-
芸能 2008年11月10日 15時00分
石原さとみ 09年版カレンダー発売記念イベント
女優の石原さとみ(21)が9日、東京・渋谷のHMV渋谷店で、2009年版カレンダーの発売記念握手会を開催した。 「虹」というテーマに合わせ、肩を露出した赤い衣装の大胆ショットから始まり、木々の緑、海の青など1年を7色で表現した。浴槽にオレンジを浮かべた入浴シーンでは「オレンジが足らなくて、見えちゃうので慌ててスタッフが買いに行きました」。 いちばん好きな月は、クリスマスイブが誕生日とあって12月とか。「ハタチを超えたので忘年会行ったりとか。私、すぐ酔っぱらっちゃうんですけど、その場の空気が好き」と話した。 08年を振り返り「舞台にドラマに、充実した1年でした。恋愛?来年に期待ですね」と苦笑していた。
-
芸能 2008年11月10日 15時00分
石田純一 ベッドの中は若くない!?
俳優の石田純一(54)が9日、都内で行われた「アンチエイジングセミナー2008」で表彰された。 「女性を褒めるのが上手な男性有名人」として一般投票で1位に選ばれ「とんでもないですね。本当にもてるのは2位以下のみなさん」と恐縮しきり。 女性に言われてうれしい言葉は「すごいね」と明かしたが、ベッドの中で言われたことは「まだないです」。若さを保つ秘訣については「恋です」と話していた。
-
ミステリー 2008年11月10日 15時00分
UFOコンタクティーのカバァーロ氏が緊急来日! 宇宙人からの驚愕メッセージとは?
宇宙人からのメッセージを伝える者、イタリア人のマオリッツオ・カバァーロ氏が緊急来日した。カバァーロ氏にインタビューしたホラー作家・山口敏太郎氏がそのもようをリポート。カバァーロ氏は地球滅亡に関する宇宙人からの重大メッセージを山口氏に語っている。 マウリッツオ・カバァーロ氏とは、画家であるとともに地元の大学の人気講師でもある。それだけでなく、カットーリカ、マルセイユ、リヨンなどの国際会議での講演を行っていたり、ボリビア国立考古学協会やペントレ・アン・プロヴァンス協会など多くの研究機関のメンバーでもある。また、クラリオン哲学研究センターの創立者で、代表でもある。このように世界的に有名なカバァーロ氏であるが彼にはもう一つの顔がある。それが、UFOコンタクティーである。 1959年、カバァーロ氏が7歳の時に最初のコンタクトを体験した。この記憶はすぐに抹消されてしまうが、1981年に再びコンタクトを行うことになる。9月12日から13日の間、惑星クラリオンから訪れた宇宙人によって誘拐されるという形で。その際、神経ホログラムというものを通して、彼は時空を旅し、自分の子供時代を見つめ、また人類の過去と未来を目視した。さらに宇宙の生還バイオロジーの知識を得、地球から15万光年離れたクラリオン星人の母星にも訪れた。それからというもの、たびたび宇宙人からのコンタクトを受けるようになった。そして、宇宙人からの言葉を伝えていくようになる。 ホラー作家、山口敏太郎からのインタビューに答えるため、カバァーロ氏は東京の新宿にやって来た。彼は、優しく温かみのある笑顔でわれわれスタッフを迎えてくれた。 「宇宙人は、われわれのすぐそばにも存在する」。カバァーロ氏はそう言う。なんと宇宙人たちは人間に混ざって生活しているというのだ。そして、カバァーロ氏や山口のように、大衆に向けて自分たちの言葉を伝えてくれる者とコンタクトを取るのだという。 また、山口が「アトランティア」という雑誌を出版すると言うと、カバァーロ氏は面白そうな表情をした。カバァーロ氏もアトランティスという言葉を知っていた。しかし、彼のいうアトランティアとは古代に海に沈んだとされるアトランティス大陸ではなく、「文明の滅亡」を意味する言葉だという。そしてわれわれは今、アトランティスを迎えようとしていると語る。また、人々から恐れられている2012年に世界が滅亡するという説があるが、カバァーロ氏はそれを強く否定した。「確かに、その年に何かが起こる。しかし、それは人類の滅亡ではなく、次のステージへとグレードアップするための転機である。また、文明の滅亡というのは、次の文明へと移るためのものである」。 宇宙人たちは、われわれ地球人の行動をひどく心配しているという。環境汚染、核問題。このままでは、2012年ではなくとも近い未来地球は滅ぶことになるだろう。それを防ぐためにも、宇宙人たちとコンタクトし力を合わせなければならない。 映画のように地球人と宇宙人が共生するようになる時代が訪れるのも、そう遠くはないのかもしれない。(山口敏太郎)
-
-
社会 2008年11月10日 15時00分
麻生首相“居酒屋パフォーマンス”終了後、高級ホテルバーで口直し
麻生太郎首相は9日夜、JR渋谷駅そばにある東京・宇田川町の居酒屋チェーン店で、大学生と意見交換する“庶民派パフォーマンス”を行った。わずか1時間で切り上げた首相は、場所を変えて秘書官と飲み直し。いったい何のためのパフォーマンスだったのか、向かった先はさんざん批判を浴びた高級ホテルのバーだった。 麻生首相は居酒屋パフォーマンスで、都内の大学生約30人とビールで乾杯。これみよがしに若者の理解者ヅラをし、乾杯の挨拶では「日本がアジアを引っ張っていく気概を持って」と呼びかけた。 吉田茂元首相の孫という家柄から「おぼっちゃま育ち」と揶揄される首相は、就任以降、庶民派を懸命にアピールし続けてきた。この日の学生との居酒屋懇談も自民党が企画したもの。学生に拍手で迎えられた首相は終始上機嫌で、得意のマンガ談議では「読んでないと時代に追いつかねえと思うんだな。時代のほうが進んでない?」などと親しみやすさをアピールした。 への字にひん曲がった口からは演歌の鼻歌まで飛び出したが、実はそれほど酔ったわけではない。居酒屋での飲み会は約1時間で“お開き”。秘書官とその足で向かったのは、な、な、なんと高級ホテルのバーだった。 「やはり居酒屋では腰が落ち着かないのでしょうか。高級ホテルのバー通いなどを批判され、それに居直る“セレブぶり”を払しょくするためのパフォーマンスも台無しですよ。あくまでも『ホテルのバーは安い』という持論を押し通すつもりなんでしょう。あきれるほど中途半端なパフォーマンスでした」(全国紙政治部記者) 居酒屋から高級ホテルのバーに直行とは、いったい何をどうしたいのか全くもって理解に苦しむところだ。 首相は同日から全国遊説をスタート。初日は茨城県水戸市のJR水戸駅前で街頭演説し、「まず景気対策をやって経済のパイが大きくなったところで皆さんの介護、福祉、医療に使うため消費税を上げさせてください」と訴えた。選挙対策以外に考えられないが、同日午前のフジテレビ「報道2001」に出演した自民党の細田博之幹事長が注目発言。来年1月総選挙の“クリスマス解散”を「もうちょっと先に延びたと思う」と否定した。こちらもまた整合性のとれない展開になっている。
-
スポーツ 2008年11月10日 15時00分
日本シリーズ 明暗分けた裏舞台 原巨人オカルト采配に屈す
プロ野球日本シリーズ第7戦が9日、東京ドームで行われ、巨人は2-3で西武に惜敗。6年ぶりの日本一をあと一歩のところで逃した。頂上決戦の命運を分けたのは両監督の特殊能力、選手の運の読みの差だった。西武渡辺監督は、越智の自滅を予言していた? つかみかけた日本一がスルリと逃げた。 巨人は8日の第6戦に敗れ、3勝3敗となり逆王手をかけられた。後がなくなり、迎えた最終決戦。シリーズ通算6戦0勝5敗と不振の先発・西口を攻め、2回までに坂本のソロ本塁打などで2点を先制した。 だが、5回に代打ボカチカに本塁打を許す。8回には中継ぎの越智が3四死球と制球が定まらず、平尾に決勝打を浴びた。 打線も石井一、涌井、星野、グラマンの投手リレーに、無安打に抑えられゲームセット。リードを守り切ることができなかった。 試合後、原監督は「今日、負けたことは悔しいの一言ですね。個々のコンディショニングを見ることを間違ってしまったな、ということが敗因のひとつでしょうね」と分析した。 だが、敗因は監督の采配だけではない。“超能力”の差が勝敗を分けたといってもおかしくはないのだ。 西武の渡辺久信監督といえば、予言者・ノストラダムスになぞらえ「ナベトラダムス」と呼ばれている。今シリーズでも、越智を「スキがないわけでもない」(渡辺監督)と予知していた通り、この日の自滅を読んでいたともいえる。 原監督も7日、自身のオフィシャルサイトで「強い4番打者が、勝利に導いてくれるでしょう」。ラミレスが勝負を決めると予言していたが、これは的中せず。それどころか、最後の打者となってしまった。 そのラミレス自身も「前回、涌井が(西武ドームで)投げたとき、もう対戦することはないと言ったんだけど、投げてきた」と読み間違えたことを明かした。 頂上決戦最終ラウンド、“予言対決”でまさかの完敗を喫してしまった原巨人。それでも「ひとつ課題を残した。(日本一になれなかったことを)エネルギーに変えて、糧にしていきたい」(原監督)
-
-
レジャー 2008年11月10日 15時00分
丹下日出男の虎の巻 エリザベス女王杯はあの上がり馬が怖い
今週は京都競馬場で「第33回エリザベス女王杯」(GI、芝2200メートル、16日)が行われる。秋の牝馬ナンバーワン決定戦とはいえ、今年はウオッカ、ダイワスカーレットが不在とあり、事実上、暫定金メダルをかけた争いとなる。果たして、この2トップへの挑戦権を手にするのは…。丹下日出男は裏街道を歩んできたポルトフィーノに熱視線を送る。 秋のGIシリーズも中盤戦。大波乱の秋華賞に続き、菊花賞が馬単2万円台。一転して先週の天皇賞・秋は1〜3番人気が上位を独占するガチガチの決着となった。一連のGI戦線からポイントを探ってみると、主に3歳・古馬の混合戦は(1)レコードを含む高速決着(2)世代間闘争―の2つがキーワードとなって展開している。 その象徴ともいえるのが、ウオッカ&ダイワスカーレットの4歳牝馬が変則2冠の3歳馬ディープスカイを退け、究極の2センチ差勝負の叩き合いを演じた天皇賞・秋。時計は周知の通り、芝2000メートル1分57秒2という歴史的なレコードだった。 そして、この後のシーズンを戦い抜くにあたり、もうひとつテーマに上げられるのが疲労蓄積。これはエ女王杯にも当てはまる。とくに3歳馬の扱いには注意が必要だ。秋華賞はレコードに0秒3差と迫る芝2000メートル1分58秒4で決着。「3歳牝馬は低レベル」という下馬評を覆す激走を見せたが、その反動を憂慮したのか、本来なら主役を演じるはずの勝ち馬ブラックエンブレムは早々と回避。2着のムードインディゴ、そしてトールポピー、レジネッタといった秋華賞の人気馬は一応、参戦を表明しているものの、自身の能力を超えた時計で走った馬も何頭かはいるに違いない。 特に5F通過が58秒6という乱ペースを深追いした先行馬や、ハイペースを利して上位入線を果たした馬は怪しい。ましてや、レースのたびに勝ち馬がコロコロと変わる3歳世代。疲労蓄積や地力を考えると、配当面でハイリターンが期待できる穴馬はともかく、“利回り”の小さい人気馬に全幅の信頼を置くのはどうかと思う。 しかし、ただ一頭。同じ3歳馬でも別路線を歩んできたポルトフィーノだけは話は別。秋華賞は除外になったが、やむなく出走した同日の清水S(1600万、芝1600メートル)では、前半5F通過が57秒7というハイペースを引っ張ったまま中団追走。レースの上がり3Fを1秒も上回る33秒8という切れ味で他馬を一蹴。走破タイムは1分32秒5。スタート後の1Fを除けば、すべて11秒台という猛烈なラップを積み重ねたハイレベルの一戦を制した実力は素直に評価していい。 何より、強調できるのは前出の秋華賞組とは対照的に、目いっぱいの競馬をしていないこと。道中はほぼ馬なりでの追走だったしね。だから、疲労度も少ない。 ちなみに、昨年と今年では当然、馬場差はあるだろうが、去年のマイルCSの勝ちタイムは1分32秒7。記録面においても、ほぼGIレベルに達している。課題だった折り合いもクリア。これなら距離延長もOKだ。本格化した今なら、同世代の3歳はもちろん。クロフネ×エアグルーヴという超良血を考えれば、古馬の牝馬相手にも一歩もヒケを取らないはずだ。 相手本線は府中牝馬Sを経由してきた古馬勢。その筆頭は、明らかな重め残りを叩かれたカワカミプリンセス。同じく府中牝馬S3着のベッラレイアが3番手。アテにならない3歳勢は、あくまで連下まで。枠準や展開に恵まれたムードインディゴよりは、秋華賞でまったく競馬をしていない、あまり疲れていないだろうトールポピーにレジネッタが上だろうか。
-
レジャー 2008年11月10日 15時00分
AR共和国杯 スクリーンヒーローが重賞初V
伝統のハンデ戦「第46回AR共和国杯」(JpnII、東京芝2500メートル、9日)は、3番人気のスクリーンヒーローが快勝し、重賞初制覇。管理する鹿戸雄調教師は今年3月の開業以来、重賞初勝利となった。勝ち時計は2分30秒8。2着には2番人気のジャガーメイルが入り、1番人気のアルナスラインは3着に終わった。 直線の中ほど、逃げ込みを図る49キロのテイエムプリキュアに襲いかかったのは、3番人気の53キロ、スクリーンヒーロー。上がり3F33秒7の末脚で一気に交わすと、あとは独壇場。2着ジャガーメイルに1馬身半の差をつけて重賞初制覇を飾った。 「前走(2着)のレースも見ていたし、どんな競馬でもできそうだったからね。ハンデも軽かったので、思い切った競馬をしようと思っていた」と蛯名騎手。早め早めの作戦が図にあたり、笑顔いっぱい。「直線も手応え十分だったし、最後まで我慢してくれると思った。3歳のころに乗っていた時より、気性がしっかりして、まじめに走るようになったね。長い距離を上手に走るところがいい」 管理する鹿戸雄調教師はこれが今年3月の開業以来、うれしい重賞初勝利となった。「いい馬をいっぱい預からせてもらったおかげ。(師匠にあたる)藤沢和先生や(管理馬を引き継いだ)矢野進元先生からアドバイスをもらいながらやってきた。ふたりが勝たせてくれたようなもの」とにっこり。「前走で乗った横山典騎手が上でもやれるといってくれたし、一戦ごとに成長していたから、期待は持っていた。骨折で1年休んでいた馬。まだまだ伸びしろがあるよ。目標は来年の天皇賞・春といってきたけど、これで冗談じゃなくなったね」 気になる次走については「オーナーと相談してから」と明言しなかったが、「今日は思っていた以上に強い競馬をしてくれたからね。自分から動いていって勝ったし、完勝といっていいでしょう。もうワンランク上のところを目指したい。ジャパンC、有馬記念を含めてね」とGI挑戦の意向を明かした。 父グラスワンダー、母父サンデーサイレンスに加え、祖母が重賞を4勝したダイナアクトレスという超良血。遅れてきた大物から今後も目が離せない。
-
レジャー 2008年11月10日 15時00分
ファンタジーS 伏兵イナズマアマリリスが快勝
「第13回ファンタジーS」(JpnIII、京都芝1400メートル、9日)はホッカイドウ競馬出身のイナズマアマリリスが好位からしぶとく抜け出し、中央入り初戦を重賞初制覇で飾った。勝ち時計は1分23秒7(良)。断然1番人気に支持されたワイドサファイアは追い上げ届かず4着に敗れた。 すんなり好位の内めを取り、道中は逃げ馬コウエイハートの後ろでうまく流れに乗ったイナズマアマリリス。絶好の手応えから直線で池添騎手がゴーサインを出すと素早くコウエイの外へ取りつき、あとは持てる切れ味をフルに発揮。ラスト2F11秒3→11秒3の瞬発力勝負をものともせず、13番人気の下馬評を見事に覆した。 「スタートが決まって脚をためられたし、直線はいい脚を使ってくれた。これからが楽しみです」と池添騎手。次走はまだ未定だが、阪神JF(JpnI、阪神芝1600メートル、12月16日)が濃厚だ。
-
レジャー 2008年11月08日 15時00分
AR共和国杯(JpnII、東京芝2500メートル、9日) 虎穴馬券が推奨 大穴はコレだ!
今週の東京競馬は「第46回AR共和国杯」(JpnII、芝2500メートル、9日)がメーン。GIの谷間だが、個性派が勢ぞろいしたうえに、上下9キロのハンデ差があり、馬券的には面白い一戦になった。先週、精進湖特別の3連単9万5550円、土曜福島4Rの3連単10万9890円をはじめ、ヒットを連発した本紙の穴馬ハンター・虎穴馬券は、ヤマニンアラバスタに自信の◎を打った。 過去10年で1番人気は3連対、ハンデ頭にいたっては2連対と苦戦の傾向にある。それでは今年、トップハンデを背負わされ、最も支持を集めそうなアルナスラインはどうか。菊花賞2着の実績、内田騎手への鞍上強化など強調材料はそろっているが、GI以外の重賞でも(3)(2)(5)着と勝ち切れないことを踏まえると生涯、善戦マンで終わる可能性も否定できない。 いずれにせよ、7番人気以下の伏兵が過去10年で9連対…言葉は悪いが、要は何でもありの一戦。ここは7歳の熟女ヤマニンアラバスタで勝負だ。 本命に推す根拠は2つある。まずは昨年のレース内容。直線で外を大きく回るロスがありながら、一瞬突き抜けそうな鋭い伸び脚を見せて0秒2差5着。鞍上がテン乗りだったため、直線でヨレる場面もあり、実にもったいない競馬だった。 もうひとつは主戦の江田照騎手が復活の手応えをつかんでいることだ。「休み明けの関屋記念(12着)は距離が短かすぎたし、新潟記念(12着)もサッパリだったが、府中牝馬Sでは好調時のときのように伸びてきた」。さらに、肝心のデキについても、「ケイコは使っているから軽めだったが、ここにきてホントに良くなっている。何より、脚元を気にするところがなくなったのがいい」と太鼓判を押した。 江田照は2005年、アラバスタとのコンビで新潟記念→府中牝馬Sをぶっこ抜いている。「昨年の54キロから2キロ軽い52キロになるし、いいことがあるように頑張りたい」。当時の背中を知る男からこれだけ景気のいい話が出たとなれば、軽くは扱えない。しかも、江田照はいわずと知れた穴男。天災は忘れたころに…といったら失礼だが、昨年の東京新聞杯以来、重賞勝ちがないのも、かえって不気味だ。 ちなみに、当日は母父タマモクロスとともに一時代を築いたオグリキャップが来場する。競馬はブラッドスポーツ。かつてのライバルを前に、脈々と流れるおじいさんの血が騒ぐかもしれない。
-
-
芸能 2008年11月08日 15時00分
タレント教授 意外な面々
受験生はそろそろ志望大学を絞り込むころ。近ごろの学生は、伝統や校風よりも“個性”すなわち特色で選ぶらしい。大学側は受験生を集めるため、各分野の著名人ら“タレント教授”招へいに熱を上げている。5億円詐欺容疑で逮捕された音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)は悪いお手本になってしまったが、小難しい授業よりも一線で活躍する有名人の話のほうがよっぽどためになるし、なによりもオモシロい。各大学にその効果を聞いた。 国立の東京海洋大学(東京都港区)で2006年10月から客員准教授に招かれ、学生らに思う存分、魚の魅力などについて語るのは人気タレントのさかなクン(年齢不詳)だ。魚のぬいぐるみのかぶり物や独特のしゃべり方が奇人を思わせるが、水産庁委員を務めるなど魚介類や水産業の知識は“ギョギョッ”とするほど高い。 同大の広報担当は「授業は持っていませんが、イベントやシンポジウムなどで講演してもらっています。おもしろおかしく、子供にも分かりやすい話術はピカイチ。海洋科学部の品川キャンパスは、学生約1200人中500人が女子学生ですから、さかなクンが来たらキャーキャー大はしゃぎです」と人気者ぶりを明かす。今月初旬の文化祭「海鷹祭」では、「海と環境について」と題して講演。学内にとどまらず、海の素晴らしさや大切さをアピールする“広告塔”の役割を担っているようだ。 先日、引退発表したシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(36)は、母校の大阪学院大学(大阪府吹田市)で06年11月から特任教授。毎年、入学式には足を運んで祝辞を述べている。「貴重な経験に基づいて『頑張れば輝ける』などと励ましてくれるので、新入生は感銘を受ける。国民栄誉賞をとられた方がOBにいるのは本学の誇り。学生からサイン責めにあったりしますが、どちらかというと保護者のほうが盛り上がっていますね」(広報)。来年10月までの任期中、講演をもう一度お願いすることを検討しているという。 国学院大学(東京都渋谷区)では、女優浅野温子さん(47)や歌手さだまさしさん(56)ら著名人6人が客員教授に就任している。浅野さんは同大学に専門コースがある神学を熱心に研究中。さださんは同大法学部中退とそれぞれ縁がある。 広島国際学院大学(広島県広島市)は今年4月、タレントのガッツ石松さん(59)と川島なお美さん(47)を現代社会学部の客員教授に任命。打ち合わせ段階からすごい熱の入れようで、ガッツさんは「人生論」、川島さんは「恋愛論」をテーマに講義したいと逆提案するほど。年2回の特別授業では、ガッツさんは学生を壇上に呼んで「よし、打ってこい!」と即興でシャドーボクシング。川島さんは事前に学生の悩みをリサーチするなど、一貫してまじめに取り組んでいる。川島さんの姿勢に学生も感化され、ふざけるようなことはないという。 「著名人を客員教授に迎えたことは、受験生争奪戦と短絡的に取られがちです。しかし、学生を集めるのはそんなに簡単なことじゃない。ローカルな大学ですから、ナショナルレベルの著名人と触れ合うことで、在校生の活発化をはかりたかった。効果は十分ありました」(担当准教授) 旭川大学(北海道旭川市)は今春、縁あってキャンパスを訪れたことのあるスピリチュアルアドバイザーの江原啓之さん(43)を客員教授に招こうとしたが、本人が辞退。新設の保健福祉学部で生命についての講義をしてもらう予定だったという。 城西国際大学(千葉県東金市)では、地元プロ野球球団の千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン監督(58)が06年4月から客員教授を務めている。きょう8日夕には幕張キャンパスで公開授業「これからの野球界を考える」を開催。同大客員教授はほかに市立銚子高出身で元オリックス監督の石毛宏典さん(52)、落語家の林家正蔵さん(45)も名前を連ねる。「歴史はまだ浅いのですが、大学の知名度アップにつながりました。運動、文化両分野から客員教授を招き、文武両道を広くアピールできたと思います。数字的に際立ったものはありませんが、西日本からも学生が集まるようになったのはうれしいですね」(広報担当) いまや大学教授も“メジャー”隆盛なのだ。○小室哲哉容疑者も「新世紀音楽概論」を指導 尚美学園大学(埼玉県川越市)は、特任教授に招いた音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)が5億円詐欺容疑で逮捕されたことで、とんだとばっちりを受けている。 小室容疑者は昨年4月から芸術情報学部音楽表現学科で「新世紀音楽概論」を担当。月2回程度の講義は学生の出席率が高く、大学説明会でピアノを一曲弾く場面もあった。音楽専門学校として設立されたため、小室容疑者就任前は作曲家の冨田勲氏(76)が専任教授を務めるなど音楽業界のトップを招く流れをつくっていた。同容疑者の講義は今年度は休講。起訴段階で解任される見込み。 広報担当は「逮捕は想定外でした。小室さんにはいい流れを引き継いでもらいたかったのに…。正直に言うと、小室さんの影響で受験者数が爆発的に増えたわけでもないし、一時代を築いた音楽家でも、いまの学生にはピークは過ぎていたのかもしれない。クラシック専攻の学生もいますしね」と恨み節も。 ほかにダンサーのSAMさん(46)が客員教授を務めており、ダンスの実技指導科目「パフォーミングアーツ」を集中的に受け持つ。
特集
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分