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社会 2009年04月02日 15時00分
森健&石原 “京葉ツープラトン”完成
千葉県知事選でリベンジVを果たした森田健作氏(59)は1日、東京都庁に石原慎太郎知事(76)を訪ね、公約の「東京湾アクアライン通行料値下げ」について協力を取り付けた。旧知の間柄とあってすぐに意気投合。首都圏自治体が連携する中、やたら個性的な知事による“京葉ツープラトン”が完成した。 知事応接室に先乗りして猪瀬直樹副知事(62)と談笑していた森田氏は、派手なパフォーマンスで石原氏を出迎えた。立ち上がると両手で両ももをパチンとたたき、その手を広げて「どうも都知事! 1周遅れ(前回落選)で参りました! ありがとうございました! お世話になりました!」と元気いっぱい。気圧された石原氏は「オーバーアクションだねえ」と苦笑いするしかなかった。 しかし、報道陣を追い払ったあとの会談は大いに盛り上がったようだ。森田氏によると、石原氏はアクアライン値下げについて「ぜひ、オレも応援する」と約束。森田氏は前日3月31日には麻生首相からも前向きに検討する確約を取り付けており、公約実現にまた一歩近づいたことになる。 そればかりか「なにしろ森田が千葉県知事になってこの首都圏は変わるよ、と過分な言葉までいただいた」という。 15分間の予定だったところを40分以上にわたって話し込む中、先輩知事からのアドバイスもあった。ところが森田氏はその内容について「気をつけろよ、役人はウソつきだから…とか、アッハハハ(笑)。これは冗談かもしれませんが、いろいろ教えていただきました。あとは言えません。密談ですから」と口にチャック。大阪府の橋下徹知事(39)が石原知事に就任挨拶をしたときと全く同じ反応だった。 石原氏は会談後、記者団に「(アクアラインを)首都高速なみの料金にすれば活用されるから千葉にも首都圏にも画期的なことになるでしょう。東京の人は観光地というと西に行きたがるけど、千葉は原野もあって素晴らしいところ。彼はそれを生かすんじゃないかな」と期待感を示した。 森田氏は2006年に映画「I am 日本人」を自主製作するなど愛国心にあふれ、その考え方は石原氏に近いとされる。1998年には、石原氏が議員辞職するまで地盤としていた衆院選東京4区から出馬して当選しており、そのころからの付き合いという。05年知事選では石原氏を筆頭に神奈川・松沢知事、埼玉・上田知事の応援を受けている。 ところが今回知事選では先月初旬の森田氏出馬表明を受け、石原氏は応援するかどうかについて「個人的には親しいけど、依頼が来ていないし、顔ぶれを見ないと分からない」と冷たい態度だった。約2年ぶりに石原氏に会ったという森田氏は「今回も応援に行ってやるぞと(話を)いただいたんです」と明かした。 まずは現行3000円(土日祝日のETC普通車は1000円)のアクアライン通行料を800円に値下げすることに全力投球するが、今後は東京マラソンを意識したアクアラインマラソンや、羽田-成田間のリニアモーターカー構想などで連携を模索していく。 さらに石原知事が号令をかけて神奈川、埼玉を含めた4知事で集まり、森田氏の当選祝いを兼ねた首都圏知事会合を持つ予定。森田氏は「2〜3カ月に1回のペースでやりましょう」と提案し、石原氏も前向きだったという。国を相手に“京葉知事コンビ”がひと暴れしそうだ。(高)
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社会 2009年04月02日 15時00分
趣味を持つのが成功の秘訣
石原都知事は1日、都内で開いた新人職員の入庁式で「仕事で成功しようと思ったら趣味を持つこと。悠々と趣味をしながら頑張って」と式辞を述べた。 石原知事は約1100人の新人職員を前に「これを変えたらいいという案があったら、どんどん出してほしい。それじゃなきゃ新人を迎える意味もない」と指摘。「趣味に熱心になることで頭が動いて、ひらめきが出てくる。それを私は期待している」とエールを送った。
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スポーツ 2009年04月02日 15時00分
野球 元巨人・上田武司氏断言! 西武の“連パ”
あす3日、開幕するプロ野球。セ・リーグは巨人のV3濃厚も、パ・リーグは一転混戦ムードが漂う。本紙は昨年の日本一、西武の“連パ”と見ているものの、ほかの5球団も差はない。野球評論家の上田武司氏と本紙が各球団のキーパーソンをピックアップ。戦力分析とともに、優勝チームを占ってみた。 パの優勝候補筆頭は西武。昨シーズンは渡辺監督が就任1年目にして日本シリーズを制し、その勢いをかってアジア王者の座にも就いた。 野球評論家の上田武司氏は「西武が抜けている。攻撃面では機動力があり、一発も打てるバッターがいる。いろんな戦術で点が取れる」ことが西武の強みだと分析する。 中でも、2年連続盗塁王のリードオフマン片岡易之の存在が大きいという。 「かつて阪急に福本(豊)という選手がいた。ヒットか四球で一塁に出ると、盗塁してセカンドに行く。2番バッターは盗塁するまでバントしない。福本が走ってホームインするのが勝利のパターンだった。片岡はまだ福本の域までには達していないが、出塁すれば攻撃に幅が出るぶん、有利になる」(上田氏) 去年の巨人との日本シリーズ最終戦でも、西武はこのパターンで決勝点をもぎ取り日本一に輝いている。西武の牙城を崩すには“片岡封じ”がポイントになりそうだ。 昨年2位と台風の目になったオリックスは、外国人カルテットが脅威。タフィ・ローズは日本人扱いのため、カブレラ、ラロッカ、フェルナンデスの同時起用が可能で、「ローズ、カブレラの2人が40本100打点以上あげてチームを引っ張れば面白い。ラロッカにフェルナンデスもいて、(スコアボードが)カタカナばかりだね」と上田氏。 大砲揃いの超強力打線に他球団の投手は、頭を悩ますことになる? 昨年3位の北海道日本ハムは、巨人からトレード移籍してきた二岡智宏に注目したい。昨シーズンは開幕直後のケガや、山本モナとの不倫騒動など不本意な1年だった。それだけに新天地で復活を期す思いは強い。 上田氏も「マイケル(中村)を放出してまで二岡を獲ったんだから、活躍してくれないと(日ハムは)採算が合わない」と言う。打線も二岡の存在は大きい。 今シーズン限りでの退団を発表しているボビー・バレンタイン率いるロッテは、メジャーから日本球界に復帰した井口に期待がかかるが、上田氏の評価は以外に手厳しい。「ソフトバンク(当時ダイエー)の中心選手だったころの井口には、ほど遠い。もし4番を打たせるようでは、チームは苦戦を強いられるのではないか。1番か2番が妥当でしょう」 井口をチャンスメーカーとして使うのか、ポイントゲッターに据えるかで運命が分かれそうだ。 悲願のAクラス入りを目指す楽天は、中日から移籍してきた中村紀洋次第か。 「WBCでマー君が、ひと皮むけた。絶対的なエース岩隈がいるし、野村さんも3年目。ようやく“野村の野球”を選手が理解できるようになった。打線はノリの加入で、1本芯が通った。(本塁打を)20本以上打てれば、楽天は面白い。台風の目になるんじゃないか」と上田氏も期待する。山崎武司との和製大砲2枚看板で楽天を上位へ押し上げられるか。 去年、最下位に沈んだソフトバンクは、秋山新体制の下、復活がテーマになる。打線では主砲の松中信彦、小久保裕紀。投手陣では新垣渚、斉藤和巳が復活にかけることになる。上田氏の見方はこうだ。 「松中は3冠王を獲ったときの状態からはほど遠い。松中、小久保がもうひと花咲かせるようなら、プレーオフ3位は狙える。伸び悩んでいる新垣が今シーズン、どう変わっているかも楽しみ。キャンプで下半身を鍛えてコントロールがよくなっていれば、15勝してもおかしくない。斉藤も活躍するようなら優勝も狙える」
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スポーツ 2009年04月02日 15時00分
野球 野球評論家・上田武司氏が新人王予想 横浜・松本啓二朗最右翼
プロ野球が開幕するとともに新人王のタイトル争いもスタートする。プロ1年目から1軍で活躍する即戦力は、今シーズンに現われるのか。注目の若手をピックアップし、新人王の有力候補を紹介。評論家の上田武司氏が鋭く斬った。 セ・リーグでは、横浜のドラフト1位、松本啓二朗に注目が集まっている。 松本は、早稲田大学で1年からレギュラーの座を獲得。大学通算105安打を記録した。上田氏によれば、「バッティングもいいし、足も速い。ヤクルトの青木(宣親)とよく似たタイプで“青木二世”と呼ばれている」という。 オープン戦では全19試合に1番・中堅で出場した。「野手でいきなり1軍に入ってポジションを取るっていうのは大変なこと。どこの球団でも(レギュラーは)決まっているが、横浜は層が薄いから、試合に出られるチャンスはある」と高く評価する。 投手では、2年目の由規(ヤクルト)が有力だ。昨シーズンは新人王規定投球回ギリギリの29回2/3だった。 「新人王資格の30イニングを投げさせなかったということは、首脳陣がそれだけ期待している証拠でもある。新人王を獲れるような素材だと見ているんだろう。高田監督が『(2年目こそ確実に新人王を)狙いなさい』と配慮したのではないか」と上田氏は見ている。 パ・リーグでは、ソフトバンクの巽真悟投手に注目だ。現在、開幕1軍の当落線上にいる。 「1位で獲ったということは即戦力とみてほぼ間違いない。(ローテーションが)空いてる時、中継ぎで試して、(結果が)良ければ先発で使う。いろいろ試してから、ローテーションに入れるケースがある」(上田氏) そして、上田氏が期待しているのが、楽天の井坂亮平投手。150キロを超す直球が最大の武器で、「初めてのプロのキャンプで、どれだけコントロールがついたか。いくら球が速くても、コントロールがよくないとフォアボールで自滅する。150キロ近い球でも真ん中に投げたら打たれる」と制球力の向上を課題にあげる。「球速は常時145〜6キロ出ているし、大学時代よりコントロールもよくなった。今は肘の状態に不安があるらしいが、それが解消すればローテーションの一角を担える投手だ」
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芸能 2009年04月02日 15時00分
グラドル直撃インタビュー 相川友希
“レースクイーン・オブ・ザ・イヤー07-08”相川友希(24)の2ndイメージDVD「ゆうきモード」(リバプール)が好評発売中だ。レース界から芸能界にシフトチェンジして、いよいよ本気モードに突入した彼女を直撃だ。 −−初DVDから4カ月で2作目が出ました。 「早いですよねぇ。前作よりパワーアップしてますよ」 −−テーマは何? 「学校。女教師役です。前作よりセリフが多いんですよ。演技も多少は」 −−どんな授業を? 「ブラウスにミニスカート姿で黒板の前に立って、生徒とアブない関係になるという」 −−アブない関係? 「だんだんブラウスとスカートを脱いでいきながら、生徒に教室の隅に追い詰められていくという。ね、アブないでしょ(笑)」 −−それは確かに危険ですねぇ。ほかにどんな授業を? 「校庭で体育の授業をしました。上は体操着っぽい格好、下はブルマー…じゃなく先生なのでハーフパンツ。ホイッスルを吹きながら走ったりして」 −−でも、ブルマーじゃないのは少し残念だなぁ。 「いえいえ。走っているときお尻をアップで撮られたんですが、これがプリプリしていて“キレイだなぁ”って我ながら見とれちゃいました(笑)。自分でもお気に入りのシーンです」 −−では撮影もノリノリで? 「でも炎天下だったんで暑かったです。私は日光に焼けやすいので、スキンケアが大変でした」 −−女教師といえば、保健室は出てこないの? 「もちろん出てきますよ。でも、格好は女教師というよりナースですけど。男子生徒の全身に注射を打ちまくってます(笑)」 −−ほかに印象的な授業は? 「授業じゃないですけど、アフターファイブにバーで飲むシーンもあります。昼の学校とは別な一面も見せてます。相手は生徒…なわけないか(笑)。同僚の男性教師かな?」 −−ところで今季もレースクイーンは続けるんですか? 「はい。ただ、自動車業界の不況でレーシングチームも減っているんです。なのでレースクイーンも競争が大変。でも、なんとか不況のレース界を盛り上げていかないと」 −−今年、新たにチャレンジしたいことってある? 「DJをやります。お仕事としてじゃなく、あくまでも趣味として」 −−DJって、トークしたりするの? 「いえいえ、おしゃべりはありません。音楽をつないでいくDJです。とある都心のカフェで、2週に1度のペースで夕方から。知り合いの女の子と2人組DJユニットを組んで活動します。私の好きなハウス系を中心に流してます。皆さんとも偶然お会いできたらいいな」 −−秋葉原でイベントやりますね。 「はい。4月5日にソフマップ・アミューズメント館で正午からです。前回のイベントで感じをつかめたので、今回は楽な気分で楽しめればいいなって思います」 −−では、最後にひとこと。 「このDVDを持ってアキバのイベントに来て、みんなも“ゆうきモード”になってくださいね(笑)」<プロフィール>あいかわ ゆうき 1984年9月23日、千葉県生まれ。T162、B82W58H87。B型。趣味=半身浴、食べ歩き。特技=ロジック(パズルゲーム)。2005年にレースクイーンデビュー。昨年3月10日、過去に吉岡美穂や森下千里らを輩出してきた「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー07-08」を受賞。
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芸能 2009年04月02日 15時00分
吹石一恵のセクシーCMが大好評
女優・吹石一恵(26)が出演している野菜で作ったスポーツドリンク「Spo-Vege(スポベジ)」のCMが評判を呼んでいる。隠れ巨乳で知られる吹石のバストが思い切り強調され、「刺激的すぎる」と男性視聴者の目をくぎ付けにしているのだ。 「スポベジ」は アサヒ飲料とカゴメが共同開発。カゴメのにんじんベースの原料を基に、アサヒがスポーツドリンクとして飲みやすくすっきりした味にアレンジした。 現在、流れているCMは第1弾「ティザー編」。冒頭では、吹石の顔を映さずに、紙芝居のようなフレームの中で、彼女の胸のあたりだけが映し出され、「発売前なのに、差し上げます! すごーい! ちなみにCMタレントは…」と彼女のナレーションが入る。その間、タンクトップ姿の吹石は跳ねているため、推定Fカップといわれる胸がプルプルと揺れるのがハッキリと分かるのだ。最後に「吹石一恵でした!」と顔出すのだが、視聴者には胸の残像しか残らない、シンプルかつ強烈な映像となっている。ただし、スポーツドリンクのCMということもあり、健康的なイメージでまとめられ、決してエロくはない。 今週発売の「週刊アサヒ芸能」では、広告代理店関係者による撮影現場の様子を伝えている。彼女が着替えてスタジオ入りした際、「男性スタッフは皆、目を見張りましたね。『ゴクッ』っていう生ツバを飲む音が聞こえてきたくらいです」という。 吹石といえば、ユニクロの「ブラトップ」のCMで上半身裸を披露、また女性ファッション誌「アンアン」でも大胆ショットを披露するなど、このところ、健康的なセクシー路線に定評がある。 刺激的なCMといえば、最近では日清食品の「カップヌードルライト」のCMで戸田恵梨香と内田恭子が服を脱ぎ捨て、裸になったように見えることが話題を呼んだ。 「セクシーなCMで消費者の関心を集めるのは少し安直かもしれない。しかし不景気な時代ですから、制作費をかけずにインパクトを与えられるこのようなCMが今後も出てくるはずです」(芸能ライター) 4月7日からは新バージョンの「ジョギング編」、「ボクシング編」がオンエアされる予定。特にジョギング編では今回と同じ衣装で走るというから、胸の揺れはさらに期待できる。ともあれ、吹石のセクシー路線が今後も続けられることを願うばかりだ。
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芸能 2009年04月02日 15時00分
「ゼクシィ」の女の子がメンズブランドとコラボ
タレント・森絵梨佳(20)がメンズブランド「HarlemRounge」とコラボレーション。“男性に着てほしい、私が着たいアイテム”をテーマにデザインし、1日から発売された。 現役女子大生の森は、04年ヤングジャンプ制服コレクションでグランプリ獲得後、仮面ライダー響鬼のヒロイン役に。現在、リクルート「ゼクシィ」のCMに出演中。 「シンプルなのにカッコイイ。全く接点のないデザインが組み合わさり新しい感覚のものになっています。一人でも多くの人に着てほしいです」 18日には東京・渋谷のショップ「Slob(スラブ)」でコラボアイテム発売記念イベントを開催。森が参加者にファッションコーディネートをアドバイスする。
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レジャー 2009年04月02日 15時00分
データインパクト 阪神芝1400メートル編
今週は好メンバーがそろった土曜阪神9R・マーガレットSに注目。このレースが行われる阪神芝1400メートルの過去5年のデータを徹底調査した。 ◇騎手 このコースで30戦以上した騎手の中で、単複馬券で儲かりそうな実績(S格付)を残していたのは藤岡佑、池添、安藤勝の3人。 ランキング1位の藤岡佑は、このコースで40戦して、1番人気での騎乗ゼロ、2番人気もたったの2回。とても騎乗馬に恵まれているとはいえないなか、3割近い複勝率を残し、13人気→1着、12人気→2着、8人気→1着を2回など、人気薄でガンガン連対している。もし、単複を1万円ずつ買い続けていたら、80万円が182万円。なんと100万円以上も増えていた計算になるのだ! 2位の池添は人気サイドでの騎乗が多く、1、2番人気で8戦7連対と絶好調! 人気薄でも11人気→1着、10人気→1着、10人気→2着など、超人気薄でも連対圏内まで持ってきてしまう。 ◇種牡馬 種牡馬は騎手より条件を緩め、このコースで20戦以上の28頭を調べたところ…。 格付S グラスワンダー、アフリート、バブルガムフェロー 格付A キングヘイロー、マヤノトップガン、クロフネ このあたりがプラス収支に貢献してくれそうだ。 ◇マーガレットS 格付Sの池添とコンビを組むセブンシークィーン、Aの福永が乗るラインブラッド。種牡馬からは、アフリート産駒のタイガーストーンが面白そうだ。
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レジャー 2009年04月02日 15時00分
大阪杯 カワカミプリンセス一変
今週もキングヘイロー産駒だ。「第53回大阪杯」(GII、阪神芝2000メートル、5日)はディープスカイをはじめ、牡馬の強力メンバーがそろったが、紅一点カワカミプリンセスがガラリ一変といえる絶好の気配を見せている。かつては無敗でオークス、秋華賞の2冠を制し、最強牝馬の称号を手にした女傑。先週、同じ父の産駒ローレルゲレイロが高松宮記念を制した血の追い風を背に、打倒ディープを成し遂げる。 3、4コーナーにかけて並ぶ栗東の桜はまだ三分咲き。ただ、つぼみはほのかなピンクに染まっている。昨1日、それらを背景に、カワカミプリンセスがDWコースの直線に入った。軽く仕掛けられるとラスト1Fは12秒2の伸び。追われると次第に頭が高くなっていったが、これはむしろ好調の証しだ。 「気合を入れる感じで肩ムチを3発入れたら、反応は良かったよ。いいころの走りっぷりが戻ってきたし、冬毛がぼうぼうだった前走と比べ物にならない。良くなってきた」 手のひらに残る感触を柳田助手はそう振り返った。6Fも81秒0。テンからしっかりカロリーを消費した。 前走の京都記念は4着。アサクサキングスの復活劇には一歩及ばなかったが、有馬記念7着といい、プリンセスも一歩ずつ上昇している。 西浦調教師も手応え十分だ。「前走後はじっくり調整して、順調にやってきた。前走は休み明けの分、勝負どころでペースが上がると置いていかれたが、今回はそんなこともないだろう。強い牡馬が相手でも結果がほしいね」 先週の高松宮記念はローレルゲレイロがV。同じキングヘイロー産駒のプリンセスにも追い風が吹いている。3歳時の輝きをもう一度。苦労を重ねてGI馬に上り詰めた父の不屈の遺伝子は、プリンセスにも確実に流れている。
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レジャー 2009年04月02日 15時00分
ダービー卿CT 美浦黄門・橋本記者が連覇を狙うサイレントプライド陣営を直撃
今週の中山メーン「第41回ダービー卿CT」(GIII、芝1600メートル、5日)はハンデ戦で混戦ムードが漂っているが、昨年の覇者サイレントプライドは実力で一歩リードする存在。近走は不振ながらも、中間のリフレッシュ放牧で馬体の立て直しに成功し、反撃態勢は整っている。美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が、番頭格の佐藤助手を直撃、勝算を聞きだした。 −−最終追い切り(美浦坂路800メートル50秒6→37秒0→11秒9=強め)の主眼はどこに置きましたか? 佐藤助手「若干、太めだったので、前の2頭を追いかけて、終いも手加減せずにビッシリやりました。並んでから、反応良くスッと突き放した動きは良かったですね」 −−後藤騎手からの報告は? 佐藤助手「『前の2頭が遅かったので、(間隔を)詰めすぎたが、反応は良かった』と、手応えをつかんでくれたようです」 −−前走の東京新聞杯は15着のブービーと惨敗でした。振り返ってください。 佐藤助手「今にして思えば、京都→阪神と遠征競馬が続いた影響で、目に見えない疲れが残っていたようです。体に張りがなかったし、数字(498キロ)以上に寂しく見えました」 −−そのときと比較してどうですか? 佐藤助手「追い切りの動きからして、全然違いますね。前走後はここを目標にいったん、放牧に出しましたが、その効果はてき面。体に張りが戻ったし、勢いも出てきました」 −−昨秋の富士Sは、ダービー卿CTからぶっつけ(6カ月半休養)で重賞を連覇。鉄砲実績もありますね。 佐藤助手「元来、仕上がりの早いタイプだし、(休み明けでも)仕上げは難しくないんですよ(笑)」 −−トップハンデの58キロ(昨年57キロ)については? 佐藤助手「許容範囲だし、能力に影響することはないでしょう」 −−連覇に向けて意気込みをお願いします。 佐藤助手「ヨーイドンの瞬発力勝負では分が悪いけど、スピードの持続力があり、相手がくればいくらでも伸びるタイプ。自分の型にハマればチャンスは十分あります。応援してください」
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