-
社会 2008年10月18日 15時00分
石原都知事 HONDAに宣戦布告
三宅島復興の起爆剤として石原慎太郎東京都知事(76)が期待するバイクイベント「チャレンジ三宅島'08モーターサイクルフェスティバル」が17日から3日間の日程で開幕した。昨年に続き2回目。島に乗り込んだ知事は島民ら約150人の観衆を前に、イベントへの協力を拒んでいる国内4大バイクメーカーの中から本田技研工業(本社東京都港区、福井威夫社長)の社名を挙げてケンカ状をたたきつけた。ホンダがイベントを潰そうと裏工作を仕掛けたという。同社は本紙の取材に「事実無根」と回答しており、石原VSホンダが開戦した。 知事は17日昼に三宅島に上陸。阿古地区で行われたイベント開幕のステージに立つと、挨拶もそこそこにホンダへの怒りをぶちまけた。 「世界で1位か2位か知らんけど、日本1位のホンダってメーカーが、この大会を意識的に妨害してるんだよ。モーター関係のメディア、雑誌、新聞がこの取材(記事)を載っけたら、絶対に広告を出さないと言い渡しているんだ。こんな汚いやり方ってあるか? 小さな島が噴火災害の復興に立ち上がろうとするのを、なんでホンダみたいな大企業が潰そうとするんだよ。許せないよっ!」 知事の尋常でない怒りようは行動パターンからも分かった。挨拶前に記者団を見つけると珍しく歩み寄って“ホンダ圧力疑惑”をリーク。 ところが、挨拶でさっそく暴露したため、まったく意味がなくなった。その後の個別質問にはまともに答えず、すべてホンダへの怒りにつなげたほどだ。 「楽しい行事をやっているのに、なんの沽券(こけん)か知らんけど潰そうとして、言論統制だろコレ?人間の自由を奪ってるんだろ? 見たいものを見させない。報道したいものをさせない。こんなのは絶対許さない。私、命を張っても戦う。みんなも戦うぞ、一緒に!」 にぎやかなイベントを楽しみにしていた高齢者らは、突然の宣戦布告にあっけにとられるばかり。 三宅島バイクイベントをめぐっては、昨年11月の第1回フェスタ前に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの大手国内メーカーが撤退。公道レースに多少のリスクはつきものとする知事に対し、メーカー側は安全性確保にこだわって決裂した経緯がある。 知事は「近いうちに社長と会って、文句を言ってやるよ。恥をかくのは向こうだから」と直接対決まで宣言した。 一方、ホンダ広報部は「8月に都から『資金力を使って協力的なマスメディアに圧力をかけている』などとする抗議文書が来たので、そういった事実はありませんと、すぐ文書で返しました」と話す。昨年の撤退決定時に08年も参加しないと伝達済み。来年以降については、正式な協力要請が届いていないこともあって即答できないという。 知事発言は複数の情報源によるものというが、「大相撲の八百長疑惑のように証拠がない」(知事)。しかし挨拶で「記者なんて、きょうひとりも来ていないよ」と激情のままに述べたのは言いすぎ。期間中、本紙を含む16社33人が取材エントリー。著名なバイク雑誌も入っている。第1回の昨年よりメディア数は減ったが、各社でニュースバリューの判断は異なるため、一概に妨害があったとは言い切れない。今後のホンダの出方が注目されるところだ。 豪雨に見舞われた昨年のフェスタでは、知事は開催に反対した共産党に向け「悔し涙を降らせたけど、みんなの念願がかなって晴れた。ざまあみろってんだ」と述べた。 ハーレーダビットソンの炎のヘルメットをかぶり、サイドカーに乗り込んだ知事は無邪気にピースサインを連発。しかし走り終えての感想は「スピードが遅すぎたな。オーバーヒートしちゃったよ(笑)」。どうにも怒りの収まらない様子だった。○“空飛ぶ新種目”に観衆興奮 圧力疑惑の火種である公道レースは2年連続で実現しなかった。しかし新たな目玉として、坪田地区のプロライダーによるフリースタイル・モトクロス(FMX)が加わった。 7月にお台場で開催したプレイベントと同様、高さ10メートル以上のアクロバットジャンプを連発するたびに観衆が沸く。最高到達点での後方宙返り。小さな男の子が「すげえ」と目を剥いた。派手さでは、速さと爆音のドラッグレースに負けず劣らずで、陽気なMCが会場を盛り上げた。 神着地区ではライディング技術を競うトライアル・デモンストレーションが行われ、国際A級ライダーが岩を駆け上がった。バイクパレードを見守る沿道の島民は小旗や手を振って歓迎した。親子バイク体験教室や、オリエンテーリングのようにバイクで島内各ポイントを回るチャレンジツーリングも新設された。 18日には、4月に空路が再開された三宅島空港を封鎖し、国内最長の402.33メートルの滑走路で1対1でラップを競うドラッグレースを実施。昨年は日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)公認の全日本選手権として開催されたプロストックバイククラスは、最速300キロ超の目玉競技ながらMFJ承認競技会にランクダウンした。また18日朝現在までに、サーキットの華であるレースクイーンの来島は確認できていない。
-
レジャー 2008年10月18日 15時00分
秋華賞(JpnI、京都芝2000メートル、19日) アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 女王カワカミプリンセスが「府中牝馬S」で復帰します。新馬戦から秋華賞まで無敵の5連勝。エ女王杯も圧倒的な強さで1着入線。ところが、他馬の進路を妨害したということで、無念の降着。このことが女王の運命に影を落とすことになりました。今回は5月の金鯱賞以来の実戦。鞍上に横山典騎手を迎えての新たなスタート。5歳秋、復活を期待する多くのファンの前で、快走を見せられるでしょうか。 私の予想はこれも復活を願うベッラレイア。今回と同じ芝1800メートルのローズSでラスト3F33秒2の豪脚を発揮、あのダイワスカーレットに1/2馬身差まで肉薄した昨秋の末脚が忘れられません。 さて、本題に入り、「秋華賞」です。オークスはトールポピーの極端な直線での斜行。多くの馬が進路を妨害されました。ところが、上位馬で何ら不利を受けなかった馬もいるのです。2着のエフティマイア、4着のブラックエンブレム。それゆえ樫は有利、不利の差があまりに大きく、額面通りの評価はできません。 そして、TRのローズSも直前の急な大雨によるポジショニングの差が大きく結果に出た一戦でした。私はこのレースで本命に推したのはメイショウベルーガ。道悪は函館のかもめ島特別を勝っていることから、むしろ好材料と見ていたのですが、「馬場に脚を取られて、なかなか手前をかえなかった」と四位騎手。それでも、トールポピーを抑えての5着善戦は立派です。 振り返れば、2走前のクイーンS(7着)も運のない競馬でした。3コーナー過ぎでレジネッタに寄られて後退。終始、外々を走らされたうえに、4コーナーでは大外を振り回されるロス。札幌開幕週の極上馬場では致命的ともいえる不利を受けました。それでいて、2着レジネッタと0秒2差、エフティマイアとは0秒1差の大接戦。ちなみに、このときのラスト3F34秒9はメンバー最速を記録しています。 クイーンSの末脚はもとより、今春のフローラSで4角最後方から大外ラスト3F33秒8で猛追した破壊力は間違いなくGI級。待望の良馬場でこの瞬発力、このパンチ力に改めてかけてみます。
-
レジャー 2008年10月18日 15時00分
秋華賞(JpnI、京都芝2000メートル、19日) 藤川京子 トールポピーが2冠達成よ!
◎トールポピーが秋の3歳女王に輝きます。 ローズSは6着。結果だけ見ると物足りませんが、私はこの一戦にオークス馬の底力を見た気がします。雨馬場で1番枠からの発走。インに閉じ込められる厳しい競馬を強いられながら、4角11番手から差を詰めてきたわけですからね。 馬体も休養を挟んで14キロ成長し、見違えるほどたくましさを増しました。3頭併せで行われた直前の追い切りでも楽な手応えで最先着と、使われた上積みを十二分に感じさせる内容でした。 今回は快速馬のポルトフィーノが除外され、展開も味方しそう。末脚が身上とはいえ、ペースが緩めば、ある程度前でも競馬はできるタイプ。その点、最大のライバルとなるレジネッタは後方で脚をためる“じっくり派”。舞台は先行馬に断然有利な内回りの2000メートルですし、陣営もシメシメと思っているんじゃないかな(笑)。 奇遇にも初勝利を挙げたのが、昨年の秋華賞当日の京都芝2000メートル。あれから1年…小さく咲いたひなげしの花が、いま満開を迎えようとしています。
-
-
レジャー 2008年10月18日 15時00分
秋華賞(JpnI、京都芝2000メートル、19日) 本紙・谷口はトールポピー◎
東西のダークホースを挙げれば両手の指に届きそうな今年の秋華賞は一見、“百花繚乱”にも思えるが、記者の見解は2強の争い。実際、栗東トレセン関係者の声を拾い集めると、「桜花賞馬、オークス馬の2頭は強いよ」の見解が大勢を占めた。 ただ、正直、2強の優劣をつけるのは悩んだ。TRのローズS。レジネッタはパドックでフケの兆候が見受けられながらも、マイネレーツェル、ムードインディゴと息をのむデッドヒートを繰り広げた。一方、トールは6着。この一戦をどう受け止めるか。ローテーション的には、オークス以来の実戦となったトールに対して、クイーンSをひと叩きしたレジネッタにアドバンテージがあったことは確かだが…。 「正直、八分の仕上がりでも勝てると思っていましたが、そんなに甘くはなかったですね。でも、乗り味は抜群でしたよ。バネがあって体も柔らかい。感触は春よりすごく良かった」と、トールの池添騎手は結果とは裏腹に手応え十分。また、レジネッタの藤原助手も「やっとこの馬らしいチャカついたうるささが出てきた」とエビス顔。両者、本番へ自信を深めるなか、記者は最終的に“確実性”を優先した。 季節はずれ(?)のフケの兆候が見られたレジネッタは、その周期予測が難しい。一方、休み明けを叩かれ、心身ともに研ぎ澄まされたトールポピーに死角は見当たらない。ようやく究極の選択に答えが出た。 「カイ食いの心配があった春はケイコをビシッとやる時でも怖々だったけど、今は本数や速い追い切りもこなせるようになった。中間も、前走のダメージもなかったからメリハリのある調教を何本も入れられた」(角居師) 体調面のほかにも、トール陣営は今回、ちょっとした工夫を凝らす。 「前回は舌がハミを越したりして、アッチコッチへ走っていたから、本番では鼻革を着ける。(池添)謙一クンがまたがってくれた今週の追い切りでキッチリ、スイッチが入るでしょう」 ここ目標に寸分の狂いもなく仕上がったトールポピーが、ゴール板を鮮やかに突き抜ける。
-
レジャー 2008年10月18日 15時00分
秋華賞データランド 最有力はレジネッタ
▼配当、人気 過去10年の馬連平均配当は1万4718円。1999年の9万円馬券が吊り上げているが、万馬券3回、3ケタ配当4回と両極端の結果が出ている。人気馬の信頼度の見極めが重要になる。1番人気馬は4連対だが、2番人気馬が7連対とカバーしており、特に近5年では5勝を挙げている。7番人気以下も6頭連対しており、人気薄の台頭にも注意したい。 ▼前走 ローズS組が14連対と他を圧倒している。クイーンS組は3歳限定時に1連対、古馬混合になってから1連対。紫苑S組は30頭が出走して3着2回のみで連対はない。ぶっつけでの優勝例は2度で、桜花賞、オークス勝ちのGI馬だった。連対馬20頭中16頭が中3週以内、着順では17頭が3着以内だった。 ▼実績 連対馬14頭が桜花賞かオークスに出走経験があり、うち9頭は両レースに出走していた。桜花賞馬とオークス馬の対決は5回あり、4回で桜花賞馬が先着。18頭が重賞で3着以内に好走した実績があり、同じく18頭に芝1800メートル以上で連対歴があった。 ▼キャリア、勝利数 19頭が11戦以下。5勝馬が連対率75%(3連対)、4勝馬が同31.6%(6連対)、3勝馬が同13.1%(8連対)と勝ち鞍が多いほど信頼度が増す傾向。 ▼結論 桜花賞馬レジネッタが中心。
-
-
レジャー 2008年10月18日 15時00分
府中牝馬S(GIII、東京芝1800メートル、19日) 本紙・橋本はアルコセニョーラ中心
新潟記念でベストパフォーマンスを披露したアルコセニョーラでもう一丁いける。 その新潟記念は上がり3F33秒7とメンバー最速の差し脚でマイネルキッツ、トウショウシロッコなど並居る牡馬勢を一刀両断した。牝馬は格よりも勢い。目下の上昇度をもってすれば、カワカミプリンセスをはじめとするGI馬にひと泡吹かせても不思議はない。 カワカミプリンセス、アサヒライジングの実績上位馬は久々のため、評価を下げた。
-
レジャー 2008年10月18日 15時00分
藤川京子の一口馬主日記withキャロットクラブ Vol.25
日曜日は秋華賞。キャロットクラブのトールポピー=写真=が樫の女王として、最後の1冠を狙います。同じキャロットクラブ出資者として、ぜひとも頂点に立ってほしいので、当日は淀で声がかれるまで応援したいと思います。直前の追い切りでは、抜群の反応を見せ、調子の良さをアピールしていましたからきっと変わり身を見せてくれることでしょう。皆さんも期待しててくださいね。 それから、私の愛馬たちも、とっても順調なんですよ〜。函館2歳Sを勝ったフィフスペトル(牡、父キングカメハメハ)は今月初めに美浦トレセンに帰厩。11月の京王杯2歳S(東京芝1400メートル)を目指して調整を始めていますが、いい感じできていますよ。 所属する加藤征厩舎はピットファイターやシャドウゲイトをはじめ、オープン馬を数多く送り出している関東を代表する厩舎です。ぜひ次走を楽しみにしててくださいね。ひと回り成長した姿を披露できることと思います。 そして、待ちに待ったもう一頭の2歳馬ブレイクランアウト(牡、父スマートストライク)が、とうとう来週、復帰戦を迎えます。 夏の新潟の新馬戦(芝1600メートル)は、4角9番手から直線で仕掛けられると、アッという間に他馬を抜き去り4馬身差の圧勝。ラスト3F33秒4を軽く叩き出した末脚は、まるで名馬ディープインパクトのよう。「飛んでいる」という表現がピッタリです。キャロットクラブの会員専用ホームページによれば、25日(土)の東京競馬のいちょうS(芝1600メートル)に出走を予定しているとのことです。まだ確定はしていませんが、ブレイクには私自身かなり期待していますので、競馬場で一日も早く会えることを心待ちにしています。 さて、今週のキャロットクラブのイチ押し馬です。秋華賞のトールポピーと、府中牝馬Sのブルーメンブラットはもちろん期待馬ですが、それ以外にもう一頭、未来のスター候補を紹介しちゃいます。京都9Rの堀川特別(芝1800メートル)に出走するマルティンスタークです。緩急自在に立ち回れる競馬がとっても上手なタイプ。それを証拠にデビュー以来、まだ一度も掲示板を外したことがありません。53キロの軽量を生かせば、昇級戦でも好勝負必至です!
-
芸能 2008年10月18日 15時00分
観月ありさ 結婚秒読み
通算20作目となる主演連続ドラマ「OLにっぽん」(日本テレビ)に出演中の女優・観月ありさ(31)。ドラマスタート直前には元養父の逮捕や男性とのデートの様子が報じられた。観月は交際を否定していたが、実際には結婚もありそうだという。 「『OLにっぽん』の舞台は老舗商社の総務部で、観月は勤続9年目のOL役を演じています」(芸能ライター) ミニスカートの似合う風俗ギャルから鬼嫁、コミカルなナースまで個性的な役柄で新境地を切り開いてきた観月が、今回はあえて普通の会社員の役に挑戦するというところがミソ。 「人件費削減のため、アウトソーシングで海外委託をもくろむ社内で、中国人3人の教育係を任された30代OLの観月が、日本VS中国の“お仕事バトル”に巻き込まれていくストーリー。かつて、篠原涼子で大ヒットした同局の連ドラ『ハケンの品格』を思い出しますが、それもそのはず。今回も同じ脚本家、中園ミホの手によるもので、局側は20%以上の数字(視聴率)を期待しているようです」(芸能ライター) ドラマ開始に合わせるように、一部週刊誌が観月の元養父がバカラ賭博の雇われ社長だったとして逮捕されたことを報じたが、観月には一切動揺はなかったという。 「その男と観月が戸籍上の親子関係にあったのは観月が13歳のころから10年くらいのことで、最近のことは全く知らないようです。今はドラマに没頭しています」(ドラマ制作関係者) もっとも、ここにきて私生活面でにわかに浮上してきたのが観月自身の結婚話だ。 「このドラマの収録が終わったら、ある男性と結婚を発表するというものです」(芸能ライター) 相手の名は、モデルの滝川ロラン。そう、フジテレビ「ニュースJAPAN」でおなじみの滝川クリステルアナの実弟だ。 「すでに写真誌にもデート現場をキャッチされていますが、よく六本木や恵比寿あたりで朝方まで飲み歩いています。いつも仲間数人を引き連れていて“友人関係”を強調していますが、すでに二人の気持ちは固まっているようです。姉の滝川アナも了承済みだとか」(芸能リポーター) ただ、一つ気掛かりなのは、「OLにっぽん」の数字が意外に振るわないこと。 「初回は8.3%と、10%を切ってしまった。『鬼嫁日記』『斎藤さん』など、観月のドラマはいつも堅実に数字を取るんですが、今回は厳しいですね。中国絡みなのがダメなんでしょうかね」(テレビ誌編集者) いずれにせよ、観月の今後が注目される。
-
その他 2008年10月18日 15時00分
ワールドグランプリ08クオカードを10人にプレゼント
明日19日は京王閣、26日は千葉で開催される“ケイリン世界競演”「ワールドグランプリ08」(競輪60周年記念・外国人選手招待レース)。同大会のクオカードを10人にプレゼント。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
-
-
スポーツ 2008年10月18日 15時00分
ノア 小橋建太 右腕異変発生
プロレスリング・ノアの“鉄人”小橋建太が衝撃の事実を告白した。現在、両ヒジ手術からの復帰に向け、トレーニングを続けている。最近になって、これまで封印してきた右腕を使った練習も“解禁”したのだが、その右腕に異変が生じていることが17日までに判明した。これまで幾多の困難を乗り越えてきた鉄人の身に、いったい何があったというのだろうか。 鉄人に緊急事態!? 先月9日に「右腕遅発性尺骨神経麻痺」及び「両肘関節遊離体」のため、緊急手術を行った。その後は、右腕に看護婦さんお手製のダンボールギプスを装着するなどして治療に専念し、26日に退院した。 そして、退院の2日後からは早くも道場に出向き、右腕以外の練習を再開。今月10日には主治医から右腕を使った練習の許可もおり、復帰に向けて毎日、道場で4、5時間汗を流していた。 だが、15日になって事態は急変。退院後初めて外来に訪れ、レントゲンを撮影した際、驚がくの事実をつきつけられていた。小橋が本紙だけに明かす。 「先生の指示通り練習していたんだけど、中の(骨を固定している)ボルトが曲がってしまった。数ミリずれていたんだよ」 右ヒジを手術する際、1度骨を切断し、再び接合するためにボルトで患部を固定していた。それが、主治医の予想をはるかに超える壮絶な練習で、ずれてしまったというのだ。 当然、主治医からは即刻、右腕の「練習禁止令」が発令された。最低でも2週間の間隔を空け、再度レントゲンを撮影。骨の接合状況を見ながら練習を再開するかを判断するという。 主治医からは「また半年くらいかかるかもしれない」と言われた鉄人だが、右腕以外に休息を与えるつもりはない。 下半身強化のため、ウオーキングやエアロバイクを取り入れた練習によって「ヒザの状態はいい」と調子は上向き。もちろんこれまで通り、左腕もトレーニングを続けていく。 過去には、膝のケガ、腎臓がんなどで欠場をしてきたが、そのたびに不死鳥のごとく復活してきた。 「右腕は利き腕だし、やり始めたらガンガンやるしね」。この事態を機に復帰への意欲が強まるばかりの鉄人。だが、今回ばかりは一日も早い回復祈るばかりだ。
特集
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分