-
トレンド 2012年04月12日 15時30分
三谷啓子の「マイクと声と私」第10回 〜最終回〜
約3カ月前にスタートした本連載も今回で10回目。ちょうどひと区切りとなる事から、この稿で最終回とさせて頂きます。最終回なので私のアナウンサーとしての心構えを綴りたいと思います。仮に「アナウンサーになりたい」と思っている方がいましたら、是非参考にして下さい。 新聞や雑誌で「女子アナ」という文字をよく見かけますね。最近ではテレビの「総バラエティー化」からテレビ局が局アナをアイドルに仕立て上げる手法が目立ちます。その結果、世間(特に紙媒体)から「アナウンサー=アイドル」のイメージが定着したように思えます。 私はそれについて違和感を抱きません。テレビの女子アナはタレントでいいと思います。が、ラジオはそうであってはいけないと感じます。そう、「テレビとラジオのアナウンサーは立ち位置が違う」と言う事。ラジオの女子アナはラジオというポジションでアナウンサーの資質が問われると考えております。 特に私たちが勤務する『エフエムたちかわ』はラジオの世界に於いても「コミュニティ」という特殊な局。地域に根ざした放送を心がけながらも日本全国にリスナーが存在する事を頭に入れ、放送するように意識しております。決して、「内輪受け」のマスターベーションにならぬように…。 アナウンサーという仕事は一見、華やかそうに見えますが、実際は泥臭い職業なのです。ラジオの場合はそれが顕著ですね。 皆さんが感じている通りで、確かに私たちアナウンサーは「前へ出たがる」…俗に言う「自己顕示欲の塊」。しかし、それは必要な事で悪い事ではありません。 事実、番組の評判が良い時は「番組の構成が良い」と言われ、逆に悪ければ、「三谷の番組はつまらない」とアナウンサーが矢面に立つ訳です。私たちは番組を盛り上げる役割をしているのですから、「前へ出て番組を引っ張る」という姿勢が不可欠。常に「一歩下がった」立場にいたら「いい番組を作る意識が無いのか」−−と局幹部はもとよりリスナーからもご指摘を受けてしまうでしょう。 分かりやすい例でいえば、某大手FM局が土曜日夕方5時から放送している番組を皆さんご存じですよね。その番組を聴いて皆さんどう思いますか? 「主役のミスター、スターン、小池さん、ミナミさん…の声がいいから番組が成立している」…とは思はないでしょう。番組が成立しているのは「あのおしゃれな(番組)設定と業界人の内緒話が面白い」から(勿論、登場人物の声は素晴らしいですよ)。同じ局が平日、深夜放送している老舗番組にしてもそうです。「J・Tの声もいいけど番組のシチュエーションが素晴らしい」「(大物俳優の)T・Mがラジオで違った顔を見せている。さすが老舗番組」…というように、「喋り手が生きるのは番組の構成次第」となるのです。 逆に不評の番組はと言うと「三谷が話しているあの番組は最低だな」…となるのです。 これがラジオのアナウンサーだと思います。番組を生かすのも殺すのもアナウンサーですが、成功したら「縁の下の力持ち」、失敗したら「私の責任」。このように、ラジオのアナウンサーとは泥臭い商売なのです。 だからこそ、やりがいがある仕事なのです。『エフエムたちかわ』では、私が自ら番組スポンサー探しに出かける事があります。もっとも、コミュニティFMならば、アナウンサーが営業を兼務するという手法は日常茶飯事。実際に喋り手がクライアントの許(もと)に出向く事で企業も安心できますよね。コミュニティFMに勤務している以上、私は営業もアナウンサーの仕事だと思っております。 喋り手、番組の質向上、そして営業…一人何役も兼務しているアナウンサーですが、だからこそ「ヤリガイ」を感じ、日々精進しようと頑張れるのです。 私は、この仕事に誇りと自信を持って、これからも皆さんに「声」を届けていきたいと思います。(エフエムたちかわアナウンサー、エフエムたちかわアナウンススクール校長)【三谷啓子(みたにけいこ)プロフィール】特技・広島風お好み焼き作り(腕は抜群! と自画自賛)趣味・国際交流ボランティア活動(ホームステイの受け入れや留学生交流、やっぱり“人”が好き)褒賞・2007年3月「防災・防犯無線」アナウンスの永年協力に対し、立川市長より感謝状を授与される〜2010年から立川拘置所で全国初の所内放送をボランティアで始め、新聞各紙、TV、ラジオ、海外メディアにも大きく取り上げられ、注目を集めている〜
-
芸能 2012年04月12日 11時45分
そろそろ“ギブアップ”しそうな小林幸子
個人事務所「幸子プロモーション」の関根良江元社長と元専務の解任騒動で渦中の演歌歌手・小林幸子だが、一部スポーツ紙によると、11日に騒動後初のコンサートを静岡県浜松市内で開催。招待客以外はシャットアウトされた公演だったが、「お騒がせしております。自分のコンサートで一番最初に『お騒がせしております』というのは自分の歌手人生で初めて」、「本当に落ち着けるよう日々過ごしていきたい」などとあいさつ。温かい歓声に涙ぐむ一幕もあったというから、今回の騒動がかなりこたえているようだ。 「解任をめぐるゴタゴタならまだ良かったが、いつの間にか、小林と昨年11月に結婚した夫で医療関連会社社長の林明男氏の不倫疑惑がクローズアップされてしまった。騒動の影響で新曲の発売が延期になり、ただでさえ昨年まで33年連続出場しているおおみそかのNHK・紅白歌合戦への出場が厳しいのに加え、不倫疑惑が大々的に報じられたら完全にアウト。小林もまさかこういう展開になるとは思わなかっただろう」(芸能記者) 林氏が前妻と離婚したのは04年2月。そのためか、小林は昨年の結婚報告会見で05年から交際を開始したことを強調。ところが、報道をまとめると、小林と林氏は01年11月15日から交際を開始。そのため、元社長は「妻子がある身なのに、うちの大切な小林に近づくなんて」と林氏に不信感を抱き交際に反対しつつ、2人の関係が明るみに出ないよう注意していたという。 しかし、小林はそんな関根氏の苦労を知ってか知らずか、03年2月に自らの誕生パーティーで林氏のことをフィアンセとして周囲に紹介。同年5月にはサイパン旅行を楽しむなど不倫にのめり込み、不倫略奪愛の末に結婚。昨年11月15日に婚姻届を提出した際に小林は周囲に「交際から10年の記念日に婚姻届けを出した」と話していたというのだ。 「解任された女性の元専務も心労で体調を崩していたというし、関根氏も相当、心を痛めているだけに、小林はこれ以上ダメージが深くなる前にそろそろ“ギブアップ”しないと歌手生命の危機に陥るだろう。後は、関根氏との関係が最悪な林氏がすんなり引き下がるかどうかがキーポイント」(週刊誌記者) 近日中にいきなりこの騒動が決着することもありそうだ。
-
芸能 2012年04月12日 11時45分
内田理央らの美少女公演「月下のオーケストラ」開幕、黒田有彩「夢がかなった」
舞台「月下のオーケストラ」が11日に都内で初日を迎え、公演に先立ち本番前の舞台けいこが報道陣に公開された。終了後、出演者の内田理央、黒田有彩、元アイドルグループ「アイドリング!!!」のフォンチー、緑川静香、「SDN48」を卒業した奈津子と木本夕貴、鈴木ふみ奈、「YGA」小泉遥、荒井奈緒美、「中野風女シスターズ」喜屋武ちあき、「Cheeky Parade」関根優那、「とっきー」こと時田愛梨と男性キャスト4名が会見を開き、意気込みを語った。 今作の「座長」を務める内田は、チームをまとめると共に、「今回の舞台で女優としての内田理央を見せることができたらなと思い、すごく気合いを入れて皆といっしょに取り組んできました」と出来栄えに自信をのぞかせた。また、劇中で、黒田が作詞・作曲した歌を内田が歌う場面については、「すごく緊張します」 いっぽう、今回注目の黒田。「すごく難しい、大きなものを抱えた」女子大学生を演じ、「思いを伝えることの大切さを、見てくださった方に伝えることができたらと思って演じています」と語った。黒田は「歌うことが大好き」で、公開舞台けいこでも美声を披露していたが、スタッフの協力のもと、自身で作詞・作曲した曲を舞台で歌うことができ、「夢がかなったなと思っています」とうれしそう。 「月下のオーケストラ」のテーマの一つを、内田は「思いを伝えることの大切さ」と紹介し、「皆さんにも友人や家族や大切な方はたくさんいると思います。この舞台を見て、大切な方を思って、家に帰ってありがとうの気持ちを伝えていただけたらと思います」。公演は、東京・豊島区の劇場「池袋シアターグリーン」にて、同日から17日まで。(竹内みちまろ)
-
-
芸能 2012年04月12日 11時45分
平和新イメージガールの立花陽香と佐山彩香がキュートに初仕事「みなさんに元気を」
グラビアアイドルの立花陽香(20)と佐山彩香(18)が11日、パチンコ新機種「CR麻雀物語〜麗しのテンパイ乙女」展示会に登場した。 このたび2代目となる2012年の「平和イメージガール」に就任した2人。展示会に先立ち「2代目平和イメージガール就任発表会」が開催され、意気込みを語った。 ミスマガジン2010で華々しくデビューした立花。野球経験があり、現在はゴルフの特訓中という。好奇心旺盛で、イメージガール就任が決定した際は「うれしくて舞い上がってしまいました」と満面の笑み。「平和の新しい顔として、パチンコファン、パチスロファン、ゴルフファンのみなさんに元気を届けられるように頑張ります」といっぱいの笑顔を見せた。 3月まで高校生だった佐山は、デザインからサイズまで2人のためにフルオーダーされた衣装をつまみ、「世界に一つしかない衣装なので、身の引き締まる思いです」とほほを紅く染めた。イメージガール就任は初体験といい、さっそく、初仕事となった新機種発表では、「かわいくて、すごい、びっくりしました」と驚きの様子。「私はパチンコ初心者なのですが、たくさん勉強して、これからパチンコ、パチスロを始める方ともいっしょに成長して、楽しんでいけたらなと思います」とキュートに、にっこり。 最後に2人で声を揃えて、「パチンコファンの皆さん、新機種麻雀物語麗しのテンパイ乙女、すっごくかわいい台なので、パチンコホールでぜひ、遊びに来てください」と笑顔でイベントを締めくくった。(竹内みちまろ)
-
芸能 2012年04月12日 11時45分
AKB48指原莉乃と美脚戦争勃発!! 乃木坂46が美脚で挑発 ブログ対決も宣言
5月2日にリリースが発表されている乃木坂46のセカンドシングル「おいでシャンプー」のプロモーションビデオが完成した。 撮影は3月末に千葉県の某スタジオで撮影を敢行。この日の為に用意された衣装は、ロングスカートながらシースルー素材を使っており、スカートの中が透けてしまうという大胆なオリジナルドレス。 そして振り付けは、サビの部分でメンバー同士が抱き合うというパフォーマンスを行い、メンバーも思わず笑みがこぼれてしまう可愛らしいダンスが特徴となっている。 そして注目すべき所は、メンバー全員がスカートをまくり上げ、美脚ダンスを披露している部分。既に同日発売対決で話題となっている指原莉乃は、AKB48の中でも一番の美脚と言われており、まさに“美脚戦争”にまで勃発する形となった。 美脚を武器に、明らかに指原莉乃を挑発するダンスでプロモーションビデオを完成させた。 「おいでシャンプー」のプロモーションビデオは4月16日より乃木坂46official YouTube ChannelやGyaO!などでも公開される予定。
-
-
芸能 2012年04月12日 11時45分
AKB48 「野中美郷、動く。〜47都道府県で会いましょう〜」第2弾の広島公演
アイドルグループ、AKB48が11日、広島市文化交流会館で全国ツアー「野中美郷、動く。〜47都道府県で会いましょう〜」第2弾の広島公演を行った。チームBのエース的な存在であるまゆゆこと渡辺麻友は急性胃腸炎で欠席したものの、ライブは大盛況であった。
-
芸能 2012年04月12日 11時45分
斉藤慶子が会社社長と再婚
女優の斉藤慶子が再婚していたことを女性週刊誌『女性セブン』が報じた。報道によると、お相手は広告代理店社長のAさん。140億円を超える資産家で結婚は昨年の11月だったという。 斉藤慶子は熊本大学在学中に日本航空の「JAL沖縄キャンペーンガール」に選ばれ芸能界デビュー。その後はテレビドラマや映画などで活躍。1997年に実業家と結婚していたが、2008年に離婚していた。
-
スポーツ 2012年04月12日 11時45分
青森山田高野球部員死亡事件で遺族が学校と先輩部員を提訴 監督は解任
青森山田高校(青森市)野球部の寮で昨年12月、1年生の男子部員(当時16)が先輩部員(17)から暴行を受けた後に死亡した事件で、大阪府内に住む男子部員の両親が4月9日、「死亡したのは、暴行や学校側の管理体制の不備が原因」として、暴行したとされる当時の先輩部員と両親、同校を運営する青森山田学園に総額約8700万円の賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。 訴状などによると、昨年12月18日夜、寮の消灯時間後に男子部員が同級生と、禁止されている焼き肉をしたことを先輩部員が注意、男子部員の上半身を殴るなどした。男子部員は直後に心肺停止状態となり、約3時間後に病院で死亡した。青森県警は1月、先輩部員を暴行の疑いで書類送検した。 県警青森署が司法解剖したが、暴行との因果関係は不明とされた。遺族側は、衝撃によって不整脈が生じる心臓振とうが原因と主張。また、寮には夜間いるはずの教諭が不在だったことや、自動体外式除細動器(AED)の設置がなかったことを指摘し、「寮の体制が不十分で未然に暴行を防止できず、救命措置に対応するための準備も怠った」としている。 遺族は代理人の弁護士を通じ「訴訟が再発防止策と緊急時の救命措置の確立と普及に努めてもらえる一助になることを願う」とコメントした。 学園は「訴状の内容を確認し、対応を決めたい。寮の管理体制は見直しを進めており、二度と同じことが起こらないようにしたい」としている。 この事件を受けて、同部の美斉津忠也(みさいつ・ただなり)監督(34)が解任され、後任に日大OBで元いすゞ自動車野球部員の佐藤伸二氏(39)が就任したことが、10日に分かった。五十嵐康朗部長(45)も辞任し、三浦知克教諭が後任に就いた。 美斉津監督は事件現場となった寮の責任者だったが、当時、急用で寮にいなかった。美斉津、五十嵐両氏は引き続き学校に勤務するが、部活動に関わるかは検討中だという。 同校野球部は春夏合わせて計11回、甲子園大会に出場している強豪校。昨秋の東北大会で4強入りし、県高野連は同校を春のセンバツ大会の推薦校に選んでいた。しかし、学校側が推薦を辞退。春の公式戦もすべて出場を辞退する。事件以来、自粛していた練習は14日に再開予定だという。(蔵元英二)
-
スポーツ 2012年04月12日 11時45分
『投高打低の統一球』導入2年目で問われるバントと2番バッターの定理
低反発の統一球が導入されて2年目の今季、どのチームも『得点能力のアップ』をはかるため、犠打の重要性を訴えていた。ペナントレースが開幕してまだ3カードを終えた時点だが、『犠打=バント』に対する解釈が両極端に別れたようである。 セ・リーグは「1位・広島、2位・東京ヤクルト、3位・中日、4位・横浜DeNA、6位が巨人と阪神」。パ・リーグは「1位・東北楽天、2位・北海道日本ハム、3位・千葉ロッテ、4位・埼玉西武、5位・福岡ソフトバンク、6位・オリックス」。4月8日時点での『犠打の多さ』の順位だ。ペナントレースの順位とは異なるが、バントと言えば、「2番バッターの専売特許」とも目されている。バントと2番バッターについて考えてみたい。 2番バッターが「チームトップのバント数」を決めているのは、千葉ロッテ(根元俊一=4犠打)、中日(大島洋平=5犠打)、広島(梵英心=4犠打)。北海道日本ハム(小谷野栄一=3犠打)の4チーム。根元と大島はリーグトップである。 広島は昨季、チーム全体で180犠打をマークした。今季も12球団トップの14犠打を決めており、1番バッターを務めることの多い東出輝裕も3犠打をマーク。チーム打率1割9分7厘(リーグ5位)でもペナントレースの首位に躍り出たのは、「走者を確実に進める」という意識によるものだろう。 また、東京ヤクルトの2番バッター・田中浩康は「犠打2」だが、6番の宮本慎也が「4犠打」を決めている。チーム全体でも「10犠打」を記録しており、広島同様、「チーム全体で…」の戦い方が浸透している。 パ・リーグの北海道日本ハムもリーグ2位の「10犠打」を決めている。栗山英樹監督は4番も務めた稲葉篤紀を「2番」に置く攻撃的打順の構想も明かしていた。現在は小谷野栄一を2番に置いているが、彼も本来ならば、クリーンアップに入るべき強打者だ。しかし、小谷野は「右方向へのバッティング」もできる。昨季、112本の安打のうち、32パーセントが右方向に放ったもので、「ヒットエンドラン」などの作戦も秘めた「2番転向」と思われる。その小谷野はチームトップの「3犠打」をマーク。栗山ファイターズは『攻撃的2番』の構想を掲げつつも、「バント」という小技を織りまぜていることが、数字に表れていた。 対照的なのが、巨人、オリックス、西武だ。巨人の2番打者・ポウカーは「犠打ゼロ」。オリックスの2番・大引啓次と栗山巧は「1」。チーム全体でも、巨人の犠打数は「5」、オリックスは「3」。ともにリーグワーストだ。西武は小技と機動力がお家芸のチームではあるが、チーム打率は1割9分2厘(12球団ワースト)で、出塁率も2割5分9厘しかない(12球団中11位)。“走者を出せない”打線の不振が悪循環に繋がっているようだ。巨人、オリックスがスタートダッシュに失敗したのは、「進塁の意識」も影響しているのではないだろうか。 星野楽天はパ・リーグトップの「12犠打」をマーク。高木中日は「9犠打」。福岡ソフトバンクは、僅か「4犠打」。和田阪神は昨秋キャンプから「バントゲーム」を練習に取り入れるなどし、「打つだけの攻撃スタイル」からの脱却をはかっている。現時点で「犠打5」しか決めていないが、巨人戦でスクイズをみせたように、試合の要所で使っていくということだろうか。 したがって、バントを使って好スタートを切ったのは、千葉ロッテ、北海道日本ハム、広島、中日、東京ヤクルト。バントを使いつつも、開幕ダッシュに失敗したのが東北楽天。バントを使わないで首位戦線に絡んできたのが福岡ソフトバンクということになる。 低反発の統一球が導入されて2年目、Aクラスのチームは例外なく、投手陣が好調だ。「野球はピッチャー次第」と言えばそれまでだが、「少ない好機をいかに得点に繋げるか」は重要なテーマではある。ただ、巨人、オリックスは選手層が厚い。両チームが巻き返してきたら、2番バッターの定理も変わるかもしれない。(スポーツライター・美山和也)
-
-
芸能 2012年04月11日 15時30分
お笑い芸人 豪快伝説 其の六『笑福亭鶴瓶』
お笑い芸人。コメディアン。エンターテイナー。そんな彼たちがかつて刻んだ偉大なる伝説、爆笑列伝を紹介していく連載の6回目。シックスバウトは、フレンドリーな落語家・笑福亭鶴瓶だ。 目を細めて「覚えてるよぉ」と微笑すれば、誰でも笑福亭鶴瓶になれる。それほど、フレンドリーなイメージが浸透している。しかし、この笑み。明石家さんまいわく、「目の奥が笑ってない」そうだ。 本気で笑っていないとき、思わず出してしまうのがイチモツ。鶴瓶は、75年〜77年に放送されたテレビ東京の「独占!男の時間」の生放送中、2度にわたって下半身を露出。以降、35年も出入り禁止となっている。 じつはこのとき、鶴瓶に笑いの神が舞い降りていた。開チンした状態で、テレ東の名物の池にダイブ。弾みで、泳いでいた高級な鯉が池から飛び出し、鉄柵にブスリ。即死した。ン百万円もする鯉の持ち主は、テレ東の社長。これが、長らく出禁になった真相だといわれている。ちなみに、03年のフジテレビ系「FNS27時間テレビ みんなのうた」でも、深夜に開帳。いわく、「酔っぱらって覚えてない」らしい。 そのいっぽうで、芸人を蘇生させた恩人でもある。およそ10年前まで、関西ローカルのフリートークバラエティ「鶴瓶・上岡のパペポTV」改め、「鶴+龍」(よみうりテレビ系)に出演していた。しかし、パートナーの上岡龍太郎が芸能界を引退することになったため、番組も終了。最終回の特別版では、島田紳助、さんまも駆けつけ、ノーギャラで出演した。 収録は3時間におよび、このマスターテープは貴重映像として、今田耕司や東野幸治などのあいだで出回った。このテープを手にした東野は、当時、バイク事故で顔面骨折などの重傷を負っていた芸人を見舞い。引退を決意していたその芸人は、鶴瓶と上岡が繰り広げるトークで、久々に爆笑できた。その芸人=千原ジュニアはこの番組を見て、もう一度笑いの舞台に立とうと決めた。 ちなみに、冒頭の「覚えてるよぉ」。ある日、素人の女性が「私のこと、覚えてますか?」と近寄ってきたときも、決まりのセリフで返答。女性は、続けた。「ラジオのリスナーなんですけど…」と。 鶴瓶という人間は、世渡りで形成されているかもしれない。(伊藤由華)
特集
-
「19」岡平健治、音楽をやっていなかったら…… 経営者としての信条、明かす
芸能
2025年08月04日 10時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分