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新規ホテル進出ラッシュの銀座 五輪特需後はラブホ乱立か!?

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提供:週刊実話

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの特需を見込んで、東京・銀座へのホテル進出ラッシュが続いている。

 昨年10月、銀座8丁目の旧日航ホテル跡地に、三井不動産が『ホテル ザ セレスティン銀座』をオープン。今年1月には、高級ブランド店が軒を連ねる並木通りに『ハイアット セントリック 銀座 東京』がお目見えした。

「この場所は、朝日新聞が東京で創刊した年に社屋を構えた“東京での創業地”です。昨年、建て替えで完成した地上12階建ての『東京銀座朝日ビルディング』の3階から上のフロアすべてを賃貸しているオリックス不動産が、ハイアットホテルの関連会社に運営を委託。1階と2階には国内最大級のロレックス・ショップやルイ・ヴィトンなどが出店しており、海外からの観光客のニーズにドンピシャです」(不動産関係者)

 ライバルの米マリオットホテルは、'20年春に森トラストと組んだ『東京エディション銀座』(銀座2丁目)、同年夏にも東武鉄道と組んで『ACホテル・バイ・マリオット東京銀座』(銀座6丁目)を相次いでオープンさせる予定だ。

「変わり種もあります。大手旅行会社HISグループが展開中のロボットが接客する『変なホテル』も、今年2月に銀座の徒歩圏内で営業を開始。来年4月には、あの『無印良品』が運営する『MUJI HOTEL GINZA』が日本初上陸します。中国で絶大な人気を誇る同社は、すでに北京と深圳でホテルをオープンさせていて、満を持しての母国展開です」(同)

 '17年の訪日外国人客は前年比19・3%増の2869万人で、政府は'20年に年間4000万人の目標を掲げている。五輪期間中は、国内旅行者を含めて1000万人以上が東京に押し寄せるとみられており、ホテルの需要があるのは確かだ。

 しかし、銀座周辺には『帝国ホテル』を筆頭に既存のホテルも20軒以上あり、「すでに五輪期間中の東京のホテル不足は解消されている」とのシンクタンクの報告もある。

「外資や大手は問題ないでしょうが、新規参入組などは五輪後の急激な需要減で、閑古鳥が鳴くのは目に見えてるよ。最後はラブホテルに衣替え、なんてことだけは勘弁してもらいたいね」(銀座のクラブオーナー)

 それはそれでホステスを口説く紳士の需要がありそうだが…。

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