロックバンド・RIZEに所属していましたが、RIZEでは同じ日にメンバーのJESSEが逮捕されており、10月29日に執行猶予判決が出ましたが、いまだ活動復帰のアナウンスはない状態。今回の騒動について、Dragon Ashファンからは『サポートではなく、まずDragon Ashで復帰するべき』といった声が出ている一方、RIZEファンからは、『RIZEを優先して』『もともとRIZEなんだから筋が通らない』といった指摘も。まさに泥沼状態となっています」(芸能ライター)
逮捕以降、KenKenは公式SNSを更新しておらず、自身からの発信はない状態。佐藤タイジの水戸公演は3日だが、この状態の中、果たして本当に出演するのだろうか――。
記事内の引用について
MAKOTO SAKURAI公式ツイッターより https://twitter.com/dragonash_saku