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アイドル 2016年02月16日 10時58分
NMB48の西村愛華が卒業発表「どちらかを中途半端にしたくなくて」
アイドルグループ、NMB48の西村愛華が、同グループを卒業することがわかった。15日の自身が所属ずるチームNの公演で明らかにした。 西村は4月から大学へ進学しグローバルな女優を目指すという。自身のツイッターで西村は、「今日は、卒業発表をさせていただきました。英語の勉強をするためです。本当はギリギリまで悩んでいたんです。でも、どちらかを中途半端にしたくなくて、大学進学を選ばせていただきました。もちろん合格しました! あと少しですがよろしくお願いします」とコメントしている。 西村愛華は、4期生としてNMB48に加入。これまで参加したAKB48の総選挙では、すべて圏外。10枚目のシングル「らしくない」では選抜入りを果たしている。(C)NMB48
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アイドル 2016年02月16日 10時55分
エビ中、3rd full Album『穴空』発売日決定! 新ヴィジュアルも公開!
昨年末、メンバーの柏木ひなた(出席番号10番)が「突発性難聴」と診断されたことにより発売延期となっていた、3rd full Album『穴空(ヨミ:アナーキー)』の発売日が、正式に4月20日(水)に決定した。 これは2月15日(月)の20時から行われた配信番組LINE LIVE「ebichu TV」にて、出演メンバーの真山りか、安本彩花、廣田あいかより告知解禁された。 4月23日(土)から千葉・市原市市民会館を皮切りにスタートする全国ワンマンツアー『私立恵比寿中学 JapanホールKeikiiiiツアー 2016〜the snack bar in gakugeeeekai〜』直前というタイミングでもあり、ファミリー(エビ中ファンの総称)には特に嬉しいお知らせとなった。 また『穴空』の新ヴィジュアルも同番組にて初公開され、「天女」をモチーフとしたタイトル通り“穴”が空いた髪型が目を引くアナーキーな仕上がり。 「ebichu TV」では、2月1日(月)〜2月14日(日)まで行われていた、<エビ中の全国統一「穴空」センター試験>というアルバム『穴空』の収録楽曲および作家クレジットを解答するテストの解答が発表され、話題となっていた豪華作家陣がどの楽曲を手掛けたのかその全貌が明らかとなった。そして、その作家陣のひとりである吉澤嘉代子が生電話出演するという演出も盛り込まれた。
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芸能ネタ 2016年02月16日 10時40分
売人逮捕で清原薬物事件に新展開か
元プロ野球選手の清原和博容疑者が今月2日に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件に絡み、警視庁は15日、覚せい剤取締法違反(譲渡)容疑で、群馬県みどり市の無職小林和之容疑者(44)を逮捕したことを各メディアが報じた。 報道をまとめると、小林容疑者の行方を追っていた警視庁の捜査員が、群馬県から直線距離で約1600キロ離れた沖縄県で小林容疑者を発見し午後5時半すぎに逮捕。小林容疑者は「まったく知りません」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は今年1月31日午後9時前、営利目的で同県太田市のコンビニ駐車場に停車中の乗用車内で清原容疑者に覚せい剤約0.2グラムを4万円で譲り渡した疑い。警視庁は清原容疑者が過去に複数回、群馬や栃木県に行った後に都内のホテルに入る行動を繰り返したとみられ、携帯電話の通信記録を解析し入手経路の捜査を進めていた。小林容疑者は群馬県桐生市出身の、“シャブばばあ”と呼ばれる60代の密売女の息子とみられるというのだ。 「清原容疑者はいまだに入手ルートについては口を割っていないが、あっさり売人が逮捕されてしまった。おそらく、売人が口を割るのも時間の問題だけに、勾留期限が14日から23日まで延長された清原容疑者は自分の“シャブ仲間”についても口を割ることになるのでは」(全国紙社会部記者) また、15日にテレビ朝日系のニュースが報じたところによると、清原和博容疑者が150回分の使用量にあたる覚せい剤5グラムを、わずか1か月間で使い切っていた疑いが浮上。昨年12月末、群馬県のホテルに宿泊。その際、ベッドのシーツから、常習者の7倍の覚せい剤反応が出たというだけに中毒症状はかなり進行。逮捕されなければとんでもないことになっていたかもしれない。
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芸能 2016年02月16日 10時36分
綾小路翔、すっぴんストレートヘアでCM出演! 松坂桃李から「素敵です」とエール送られる
氣志團の綾小路翔が15日、都内で行われた「キリン氷結 あたらしくいこう」新CM発表会に出席。トレードマークのリーゼントの先端が割れると氷結の缶が現れるという斬新な演出で、同席した松坂桃李を驚かせた。綾小路は本CMでリーゼントをおろしたストレートヘアのすっぴん顔も披露。ストレートヘアを作るのは「リーゼントを作る以上に難しかった」と照れくさそうに感想を述べた。 ストレートヘアの自分に「自分がこんな顔をしているのをもう忘れていました。自分が一番衝撃でした」と話した綾小路。「自分の髪をあんなにストレートにするのはリーゼントを作る以上に難しかった。メンバーに見てもらったら改めて『顔怖いな』って。リーゼント以外で表に出ることなんて考えられなかったけど、そろそろ自分の殻を打ち破ってもいいんじゃないかって挑戦しました」とにっこり。 松坂はそんな綾小路の新しい顔に「素敵です」とエール。二人のツーショットもまた、レアだとこの日話題となったが、松坂のほうは「リーゼントってやっぱり難しいんですか?ご自身でやるんですか?」と綾小路に気軽に話しかけるなど、息ぴったりの様子。綾小路のほうも「(松坂と)これから新しいユニット組んじゃうかもしれませんよ。僕の銀幕デビューの可能性も出てくるかな」とご機嫌。 松坂もCM中、瓦割りに挑戦しているといい、「一回で10枚、それを6、7テイクやったので、トータルで70枚くらい瓦を割りました。おかげで次の日は手が痙攣して…」と撮影を振り返り、「『男気見せてください』って言われて頑張りました。瓦は全部本物ですよ。瓦を頑張って割ったから新しい仕事が来るということはないと思うんですけど、自分の中ではまた違った、新しい一面が出たのではないかなって思っています」とコメント。 また、14日のバレンタインデーについては4月より放送されるドラマで共演する岡田将生と柳楽優弥を連れ立ってお酒を飲んでいたといい、松坂は「飲んだ後で、『そういや今日、バレンタインデーだな』って。『なんかさびしいね』って話していました」と笑顔で明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2016年02月16日 10時00分
シャープ買収に王手をかけた台湾企業の原資は“爆買い”中国マネー
中国の“爆買い”はついにシャープにまで及んだ。買収に王手をかけた鴻海(ホンハイ)精密工業は台湾の企業だが、同社の郭台銘会長は「中国は一つ」と主張する外省人だ。 「鴻海の実態は1988年に中国へ進出し、以後OEM(他社ブランド製品製造)業務の大半を子会社を通じて中国で展開しています。広東省や郭会長の出身地、山西省など数十カ所の拠点で、ピーク時には120万人の中国人を雇用している中国系企業です」(在日中国人ジャーナリスト) 郭会長は決断力に優れたやり手だが、やり口は乱暴。広東省の工場では2009年ごろ従業員の飛び降り自殺が相次ぎ、建物の吹き抜けにネットを張って自殺を防いだほどだ。労働環境への不満から従業員ら数千人による暴動も頻発した。こうしたことから鴻海の工場は「奴隷工場」と悪名高い。シャープも奴隷になってしまう恐れがある。 それだけに産業革新機構に支援させたかった経済産業省などは「日本の技術が流出する」と鴻海の買収に懸念を表明していたが、買収金額が7000億円vs3000億円では勝負にならない。 とはいえ、鴻海に7000億円を調達する能力があるかは懐疑的。そこで見え隠れするのが、今回の“爆買い”の原資は中国マネーではないかという疑いだ。 「台湾企業が中国で成功を収めるには、中国共産党との何らかの密約が存在するはず。高級幹部に“貢物”を差し出さない企業は必ずつぶされる。中国にとってシャープのハイテク技術と優秀なエンジニアは喉から手が出るほど欲しい。郭会長には中国共産党の息がかかっており、両者の思惑は日本の優れた技術を合法的に取得することで一致している。だから会長は買収を急いでいるのです」(中国に詳しいジャーナリスト) あるいはすでに銀行団に対して、これから買収するシャープの資産を担保に金を借りるという手口を考えているかもしれない。そんな郭会長の腹の内を、シャープも肌で感じたようだ。 「早くも両社に不協和音が出ている。郭会長が優先交渉権の取得をアピールしたのに対し、シャープ側は即座にその事実を否定。両社の主張に食い違いが生じているのです」(経済記者) 何はともあれアベノミクスの円安誘導政策により、日本企業は今お買い得。中国マネーはシャープの“次”も虎視眈々に違いない。
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スポーツ 2016年02月15日 17時37分
2016年プロ野球キャンプ情報「混セとパ1強5弱」説は本当か?(巨人編)
2月12日、紅白戦が行われた。白組の2番左翼で出場した重信慎之介(22=早大ドラフト2位)が存在感をアピールした。3安打の猛打賞となったのは既報通りだが、特記すべきはセンター前ヒットで出塁した7回の走塁だ。次打者・亀井の右中間に放った二塁打で、一気にホームまで帰って来た。塁間90フィールド(約27・4m)でトップスピードに入れる脚力は光るものがあった。三塁を蹴った後、普通の選手は遠心力で少し外に流れるが、それがない。しかも、一・二塁間で打球を一瞥した後は、本塁まで前しか見ていない。打球の飛んだ箇所、その勢い、相手の守備位置から、「本塁まで帰れる」と瞬時に判断したのだろう。重信は一流の走塁センスを持っている。 同じく、白組の先発マウンドを託されたドラフト1位・桜井俊貴(22=立命館大)が2回パーフェクトと好投したのは既報通りだが、気になったのは時折、捕手に背を向け、顔をしかめる仕種。今にも降り出しそうな空模様で寒さもあり、思うようなボールが投げられなかったからかもしれない。この日の球速は142キロが最速。本人は「ストライク先行で良かったと思います。コーナーにも投げ分けられ…」と試合後に話していたが、顔をしかめる仕種から察するに「俺の投球はこんなモンじゃない」と、結果に納得していなかったのだろう。この時期、打者は投手に比べ、調整が遅れている。だとしても、桜井は実戦向きであり、試合のなかで投球を修正し、調子が悪ければ悪いなりにまとめる能力を持っているのだろう。 高橋由伸監督(40)は桜井の先発ローテーション入りを計算している。菅野智之、マイコラス、ポレダ、高木勇人。桜井を含め、5人までは先発候補の名前が出てくる。しかし、手術をした杉内俊哉の復活時期は伝えられていない。昨季絶不調だった内海哲也も、ブルペンを見る限り、真っ直ぐにキレが戻っていない。自ら先発転向を志願したマシソンだが、桜井が好投した12日の紅白戦で紅色の先発マウンドに上がった。こちらも2回無失点だが、被安打3。盗塁を2回も許しており、先発投手の必須事項であるクイックができていなかった。昨季までは投げていなかったツーシーム系の変化球(チェンジアップ?)で緩急を付けていたのは良しとしても、及第点は付けられない。 紅組2番手の田口麗斗(20)、紅組3番手の中川皓太(21=東海大ドラフト7位)にもチャンスはあるのではないだろうか。この両左腕が先発争いのダークホース的存在だ。田口は13試合に登板した経験もある。2ストライク後、意識して低めに投げており、この投球スタイルで長いイニングを投げられるのであれば、ローテーション入りできるだろう。新人の中川は紅白戦で4失点と炎上したが、カーブの曲がり幅が大きい。そのカーブが時折、高めに抜けるのが気になるが、スライダー系のボールもあり、そのいくつかの変化球でストライクカウントを先行させることができるのであれば、十分に戦力になる。左腕の振りが強い。ボールをリリースする瞬間、その腕の振りの強さがしっかりと伝わっているので、130キロ台の真っ直ぐでもホームベース手前で伸びているのが分かる。 新外国人のギャレットだが、変化球にも対応できそうだ。しかし、紅白戦で桜井から三振を喫したように、速いボールに差し込まれていたのがちょっと気になる。 おそらく、巨人は昨季とスターティングメンバーがさほど変わらないだろう。高橋監督は「4番阿部」を公言しており、坂本、長野、村田が復調できるかが優勝のカギとなる。新二塁手は前千葉ロッテのクルーズだろう。投手陣だが、菅野智之が順調な仕上がりを見せていた。昨季は勤続疲労で精彩を欠いた山口鉄也のボールにもキレがあった。菅野、マイコラス、桜井はともかく、今年の巨人は先発4番手以降がちょっと弱い。山口、2年目の戸根、澤村の救援陣がフル回転するシーズンになりそうだ。
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芸能ネタ 2016年02月15日 17時26分
加藤紗里 共演者はドン引き…有吉は共演NGも
突如としてテレビに出現したタレントの加藤紗里。ピン芸人・狩野英孝の“今カノ”として脚光を浴びているが、共演者は冷ややかな目を向けている。 歌手の川本真琴・加藤との三角関係疑惑が浮上した狩野。そもそもは、川本が自身のツイッターで意味深発言したことが発端だが、様々な憶測が飛び交う中、加藤はテレビ番組や新聞の取材を単独で受け、狩野の“今カノ”であることを宣言。狩野とのプライベートな部分も赤裸々に明かした。 狩野は沈黙を守っていたが、9日放送のテレビ朝日「ロンドンハーツ」に出演し、二股疑惑を否定。加藤が狩野の彼女であることを明言した。そして、番組には加藤も緊急出演。初のツーショットを披露したが、独特なキャラである加藤の勢いにロンドンブーツ1号2号の田村淳、そして有吉弘行も押され気味。彼氏であるはずの狩野は、怯えている様子だった。 淳は、9日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」で「あんまり掘るの怖くなっちゃって」と「ロンハー」での絡みについて本音を吐露。また、有吉は、14日深夜放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で「俺は絡みたくない」と共演NGを断言した。 ただ、14日のTBS「サンデージャポン」で加藤と共演した爆笑問題の2人は、同日放送のラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」で「なかなか良い子」とコメントした。 「淳さん、有吉さんと爆笑問題の2人では、加藤と出会ったタイミングが違う。淳さんと有吉さんは、まさに真相が明るみになる瞬間に立ち会っていて、あの加藤の振る舞いを直に見ている。一方の爆笑さんは、『ロンハー』の後ですからね。今後、もっと他の芸人さんが加藤と共演していけば、賛否両論がはっきりしていくのではないでしょうか。ただ、このまま消えていく可能性もありますが…」(テレビ誌記者) 加藤はこのまま消えてしまうのか? はたまた、生き残って自身のキャラを存分に発揮していくのか? 視聴者はどのように見ているのだろうか。
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芸能ネタ 2016年02月15日 16時42分
逃げ切りに大成功した不倫・ベッキー
14日放送のラジオ番組「ベッキー♪ GO LUCKY」をもって、すべての芸能活動が一時休止となったタレントのベッキー。番組冒頭では「今日が最後の放送となります」と報告し、「自分の番組が持てて本当に嬉しかったです」と感謝。不倫騒動に関しては、触れることはなかった。 事の発端は、「週刊文春」(文藝春秋)で人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫スキャンダルが報じられてしまったこと。“好感度NO.1 タレント”だっただけに、そのダメージはあまりにも大きかった。しかし、一連の騒動はただの不倫スキャンダルではなく、一度ベッキーが不倫関係を否定した後に、さらなる不倫スキャンダルが報じられたことが、騒動を過熱させた最大の要因だったのではないだろうか。一度、不倫関係を否定していただけに反動は大きく、約10社と契約していたCMは全滅、出演番組も休演。そして、最後の砦として残っていたラジオ番組も最終回を迎えてしまった。 世間からの批判も大きく、ベッキーは心身ともにダメージを受けたようで、一部メディアでは、“激痩せした”とも報じられている。騒動が過熱する中、ベッキーは休業を発表。復帰時期は未定で、休業期間は数か月とみられている。 休業を正式に発表する前に、実はベッキー側は改めて釈明会見を開く予定だったが白紙になってしまった。どのような経緯で白紙になってしまったかは不明だが、結果を見ればベッキーは騒動に関して釈明することなく、休業する形になった。 「逃げ切りは成功しましたね。ただ、逃げ切ったことで、世間からの印象は最悪。不倫だけのダメージならまだしも、その後の対応が失敗しただけに、ベッキーのイメージはさらに下がったでしょう。復帰後、どのような形で説明するのか、はたまた説明することなく、シレっと復帰するのかはまだ不明ですが、もし復帰に際して会見を開くならば、弁護士や専門家といったプロのフォローが必要だと思いますよ」(芸能関係者) 今後の焦点はベッキーの復帰だろう。どのような形で復帰するのか、注目だ。
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芸能ネタ 2016年02月15日 16時00分
歌謡(うた)のマドンナ 第1回 香西かおり 演歌歌手の歌うジャズはお好き?
'88年にデビューし、紅白歌合戦にもこれまで18回出場している香西かおり。凛とした着物姿のイメージが強いが、とあるステージを終えた後の楽屋でインタビューに応じてくれた彼女からは、とても気さくな人柄が伝わってきた。 「今は大阪在住です。自転車に乗って、買い物に行ったり、喫茶店に行ったり。下町で普通にご近所さんと一緒に夜な夜な飲んでますよ(笑)。カラオケスナックとか行くと、歌が大好きな人たちが集まっていて、目の前で私の曲をガンガン歌ったり(笑)。私がいると『歌ってよ!』ってよく言われるんだけど、店のマスターがちゃんと『高いで?』って制してくれたり(笑)。大阪って、住んでて楽ですね。知らんぷりするんじゃなくて、『あ! かおりちゃん来てたのー?』とか言ってくるわりには、後はもう気にせずにみんな自由に飲んでる。そういう、放っとかれ方が楽ですね」 そんな彼女が、アルバム『うたびと〜ステージ・シンガー〜』を発売した。日本の音楽界で活躍してきた錚々たるミュージシャンとともに作り上げたという。フォークソング、ジャズ、民謡など、様々なジャンルの歌を集めた異色の構成だ。 「“香西かおりの歌のルーツを表現する”というのがこのアルバムのテーマ。私は音楽をジャンルで区別したくなくて、『いい歌だったら、ジャンルなんて何でもいいじゃない?』という思いが強くあります。どんな歌も、ただ表現者として歌えたらいいなと思っているんです」 参加ミュージシャンは、久米大作(キーボード)、山岸潤史(ギター)、清水興(ベース)、バカボン鈴木(ギター)、仙波清彦(ドラムス)、木乃下真市(津軽三味線)など。香西の代表曲『無言坂』を安全地帯の玉置浩二が作曲したのは有名だが、彼女はそれ以外にも様々なジャンルのアーティストやミュージシャンと交流が深く、長年にわたって頻繁にライブで共演してきたのだという。 「特に宣伝したりするわけでもなく勝手にやってきたから、知らない人には意外に思われるかも(笑)。サプライズゲストみたいな形で、結構たくさん彼らのライブに出てるんです。かつてアジア地域をツアーする公演に一緒に参加したこともあるし、日頃から一緒に飲んだり、そういうお付き合いがたくさんあります」 アルバムでは、ジャズのスタンダード『センチメンタル・ジャーニー』から、フォークの名曲『プカプカ』、民謡『津軽あいや節』まで、ライブ感たっぷりの聴き応えに仕上がっている。レコーディング時の写真からは、気心の知れた仲間とまるで合宿でもしているかのような和気あいあいとした雰囲気も伝わってくる。 「世代はそれぞれ違うんですけど、同窓会のような感じでした。基本的に全曲、私の歌とみんなの演奏を同時に録っています。編集でつなぎ合わせたりしていないので、すごくナチュラルでいい仕上がりになってます。アレンジも細かいところまでは決めずに、何回か一緒にやってみて、感じをつかんでから『せーの!』で録って。私の歌やお互いの演奏を聴きながら、そっちがそう来るんだったら俺はこうしようとか、きっとこういうアプローチで来るだろうなとか、そんなやりとりが自然にできる。本当に素っ裸の私の歌を知ってくれている仲間たちなんです」 つまり、いずれの曲も一発録り。超一流のプロたちが集まったからこそできる離れ技である。 「もうドキドキですよ。英語の歌もあるので、歌詞を間違えないように(笑)。でもすっごく楽しかったです。参加してくれたみんなが『いいものができた』と喜んでくれてるのが一番うれしいですね」 こういう作品を出したことで、今後は演歌から離れてしまうのか、従来のファンがさみしい思いをするのでは…? そう尋ねると、大笑いしながら否定された。 「その心配はまったくないです(笑)。私のファンの皆さんは、こういう演歌以外の曲を歌っている香西かおりに慣れてますし。それに、演歌という本筋はちゃんとやっていくので。こういうのは、遊びでやるからかっこいいし面白いんですよ。そのジャンルを本気でやってる人には絶対に敵わない。でも『ああ、香西ってこういう歌も歌うんだ』とか『この時代の音楽っていいよね』と思ってもらえれば十分。こういった本筋とは違う所にたまに気持ちが行って、またこっち(演歌)に帰ってくると、すごく新鮮に感じて、それまで聴こえなかったものが聴こえたりするんです。だから両方必要。それを行き来しながらの繰り返しですね。春には演歌の新曲を発売する予定です」 歌詞を伝えることを特に大事にするのが演歌。香西にも、言葉の表現には深いこだわりがあるようだ。 「例えば『悲しみ』という言葉一つとっても、いくつもの種類がありますよね。人と別れた時なのか、何かが壊れちゃった時なのか、あるいはペットが死んじゃった時なのか…。人として暮らしの中で刺激を受けて経験を積んでいかないと、『言葉の色』は増えていかないと思うんです。そういう意味で、デビュー曲の『雨酒場』は、いまだに1回も、満足に歌えたことがないですね。たぶん一生、完璧に歌えたと思えることはないかもしれません」 ドレスでジャズを歌う姿もテレビで見てみたいが…。 「八代亜紀さんもジャズやってるし、坂本冬美ちゃんもニューミュージック系のカバーとかやってる。こういうものを歌番組で披露できるといいですよね。ただでさえ演歌の歌番組が少ない中、ヒットを出すことは難しいけれど、何がヒットするかは誰にも分からない。だから頑張れるんです。いろんなことをやって模索し続ける中でこそ、いい作品に出会えるものですから。今回せっかくいいアルバムができたので、発売記念ライブをやれたらという話はしています。とりあえず、仲間たちで集まって『発売記念飲み会』は必ずやろうと思っています(笑)」こうざいかおり=1963年8月28日大阪市港区生まれ。'88年『雨酒場』でデビュー。同年第30回日本レコード大賞など各新人賞を獲得。'91年には『流恋草』の大ヒットで第24回日本有線大賞を受賞し、NHK紅白歌合戦へ初出場を果たす。'93年には『無言坂』で第35回日本レコード大賞を受賞。現在、演歌歌手としての活動のほかポップスから民謡、歌謡曲までと幅広く活躍中。『うたびと〜Stage Singer〜』は、2015年12月9日発売(ユニバーサル・ミュージック)。
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アイドル 2016年02月15日 16時00分
活動休止するKAT-TUN・亀梨と中丸は日テレっ子で、上田はTBSっ子
デビュー10周年という“稼ぎ時”に活動を休止するKAT-TUN。昨年、田口淳之介がグループを脱退、所属するジャニーズ事務所も退所することを発表しており、5人そろった最新シングル『UNLOCK』(3月2日リリース)、3大ドームツアー(4月3日/ナゴヤドーム・4月20日/京セラドーム大阪・4月30日&5月1日/東京ドーム)は、見納めとなる。 ドーム最終日をもって、グループとしては無期休業に入る亀梨和也、中丸雄一、上田竜也。では、3人は今春以降、どうなってしまうのか。 もっとも安泰なのは、亀梨。3月で主演ドラマ『怪盗 山猫』(日本テレビ系)は終了するが、スポーツキャスターとしての才能を開花させた『Going!Sports&News』(同)は今後も続行。舌を巻くほどの知識量、ジャーナリスト然とした取材姿勢は評判がいいため、今後さらなる期待がかかる。昨年は、奇才・蜷川幸雄の作品『青い種子は太陽のなかにある』で主演を務め、舞台役者としての可能性も示しただけに、映画、ドラマ、舞台で主役を張れるグループ随一のエンターテイナーだ。 亀梨がスポーツキャスターなら、中丸は情報番組。“Going!”が放映されている日曜朝、中丸は『シューイチ』(同)に出演中。毎週必ず取材現場に足を運んでおり、視聴者にもっとも近い目線で流行やカルチャーを追い、自身も体験している。 亀梨、中丸が“日テレっ子”なのに対して、上田は“TBSっ子”。蜷川作品には亀梨よりも1年早く『冬眠する熊に添い寝してごらん』で出演しているが、世間的にはボクシングのイメージが色濃い。およそ8年前からボクシングにハマり、毎日10kmのロードワークと週3回のジム通いを続けた本格派。『炎の体育会TV』(TBS系)でその様子が伝えられ、14年にはマスクをかぶった元チャンピオンとガチンコ対決。残念ながら惜敗したが、今ではTBSの看板番組である“感謝祭”の常連。唯一無二の“アスリートアイドル”の枠のトップランナーだ。 メンバー唯一のレギュラー番組『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』(TBS系)では、アイドルらしからぬバラエティ能力も発揮しており、歌にダンス、演技にガチンコ対決にと、その可能性は青天井。ソロ活動に移行して、再結成したあとは、さらにオモロイKAT-TUNになっていること、間違いなしだ。
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