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トレンド 2010年01月27日 15時00分
【これじゃ売れない!】 ミュージカルに行くのはまだ早い! いっそ“韓流スター”として再デビューしてみれば? 「田中ロウマ」
あんまり知っている人がいないと思うが、田中ロウマというR&Bの歌手がいる。記者は2年位前に一度、彼をライブで見た事がある。しわしわのシャツに眼鏡をかけたガタイのいい青年で、爽やかだったがちっとも垢ぬけていなかった。あまりにフライヤー(チラシ)の紹介写真と違う田中ロウマを見て、少々ガッカリした記者だったが、ロウマが歌いだした瞬間、稲妻に打たれたような感覚を覚えた。 彼はそんじょそこらのアーティストとは、比べ物にならないぐらい歌が上手いのだ。 その日はデビュー前の清水翔太も出演していたのだが、童顔の面立ちこそ覚えていたが、前座だったせいか記者は清水の歌唱力についてあまり印象に残らなかった。それから一月ほどしてデビューを果たした10代の清水はブレイクし、デビュー曲以降ヒットを続けている。少し前にデビューしていた田中ロウマは、その後しばらくは青山テルマや加藤ミリヤとのデュエット曲などを発表していたが、“ヒューチャーリング流行り”のその年、ロウマは「テルマやミリヤと組んだうちの一人」という位置づけから抜けられず、さしてブレイクしなかった。 【これじゃ売れない!】を書くようになって、ブレイクしないアーティストを探し続けているが、田中ロウマほど売れない理由が分からないアーティストを、記者は見たことが無い。彼が気になってCDとDVDを借りてきて再度確認してみたのだが、これらのコンテンツの中に納まる田中ロウマは、伊藤由奈の男版のようにアメリカナイズされ、ゲイ好みの美しい肉体と顔を持ち、抜群な歌とカルフォルニア仕込みのダンスを披露する、まるで韓流スター「ピ、改めRain」のようなオーラ? を持つアーティストだ。しかも、ライブではPVみたいに化粧もしてないし、純朴そのもの。尾崎豊の「I LOVE YOU」をカバーしていたが、陰気なこの曲を彼ほど爽快に歌える人は滅多にいないだろう。売れる要素はスゴイある。でも、昨年は何もリリースしてないし、あえてあんまり売らない気のようだ。 最近の田中ロウマは何をやっているのだろうかと調べてみると、ダンスと歌唱力を生かしてミュージカル『RENT』などに出ている。それはそれでいいのだけれど、まだ“その他大勢の出演者のひとり”として埋もれるにはちょっともったいない彼。「東方神起」があれだけ人気があるのなら、5人分の実力を1人でもっている田中ロウマは、上手くプロモーションすればもっと売れるはず。キングレコードがんばれ。エイベックスならもっと売れてるぞ。 まずはバツグンの二面性を生かして、韓流スターとして大々的に再デビューし、一方で別人の歌手として地道にライブハウスを回っててみるとか…。(それもそれで間違ってる気もするけど。)(コアラみどり)写真 ホレボレするような筋肉美。でもゲイご用達じゃないから!
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ミステリー 2010年01月27日 14時30分
トルコ西部イズミール地域で人面の羊が生まれた!
2010年1月12日、ロシアのメディア「Pravda」(プラウダ)の報道によると、獣医のErhan Elibol(イーハン・エリボル)氏(29)が、子羊を産めず苦しんでいる母羊に対して帝王切開を施した。そして出てきたのは、耳だけは羊の耳だが、人間のような目、鼻、口などが付いた子羊であった。 獣医は以前にも突然変異の動物を見たことがあるらしいが、「これまでに目が1つの小牛や頭が2つの小牛、脚が5個の小牛などを見てきたが、これは本当に信じることはできない」と話したという。母羊の餌にビタミンAが大量に含まれていたことから、このような突然変異体が生まれたのではないかといわれている。結果は死産であったが、誤った変異として発生したと獣医は話しているという。※ビタミンA:ビタミンA(レチノール)は脂溶性ビタミンであり、動植物性食品に含まれている。ビタミンAは皮膚や粘膜の保持、視覚に関与しているので、不足すると皮膚の乾燥や夜盲、胎児の奇形、成長障害など起こす恐れがある。植物性食品には、赤色や橙色、黄色の色素である、リコピンやカロテンがよく知られる。(前野くらら 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年01月27日 14時00分
前ロッテ・清水は尾花イズムに付いていけない?
キャンプイン直前の自主トレ期間、新加入選手は苦労しているようだ。 神奈川県・横須賀球場での一幕−−。千葉ロッテから移籍していた清水直行投手(34)がオドオドしている。横浜投手陣の合同自主トレが行われたこの日、清水はまだ新しいチームメイトの顔と名前が一致しないのか、キャッチボールの相手探しにも戸惑っていた。 横浜と言えば、尾花高夫・新監督の『投手再建』にも注目集まっているが、その試金石は、新加入・清水だと目されている。 「ロッテではボビー・バレンタイン監督の方針で、キャンプ中の投げ込み数はかなり制限されてきました。全体練習にしても、午後2時には終わっているような生ぬるいキャンプでした。短時間で集中してやるという、メジャー式の練習をバレンタイン監督は一貫して貫きました」(ロッテOBの1人) そんなメジャー式キャンプの是非はともかく、対照的なのが、尾花監督の練習内容だ。「キャンプ中は例外なく、徹底的に投げ込みをさせる!」と意気込んでいるそうだが、旧ロッテの“ユルフン練習”が染み付いた清水は『尾花イズム』に付いて行けないだろう。清水本人はこの日の合同自主トレ後、「むしろやりやすい。尾花監督と自分の考え方を巧く組み合わせて」と反論したが、前出のロッテOBはこう首を傾げる。 「清水は故障する度に、バレンタイン前監督の投球制限を設けた練習法のせいにしてきました。投球制限があろうとなかろうと、プロならば、自分でしっかり調整できるはず。言い訳ができなくなるので、結果を残さなければ、清水はベイスターズで浮いてしまう」 過去の成績を見てみると、確かに清水はバレンタイン監督が就任した04年から勝率を落とし、勝ち星が負け数を上回ったのは2年だけ。08年の13勝9敗が最高勝率だった。他人のせいにする“内部批判”も放出の遠因と言われているだけに、今季はそれ相応の成績を残さなければ、オトコが廃るというものだ。球界関係者がこう続ける。 「尾花監督と関係の深いヤクルト、ソフトバンク、巨人のOBが横浜キャンプを訪問する予定です。なかには、頼まれてもしないのに指導してくる人もいるので、横浜選手は苦労すると思いますよ」 尾花監督にしても、単に自分の考え方、練習メニューを押し付けるだけでは再建はかなわない。清水に限らず、練習不足の一部若手をどうやってコントロールするか、その手腕が問われる。 ともあれ、清水が再起を果たすには、まずはキャッチボールの相手を見つけることだ。
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トレンド 2010年01月27日 13時30分
因縁は墓場まで続く? 曹操と劉備の「墓で町おこし」合戦
三国志ではライバル視されている曹操と劉備の因縁は、今後は墓による町おこし合戦という形で続くのだろうか? 2009年12月27日に、中国・河南省にある曹操のものとされる墓の内部から、遺骨や石碑が発見されて、話題を呼んでいる。これから、国内外から多くの三国志ファンが、曹操の墓を訪れることになるだろう。今後年間約200万人が訪れ、経済効果として約4億2000万元(約56億7000万円)が見込まれているという。 対して、劉備の墓があると伝えられている牧場蓮花村の村民が、曹操の墓の発見をきっかけに、国家文物局と四川省文物局に連名で発掘調査を願い出た。また、四川省眉山市彭山県は、劉備と墓とを結びつける「証拠探し令」を出し、県を挙げて文献などを集め始めているらしい。 劉備の墓の所在については、牧場蓮花村と、同じく四川省の成都市にある武候祠との間で、論争が続いている。蓮花村民によれば、劉備の子孫が村で墓守をしていたとの言い伝えもあり、証拠の検証が急がれるようだ。(前野くらら 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年01月27日 13時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 女子プロレス・アジャコングさん
女子プロレスを代表する悪役レスラーとしてリング内外にその名をとどろかせたアジャ・コング。歴代女子レスラーの中でも人気、実力共にトップ10に入るだろう。アジャは現在、OZ アカデミーに所属し、小さい興行主体ではあるが現役でプロレスを続けている。 アジャといえば、ダイナミックなボディとフェイスペイント姿で一斗缶を凶器に暴れまわるヒールぶりがあまりにも有名だが、その素顔は実にギャップがある。本が好きで知識も豊富、大変礼儀正しくかわいらしい性格で周囲から愛されるキャラなのだ。本名の宍戸江利花(ししどえりか)というキュートな名に相応しい性格と言っても過言でない。 1986年にプロデビューし、今年で24年目のレスラー人生を迎えたアジャ。昨年9月に、39歳になったのだが、この“年齢”には彼女自身ただならぬ思い入れがあるようだ。 実は39歳というのは亡き母がアジャを産んでくれた年齢なのだ。アジャは1970年9月25日に米軍立川基地に勤務していたアフリカ系アメリカ人の軍人、ヘンリー・マニゴールド氏と日本人の母・洋子さんの間に誕生した。幼少時に父が突然と本国に召還されたため、母・洋子さんは女手ひとつでアジャを育ててきた。当時、立川で飲食店を営んでいた洋子さんが米軍人の子を産むことには、洋子さんの親戚一同が大反対。全親族から絶縁された経緯があり、洋子さんとアジャは本当に母ひとり子ひとりでイバラの道を歩んできたといえる。 「アジャはハーフということで物心ついた頃から、イジメられてきました。母・洋子さんはそんな日がくるだろうことを覚悟していたがゆえに、幼少期からアジャを厳しく育ててきた。でも、アジャがイジメの日々の中で自分の出生を憎んだ言葉を母にぶつけたとき、一度だけ母は涙を流し、母子心中を口にする勢いでアジャの喉元に包丁をかざしたそうです。そんな悲しい姿の母をみたことはなく、そのときからアジャは自分自身をみつめ、つらかったことを個性に生かし前向きにレスラーを目指すようになったんです」(元プロレス担当記者) しかし、母はアジャの入門時に癌で他界してしまい、娘の大活躍を見ることはできなかった。逆にその悲しみがアジャの活躍の原動力となったのだがアジャの心残りは察するに余りある。 今まさに母が自分を産んでくれた歳になってアジャはますます複雑な心境のようだ。 団体関係者が言う。 「実は…アジャは密かに家族を持ちたいと願っていると思います。アジャは、お母さんが親戚から総スカンの中、高齢出産の初産で自分を産んでくれたのに自分は何も恩返しできなかったと、どこかで自分を責めてきたんです。だから、自分が家族を持って幸せになることが母への最大の恩返しと思っているようです。まさかと思うでしょうが…つまり、結婚、出産に対する憧れですよ。母が自分を産んでくれたこの“39歳”に家族を持つことこそに相当なこだわりがあるのでは?」 これまでは、常に“男”として扱われてきたアジャだが、内面はやはり女の幸せを待ち望むLadyなのだろう。アジャが39歳である9月24日までに引退−−そして“最終就職”という電撃的なミラクル・ニュースが駆け巡る可能性もあるかもしれない。
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芸能 2010年01月27日 12時30分
梅宮アンナは“サゲマン”の汚名を返上できるのか?
タレントの梅宮アンナに新恋人の存在が発覚した。 一部スポーツ紙によると、お相手はアメリカンフットボール元日本代表で、Xリーグ・アサヒビールシルバースター所属の中島佑選手。 「中島選手は9歳年下だが、昨年12月に知人の紹介で知り合い、交際はまだ1カ月ほどだが、アンナは両親と愛娘に交際を報告済みで、再婚する気満々のようだ」(ワイドショー関係者) 中島選手は、「186センチの長身で海外挑戦の経験もあり、今後は日本代表復帰を狙っている」(スポーツ紙記者)というが、実力以上に運も左右するスポーツ選手にとって、アンナとの交際はあまりオススメできないようだ。 「アンナの交際相手といえば、まず思い浮かぶのが交際中に借金騒動が発覚しワイドショーをにぎわせた羽賀研二。アンナと破局からしばらくして結婚したが、詐欺と恐喝未遂に問われ、一度は無罪となったが現在は控訴審中。 01年6月に元飲食店従業員と結婚し愛娘ともうけたが03年2月に離婚。その後、元夫はバカラ賭博を開いた疑いで逮捕。 その後、妻子持ちで、昨シーズンで現役を引退した中日の立浪和義と不倫交際。アンナは後に女性誌で交際について赤裸々に告白したが、立浪はそのせいで監督はおろかコーチにもなれなかった。この3人の転落ぶりだけみてもアンナは完全に“サゲマン”」(週刊誌記者) アンナとの交際をきっかけに中島選手がステップアップすれば汚名を返上できそうだ。
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芸能 2010年01月27日 12時00分
中山美穂『サヨナライツカ』で濡れ場ブーム到来か?
中山美穂が主演映画『サヨナライツカ』で激しい濡れ場を披露し、話題を呼んでいる。この作品は中山の夫で作家である辻仁成の小説をイ・ジェハン監督が映画化。タイのバンコクを舞台に、男女の様々な愛の形と人生の究極の選択を描いたラブストーリーだ。 「今年は濡れ場ブームが必ずきますよ」と話すのは映画ライター。「1997年に映画『失楽園』で黒木瞳が激しい濡れ場を披露すると続けて『不機嫌な果実』で南果歩が、そして、これらの作品は別の女優でテレビドラマ化されました。もちろんテレビでも際どいシーンの連続でした」と解説する。 また、女優たちにとっても中山美穂が演じたことで「濡れ場を演じやすい環境になっている」と話すのは芸能事務所関係者。「激しい濡れ場は落ち目の女優が再び脚光を浴びるための作戦という見方もあります。しかし、長期間で成功した例はあまりなく、それらの女優はその後“濡れ場のための女優”として色モノ扱いされていきます。ただ、今回は天下の中山美穂がこれだけやったわけですからね。他の女優たちの“女優魂”に火をつけるには十分でしょう」と語る。注目は中山美穂と同世代の女優だという。「彼女らの対抗心は相当のものだと思いますよ」とも予想した。 次に激しい濡れ場を披露してくれるのは誰か? 個人的にも“濡れ場ブーム”は大歓迎。ぜひ期待したい。
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トレンド 2010年01月27日 11時25分
バレンタイン直前、新宿伊勢丹でチョコレートの祭典
チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が、東京・新宿の伊勢丹新宿店にて27日より開幕、今年で8回目をむかえる同イベントには過去最高の15か国、約70のブランドが出店する。今回のテーマは2009年秋にパリで開催された「サロン・デュ・ショコラ」と同じく「オペラ」。 「サロン・デュ・ショコラ」とは世界最大のチョコレートの祭典で、1995年にパリで始まり、現在はニューヨーク、東京、北京、モスクワなどでも行われる“チョコレート界最大のイベント”だ。 26日に行われたオープニングセレモニーには世界中の有名ショコラティエが勢ぞろい、、さらに元宝塚の岡本茜さんも歌で会場を盛り上げた。また、セレモニーの最後には、「ダロワイヨ」の特大ガトーオペラのケーキカットも行われた。 「サロン・デュ・ショコラ」は2月1日まで開催される。
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スポーツ 2010年01月27日 10時25分
貴乃花潰しが逆効果!! 若手親方衆の改革ムードが広がる 作戦参謀は景子夫人か!
大相撲に大きな変革期が訪れようとしている。貴乃花の“黒い交際”が写真週刊誌にスッパ抜かれたが、この記事は、日本相撲協会幹部の某が貴乃花潰しのために意図的にリークしたものといわれている。この某は、以前から闇権力との癒着が噂されていた人物であり、協会内の揉め事を収める役割を果たしているといわれてきた。 このリークにより、貴乃花の当選の可能性がなくなったといわれていたが、逆に露骨な貴乃花潰しに義憤を感じている若手親方衆が増えているという。つまり、圧力をかけることで、貴乃花に判官びいきの感情が協会内部で巻き起こっているのだ。 言い換えれば、若手や反対論者をスキャンダル暴露、闇の勢力を使った嫌がらせなどで潰してきた今までの協会の問題体質を、貴乃花は身をもって世間に知らしめたのである。協会の若手親方衆の中には、貴乃花のチケット販売方法の改善や升席の人数改善、ファンクラブ運営、力士の老後保障などに共感を示す者も多数出ており、貴乃花が逆転当選する可能性も出てきたのだ。 某一門が立会人によって、投票用紙をチェックするという暴挙に出る動きもあったが、所管省庁の指導により、チェックのない自由投票となる方向で固まりつつある。政府サイドも相撲界と闇権力の癒着は大いに注目しており、これを機会に一掃しようとしているともいわれている。 協会の古い考えに束縛された幹部たちが、貴乃花に圧力をかければかけるほど、相撲界の問題点が浮かび上がり、封建的な体質を露見することになる。幹部たちと貴乃花の戦いは、貴乃花が頭脳戦を駆使して、一歩リードする形になったようだ。この結果は、当然といえば当然である。賢妻・景子夫人という作戦参謀がついている貴乃花が、簡単に敗れるわけはないのだ。貴乃花の改革に日本中が注目している。
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芸能 2010年01月26日 18時10分
それでも私は江戸川区に生きる…グッとくる後藤真希の“ファミリー主義”
全国のアイドルファンに衝撃を与えた、後藤真希の母・時子さん(享年55歳)の転落死。23日夜、酒に酔って帰宅した時子さんは、江戸川区東瑞江2丁目の自宅3階窓から転落、24日未明に搬送先の病院で死亡した。母の転落の第一発見者は、他ならぬ真希自身だった。時子さんは帰宅した直後、後藤に「死にたくなった。息子のこと、お店のこと、体のこと…、いろいろあるのよ」という発言を残していて、転落した自宅3階窓は腰より高い位置にあることからも、自殺とみられている。時子さんの遺体は25日に病院から自宅に戻ったが、真希は遺体にぴったりと付き添い、訪れた関係者に「心配しないでください」と気丈に振る舞った。しかしショックで食事が喉を通らない状態であり、依然真希の心身両面での健康が心配される。 弟・ユウキ(元EE JUMP)の07年逮捕に伴う「ハロー!プロジェクト」脱退以降、エイベックスに移籍するも鳴かず飛ばずの状態が続いていた「ゴマキ」の名が、ふたたび芸能トップニュースに躍り出たのは、とてつもない悲報とはいえ久々の出来事であった。そのニュースの悲痛度もさることながら、ゴマキが少女時代の面影を捨て、サイボーグ然としたディーバと化した現在も、律儀に江戸川区瑞江の実家で親子仲良く過ごしていたことを、久々のニュースで知って驚いたファンも少なくなかろう。 何しろ後藤家は、真希の小学校5年次に、父親を茨城県内での事故で亡くしている。その後開いた家業の居酒屋「袋田の滝」は、父が命を落とした場所の名称なのだ。夫の思い出を自らの胸の内に永遠に刻み続けること意味する名前の店で、時子さんは父に代わって一家の大黒柱となり、真希が「スーパーアイドル・ゴマキ」に変身し続けるまでの間、後藤家を一身に支え続けた。 片親の環境で育った子は、得てして普通の家庭の子よりも、残された親を思い慕う気持ちが強くなるものである。ましてや江戸川区瑞江という下町に、昭和末期に生まれ、そのまま同じ町で育った真希は、東東京の土着的ヤンキー文化に愛着を抱く最後の世代ともいわれている。 モーニング娘。黄金時代にセンターを務め、かつては正真正銘、芸能界のトップアイドルだった真希。あれだけ売れに売れて稼ぎまくったのだから、自らのサクセスの“ご褒美”として、自身一人で恵比寿なり麻布十番なりの高級マンションに引っ越すことぐらいは簡単にできたであろう。しかし彼女が選んだ道は、地元瑞江に豪邸を建て、今まで通りに家族とともに過ごすことであった。モー娘。時代に某誌のインタビューで真希は、「家族が好き。結婚するまで家を出るつもりはない。一人暮らしに興味を持ったこともない」と公言していたが、売れてからもその思いに一点のブレもなかったのだから恐れ入る。 しかしながら、自ら稼いだ金で建てた豪邸に家族を迎え入れ、家族揃っての幸せを望んだ真希の思いは、弟の逮捕・服役、母の転落死という、まったく望みもしない形で返ってきてしまった。主を失った“ゴマキ御殿”の中で、残された真希は何を思うのだろうか…。
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